とある学園都市の市街狩猟(シティーハンター)   作:KBS滝原

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レベルアッパーを頒布した容疑で春生を拘束しようとしたアンチスキル、リョウたち。
だが春生は多重能力者、通称デュアルスキルであり、アンチスキル全員がもろとも吹っ飛ばされてしまった。美琴たちが春生を捕まえたのだが、そこで見えてきたのは、春生の壮絶な過去だった。それを知ったリョウたちだが、それを上回る事態が発生した!
果たしてその正体とは!?そして、リョウたちは仕留めることができるのか!?


第16話 シティーハンター&能力者VSAIMバースト マグナムと電撃、デュアルスキルレッドガールの壮絶戦!!

ジャッジメント一七七支部。黒子と美偉が上空のカメラを復活させようとしているが、どのカメラもアクセスできなくなってしまった。更に電話もつながらない事態に。いてもたってもいられなくなった黒子は、現場に向かおうとした。しかし黒子を止める美偉。

 

「その体で何ができるっていうの!?」

 

「お姉さまを放っておけませんわ!」

 

美偉は、美琴を信じよと黒子に諭す。美琴ならきっとどうにかしてくれると。

その頃、高速道路では、春生から出た謎の生物が出てきた。叫ぶ生物!リョウがパイソン357マグナムで一発発砲するが、通じない。美琴も電撃を一度食らわせるが、それでも通じない。しかしその貫通した部分から、手のようなものが!

 

「なんだと・・・大きくなってる・・・!?」

 

リョウが思わずその声を出す!すると、その生物は上から、尖ったものを美琴たちに投げようとする!それに気づいたリョウは、逃げろと叫び、各々尖ったものから逃げる!

美琴とリョウは、電撃とマグナムで上空から降ってくる尖ったものを破壊することに成功した!すると、逃げた先には、意識を戻した飾利の姿が!

 

「飾利君!大丈夫か!?」

 

「はい!なんとか・・・」

 

「だめじゃないか!高速道路の下に出てきちゃ!とにかくそこから動くな。」

 

「え、なんでですか?」

 

飾利に説明しようとするが、その生物が追ってこない。何かに苦しんでいるような姿が。その頃病院では、大変な事態が起きていた!患者たちが急に暴れ出した。各々の医者や看護師たちが、ベルトで二重三重にして患者をベッドに縛り付け、更に動きを抑えようとするが、動きが止まらない。

高速道路上では、謎の生物に隊員たちが驚いていた。愛穂が実弾の使用を許可し、発砲命令を出す!隊員たちが発砲していくが、効き目がない!それどころか大きくなっていっている。

高架下では、意識を取り戻した春生が、化け物が生まれたことに驚いている。学会に発表すれば表彰ものだと話す。もはやネットワークは春生を離れ、子供たちを回復させることも叶わなくなってしまったと諦める。

 

「あきらめるな!」

 

リョウの声が。そこには、飾利、美琴、リョウ、睦、こまちの姿が。

 

春生は、あの姿はAIM拡散力場の集合体であると話す。仮にAIMバーストとし、レベルアッパーのネットワークによって束ねられた、1万人のAIM拡散力場、それらが触媒となって生まれた潜在意識の怪物。言い換えれば、あれは1万人の子供たちの思念の塊だ。

その集合体の思念の声が、次々と聞こえてくる。その姿を見る一同。美琴が、どうすればあれを止められるのかと聞く。それを自分に聞くのかと話す春生。今の自分を信用できないだろうという理由だ。すると飾利が腕を差し出す。

 

「私の手錠、木山先生が外してくれたんですよね?」

 

春生は、ただの気まぐれだと話す。そんなことで信用するのかと話す。

 

「それに、子供たちを救うのに、木山さんが嘘をつくはずがありません。私は信じます。」

 

睦も言う。

 

AIMバーストは、レベルアッパーのネットワークが生み出した怪物だ。ネットワークを破壊すれば、止められる可能性があると話す。飾利に渡した治療プログラム。試してみる価値はあるはず。

 

「私とこまちさん、リョウさんであいつをどうにかするから、初春さんと睦さんは、それを持ってアンチスキルのところへ行って。」

 

各々が行動する!

高速道路上では、継続してアンチスキルの隊員たちが攻撃していた。するとAIMバーストが細長い腕で、愛穂を吹っ飛ばす!綴里が銃弾を放つが、全部使い切ってしまった!更に吹っ飛ばされてしまう!

 

「何をぼやっとしてるんだ!けがしても知らんぞ!」

 

リョウが話す。綴里は誰だと話す。とにかくここから避難しろと話すが、攻撃がまだ続いていた!リョウが綴里を連れて避けようとする!そこをこまちが、石を使った能力で攻撃をする!

 

「逃げるのはそっち!あいつは、こっちが攻撃しなければ寄ってこないんだから!」

 

こまちが話すが、

 

「それでも、撤退するわけにはいかないじゃん。」

 

と愛穂が言い、指を指したところには、原子力実験炉。つまり、実験炉を破壊するような事態が発生した場合、放射能が広がってしまう大惨事に。綴里が何をやっているのかと飾利と睦を指す!

