ソードアート・ベリアル   作:競馬好き

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世界樹へ ベリアルルート

さて、3時まで暇潰すか。まず始めに、俺様は科特隊へ向かった。なんでも、俺様のスーツの整備だとよ。そういえば、スーツの性能はいったいなんなんだ?別に俺様には必要ないと思うが。まぁ、素顔を隠すためだろうがな。

「おお!ベリアル君!いいところに!!」

「井手のジジィか、俺様も用があったんだ、ほれ、スーツだ」

「ああ、整備だね?わかってるよ、それよりもだねベリアル君!これが直ったんだよ!!」

井手が少しデザインが変わったライザーを取り出した。俺様が科特隊に入るときに渡したライザーだった。修理が出来るかもしれないと言われたからなぁ。

「ほう、良くできてんじゃねぇか、よくここまで修理できたなぁ」

「ああ、私も驚いているよ、まさか地球の技術で完璧な状態に戻せるとわね、少し見た目は変わっているが、ベリアル君のカラーリングとしてはいいだろう?赤と黒で」

「まぁな、コイツはもらってってもいいのか?」

「もちろんだよ、これはもともと君のだろ?」

「それじゃ貰ってくぜ、あんがとなぁ」

ついに戻ってきたライザー。カラーリングが変わったし、ベリアライザーか?まぁいい、コイツは後々使えそうだ。

俺様は一通り町をぶらつき、異星人に絡まれてる奴らを助けたあと、家にもどった。

「あ?なんだテメぇ?」

家には変な男がいた。

「おお!!ベリアル様!!お久しぶりでございます!!私です!!フクイデケイでございます!!」

「あ?あー、どうした?なにか用か?」

「おお!!覚えていてくださりありがたき幸せ!!用件はこれでございます!!」

「コイツはなんだ?」

緑色の妙な丸薬を取り出すケイ。

「あの時、あの忌々しい人間とウルトラマンによって消されたストルム器官!それを私は隙をみて固形化しておいたのです!!」

「んで、それをもって何をしに来た?」

「これをあなた様に差し上げたく、さすれば、この力をもってこの宇宙を支配」

「もう支配はする気はねぇよ、今はおもしれぇもんをさがしてる、支配なんつうもんはとっくの昔に飽きたね」

「そ、そんな!そ、それでは私達の悲願は!」

「お前も探してみろ、お前はいつも俺様に尽くしてきたが、今度は自分のために生きてみろ」

「し、しかし」

「いいんだよ、もう俺様はな、ほれ、ここに行ってみろ、おもしれぇ職場だぞ」

俺様は科特隊の基地に繋がる地図を差し出す。

「で、ですが」

「ですがもくそもねぇ、俺様は、俺様の復讐心はあの時アイツに倒されてから失くなったんだよ、それが嫌ならとっとと新しい主でも見つけろ」

「わ、わかりました、最後のベリアル様のお恵み、ちょうだいいたします、しかし、この丸薬は置いていきます」

「なぜだ?これがなかったらお前はすぐに死んじまうんじゃないのか?」

「いえ、私はもうストルム星人ではありません、ベリアル様と同じく、私もワームホールに飲み込まれたのですが、そのときに、私の性質が変化してしまい、ストルム星人でもなければ、他の宇宙人でもないものへと変化してしまったのです、私も、私自身がどうなっているのか、理解できていません」

「そうか、わかった、じゃぁな」

「はい、それでは」

ケイは俺様が渡した地図を見ながら去っていった。

「知り合いだったの?」

「昔の配下だ」

「配下って、あなた、王様でもやってたの?」

「皇帝ならやってたな」

「ふーん、そうだ、このお饅頭、買ってきたんだけど、食べる?」

「いや、ちょっとALOで用がある」

「わかったわ、事件、解決してね」

「おう」

俺様は俺様専用に作られたVRW(ヴァーチャルワールド)ダイブ機を使ってALOにダイブした。

 

 

 

 

ログインすると、キリトも同時にログインしてきた。

「よう」

「おうベリアル」

カランカラン。

ドアが開き、リーファが現れる。

「やぁ、早いね」

「ううん、さっき来たとこ、ちょっと買い物してたの」

「あ、そっか、俺もいろいろ準備しないと、コイツじゃ頼りないし」

「うん、じゃあ武器屋へ行こうか、お金どのくらい持ってるの?」

すると、キリトはメニューを開き、残高を確認する。

「えっとぉ~、このユルドってやつがそうか?」

「うん」

「お、おい行くぞ、ユイ」

キリトがユイを呼び出した。

「はぁ~い」

あくびをしながらユイが出てくる。アイツ寝るんだな。

 

 

 

