とある学園都市の市街狩猟(シティーハンター)   作:KBS滝原

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事件の規模が大きくなっていくグラビトン事件。すでに死傷者が出ていて、リョウも巻き込まれていた。だが犯人がついに割れた!だが別の事態が起きてしまう!


第9話 グラビトン事件!無能力者のリョウ、実力で解決なるか!?(2nd section 連携)

ジャッジメントの第七学区重力子の対策会議に参加していたリョウ。

1週間前、事件によって犠牲者が出たのを皮切りに、連続グラビトン事件は威力、範囲を拡大させている。更にこの事件にはリョウも巻き込まれている。実際にバス停で待っていたところに爆発が起きてしまったのだ。

場所や時間の関連性も認められず、読心能力(サイコメトリー)で調べたが、以前手掛かりはつかめていない。スクリーンには事件で使われた遺留品が映されていた。

 

「次の犠牲者を出さないためにも、アンチスキルと協力して、一層の警戒強化と、事件の解決に全力を!」

 

美偉が言う。

 

その頃、橋の下では、高校生1人に不良が群がっていた。それはまたカツアゲというお金を巻き上げるものだった。

 

翌日、黒子と美琴が歩いていた。黒子は遅くまで事件を調べていたため、かなり眠そうにしていた。美琴が無理をしないようにと言うと、黒子は開き直ったかのように気を戻す。

 

その頃、バスの車内では、あの囲まれていた男子高校生が乗っていた。音楽を聴いている。だがその音楽プレーヤーは、恐ろしいものだった!

 

柵川中学では、AIM拡散力場の授業を行っていた。その時、涙子が飾利に、帰りにセブンスミストに寄っていかないかと誘う。飾利はジャッジメントの仕事があるからと断った。だが涙子はちょっとぐらいいいじゃないかと話すが、グラビトン事件がひどくなってきている以上、気を抜けなくなってしまった。

 

一方、ある高校では、あの高校生にまた群がっていた。またお金を貸してほしいというが、返してくれてないと話す。すると奴らはまた暴力を振り、またお金を取っていった。だがこの少年には、ジャッジメントの出動の遅さに怒りを覚えていた。一体何を起こすつもりか?

 

一七七支部では、飾利と黒子が事件の手掛かりをくまなく調べていた。分かっていることは、LEVEL4以上の能力者。だがバンクに該当者はなし。

 

「もしかしたら、短期間に能力を上げた能力者とか!?」

 

と黒子は話すが、飾利はそんなことはないと否定。一から遺留品に当たってみようと話す。

 

木陰の下では、美琴と涙子がお茶をしていた。黒子も飾利も大変だろうと涙子に聞く。リョウも忙しいと涙子は話す。涙子はなんだかなぁという気分になっていた。

 

「初春と白井さんはジャッジメントだし、御坂さんはすごいし、リョウさんも能力はないけど、実力はすごいし、私はなんだかなぁって。」

 

これを聞いて美琴は少し考え込む。涙子は美琴の様子を見てそんなに考え込むことではないが、能力があれば毎日が変わるかもなと話す。そしてレベルアッパーの話を出す。能力のレベルを簡単に引き上げてくれる道具だそうだ。だがあるわけがないと話す。

 

夜、涙子はリョウに、皆で買い物に行かないかと打診した。

 

待ち合わせ場所の学舎の園折返場。

 

「あれ?黒子君はどうしたんだい?」

 

「あ~、誘ったんだけど、今日は休むって。」

 

「なるほどね~。(本当は来られるとなんかされそうで怖いんだけど・・・!)」

 

腕章をしている飾利とリョウ。だがその姿を、あの少年が見ていた!

 

(僕を救わなかったジャッジメントを、ぶっ壊す!)