 

「あれは、木山の人質になっていた、あ、まさか、もう一人は、大曲!?この混乱で逃げ遅れてるじゃん。」

 

「いや、違うんだな。飾利君や睦君は、人質でも逃げ遅れでもない。君たちに頼みがある。」

 

リョウが話す。

 

美琴たちがAIMバーストの前にやってきた。攻撃を避ける3人!するとAIMバーストは、3人を攻撃するばかりか、睦と飾利が上っている非常階段に光線を放つ!それに気づいた睦は、空から岩を落とす能力を使って、光線を封じた!だがすごい爆発を伴った。倒れる2人。プログラムは無事だ。

 

「久しぶりにジャッジメントの仕事をした気分だ。俺はやってやるよ。小さくてもいいから、奇跡よ起きてくれ!」

 

そう思う睦!一心不乱にアンチスキルの車へ走る!

 

3人が攻撃を開始した!こまちは、ピンクのとげとげを広げ、美琴は砂鉄で光線を放つ!

 

「キリがない。なんたってまさか原子炉に向かってくるとは、私はどうやら、品川に上陸してきた怪獣映画を見ているようね!1954年公開の映画!」

 

「そんなことはどうでもいいの!」

 

とその時、空中からクリスタル状のものが多く降ってくる。美琴が攻撃しようとするが、足元に巻き付かれてしまう!そこに、リョウがバズーカを放つ!爆発の衝撃で2人は吹き飛ばされてしまう!

 

「リョウさん!?」

 

「とにかく俺のパイソン357マグナムは効かない!このバズーカでどうにかするっきゃない・・・!」

 

その頃、高速道路では、愛穂が連絡を取っていた!

 

「時間がない!とにかくこれから転送する音声ファイルをあらゆる手段を使って学園都市に流す!」

 

治療プログラムを学園都市に流し、患者を回復させる狙いだ!準備が完了した飾利!

そして、学園都市に、このプログラムが流される。すると暴れていた患者が治まったのだ!

治療プログラムで、再生しなくなったAIMバースト。

 

「悪いね。これでゲームオーバーよ!」

 

美琴が言うと、美琴は高電圧を流す!AIMバーストは黒焦げになり倒れた・・・が、

 

「気を抜くな!まだ終わっていない!」

 

春生が話す!ネットワークの破壊には成功しても、あれはAIM拡散力場が生んだ1万人の思念の塊。普通の生物の常識は通用しないと話す!話が違うと呆れる3人!破壊するには、その力場を固定している核のようなものを破壊しなければならない。すると、そのレベルアッパーの使用者の声が聞こえてくる。

 

「下がれ。巻き込むぞ。春生君が良くても、君の教え子はどうするんだ?回復した時、あの子たちが見たいのは、春生君の顔じゃないのか?そう簡単にあきらめるな。」

 

「それに、あいつに巻き込まれるんじゃない。私が巻き込んじゃうって言ってんのよ!」

 

リョウと美琴が話す!

 

するとこまちが、鋼状の物を生み出し、AIMバーストに攻撃する!

そして、美琴がコインをはじき、リョウがマグナムを取り出し、こまちはレール状のものを出し、AIMバーストに攻撃する!そして各々の攻撃がつながり、核を破壊する!AIMバーストは散り、LEVEL5、デュアルスキル、シティーハンターの風が吹き荒れた。

 

だが、美琴に、リョウの壮絶な過去が流れてきた。リョウはかつて、戦場に出陣したことがある。だが、ある理由から、味方1人を殺さなければならない事態になった。更にリョウは、相棒だった槇村を亡くしてしまっていた。壮絶な過去に、戸惑いを隠せなくなってしまった美琴。

 

連行される前の春生。リョウがどうするのかと話す。

 

「もちろん諦めるつもりはない。もう一度やり直すさ。刑務所だろうと世界の果てだろうと。ただし、今後も手段を選ぶつもりはない。気に入らなければその時はまた、邪魔しに来たまえ。」

 

そういい、連行される。懲りない先生だと話す美琴。

 

「ところでリョウさん。ちょっと聞きたいんだけど、昔って・・・」

 

とその時、一台のタクシーが。黒子が飛び出してきて、美琴に抱き着く!すると黒子が飾利たちに伝える。

 

「先ほど病院から連絡ありましたの。レベルアッパーの使用者たちが、次々と意識を取り戻してますの。あなた方のおかげでしたわ。初春、大曲さん。」

 

病院。屋上には、涙子の姿が。駆け上がってきた飾利。起き上がって大丈夫なのかと話す。飾利のケガしてる姿を見て、涙子は飾利に抱き着く。そこには、飾利への申し訳ない気持ちがあった。すると、スカートをめくる!これにて一件落着。だが美琴には、疑問があった。レベルアッパーの使用者は間違っていたのか?この事件に能力者がどう見るべきかを。

 

「そういえばリョウさん。さっきから気になってたことあるんだけどさ、リョウさんって昔、戦場に・・・」

 

と、その時、涙子がリョウに抱き着いてくる。

 

「涙子君。心配したんだぞ。まぁ、二度と無茶しないことだな。能力のありなしなんて、別に関係ないだろ?」

 

リョウが言う。

 

「まったく、かっこつけたこと言っちゃって。」

 

壮絶な事件を起こしたレベルアッパー。学園都市中を激震させたこの瞬間的な能力装置は、幕を閉じた。




シティーハンターを報道しようとするカメラマンが出てきた!だがシティーハンターの仕事は裏の仕事である上に、報道されてしまえば世界に広まってしまう。
そんな中、ある仕事がジャッジメントに舞い込んできた。
果たしてその報道カメラマンの正体とは!?そして事件はどうなるのか!?

次回
テレビ取材がリョウに!?知られてはいけない仕事、実力的LEVEL5の行方!
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