とある学園都市の市街狩猟(シティーハンター)   作:KBS滝原

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涙子の家の近くに探偵社が出来た。だがその探偵社の本人はなんとあのジャッジメント元所属の妹だった!開始早々の大荒れにどう動く!?


第10話 隣の大曲(前編)

グラビトン事件がちょっとだけひと段落ついた、ジャッジメント一七七支部。リョウと黒子、飾利がいた。

 

「そういえばリョウさんは、あの犯人から押収したものがあるんでしたわね?それはなんですの?」

 

するとリョウは、音楽プレーヤーを出した。その音楽プレーヤーに鍵があると話す。捜査で疲れているので、捜査のスピードは落ちていた。

 

翌日、リョウは家の中にいた。涙子は買い物に出かけていたため、ベッドで寝ていたのだった。だが動いていないわけじゃない。この横に、あるものが出来たのだ。涙子は家に帰る前に、ある行列ができていたことに目を疑った。そこには、浅間探偵社という名前の探偵社が。すぐに家に帰り、リョウに、横に探偵社ができたことを知らせた。もちろんリョウは知っていた。

 

「あそこに並んでいるのはにやけた男性の客たち。俺が相手するのは女性。」

 

「確かに男性が並んでいるけど、なんでなの?」

 

「女探偵なんだよ。こまちさんって。年齢25歳。バスト87cm。ウエストヒップ不明、足は極めて細い。」

 

という。涙子はその詳しさからまさか行ったのではという。図星なのか、誤魔化し気味に話すリョウ。ちょっとだけ偵察にと誤魔化すと、涙子がリョウの顔を自分に向け、そのあざはなんなのか、詳細を聞かせよとせびる。

 

「じ、実は、今朝一番に行列に並びましてよ」

 

と、事情を話す。それは朝の事。

 

「浅間探偵社へようこそ。私が浅間探偵社の責任者、大曲こまちです。」

 

「実は、好きな女性がいるのですが、私は小心者ですので、それで相談を。」

 

そんなことで探偵など動くものか。断るこまち。それで飛び込もうとした瞬間、銃を向けられた。それでブラウスを取ったのだが、強烈なパンチを喰らった。涙子には、なんと285tハンマーを喰らった。

 

「これぐらいのパンチを喰らったってことね。」

 

と、その時!空き家の訓練場に誰かいると予感した。そして空き家に行くと、なんとそこには、こまちが!

 

「どうしてあなたがここに?」

 

「そりゃないよ!ここ、俺の訓練場だぜ?」

 

するとこまちは、リョウがすごい女好きであることを思い出した。信じられないことが出来る男、シティーハンター冴羽リョウしかいないというのも思い出した。やけに詳しいなとリョウは言う。探偵をやっているのだから当たり前だと話すこまち。射撃訓練場がどうやら気に入ったようで、これからもチョクチョク利用させてもらうと話す。つまり訓練場の共同持ち主だと話す。これを聞いて涙子は図々しいと非難!どこから入ったのかと話す。図々しいのは生まれつきと今度は開き直ったこまち。そして入った先には、穴が!

そしてこまちは、リョウにお近づきに事務所でお茶でもしないかと聞く。すると穴のところにスロープみたいな形で倒れている。だが魂胆は丸見えだ。

 

事務所に行くと、なんと荒らされていた!すると、こんなことをこまちは言う。

 

「まいったわ。もう嗅ぎつけられちゃったのかしら。」

 

嗅ぎつけられた?いったい何を?更に、何も取られちゃいないと話す。どうやら危ない橋を渡るのがお好きのようだ。こまちはお茶を入れるから、ここを片付けよと涙子とリョウに頼む。すると音がしたため、誰だと銃を向ける。と、銃はなんとリョウの銃だった!勝手に持ち出すなと警告。そして扉を開けると、なんと睦が!!これに驚愕した2人!