 

セブンスミスト内。涙子がはしゃぎ程度に先に行く。美琴が飾利に行きたいところはあるかと聞く。飾利は決めていない。涙子が飾利を呼ぶとそこは、女性の下着やブラウスを売っているところだった。涙子が飾利に露出度高めの下着を打診。履きたくないと飾利は拒否。

 

 

「あまり露出度が高いのは早いぞ。君たちの年齢には。」

 

「いいじゃん?これなら初春はスカートめくられても大丈夫だね!」

 

飾利は拒否。一方美琴はパジャマを探しに来た。色々回っているのだが、いいものがあまり売っていない。だが美琴の目に留まったのが、ピンク地に花柄のパジャマだった。それに憧れを示す。

 

「うわぁ見てよ初春とリョウさん!このパジャマ、今時着る人いないよね!」

 

「小学生の時まではこういうの着てましたけど、さすがに今は・・・」

 

と言われ、美琴は焦り、

 

「そ、そうよね!今時これはないない。」

 

「でも似合うんじゃないか?美琴君には。だって子供だから~!」

 

美琴がそれを聞いて怒りのボルテージを上げる。

 

「あんたはいつもいつも子供呼ばわりしかできんのかぁ!!待ちなさい!」

 

「だって事実だもん!超能力者でも真面目に子供に見えるんだからぁ!」

 

「黙りなさい!あんただってモッコリスケベなんだから!」

 

と、その時、美琴が当麻の姿を見て驚いた!なんでこんなところにいるのかと聞くが、当麻はいちゃいけないのかと聞く。と、そこに、小さい女の子がやってきた。

 

「あれ?あの時のおじさんだ!」

 

リョウはその姿を見るやいなや、思い出す。美琴は当麻の事をお兄ちゃんと呼んでいるのを見て妹がいたのかと尋ねる。だが当麻は、この子が洋服見に行きたいと言ったからここまで案内してきただけだと話す。女の子は今年もテレビの人みたいにおしゃれするんだと話す。美琴は今でもおしゃれだよと話す。当麻がその言いざまに、どっかの短パンの誰かさんとは違ってと聞こえてしまい、美琴はやる気かといい、ここで決着を着けようぞと話す。当麻は呆れた。まさか美琴にはそんなことしか頭にないとは。と、その時、またもや一人現れた。

 

「あっ、冴羽さんに御坂さんじゃないですか!」

 

「確か君は・・・」

 

「大曲です。あの時お世話になったでしょ?」

 

なんと睦が現れたのだった。美琴はなぜ今日来たのかと問う。すると睦は、今日は何かいやな予感がしていると直球に話す。とその時、一番後ろにぬいぐるみを抱えた、あの少年がいた。まさかここにいたとは、何をするつもりなのか!?

 

「そのぬいぐるみを持って何をする気かな?そこの少年。」

 

少年はすぐさまその場を離れた。そこに睦が現れる。

 

「なんか怪しいですね。あの少年。」

 

「何か分かったのか?」

 

「さっきなんか怪しいと思って、ちょっとつけてきてるんですけどね。さっきは女子トイレの近くで何か見てましたし、いろいろ怪しい雰囲気はします。」

 

睦とリョウが会話する。一方その頃、ジャッジメント一七七支部では、黒子と美偉が遺留品で何かもう一度手掛かりがつかめないか探していた。美偉は同一犯ではないかもという考察を出したのだが、あまりにも関連性がないため、その点はなしだ。いかんせん同僚が9人もやられているため、急がないといけない・・・とここで黒子が9人にひっかかる。いくらなんでも多すぎるのだと。するとアラートが鳴る!衛星が重力子の観測を確認!場所はなんと、セブンスミストだった!

リョウの携帯に電話が入る!リョウが電話に出ると、黒子が大きな声で、焦り気味に話していた!

 

「グラビトン事件の続報ですの!学園都市の監視衛星が、重力子の爆発的観測をしましたの!近くにアンチスキルを手配しましたから、リョウさんは今すぐ初春と一緒に戻ってきてください!」

 

「どこで観測した!?」

 

「第七学区の、セブンスミストですの!」

 

「なんだと!?今ここにいるぞ!すぐに避難誘導を開始するぞ!」

 

リョウがそれを聞いて、一度電話を切り、事情を説明する!

 

「落ち着いて聞いてくれ。犯人の次のターゲットは、このセブンスミストだ。申し訳ないが、皆、避難誘導に力を貸してくれ。」

 

全員が合点承知の意を示した。

 

「やはりそうだと思いましたよ!あの少年、ぬいぐるみを持って何か怪しい行動をしていると思ったらそうだったんですね!」

 

「俺も何か怪しいと思ったが、まさか本当にこうなるとはな!」

 

2人は散らばり、睦は避難に、リョウはインフォメーションに行った!

