とある学園都市の市街狩猟(シティーハンター)   作:KBS滝原

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学園都市に来てから1週間、リョウは完全に学園都市の住人として溶け込んでいた。だがリョウの目の前で事件が発生する。5人の団結した事件への解決が、ついに幕を開ける!


第4話 ついにリョウが!認められた異世界のスイーパー

リョウが学園都市に来てから1週間。この1週間でリョウは何件もの事件を解決してきた。リョウの働きぶりには黒子たちも絶賛しており、更に冴羽リョウという名前は学園都市にも広まっているのだ。まぁモッコリ美女だとなって豹変するのはこれはもう早くテンプレと化してきているのだが。

 

「モッコリ美女の里はっけ~ん!いやっほーーー!」

 

美琴がその姿を見て、またもや電撃を放つ。

 

「何回やっても懲りんのかあんたは!!」

 

ジャッジメント一七七支部には、リョウの姿があった。新聞を読んで、体制を崩していた。新聞を取り上げる一人の女性。

 

「新聞を読むくらいなら、もう少し勉強とかしたらどう?」

 

そういうのは、固法美偉。眼鏡をかけた黒髪のセミロング。能力はLEVEL3の透視能力(クレアボイアンス)だ。障害物や鞄などを透かして内側を見ることが出来る。

 

「それより、あなたいつも、左の脇腹に拳銃を持っているみたいだけど、誤発砲とかしないの?」

 

「それを聞くなら一つ。どうしてそこに拳銃があると分かるんだい?」

 

美偉はリョウが持っている拳銃まで見えてしまう。リョウは顔に出さないながらも内心かなり驚いているのだ。無理もない。逆にリョウは、能力のある学園都市が少し怖く感じてしまった。

 

そんなある日のこと。学園都市ではある事件が起きていた。それは、常盤台中学の生徒全員が狙われるという事件だ。通称常盤台狩り。写真を見てみると、それは大変なことになっていた。しかも事件が起きているのは、学舎の園にて起きている。更に犯人の姿が見えないため、誰が襲ったのかが分からない。

 

レストランでは、5人が食事をしていた。だが涙子は、なぜか常盤台の制服を着ている。一体なぜなのか?実は、常盤台の寮を見るために、バスから降りて歩いていた時だった。足を滑らせてしまい、スカートが濡れてしまった。代替として常盤台の制服に着替えていた。

 

「そういえばさ、リョウさんの言ってた新宿って、どういうところなの?」

 

美琴がリョウに新宿とはどういうところかを話す。

 

「まぁ一言で言うと、モッコリ美女たちが集まるところかな。かなり賑わってるし~!」

 

とかなり的外れな答えを出す。すると黒子がテーブルをたたき、お姉さまは真面目に質問してるんですのという。リョウははいはいと投げやりに返事し、改めて新宿について話す。

 

「新宿は、東京都の中でもかなり利用者数が多く、国鉄や小田急、営団地下鉄や都営地下鉄、それに京王まで走っているんだ。交通量が多く、特に隣の渋谷というところに通じる明治通りは、交通量が多く、平日毎朝は渋滞しているんだ。その近くには、都電荒川線と言う、東京都唯一の路面電車も走っている。更には早稲田大学もあるからな。たぶんこの学園都市とは、大きなけた違いだと思うぜ。」

 

更に言うと、新宿は場所によっては治安が悪いところもある。警察は悪党たちを捕まえているのだが、そこから漏れてしまっている悪党もいる。それを掃除するのが、スイーパーの役目だ。まさにリョウはその仕事を担っているというわけだ。その話のあと、涙子はお手洗いに行った。だがこの後、事件は起きてしまう!黒子の携帯に一報が入り、飾利とリョウは急行した。美琴だけが残ったのだが、涙子が戻らない。心配になった美琴がお手洗いに向かうと、そこには、涙子が倒れていた!

実は、涙子が手を洗っていた時の事だった。誰もいないはずなのに突然扉が開いた!そして、次の瞬間!涙子はスタンガンで気絶させられたのだった!

 

ジャッジメント一七七支部。濡れたタオルを顔に乗せられて未だ意識がない涙子。涙子は柵川中学なのだが、代替で着用していた常盤台中学の制服を着ていたことにより、事件が起きてしまったのだった。やはり見えない犯人の犯行だ。この事態をどうするのか、会議をしていた。

 

姿が消せる能力が使える者、バンクで調べると、ある一人の名前が浮上した。それは、重福省帆(じゅうふく みほ)。能力は視覚阻害(ダミーチェック)。対象物を見ている視覚そのものを阻害する能力だ。だが省帆はLEVEL2。犯行は不可能かと考えられていた。

 

そんな時、涙子が起きた。すると、4人が笑いをこらえていた。なぜか?涙子が鏡を見ると、なんと眉毛が書かれていた!爆笑する4人。涙子も何が起きているのか自分でも分からなかった。

 

そして涙子は、省帆の写真を見た次の瞬間、こいつだ!と話した。実は涙子が気絶する寸前、顔を見たのだった。そして涙子は復讐を考えていた。

 

「この恨み、晴らさないで置くべきか!やられたらやり返す。倍返ししてやるわ!」

 

(女って怖いな・・・やられたらやり返すだもんな・・・)

 

女性が怒るとこれだけやばいことになるというのを改めて実感したリョウだった。ん?だがリョウはあることに気が付いた。

 

「ちょっと気になったんだが、今、ダミーチェックと言ったよな?いわゆる視覚阻害。対象物を見ているものに干渉するということは、人の前から消せても、防犯カメラなどの類には隠すことはできないんじゃないかと思うんだが。」