 

「聞いた今?兄さんだって!」

 

「ってことは、二人は兄妹!」

 

睦が、開業したと聞いてみてみたら、ご覧の有様。危険なことはやめて、アンチスキルに戻るべきだと促す。睦に相談もせずやめてしまった。無駄に近づかないほうがいいと話した。更に、メジャーを取り出し、首に巻き付け、こまちに変なことをしたらこれでは済まないぞと警告。危険なお仕事を任されてしまうからと話す。

 

翌日。涙子はリョウを呼びに行った。だが姿がない。リョウは実は、探偵社の中で受付をやっていた。

 

「はいはい!押さないで押さないで!プレゼントのない方は、こまちさんへお取次ぎできませんよ!」

 

すると紫色のスーツの男が来た。花を持って至急取り次げと言うが、横入りはみんなの迷惑だから、ちゃんと並べと注意。他の客もそうだと賛同。すると男はナイフを取り出した!それに驚いて逃げる!更にリョウに向けた。そして銃をあごにつける。

 

「ここ引き取る?それとも息を引き取る?」

 

ここを引き取るとした男。ぎやああああと叫んで逃げた。すると涙子が来て、怒りに任せて名前を書く。涙子がハンマーで飛ばし、リョウの顔が壁にめり込む。これから集金に行くそうだ。番犬としてなら連れていくと言った。

 

そして来たのは、学園都市超高速組だ。

 

組長からは、300万円をだされた。今月の分だと御納めするのだが、こまちは、指定金額より少ないんじゃないかと話す。組長は、円高差益に寄る貿易不均衡の影響で、低下してその金額しか出せないという。こまちは、その証拠品をアンチスキルやジャッジメントに提出していいという事かと聞く。

 

「そうすればどういうことになるか覚悟の上でしょうね?あなたどころか、超高速組そのものが壊滅することになるんじゃないかしら?」

 

そういわれ、組長は金庫から持って来いと手下に指示。

 

そして駐車場。集金したバッグをリョウのミニクーパーに置いた。リョウはこまちのやっていることが分かった。奴らの悪事を暴いて、そのネタで金をゆすっているということだ。

 

「昨日事務所を荒らした連中もゆすられている組織が、握られている証拠を奪おうと・・・」

 

「でしょうね。」

 

「分からんな。君の考えて居ることは。」

 

実はこの時、そのゆすられている連中の車だろうか?それが動いている。

リョウは、だがいつかは命を狙われる。自分ももしかしたら豹変するかもと話す。するとそれに気づいたのか、リョウは銃を向ける!そして車にいた人物の銃を狙った!車は逃げた。するとこまちの頬に傷が!言ったそばからこれが起きた。命をかけて金を漁る亡者との付き合いはこれっきりにさせてもらおうとした。

 

「お金なんて、自分のためだったら命は懸けはしない。」

 

と話す。その一言にリョウはまた耳を疑った。実はこのお金を巻き上げる行為には、ある理由があったのだ。すると開き直ったこまちは、女の顔に傷をつけて逃げる気かとリョウに言う。

 

車中では、こまちが慰謝料代わりに当分はアシスタントとしてタダ働きしてもらうと制裁を言う。そしてリョウの体を自由に使わせてもらうと話す。すると運転そっちのけでリョウがこまちに顔を近づける。

 

「いいでしょう。慰謝料は僕の体で払いましょう。早く言ってくれればお手伝いしたのに!」

 

だがグーパンチを喰らった。

 

探偵社に戻った2人。これからは社長に向かって邪な考えをすると承知しないと警告したこまち。事務所の扉の前に来ると、リョウが何かに気づいた!爆弾だ!ドアから離れろと抱え込んで避ける!すると大爆発した!どうやら、こまちを殺すために事務所ごと消そうと時限爆弾を使ったようだ。だがこれは時限爆弾ではなかった。なんとここでも、グラビトン事件が起きた!使われたのは空き缶の缶詰!リョウは奴らを脅すネタはすべて黒焦げだと話した。するとこまちが爆笑。証拠品をここに置くわけがないと話す。隠してあったのは、なんと涙子の家の、リョウのベッドだった!涙子とリョウはまた驚く。事務所が破壊されたので、しばらく部屋を借りたいとこまちは言う。涙子はこれにはさすがに認められないようで、図々しすぎると話す!リョウも、賃料としてモッコリするなら別だと話す。するとこまちは泣きそうな顔で、傷をつけておいてそんなことを言うのかと反論。涙子が想像する。リョウがやめなさいと言うが、足を縛り付けられ、つるされ、おまけには寺の鐘付きのように壁にやられる始末。

