とある学園都市の市街狩猟(シティーハンター) 作:KBS滝原
美琴が流した過大電流のせいで、病院は冷房がつかず、サウナ状態と化していた。こんな状態なのに美琴はよく寝れるなと感じるリョウ。
「あっちぃな~。大体美琴君があんな過大電流流すせいで停電が起きたんだからなぁ?」
これに対し黒子が大反論する。
「あなたがそもそも過大電流を流すことを分かっていて止めなかったのがいけないんですわ。大体あなたもお姉さまと行動を共にするなら、止める手立てを考えるべきですわ!お姉さまは常盤台のエースという意識が欠落しすぎていますの!」
「わーったよ。にしてもこんなあちぃのによく寝てられるなぁ。」
と、その時、春生が来る。黒子が起きろと言うが、美琴が起きない。すると黒子はこの状況を利用して、なんと接吻をしようとした!
「おーっとそこまでだ。この状況、撮られていいものなのかな?」
春生はリョウたちの姿を見て、まだ帰っていなかったのかと聞く。黒子は何か聞きたいことがあったのだ。院内が暑い。美琴の過大電流が流れてしまったため、復旧できていない。非常用電源は重篤用患者に使われているため、使う事ができない。とすると、ネクタイを緩み始めた。するとまたブラウス一枚になった!なぜ脱ぐのかと黒子。するとリョウは右のひもが外れていることに気が付き、また飛びかかろうとする!そこを黒子がテレポートで強烈なキックを食らわせる!
「不謹慎な行為は慎んでいただきたいですわ!」
「お前だって普通にさっき美琴君のこと起こせなかったじゃないか!」
黒子とリョウがまた言い合いしてる。美琴が春生に、専門家としての意見を伺いたいとして、場を移す。
その頃、駅前では、飾利が涙子と待ち合わせをしていた。すると毎度のごとくスカートめくりた。今日は青のストライプのようだ。涙子は飾利に見せたいものがあると言って待ち合わせさせたようだ。涙子が取り出したのは、噂のアイテムと称した、音楽プレーヤーだ。
ファミレス。
春生、リョウ、黒子、美琴がいた。
「さてさっきの続きだが、同程度の露出でもなぜ水着が良くて下着はだめなのか?」
黒子と美琴はそっちではなくと言うが、そこにリョウが突っ込んできて、
「下着はさすがに見せちゃいかんけど、水着だったら体のボディラインが出てて、そっちなら・・・」
とその時、美琴がリョウの手を掴み、大電流を流す。あーーーーっ!!という声を発して気絶する。
「そっちに話を盛り上げようとすな!!」
話を本題に戻して、レベルアッパーの話に入った。春生はそれはどういうシステムなのかを聞く。形状や使用方についても。
「まだ分かりませんの。ただ、リョウさんがグラビトン事件の時に、音楽プレーヤーと思われるものを押収しましたわ。」
黒子が話す。実際にその実物を見せる。春生はこれを見て、なぜこれだと思うのかとリョウに聞く。実はリョウ、押収した後に実際に聞いてみたのだ。するとそこには、unknownでLEVEL UPPERと書かれていた。それを聴いてみると、強烈な成分と思しきものを感じた。だが音楽プレーヤー1機を回収しただけでは、本当にレベルアッパーの正体がこれで合っているのかも分からない。そのため、とりあえず回収したという。
「しかし、そのレベルアッパーの話をなぜ私に?」
春生が聞く。
「能力を向上させるという事は、脳に干渉するシステムである可能性が高いと思われますの。ですから、もしレベルアッパーが見つかれば、専門家である先生にぜひ調べていただきたいんですの。」
黒子がその事情を話す。すると春生は協力をお願いしたいと話す。大脳生理学者として、興味があるそうだ。そして春生が窓を見てみると、飾利と涙子がいた。
ここで2人が合流。レベルアッパーの件について話していたと黒子が話す。涙子が取り出そうとした。その時、
「黒子が言うには、レベルアッパーの所有者を保護するんだって。」
飾利がどうしてかと聞く。黒子はその理由に続いて、まだ分からないが、使用者に副作用が出る可能性が指摘されているからだ。それに、容易に犯罪に走る傾向がみられるそう。するとリョウは、涙子の行動に何か不審な感じをしたようで、涙子に視線を向ける。飾利にどうしたのかと聞かれ、涙子はなんでもないと話す。と、その時、ジュースがこぼれてしまった。すると今度は、スカートを脱ぎ始めた!
