ソードアート・ベリアル   作:競馬好き

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青眼の悪魔 ベリアルルート最終

「キリト君!」

 身構える始めるキリト達。

「あれは、軍の奴らか?」

「第一層を支配してる巨大ギルドが何でこんなところに?」

「25層のボス戦で多大な被害が出てから、ボス攻略より組織強化ってなって、前線に来なくなっていたはず」

 軍の奴らはその場に止まり、リーダーの男から休憩の指示があり、倒れるように座り込んだ。リーダーの男がこちらへやってきて自己紹介を始めた。

「私は、アインクラッド解放軍、コーバッツ中佐だ」

「キリト、ソロだ」

「君らはこの先も攻略しているのか?」

「ああ、ボス部屋の前まではマッピングしてある」

「ふむ、ではそのマッピングデータを提供してもらいたい」

「「「なっ!?」」」

「ただで提供しろだと!? テメぇマッピングする苦労がわかっていってんのか!?」

「我々は一般プレイヤーに、情報や資源を平等に分配し! 秩序を維持すると共に! 一刻も早くこの世界からプレイヤー全員を解放するために戦っているのだ!! ゆえに! 諸君が我々に協力するのは当然の義務である!!」

「あなたねぇ!!」

「テメぇ!!」

「よせ」

「おい」

 俺様はリーダーの男に話しかける。

「なんだね、君は」

「俺様はウルトラマンベリアル、この世界最強のプレイヤーだ」

「ほう、それが私になんのようだ」

「一言いいたくてなぁ、お前、俺様達が協力するのは義務だっつったな」

「ああそうだ」

「なら俺様から一つ、そんなもん知るか!!」

「なっ!? なんだと!?」

「自分達を軍だとかなんとか言って傲るのはいいがなぁ、俺様達を巻き込むな、一層に引きこもったゴミ虫どもが!」

「貴様ぁ!!!」

「おいおいおいよせっ!! 俺たちが争っても意味がない! ベリアルも! 言うんじゃない!!」

「人間を罵ってなにが悪い! こちとら一度宇宙を破壊したことがある宇宙人だ!!」

「うるさい!! ベリアル!!」

「テメぇのほうがうるせぇ!!」

 俺様はギガバトルナイザーをふるい、電撃を撒き散らす。

「あっぶねぇなぁ! はぁ、ベリアル、落ち着いてくれ」

「ああ!?」

「こいつらの態度が目に余るのはわかるが、抑えてくれ」

「チッ!」

 俺様はギガバトルナイザーを立て掛け、背中を柱に預ける。

「で、地図の話だよな? いいぜ、どうせ町に戻ったら公開する予定のデータだ、かまわないぜ」

「おいおい、そりゃ人がよすぎるぜキリト」

「マップデータで商売する気はないよ」

 キリトはリーダーの男にマップデータを渡した。

「ふむ、協力感謝する」

 リーダーの男は仲間達のところに戻り、仲間達を立たせ、先に進み始める。キリトの言葉も聞かずに。

 

 しばらくし、キリト達が心配し始めると、ボス部屋のほうから悲鳴が聞こえ始めた。

「自業自得だ」

 俺様はボソッと言った。キリト達は走りだし、ボス部屋へ向かい始めた。俺様が着いた頃にはアスナが飛び出していっていた。

「あんのバカが!!」

 俺様は走りだし、ギガバトルナイザーを掴む。あわてて飛び出していったのか、アスナはボスの攻撃を喰らい、吹き飛ばされた。ボスが追い討ちをかけようとするが、アスナの前に立ちはだかったキリトがギリギリのところで攻撃の範囲をずらす。キリトは攻撃を受けながらも、ボスと切り結んでいく。しかし、このままだと負けると判断したのか、アスナとクラインに10秒間だけ任せ、スキルを選択し始める。俺様も行くか。

