とある学園都市の市街狩猟(シティーハンター)   作:KBS滝原

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スイーパー。それは、警察から漏れた悪党を掃除することだ。その仕事は、シティーハンター冴羽リョウの仕事だ。だが裏の世界のことを暴こうとしていた人物がいたのだ。
それに気づいたリョウは、ある行動を取る・・・


第17話 テレビ取材がリョウに!?知られてはいけない仕事、実力的LEVEL5の行方!(前編)

学園都市第七学区立体交差。ここに、あるテレビ局の女性スタッフが、カメラを構えていた。どうやら人を探しているらしい。すると高架下の近くに、リョウの姿があった。リョウが左胸から何かを出した。それは通りがかった女性への花のプレゼントだ。

 

「ぱんぱかぱーん!おめでとうございます!あなたは最初の美女で~す!」

 

といい、お茶へと誘う。だが断られてしまう。追いかけようとしたその時だった。後ろから男たちに捕まれる。

 

「人にぶつかっておいてそのまま行こうってのかよ。」

 

男の一人が言う。

 

「いや、ごめんごめん急いでいたもんで!」

 

リョウが言うが、男の一人がとぼけんなと言う。と、リョウはカメラの方に目線を向けた。カメラに撮られているところを気づいたのだった。リョウはキックとパンチを男たちから喰らう。しかしそれは、シティーハンターであることを避けるためだった。

 

立体交差から離れて学舎の園折返場へ。

 

「だらしないわね~。男のくせに。あんたみたいなのを彼だと思うなんて、私もドジね。」

 

彼?リョウはそれを疑問に思った。すると女性は、シティーハンター冴羽リョウの名前を出してきた。法では裁けない悪に立ち向かう学園都市のハンターであると女性は言う。

女性の名前は、大原みさき。テレビ局のフリーカメラマンだ。リョウに完全密着取材して、姿を世間に知らしめてやろうと考えていた。これにリョウは焦ってしまう。

 

(冗談じゃねぇ。そんなことされたら、日本中に顔が知れ渡って、俺の仕事が出来なくなる。)

 

そう思ったリョウは、必死に逃げ出すが、みさきに捕まれ、傷の手当てをしたのだから名前くらい名乗れと言われる。リョウは身辺を隠すため、学園都市のリョウさんという、ケチな遊び人であると隠した。

 

みさきが所属する新聞社。ある一人の上司が話しかけてきた。不景気な様子だと感じ取る。

 

「ええ。毎日、街に出て探してるんですけど・・・・」

 

この言葉に上司は、あるアドバイスをかける。暗号が必要だという噂を吹き込む。

 

学園都市BRTターミナル。そこにはXYZという暗号が書かれていた。実はリョウ、ジャッジメントの協力者であると同時に、スイーパーとしての仕事をひそかに始めたのだった。かつての新宿駅では、東口の黒板に、XYZという暗号を書いて、そこに集合場所と時刻を記入していた。学園都市に転移してからも、BRTターミナルには案内板がある。そこに訪れていた美琴たち。

 

「なんだか女性のような文字が見て取れますわね。」

 

「ま、いつもの通りのことでしょう。リョウさんは今回も飛び込むんじゃないの?」

 

22時。約束の時間に学園都市ロータリーにて待ち合わせだ。4人がリョウを抑えようとする。壁から覗くと、そこには、あのフリーカメラマン、みさきの姿が!パスと言った一言に、4人がずっこける。

 

「もったいないけど、あれは昨日の危ない女カメラマンだ・・・!!」

 

この正体に4人が動揺する!

 

「え!?じゃあリョウさんをフォーカスしようとしているんですか!?」

 

と、その時、叫び声が!するとみさきが男たちに取り囲まれている。連れ去ろうとしたその時!美琴が一度、電撃を放つ!その隙に4人は、みさきを連れて逃げ去ろうとする!