「気にしなくていい。かかったのはストッキングだから、脱いでしまえば・・・」
この度2度目のリョウの飛び込み!
「2度目のモッコリチャーーーーンス!」
飾利が35.2tバッドを振り回す!
「ジャッジメントとしての意識が欠落しています!!」
夕方。店を後にする6人。
黒子がお礼を言う。春生も、教鞭を振るっていたころを思い出したようで楽しかったと話す。すると少し悲しげな表情になっていたのを、リョウは見逃さなかった。更に涙子が急に姿を消した。リョウもいない。黒子と飾利は一度支部へ戻ろうとしたのだ。涙子はコンクリート橋の桁下に逃げていた。そこには、レベルアッパーを使用したいという葛藤にあった。涙子が呼ばれた。そこには、リョウと美琴がいた。
「急にいなくなったんだぞ?みんな心配するじゃないか。」
と言うと、涙子は関係ないし、ジャッジメントじゃないからと話す。その時、御守を落とした。美琴が拾い、涙子に渡す。
「それ、いつも鞄に下げてる奴でしょ?」
美琴が聞くと、涙子はそうと答える。この御守は、母からもらったそうだが、御守は科学的根拠で、何もないのにと話す。涙子の頭の中には、過去の記憶が蘇っている。
弟に超能力者になるのかと言われ、かっこいいと言われる当時の涙子。母は学園都市に行くのを反対していた。
「頭の中をいじられるって怖いわ・・・。」
「全然そんなことないって。」
涙子がブランコに座っていた時に、母が出したのは御守だ。
母は迷信深いようで、御守でも守れるわけがないという。
「優しいお母さんじゃないか。涙子君を気遣ってくれたんじゃないか。」
リョウが言うと、涙子が分かっているが、その期待が重くのしかかっていると感じることがあるようだ。いつまでもLEVEL0であることを気にかけているようだ。
「レベルなんて、どうでもいいことじゃない。」
と話す美琴。夜、リョウは涙子が寝たのを見計らって、涙子の音楽プレーヤーを取る。調べていくと、そこにはレベルアッパーと書かれたものが。怪しいとにらんでいた通りだ。
翌日、ジャッジメント一七七支部。飾利がレベルアッパーの事について調べているが、仲間内の暗号が多いが、レベルアッパーの取引場所と思われるものがいくつか判明したそうだ。推測地点のリストを黒子とリョウが見ると、莫大な数だった。黒子とリョウは一つずつ潰していくことにした。
涙子は音楽プレーヤーを持って橋桁にいた。レベルアッパーを使用したいという気持ちの葛藤がまだ残っている。その後ろにリョウ。涙子の動きをマークしていた。
「レベルアッパーを譲ってくれるんじゃないのか!?」
叫び声が聞こえてきた。そこには、男の姿が。暴行現場を見ていた涙子。ジャッジメントかアンチスキルに連絡しようとしたが、まさかのバッテリー切れ!涙子はこの現場から立ち去ろうとしていた。だが・・・
「やめなさいよ!その人、怪我してるし、すぐにアンチスキルが来るんだから!」
すると茶髪の爆発頭の男が涙子のすぐ横にキックをくらわし、髪を掴む!
「何の力もない奴に、ごちゃごちゃ指図する権利はないんだよ。」
とその時!
「何の力もないんだったら、君たちの貰い物の力こそ何もないんじゃないかな?自分の力と勘違いしている君たちに、彼女をとやかく言う権利はないと思うがね。シティーハンター、いや、ジャッジメントの冴羽リョウだ。暴行傷害の現行犯で拘束してやる。」
リョウが現れた!するともう一人の男がリョウに向かってくる。
「何かと思えば、ただの男がもう一匹増えただけじゃねぇか。」
「気を付けたほうがいいぜ。無駄足を突いた挙句、レベルアッパーの取引現場で、俺の頼もしい相棒が被害を受けようとしていたのだから。」
とすると、リョウはパイソン357マグナムを取り出し、左胸に命中させた!
「今日の俺は、いつもより違っているんでな。多少なりのケガは覚悟してもらおう。」
すると男が鉄パイプなどをリョウに向けてくる!リョウは素早いその動きで、鉄パイプを軽々と回避!そして今度は髪の毛を切り裂くように命中!
