ソードアート・ベリアル   作:競馬好き

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ルグルー回廊 ベリアルルート

洞窟へ入った俺様達。キリトが呪文を唱え、周りを明るくする。

「おおー!周りが明るくなった!!暗視能力付加魔法かぁ~、スプリガンも捨てたもんじゃないわね」

「あ!その言い方、なんか傷つく」

「うふふ、でも使える魔法は暗記しておいた方がいいわよ得意なのは幻惑魔法だけど」

「幻惑?」

「幻を見せるの、実践ではあまり役に立たないけどね、まぁ、スプリガンのショボい魔法が生死を分ける状況がないとも限らないし♪うふふ」

「あの野郎バカにしてんのか?」

「してるだろ」

「後で絶対後悔させてやる」

俺様達はリーファの後をついて、洞窟を進んだ。

 

 

 

 

キリトが呪文の練習をしながら俺様達は洞窟を進む。

「機械的に覚えるんじゃなくて、力の言葉の意味を覚えて、魔法の効果と関連付けて覚えるのよ」

「ハァー、まさかゲームの世界で英語の勉強みたいなことをするとは」

「言っとくけど、上級スペルなんて、20ワードくらいあるんだからね」

「うわぁ・・・俺もうピュアファイターでいいよ」

「泣き言言わない!!ん?」

リーファの前にメールのアイコンが現れた。

「メッセージ入ったごめん、またレコンからだ、どうせ大したことじゃないだろうけど、えっと、やっぱり思った通りだった。気をつけて、s・・・なんだこりゃ?s?さ、し、す、ん?」

