とある学園都市の市街狩猟(シティーハンター) 作:KBS滝原
愛車を狙い、更にジャッジメントメンバーを巻き込む、学園都市逃走反撃劇が幕を開ける!リョウと美琴の2人は、力を合わせて逃走反撃をすることができるのか!?
リョウたちは、BRT路線の道路を歩いていた。更に美琴は、学園都市BRTがゲコ太のラッピングをしていることや、コラボグッズを売っていることから、営業所に行く。
「まったくお姉さまったら、本当にゲコ太のことになるとブレーキが効かなくなるんですの。」
黒子が言う。
「まったくお子ちゃまかっつうの。見ててあきれるわ。」
「今なんて言った?」
リョウのある一言が美琴の気に障ったようで、少しキレ気味に話す。ゲコ太のグッズを買いに行こうとしていた客は、あまりおらず、すぐに買って戻ってきた。すると、リョウは何かを感じていた。後ろから誰かが近づいてくる。
「走れ。逃げるぞ。」
そういいリョウは、4人を先導する。背後には30人ぐらいのサングラスをかけた何かしらの部隊の格好をしている。実はこの30人ぐらいの部隊と思われる人物たちは、あるとんでもない組織の手下たちだった!
その頃、組織の集うアジトでは、ある計画が進められていた!手下の中でも位が少し高い、実質ボスである、芝原元雄(しばはら もとお)は、この計画の責任者だ。会議では、とんでもない発言をしていた。
「今回の、無人殺戮兵器を使用するにあたり、実験エリアが確定しました。それは、東京の、学園都市です。この学園都市で、殺戮兵器を使用し、同時に、学園都市では最強と詠われた、御坂美琴、冴羽リョウの2名を殺害する計画です。」
「その2名を殺害するのに、まずはどうするんだい?」
ボスが発言した。
「ご心配いりません。今、実質超能力の30人の手下に、追跡させています。」
映像には、30人の手下が戦闘態勢を整えている姿が。
その頃、学園都市第三学区では、折返場に30人の手下が集まっていた!だがリョウと美琴の姿が見えない…とその時、リョウが姿を見せた。
「俺らをどうするんだい?」
と、手下たちは能力を放つ!1人の手下が、バス停を吸い上げ、リョウに攻撃をしかける!だがリョウはものすごい身体能力で回避する!一方、美琴も、手をこまねいているわけではなかった。美琴は電撃で攻撃をするのだが、手下たちはなんと、自動で体をアルミで防御し、美琴の電撃を回避した!
「えっ!?」
心の声が漏れてしまった。美琴にとって、これはあまりにも計算外だからだ。
アルミホイルは電気を通さない。つまりそれを知っていての攻撃を回避だ。一筋縄ではいかない。電撃は効かない。なら次の手段だ!そう思った美琴は、電気を一度コンクリートに流し、例の、砂鉄の剣を取り出した!これで攻撃をしようというのだ!
早速攻撃を始める美琴。すると手下たちは、何かを唱える。
「ブレイクダウン!」
美琴が切りにかかった次の瞬間、砂鉄の剣が元に戻されてしまう!
「ちょっとリョウさん!これどうするのよ!?」
「砂鉄の剣も使えない、俺のパイソン357マグナムも使えない・・・何かいい手は・・・!!」
リョウも手をこまねいてしまう。事態があまりにも重すぎる!
「どうやらこれで2人に勝ったようなものだな。」
「ま、確かに2人にはここで死んでもらうことになるな。」
アジトでは2人の敗北宣言をさせようと目論む。
するとリョウは、落ちていたメガホンに目を向けた。
「ちょっと、スピーカーで何するのよ!?」
「やってみるしかないだろ!?」
といい、リョウは予め持っていた、歯を削るあの鋸の音を、スピーカーに近づけて、音量を大きくして放つ!すると30人近くの手下が、耳を抑える!高い周波数によって、耳がその許容量を超えているのだ。それを我慢しながら、2人はその隙に倒す!