「面白れぇ奴だな。まさかその銃は、パイソン357マグナムとか言う銃か?初めて見たぜ。」
「他人事のように言っているが、次はお前だ。」
とすると男は、こういう。
「俺たちはよぉ、レベルアッパー手に入れる前は、お前たちジャッジメントにびくびくしてたんだぁ。だから、でけぇ力が手に入ったら、お前らをギタギタにしてやりたいと思っていたんだぜ。」
と言う。向かってくる男にリョウは寸前で逃げた。だが振り向いたら男はいない。すると後ろから男の姿が!キックを食らわせようとした男の足に、右足でキックをまた入れる!男はまた立ち上がり、リョウに向かっていく!一発発砲するが、よけられた!
(外しただと!?まさか・・・いや、ここは攻撃を見極めよう。とりあえずここは・・・。)
すると男がリョウの左わき腹にキックを食らわせた!廃ビルの中に倒れこむリョウ。
(どうやら、予想とは違う方向から来たか。)
「ふぅ、いい感触だったぜ。あばらの2、3本は逝ったかな?はははははは!」
リョウはまた一発発砲する!すると銃弾がまた変な軌道に流れる!
「何やってんだ?まさかもうそのパイソン357マグナムは使えねぇってんじゃねぇだろうな?こっちはまだ遊び足りねぇんだ。」
男が言う。するとリョウは、男の力をもう一度確かめるために、今度は階段でランニングチェイスしようとする。男は鬼ごっこかと言い、引き受けた。そして、もし廃ビルの外に逃げたら、外のかっぷくのいい男と涙子を殺すという!
(取り壊し予定とだけあって、隠れ場所はどこにもなし・・・か。)
そして移動しようとした瞬間、男に膝蹴りを喰らった!
「ここの廃ビルは俺たちのたまり場で、中の事は全部知ってるんだよ。それに、よく響く。」
と言い、リョウはまた逃げる。最上階に逃げた。
「そろそろ鬼ごっこも飽きてきたからよ、いい加減ケリつけようぜ。かわいそうだなぁ。自分がどんな能力にやられたのかも知らないまま死んでいくんだからよ。」
「分かっているぜ。お前の能力はただの目くらましだ。自分の周囲の光を捻じ曲げるだけだな。足がありえない角度で曲がる上に、俺の銃弾が不自然な軌道を描く。つまり、光を曲げて誤った位置に像を結ばせる。本体の横に焦点を結ばせ、方向感覚を狂わせたのだな。だから俺の銃弾が不自然に曲がったわけだ。」
すると男は、トリックアートと話した。
「だがよ、てめぇに何ができる?自分の目しか頼ることは出来ねぇだろ?」
「確かにお前には当てることはできない。だが俺は数年、大都会新宿でスイーパーやってたのさ。お前ぐらいにおかしい奴もいたし、変な能力を持つ奴もいた。だが、俺の銃弾一発で、壁の向こうまで貫通すると言ったらどうする?」
「笑わせんな。そんなLEVEL0のてめぇがそんなもん持ってるはずがねぇだろ?」
男はまだ強気だ。リョウはそして・・・
「本当はやりたくなかったが、強気ならこうさせてもらうぜ。」
するとリョウは走り、銃弾を何弾か装填。そしてロケットランチャーを取り出した。
「この廃ビルにロケットランチャーを撃ち込んだ瞬間、廃ビルどころか爆発力が強くなるというのは、お分かりかな?」
するとリョウはロケットランチャーを各方面に打ち込んだ!あまりにも強い爆発力で、ビルが崩れてくる!ビルは全壊した。
そこには黒子がいた。
「少々手荒だったが、まぁ廃ビルで取り壊す予定だったみたいだが。さぁ、渡してもらおうか、レベルアッパーを。」
男が渡さなかったため、銃弾を髪の毛に発砲させた!髪の毛が切り裂かれる。
「もう一度喰らいたいか?パイソン357マグナムを。」
すると男が、音楽プレーヤーを渡した。
「やはりレベルアッパーは音楽プレーヤーだったのか。」
「なんですって!?」
すると、アンチスキルの車が到着した。ここからは我々が引き継ぐとリョウたちに話す。すると涙子が逃げた。能力者とLEVEL0では違うと感じた。すると涙子の友達が呼んでいた。涙子の友達でもレベルアッパーの話になっていた。すると涙子がこんなことを言った!
「私、それ・・・持ってるんだけど。」
レベルアッパーを回収するために動いていたリョウ、黒子、飾利。しかしそんな時、涙子も緊急事態に陥ってしまっていた!加速するレベルアッパーの使用者の異常反応。果たして犯人は誰なのか!?
次回 THE 回収!! レベルアッパー on MUSICPLAYER