放送では、電気系統の故障のため、誠に勝手ながら、臨時閉店とする放送をした。外はパニック状態に、当麻はその時、美琴にあの女の子を見なかったかと聞く。一緒じゃなかったのかと美琴は言う。美琴と当麻は戻る!

黒子はセブンスミストに到着し、飾利にかける。飾利は避難が完了したことを報告すると、黒子は今すぐ退避せよと警告!過去の人的被害はジャッジメントのみだった!犯人の真の狙いは、観測地点にいる、ジャッジメント、つまり今回のターゲットは、飾利とリョウだった!と、その時、飾利にあの女の子がぬいぐるみを渡しに来た!するとぬいぐるみがしぼみ、飾利が女の子を守る!美琴はレールガンで爆弾を壊そうとした!だがコインを落としてしまった!とその時、後ろから銃声が!パイソン357マグナム!一発発砲した。

 

「離れろ!!」

 

そういい離れる。そして大爆発が起きた!それを笑って離れる少年。自画自賛する。路地裏に逃げる。とその時、美琴が回し蹴りを一発食らわせる!

 

「はぁ~い、用件は言わなくても、分かるわよね?爆弾魔さん?」

 

「な、なんのことだか・・・」

 

「まぁ、確かに威力は大したもんよね。でも残念、死傷者どころか、誰一人かすり傷一つ負ってないんだけど。」

 

最大出力のはずだと話した。ボロが出た。少年はスプーンを取り出し攻撃をしようとするが、その時、美琴の後ろから、銃弾がまた一発発射された!スプーンを直撃した一発の銃弾。

 

「銃弾一発、シティーハンターに、常盤台のエース様か。何をやっても、力で地面にねじ伏せられる。殺してやる!お前みたいなのが悪いんだよ!ジャッジメントだって同じだ!力のあるやつは、皆そうだろうがぁ!!」

 

美琴はそれを聞いて怒りが爆発!一発殴ろうとしたその時!手を止められる!

 

「リョウさん・・・何やってんのよ!」

 

「大した力ではあるが、それを悪用するものなのかね?高校生だろうが、俺はそんな力を望みのある君に使ってほしくないな。」

 

「ちょっと!こいつは大勢の人を殺したのよ!何呑気に・・・!?」

 

手を取り、立たせるリョウ。

 

「俺らジャッジメントに、不満を抱いていたんだろう。だが俺らも、偶然遭遇できたとしても、対応するにはできる限りのことをするが、限度がある。ジャッジメントも、アンチスキルも、何か起きないと動くことができないんだ。それは理解してくれ。それと、何かあったらこの番号に電話してくれ。何か相談したいことがあるのなら、いつでも電話くれればいい。以上だ。行くぞ美琴君。」

 

と、タブレットとイヤホンを押収するリョウ。

 

セブンスミストは立ち入り禁止になり、現場の検証が行われている。現場は荒れ果て、他のエリアも被害を喰らっていた。

 

飾利と涙子、そして女の子が戻ってきた。

 

その裏では、

 

「今回もけが人が出なかっただけ、幸いですね。」

 

「だが、この事件はまだ終わった気がしない。これが関係している。」

 

「なんですか?その音楽プレーヤーは?」

 

「おそらくこれがカギとなるだろう。」

 

グラビトン事件は終わったように見えたが、この音楽プレーヤーが元凶であることは誰も知らなかった。睦とリョウはそう警鐘を鳴らした。

 

翌日、美琴は自動販売機にいた。それは美琴が万札を飲まれてしまったというあの自販機だった。美琴があの事件を振り返った時、何か通過をした記憶がある。銃弾だった。そこにリョウが現れた。

 

「いいの?リョウさんが爆発を止めたんじゃなくて、私が爆発を阻止したことになってるけど、名乗り出ればヒーローよ?」

 

「悪いが、そんなことで手柄を立てるもんじゃない。あれで死傷者も出なかったことだし、誰が救おうが、その人の手柄ってもんだろ?」

 

そう言い捨てるリョウ。これを聞いて怒りのボルテージが上がる!かっこつけるなと怒り狂う。怒りの撒き散らしに自販機を蹴り続ける。




なんと隣に引っ越してきたのは探偵社だった!!だがその探偵社は、まさかあの人の妹だった!開業当初から乱雑な仕打ち。リョウのモッコリステージはどんどん進んでいく!

次回 隣の大曲(前編)
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