 

「悪いが、ここから先は通行止めだ。」

 

リョウが進路妨害する。フォーカスカメラマンがいないというので、本気でやらせてもらうと話す。

 

逃げ出している4人とみさき。暗くて分からなかったあの時、誰が出たのか。そういい、戻る!と、現場に戻った先は、リョウたちによって成敗されていた。

 

「これは弁解のしようがないか。そういうことか。私は君が探しているシティーハンター冴羽リョウ。」

 

と話すが、きょとんとした顔をされた。みさきは推測した。

 

「あなたはこの状況で成す術もなく見ていた。そこにシティーハンターが来て、成敗していった。その手柄を自分のものにして、私をお茶にしようとたくらんだのね。」

 

リョウはそれを言われ、その通りだと開き直った。するとみさきは、顔を見たのかといい、アシスタントをせよと話す!

 

後日、みさきは美琴たちを率いて、シティーハンターの人相についてを知りたいと話す。最初にある男がシティーハンターのことについて話すと、後ろからリョウが、鋭い目で見る!姿をさらすなということで、帰らせた。

 

なぜシティーハンターと言っただけで逃げるのか不思議に思ったみさき。リョウがいることをまったく知る由もなかったからだ。だがリョウは不思議に思った。ただの取材にしては執着し過ぎる。他にも理由があるのかと聞く。

 

すると、みさきは、惚れているのだと話す。5人は驚愕する。

 

「彼だったら、上げてもいいな。」

 

そんな一言で、リョウが暴走する!

 

「み、みさきさん!実はあなたが探しているシティーハンターはこの・・・」

 

と言った瞬間、美琴が電撃を放つ!

 

「い、一種の発作なんです!いつものことなんで気にしないでください!」

 

と言った。するとみさきは、アシスタントにしたのが間違いだと話し、リョウと美琴たちとのアシスタントを切ると話した。

 

「冴羽さん!あなたここで何してるんですか!」

 

と、この一言に、みさきがまた戻ってきた。まさか怯えていたのは、リョウを見たから。やっとそれに気づいたみさき。

 

涙子の家。

リョウはどうしても、自分が冴羽リョウであることを隠すために、今度は、冴羽リョージという名前にした。通称リョウさんであるとも誤魔化した。というわけで、リョウは、みさきを早く帰らせようとする。すると、根気が第一だと話し、なんと泊まり込むと言った!リョージが弟なら、きっと帰ってくるはずだと話す。だがここに何日もいるというのは危険だと話す。リョージにはとっても恐ろしい発作が。

 

ということで、涙子は、リョウに、みさきさんを上げると話す。リョウはとぼけて、何を?と話す。大体そんな発作がないと話すみさき。すると、上げると聞いてしまったリョウは、飛び込もうとする!涙子は35.2tペットボトルで、リョウの顔面に直撃させる!

 

屋上、そこにはみさきが。リョウは何をしてるのかと話す。なぜ自分に取材をやめさせようとしているのかが不思議でならない。リョウは、シティーハンターは闇の中で活動している。みさきは闇の世界の事についてはド素人だ。もしシティーハンターの顔が明るみに出れば、仕事ができなくなってしまう。シティーハンターを思うならそっとせよと話す。だがみさきは、シティーハンター冴羽リョウを、単なる殺し屋か野獣のような男としか見ていない世間の人の声に耐えられない。リョウはやめとけと話すが、みさきは、話にならんとし、屋上を後にする。

 

夜、美琴たちが集まって会議をする。

 

「やはり遊び人のリョウさんじゃ説得力にかけるのかな?」

 

美琴が話す。

 

「いっそのこと正体明かして、取材を受ければいいんじゃないんですか?顔はNGとして。」

 

飾利が話す。

 

「だめですわ。そんなことしたら、リョウさんの顔だって見ているわけですし、リョウさんの命を狙う奴らが、今度はあのお方を襲うことになるのですわ。」

 

黒子が話す。

 

「どうやら、もう説得できるのは彼しかいないな。」

 

リョウが話す。入浴中のみさきのところに向かい、リョウは、第二のリョウの声を出す。浴室をノックする。

 

「誰?冴羽さん?」

 

「そうです。冴羽です。冴羽リョウ。あなたが探している彼です。」

 

出会えたことに一度感激を受けるみさき。今上がるから待っててと話すが、リョウは、そのままで聞いてほしいと告げる。会うわけにはいかない。

 