 

「黙って!この最低男!見損なったよ!」

 

するとそこにジャッジメントが到着した。黒子と飾利だ。

 

「お怪我はありませんの?」

 

「大丈夫ですよ白井さん!!」

 

飾利は大丈夫じゃないだろうと言う。衛星が爆発的加速の観測を探偵社エリアでしたようだ。

 

その頃、ホテルでは、組長たちが集まっていた。

 

「では、私と手を切るという事かな?」

 

「確かに俺はあんたに随分世話になった。しかし・・・」

 

手下は組長に上前はねられる上に、こまちにお金をかっさられた。このままでは、この組がつぶれてしまうと話す組長の側近。その女とは誰かとメンバーに聞く。

 

「大曲こまちとかいう凄腕の探偵だ。女一人なら俺でも片はつけられる。だがあいつは冴羽リョウと組んだんだ。更に冴羽リョウにはもう一人強い奴がいる。常盤台中学のLEVEL5、超電磁砲の持ち主、御坂美琴だ。あいつらには手が出せねぇ。」

 

メンバーの白いスーツの男が話す。だがこの男は、実はとんでもない人物だった!

 

リョウは運転して、団地に来た。なぜ来たかと問うたが、こまちはリョウに関係ないと話す。リョウはこれを切り出した。

 

「三月前だったかな?右原という刑事が飲酒運転で死亡したんだったな。二人ほど通行人を巻き添えにして、マスコミにも随分叩かれたって。君の元先輩刑事なんだろ?何しにいくんだ?」

 

これになぜそれを切り出したと尋ねるこまち。リョウは好きな人のことなんでも知ってるんだと話す。

 

右原の家。こまちは署からの支給金と偽って、組から巻き上げたお金を渡した。それを受け取った、右原の妻。妻は右原は殉職ではない上にご迷惑をおかけしているのではと話す。だがこまちは、そんなことはない。右原は優秀だったと話す。貢献度も抜群でこれぐらい当然だとも話す。家に戻ってきたのは、兄妹だった。服が汚れている。そう。いじめられたのだった。

皆が、右原は人殺しだと、警察の恥さらしだといじめたのだった!それは違うんだと話す。それを聞いて胸の内が痛むこまち。家を後にする。そこにはなんとリョウがいた。

 

リョウはそれから全容を理解した。だがそのためだけにお金を使うのなら、巻き上げる金額が多すぎると思ったのだった。暴力団からもらった汚いお金をもらって、右原は喜ぶのかと聞く。

 

「いいのよあのお金は!あいつらのお金は右原刑事の血で出来てるのよ!」

 

それを聞いてリョウは、右原はあいつらに殺されたように聞こえた。確かに証拠はない。だからこまちは法外な要求をしたようだ。黒幕を出すために。するとリョウは異変に気付いた!狙撃だ!こまちを抱えて銃弾を避ける!

銃弾より着弾が早かった。つまり1km以上離れた場所から狙撃しているという事だ。つまりその距離から狙えるのはプロしかいない。こまちが過度に刺激してしまったため、とんでもない人物が出てしまったのだ。




黒幕がやっと現れたこの事件!だがこの事件の前、こまちはアンチスキルで共に動いていた右原から情報を受け取っていた。黒幕は誰なのか!?そしてリョウとこまちは、右原の汚名を返上させることができるのか!?

次回 隣の大曲(後編)
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