「やっと片付いたわね。」
「まったく、手間かけさせやがって。」
と、リョウは手下たちについていた首の何かの物を取り出す。
15分後、アンチスキルが到着し、全員が拘束された。と、同時に、愛穂が到着した。すると黒子たちも到着する。
「随分厄介な連中じゃん。どういうことじゃん?」
リョウは事の経緯を話す。
「それにしても、今回、またお姉さまとリョウさんを襲う事件が起きたんですものね。まさかお二方は嵐を呼んでいるんじゃありませんの?」
黒子が言う。
「あのな、自分の身に危険が及んでいるんだ!そんなことを言っている場合じゃないだろ!」
リョウがキレる。
ジャッジメント一七七支部。
リョウたちがここにより、リョウが持っていた認識票と思しきものを調べる。
「認識票?」
飾利が言う。
「かつての戦時下で使用されていた、個人を英数字などで判別させるものの事ですわ。金属板に彫り込むのですけれど、まさかこの時代でもまだあったというのは不思議ですわ。」
黒子が認識票について説明する。大昔から現在にかけて、軍隊や自衛隊などの隊員に渡されていたもので、下の隊員たちはいつもこれをつけている。つまり、隊長の犬という意味でもある。現在でもこれを使用しており、この認識票によって、身元判明が容易になるケースもあるようだ。
と、黒子が認識票の検索をしていると、あるメーカーの名前が出てきた。
「ファイトメジオン」
色々検索をしていると、なんとこの会社のすさまじいものが見えてきた。
「ファイトメジオン。1992年に発足した戦闘用品メーカー。東京に本店を置いたのを皮切りに、名古屋、大阪に設立していった、まさしく日本の大都市を支配下に置いたと思われるメーカー。そのメーカーがまさかこの学園都市にやってきているということは、」
リョウが話す。
「つまり、学園都市に危機が迫っているという事ね!」
だがここで疑問が残る。なぜ超能力の美琴の能力を封じ込めることが出来たのか?美琴の脳裏には、幻想殺しの力を持つ上条当麻の姿が思い浮かぶ。だが幻想殺しにしては、なぜアルミで攻撃をかわすなどのことができたのか、それが逆に不思議でしかないのだ。
一方、アジトでは・・・
「冴羽リョウ、御坂美琴、とんでもない人物です。作戦に当たった全隊員が拘束されました。」
芝原がボスに伝える。
だがボスは笑う。学園都市に、最強殺戮兵器を駆り出す計画があるのだと。
「果たしてあの2人に、未来はあるのだろうかね?」
ワイン片手に外を眺めるボス。
常盤台中学の女子寮。
部屋では、美琴と黒子が会話していた。
「それにしても、お姉さまを狙うなんて、まさにチャレンジャーなことですわ。でもご心配いりませんのお姉さま。この私がお姉さまを全力で守って差し上げますわ~」
だがそんなスケベ笑いが美琴にはお見通しだ。
「あんたの考えて居ることはお見通しよ。まさか、私と添い寝するなんて言うんじゃないわよね?」
美琴のドストレートクエスチョンに冷や汗を垂らす黒子。図星のようだ。
翌日
美琴はなんとリョウを呼び出していた。なぜ呼び出すのか。
「別に・・・一緒にいてもらいたいというわけじゃないけど・・・守ってもらいたいから・・・。」
顔を赤くして話す美琴。
「分かったぜ。常盤台のエース、御坂美琴君。」
リョウはこれを快諾した。すると、無人のドローンを超越したようなものがリョウたちに近づいていく。それはまさに、150機だ。
学園都市の超高層ビル。
なんとこの日は、戦闘用具メーカーの代表者を集めていた。
「今回は、お集まりいただきまして、誠にありがとうございます。ついに完成いたしました、最強殺戮兵器、デッズダスト。それでは、イッツショーターイム!」
芝原が話す。そこには、あのボスの姿もあった。
そして無人のドローンは、リョウたちを目掛け、攻撃を開始した!リョウと美琴の、運命はいかに!?
かなり空いてしまってすいませんでした・・・。
自分なりに作った結果がこれです・・・。どうか最後まで・・・。
2人の能力と力が通用しないドローン!成す術がなく追い込まれた美琴とリョウ。
巻き込まれていく学園都市。もはやこれまでか・・・
次回 最終話
美琴とリョウ!能力を掛け合わせた学園都市追走反撃(後編)