 

つまり、人の視覚からは消せても、カメラには写ってしまうというわけだ。ということで、飾利は学舎の園にある監視カメラすべてにアクセスをしている。だが、一七七支部は学舎の園の管轄外である。通常管轄外のエリアには、原則として踏み込むことは禁じられているのだが、今回は緊急事態が緊急事態に、上からの許可ということにした・・・ようだ。

 

そして、2458台のカメラにアクセスが成功した。だが、美琴は監視カメラのアクセス数が多すぎるとした。次に黒子は、エリアE~Hと、J、Nはアクセスをやめる。なぜなら、あのエリアは常盤台から遠い場所。つまり、常盤台の生徒はいかないのだ。

 

「ということは、人通りの多い場所は後回しだ。なぜなら、俺があの学舎の園に行った時、たいていはみんな注目していた。つまり、人通りの多いところでは能力を使っているというわけだ。だが、能力のつかえる時間にも限界が来る。ということはだな。」

 

リョウが話した時、涙子は、人目のつかないところで息をひそめているのだと話すと、リョウはその通りだと話す。ということから、飾利はさらに、大通りの監視カメラのアクセスをやめる。

 

帰宅時間帯。常盤台中学の2人が分かれ、1人は路地裏に逃げる。そこには、スタンガンを持った省帆の姿が。そこを涙子が突き止めた!

 

「私の眉毛の敵、きっちり取らせてもらうわよ。」

 

と言った瞬間、姿を消した!人通りを逃げる省帆!涙子の姿を見たリョウも、合流し、追跡する!

 

「やはり俺の読みの通りだった!黒子君!その方向に奴が逃げて行ったぞ!」

 

「言われなくても分かってますわ。」

 

黒子の方向に逃げた省帆!そして黒子は勘でキックで停める!

 

「ジャッジメントですの。大人しくお縄についてくださいまし。」

 

だが逃げる。飾利にナビをお願いする。省帆は、折返場方面に逃げる。

 

「道に出て左。折返場方面に逃げました!」

 

各々が挟み撃ちする!そして公園に逃げた省帆。だが、そこには、ブランコに座っている美琴が。黒子も集まり、涙子も集まり、リョウも集まる。

 

「鬼ごっこは、終わりよ。」

 

どうしてダミーチェックが効かないのかが疑問になる。さぁと濁す!省帆はスタンガンを出し、美琴に攻撃しようとする!リョウはキックし、スタンガンを落とさせる!省帆はそれを取ろうとするが、リョウに357マグナムで破壊される。更に美琴に600Vの電流を流され気絶する。

 

「あまりこういうのはしたくないんだが、悪質だったものだからこうするしかなかったのさ。飾利君!容疑者拘束したと、アンチスキルに連絡だ!」

 

涙子は気絶している省帆に、マジックペンで眉毛を書こうとする。だがリョウに止められる。

 

「やめておくんだ。涙子君。おそらく彼女にも、何かあったのだろう。俺には、おそらくこの事件に直結したと思われるぐらい、何かの事態が起きたのだろう。」

 

そう感じるリョウ。すると省帆が起きる。そして、笑いたきゃ笑えと言わんばかりのことを話すのだが、あの人?そんなことに疑問を持つ3人。省帆にはもともと、彼氏がいたのだが、彼氏は眉毛が変と言ったのだ。それから常盤台中学の生徒が憎くなり、更にその彼氏にも憎くなってしまった。だから犯行を行ったと話す。それを聞いていたリョウは・・・

 

「君のそ気持ちは痛いほどよくわかる。だが犯したものは一生消えないものなんだぞ。未来のある中学生がそれをやってるんじゃ、君が思い描いている未来は遠くなってしまう。君のその傲慢さで常盤台中学の生徒が何人狙われたのか、それを深く反省してもらおう。」

 

一言を放つリョウ。リョウはこれまでに、幾度となく、数多の人間と付き合ってきた。リョウ自身も壮絶な過去を持っているため、痛い気持ちが感じる。それを聞いていた3人は、

 

「何よ、かっこいいこと言っちゃって。」

 

そして連行されるとき、省帆はリョウに、手紙を書いていいかと聞く。リョウはそれを承諾した。

 

「何か伝えたいことがあるなら、いつでも手紙待ってるぜ。」

 

そういい、護送車は去っていった。だが、リョウは未だに気になっていることがある。それは美琴も同じ疑問だった。

 

「そういえばさ、彼女、姿を消してたよね?」

 

「ああ。確かLEVEL2だったはずなんだが、どうなってるんだ?」

 

そんな疑問があった。だがそれは、大きな事件の第一の入口であった。涙子の家。飾利とリョウがいた。どうなっているのかを聞くと、美偉が電話越しに、第十学区の大学で作られたものだそうで、1週間は消えないそうだ。涙子の怒りのボルテージが上がる!

 

「なんであんとき落書き止めたのよ~!!リョウさんが止めなければ!!」

 

「だってあれは、俺も見ていてさすがに違うと思ったからぁ!」

 

涙子のリョウに対する怒りのぶつけ。飾利は落ち着いてほしいと思うが、これは止まりそうにない。諦める飾利であった。




シティーハンター冴羽リョウの名前が広まってからそこまで時間が経っていない学園都市。だがリョウを釣るために、学園都市ではあらゆる挑戦みたいなものが発生していた。

次回 受けて立とう!本当の力を思い知ったか学園都市!
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