「弟のリョージからお聞きになった通りです。取材に応じることはできない。俺の住む裏の世界の事は、知らないほうがいいんだ。シティーハンターのことは。あなたの気持ちは、弟から聞きました。だが、残念ながら、俺にはすでに心に決めた人がいる。やはりこのまま別れた方がいいようだ。」

 

と、切り上げるが、みさきのブラウスを見た瞬間欲情してしまう!ハンマーを喰らった。騙し作戦は失敗。

 

車が到着し、お客様が来たと話す涙子。そこには、愛穂の姿が。

 

「あら?愛穂さん!何しに!?というか、美偉君までも。」

 

5人が驚愕した!それは、麻薬密輸組織の壊滅に協力するということだ。そんな約束をいつしたのかと聞く涙子。自分もそんな覚えはないと話すリョウ。

 

「しらばっくれるのもいいところじゃん。これを聴きな。」

 

といい、愛穂が出したのは、レコーダー。そこには、酔ったリョウの声が。

 

「簡単な仕事じゃんよ。千打貿易って会社の麻薬密輸の証拠を押さえる仕事を協力してほしいじゃん。

 

「情報によると、今夜、その麻薬を隠すために、別の場所に輸送するんですって。でも例によって証拠はつかめていないわ。そこで、リョウさんの出番と言うことよ。」

 

愛穂と美偉が話す。入手したルートの一部で、麻薬を積んだトラックが、アンチスキルの本部を通る。つまり、そこで横転事故を起こし、事故現場のトラックの積み荷から偶然麻薬を捜索するという事だ。

 

「でも、固法先輩の能力なら、どうにかできるはずではないですか?」

 

飾利が話すが、美偉の能力では、動いているものを瞬時に透視することができないのだ。

 

4人は協力して、リョウを静かに出そうとする。みさきは本を読んでいるため、その最中に出かけることにした!だが、扉を開けようとした次の瞬間、上からタライが落ちてきた!実はこれを仕掛けたのはみさきで、シティーハンターへの執着からだった。

 

「おや、どこへ行くの冴羽さん?私も連れて行ってもらおうかしら。」

 

みさきが言う。愛穂が言ったのは、リョウにお願いをしに来たからだと話す。それをリョウに話そうとしたと突きつける。違うと話すが、なぜこっそり出ていくのかと突きつける。

 

「か、彼はアルバイトしに行くからね!最近、彼もお金に苦しんでるから!」

 

と、苦し紛れに話す。こっそりと出かけるアルバイト?それもおもしろそうだと話す。ということで連れて行ったのは、ドライバー「トレイン」だ。

 

リョウは、鉄道乗務員の姿になって接客する。

 

「お待たせ~いたしました~みさきさ~ん!先ほどはごめんなさ~い。なりきりバイトなんて言えなかったから。たっぷりとサービスいたしま~す!」

 

みさきは戸惑う。まさかリョージがドライバーのバイトだとは。

 

「さぁパ~っと出発進行~!」

 

と言ったが、みさきは少し気分転換したいとトイレに駆け込む。小声で、ドライバーママに、無理言ってすまないと話す。その隙にリョウは逃げ出した。幸いにも店がアンチスキル本部前で助かった。もうすぐトラックが来る時間帯だ。そして予定のルートへ。だが時間になっても来ない。遅れている?とその時、みさきが後ろから声をかける。やはりリョウに会うつもりだったのか?と、トラックが交差点を右折してきた!ということで、

 

「みさきさん、俺はだな!ただこうやって、君を人気のないところに誘い出したかったのだ!」と話す!そして飛び込み、押されて路上に!計画通りだ。後ろに逃げ、マグナムで、前輪を一撃!後ろの荷台を一撃!トラックは横転し、麻薬が出てきた!アンチスキルが到着し、証拠の押収に成功。

 

リョウはみさきを連れ出し、逃げ出そうとした!




シティーハンターを追っているみさき。そんな中誘拐されてしまう!だが誘拐されていてもウキウキ。冴羽リョウに救ってもらわねばという意思が固く、本当にやりづらさを感じたリョウ。裏の世界を知らしめるために、リョウがとった行動は!?

次回、テレビ取材がリョウに!?知られてはいけない仕事、実力的LEVEL5の行方!(後編)
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