武器屋へ行き、キリトは黒い大剣を買っていた。

「ベリアルは?」

「俺様にはコイツがある」

俺様はギガバトルナイザーを取り出す。

「それって強いの?」

「コイツ、ゲーム序盤からずっとそれ使い続けてラスボスまで倒したよ」

「そ、そんなに強いの!?」

「ああ、遠距離攻撃に高速攻撃、他にも使い魔を百体使役できるんだっけ?」

「ついこの前一匹増えた」

「なら百一体だな」

「なにその武器、というか、別ゲーの武器使えるってどういうこと?」

「さぁ?」

「まぁ、武器は問題ないってことね、それじゃあ行きましょうか」

武器を買った後、俺様達はリーファにシルフ領を案内してもらった。その後、塔へ向かった。

「なんで塔に来たんだ?」

「遠くに行くときは、塔から飛んでいくの、高度が稼げるから」

「へぇー」

俺様は昨日のキリトの無様な姿を思いだし、花で笑った。

「おい、なに笑ってんだ」

「なんでもねぇよ」

「さ!行きましょ!夜までには森を抜けられるかも」

リーファに押され、塔へ入る。中は空港みたいだった。

「こっちこっち」

リーファに手を引かれていく。すると。

「リーファ!」

男三人がリーファに声をかけてきた。

「パーティから、抜ける気なのか?リーファ」

「うん、まぁね」

「残りのメンバーに迷惑がかかると思わないのか?」

「パーティに参加するのは都合がつくときだけで、いつでも抜けていいって約束だったでしょ?」

「だが、お前は、俺のパーティの一員として、すでに名が通っている、理由もなく抜けられては、こちらのメンツに関わる」

うるせぇ野郎だなぁ、この男は。

「仲間はアイテムじゃないんだぜ」

「なに?」

キリトが男に近づいていく。

「他のプレイヤーをあんたの大事な剣や鎧みたいに、装備にロックできないって言ったのさ」

「貴様ぁ」

三人の男は剣に手をかけた。

「屑あさりのスプリガン無勢が付け上がるな!」

俺様は地味にギガバトルナイザーの光弾が発射される部分を男どもに向ける。

「どうせ領地を追放されたレネゲイドだろうが!」

「ちょっと、そんなこと言わないで!キリトくんは私の新しいパーティメンバーよ!」

「なに?お前も、領地を捨てて、レネゲイドになるつもりなのか!」

「ええ、そうよ、私、この領地を抜けるわ!」

「小虫がはい回るぐらいは捨て置こうと思ったが、泥棒の真似事とは調子に乗りすぎたな!」

剣を抜いたので光弾を発射する。

「ぐはぁ!!」

「なっ!?」

「残念だったなぁ、俺様はシステムプログラム破壊っつうスキルを持ってるんでね、どの領地だろうがなんだろうが、どこでも攻撃できるんだわ」

発射部分から煙を出しながら説明する。

「そんなスキルがあるわけがないだろう!!」

「なら見せようか?」

俺様はメニューを開き、スキルの一覧を見せる。

「ほ、本当だ」

「しかも、ユニークスキル!?まさかお前だけしか使えないのか!?」

「まぁな」

「キザマァ!!」

激昂しながらこちらへ向かってくる男。

「はぁ」

俺様はギガバトルナイザーをふるい、男を吹き飛ばしkillする。

「三下が、いきがってんじゃねぇぞ!」

「ちょ、ちょっと!!逃げるわよ!!」

「大丈夫だ、見てろ」

「モンスロード」

ベムラー、ゴモラ、タイラント、グランドキング、エレキングを召喚して襲いかかってくる奴らを潰す。

「あ、あんな使い魔みたことないぞ!!」

「しかも複数使役!?」

「あれもアイツのユニークスキルなのか!?」

「おいテメぇら!!この強さの使い魔が、あと96体いる、これ以上手ぇ出してくんなら全部召喚して暴れさせっぞ!!」

そう言うと、武器を抜いていた奴らが大人しくなった。

「行くぞ」

「う、うん」

「そうだな」

俺様達は、そいつらを置いて、塔の頂上へ行った。

「うわぁ!すごいなぁ」

「でしょ?この空を見てると、ちっちゃく思えるよね、いろんなことが」

リーファは空に手を伸ばし、そしておろした。

「良いきっかけだった、いつか、ここを出ていこうと思っていたの」

「そうか、なんかケンカ別れみたいにさせちゃって」

「悪かったなぁ」

一応謝っておく。

「どっちにしろ穏便には抜けられなかったよ」

いっぱくの無言の間があり。

「なぁ、レネゲイドって?」

「領地を抜けたプレイヤーをレネゲイド、脱領者と、呼ばれて蔑まれてるの」

「よかったのか?」

「うん、それは良いの、でもなんであーやって縛ったり縛られたりしたがるのかな?せっかく羽があるのにね」

また間があり、それを壊すようにユイが話し始める。

「複雑ですね、人間は、人を求める心をあんなにややこしく表現するなんて理解できません」

「人を求める?」

「はい、私ならこうします」

そう言ってキリトの頬にキスをした。

「すごいAIね」

「おい、そんなことより早く行こうぜ、俺様も暇じゃねぇんだ」

「わ、わかったわ、さぁ、出発よ」

俺様達は空を飛び、世界樹へ向かって飛んでいった。

 

 

 

 

 

 

 

ゴジラと戦わせる?それとも共闘?

  • 戦わせる
  • 共闘
  • 陛下の意のままに
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