「おいキリト」

「な、なんだ?」

「俺様と一緒に行くぞ、面白そうなボスだしなぁ!」

 俺様も、スキル画面を開き、あるスキルを発動する。さらにギガバトルナイザーをしまい、リズが作った剣を取り出す。

「「よし! いいぞ(ぜ)!!」」

 アスナが戦線から離脱すると同時に俺様達はスイッチを繰り出す。

「「スイッチ!!!」」

 ボスモンスターに切りかかる俺たち、キリトの背中にはもう一本の剣が現れる。俺様の背中には黒と赤のメイスが現れる。

「「オラァッ!!!」」

 俺様達のWスイッチが決まり、ボスは吹き飛んでいく。俺様達はそこでソードスキルを発動する。

「スターバースト・ストリーム」

 キリトは呟くように。

「スターバースト・デスシウム!!!」

 俺様は叫ぶように言うと、キリトは二刀流で、俺様は一撃を与えるたびに、メイスからダガー、槍、曲刀、両手斧と武器を変え、恐ろしいスピードの連撃を加えていく。

「オラオラオラオラオラオラァ!!」

 ボスのHPバーはものすごいスピードで減っていく。HPバーが赤になったとき、俺様は一度離れ、右手にエネルギーを貯める。キリトが最後の一撃で隙を作る。

「ベリアル!!!」

「おう!!」

 俺様は腕を十字に組み、必殺の一撃を放つ。

「デスシウム光線!!! フアっ!!」

 赤黒い光線が放たれ、ボスモンスターに止めを刺す。光に包まれてボスモンスターは消えていき、クリアの文字が浮かぶ。そこで俺様達は意識を失った。

 

 

 目を覚ますと、皆は俺様達を取り囲んでいた。

「あ?」

「う、どのくらい意識を失っていた?」

「ほんの数秒よ、バカっ! 無茶して! ひくっ、ベリアルも!!」

「別に俺様の心配はしなくてもいい」

 吐き捨てるようにそう言う。すると、クラインが犠牲者の数を教えてくれた。

「コーバッツとあと二人死んだ」

「ボス攻略で、犠牲者が出たのは、67層以来だ」

「こんなのボス攻略って言えるかよ、コーバッツのバカ野郎が死んじまったら何にもなんねぇだろうが」

 いっぱくの沈黙。クラインは頭を降り、気持ちを切り替える。

「そんなことよりキリト、ベリアル! なんだよさっきのは!」

「言わなきゃダメか?」

「あったりめぇだ!! みたことねぇぞあんなの!!」

「はぁ、エクストラスキルだよ、二刀流」

「「「おお!」」」

「んでベリアル、お前のは」

「俺様のは武器使い(ウエポンマスター)あらゆる武器を併用することが出きるスキルだ、いわゆる、二刀流の上位互換だな」

「んで! 出現条件は?」

「わかってるよ、もう公開してる」

「俺様はしてねぇ、したところで器用貧乏が増えるだけだ」

「情報屋のスキルリストにも載ってねぇ、てことはお前ら専用! ユニークスキルじゃねぇか! たく水くせぇなぁキリト、ベリアルそんなすげぇ裏技黙ってるなんてよぉ!」

「半年くらい前、スキルウィンドウを見たらいつの間にか、二刀流の名前がそこにあったんだ」

「俺様もそんな感じだ、俺様はギガバトルナイザーと片手長剣しか使ってなかったからなぁ、すべての武器を使えるようにしてから使いたかったから隠していた」

「でも、こんなスキル持ってるなんて知られたら……」

「ネットゲーマーは嫉妬深いからなぁ、俺は人間が出来てるからいいが、妬み嫉みはそりぁーあるだろうなぁ、それに、まっ、苦労も修行のうちと思って頑張りたまえ若者よ」

「勝手なことを」

 なんだか知らねぇが女絡みなのはわかったな。

「転移門のアクティベート、お前が行くか?」

「いや、任せるよ、俺はもうへとへとだ。そういえばベリアル、ラストアタックボーナスはなんだった?」

「秘密だ」

「そうか」

「それじゃあキリト、気を付けて帰れよ」

 と言ってクラインは転移門へ歩き出す。数歩歩いたところで止まり、こちらに振り向いてきた。

「そういやキリト、お前が軍の奴らを助けにいったときなぁ」

「なんだよ?」

「まぁ、なんつうか、嬉しかったよ! そんだけだ、またなぁ!」

 と言ってクラインはまた転移門へ歩き出した。さて、俺様も帰るとするかねぇ。

「じゃなぁ、キリト」

「ああ、ベリアル」

 俺様はクラインが開けた転移門に登録したあと、リズの鍛冶屋がある町へ戻った。リズに顔を見せると、怒られた。何でだ? 

 

 

 

 

 

 

 

ゴジラと戦わせる?それとも共闘?

  • 戦わせる
  • 共闘
  • 陛下の意のままに
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