「どうしたの?」

「パパ!接近する反応があります!!」

「モンスターか?」

「いえ!プレイヤーです!多いです、12!」

「12!?んー?ちょっと嫌な予感がするの、隠れてやりすごそう」

「隠れるぅ?そん弱気でいくのかよ」

「しょうがないでしょ!相手は12人よ!三人だけじゃむりよ!!」

「で、でもどこに?」

「ま、そこはお任せよん!」

リーファがキリトを壁に押し付け、俺様もそこに引っ張り混み、呪文を唱える。すると、幻影の壁が現れた。

「しゃべるときは最低のボリュームでね、あんまり大きい声出すと、魔法が解けちゃうから」

「了解」

「もうすぐ視界に入ります」

幻影の奥から足音が聞こえくる。それとは別のものも聞こえてくる。

「これは・・・なんだ?」

「え?まだプレイヤーは見えてないでしょ?」

「プレイヤーじゃないけど、コウモリか?赤くてちっちゃい」

「ハッ!」

リーファが幻影の奥を凝視し始める。すると、急に幻影から飛び出していった。

「お、おい!ど、どうしたんだよ?」

「あれは高位魔法のトレーシングサーチャーよ!潰さないと!」

リーファが呪文を唱える始める。

「そんなんじゃ遅せぇ、俺様がやる」

「え?」

ギガバトルナイザーから光弾を発射し、そのコウモリを消し去る。

「それ遠距離もできるのね」

「そんなことよりも行くぞ!」

俺様はリーファとキリトを担ぎ上げて走り出す。

「ちょっ!ちょっと!」

「うるせぇ!黙ってろ」

「そうじゃなくてもっと早く走って!さっきのは火属性のトレーシングサーチャーよ!」

「ということは、サラマンダーが12人ってことか」

洞窟を抜けて、都市が見えてくる。あれが鉱山都市か。

「でもどうしてこんなところにサラマンダーの集団が?」

「お!湖だ!」

橋に到達し、都市の入り口へ走る。すると、後ろから2つの光が飛んできて、入り口を塞ぐように壁を作り出した。

「ちっ!」

「やばっ!」

「ドリャアアア!!!」

キリトは剣を抜き、その壁に斬りかかったが、壁はびくともせず、逆にキリトが吹き飛ばされた。

「ぐはぁ!!」

「無駄よ」

「それ早く言ってくれよ」

「君がせっかちすぎるんだよ、これは土魔法の障壁だから、物理攻撃じゃ破れない」

「湖に飛び込むのはあり?」

「なし。ここには超高レベルの水龍型モンスターが住んでるるらしいから、ウンディーネの援護無しで水中戦するのは自殺行為よ」

「じゃあ戦うしかないのか」

「それしかないけど、ちょっとヤバイかもよ、サラマンダーがこんな土魔法使えるってことは、相当手練れのメイジが混ざってるんだわ」

「リーファ、君の剣の腕を疑ってる訳じゃないんだが、ここはサポートに回ってくれないか?」

「え?」

「俺の後ろで、回復役に徹してほしいんだ、その方が俺も思いっきり戦えるし」

リーファはキリトの要求を飲み、後ろへ下がった。

「俺様はサポートに回る気はないからな」

「知ってるよそんなこと」

「それに、取り戻した力も使いたいからなぁ」

俺様はそう言うと、ライザーと怪獣カプセルを取り出した。

「それは?」

「まぁ見てろ」

『フィージョンライズ!キングジョー!ギャラクトロン!ウルトラマンベリアル!!キングギャラクトロン!!』

「うお!?」

「ええ!?」

『行くぞ!』

「お、おう!!」

キリトと俺様は飛び出していき、攻撃を仕掛ける。それにより、盾役が吹き飛んでいく。

『killは取れなかったか、ならコイツだ!』

俺様は片腕についているランチャーを連射して盾役をkillする。

『キリト!!』

「おう!!」

キリトは呪文を唱え、化け物へと変化して切り込んでいき、メイジを倒していく。

「あ!キリト君!ベリアル!そいつ生かしといて!」

キリトと俺様はそれぞれの武器を最後の一人に突きつけていたが、リーファの声を聞き、武器を下げた。リーファは刀を抜き、男に突きつけた。

「さぁ!誰の命令か説明してもらおうか!」

「こ、殺すなら殺しやがれ!」

「いやぁ!暴れた暴れた」

伸びをしながら剣を納めるキリト。俺様もフィージョンライズを解除して降りたつ。

「ナイスファイトだったよ!

「はぁ?」

「良い作戦だったよ、俺一人なら速攻やられてたな、まっ!ベリアルだったら怪獣軍団を出現させてタコ殴りだろうけどな」

「ちょ、ちょっと!キリト君!?」

「まぁまぁ、さて、物は相談なんだが君ぃ、これ、今の戦闘で手にいれたアイテムとユルドなんだけど、質問に答えてくれたら、君にあげちゃおうかなぁ?なんて」

「えっ!うええ・・・?マジ?」

「マジマジ」

二人は笑い始め、交渉は成立したらしい。

「なんか男って」

「身も蓋もないですね」

「俺様はあんなんじゃねぇ」

さて、話が終わるまで、俺様は湖のモンスターを倒すとするかね。

 

 

「んでなんだったんだ?」

「なんかの作戦だったみたい、別の作戦の邪魔になるからって」 

「ほう」

別の作戦ねぇ、まぁ俺様は興味ねぇがな。

俺様は都市に入り、散策をしながら先ほどの襲撃の原因を聞いていた。

「それにしても、ここがルグルーか~」

「あ、痛ってて」

「さっきのはパパが悪いです!」

「ほんとだよ!」

「殺伐とした空気をなごませようという、ウィットに満ちたジョークじゃないか」

「次やったらぶった切るからね」

「あ、あはい」

「お前なにやったんだ?」

「い、いやぁ~」

「まぁ良い、興味ねぇからな」

「はぁ、あ!」

なにか見つけたらしい。武器屋のようだ。ナイフなんかも置いてあるが。

「そう言えばさー、サラマンダーズに襲われる前、なんかメッセージ届いてなかった?」

「あ!忘れてた」

リーファはメニューを開き、メッセージボックスを開く。

「なによレコン、寝ちゃったのかな?」

「一回向こうで連絡とってみれば?」

「うーん、じゃあちょっとだけ落ちて確認してくるからさぁ、キリト君、ベリアル、ちょっと待ってて、ユイちゃん、あたしの体、よろしくね」

「はい?」

「キリト君が私の体イタズラしないように見張っててね」

「了解です!」

「あのなぁ、というかベリアルは良いのかよ!」

「ベリアルはそもそもあんまし体とかに興味なさそうだし、ねぇ!ベリアル!おっぱいとか好き?」

「あ?急になに言ってんだテメぇ」

コイツはバカなのか?

「ねぇ、好き?」

「興味ねぇ」

「ほらね」

「ナチュラルに聞くなぁおい」

その後リーファは、ベンチに座りログアウトしていった。

「俺はここにいるからベリアルは好きなところ行ってくれば?」

「別に行きてぇとこなんてねぇしここにいる」

俺様はリーファのアバターがあるベンチに座り、ギガバトルナイザーのなかにいる怪獣達を見る。

「なぁ、怪獣っていったいなんなんだ?」

「怪獣は、古代の地球にもいた、それも数体とかいうレベルじゃなく、ひとつの生態系を形成していた」

「マジかよ」

「今は情報が隠されてるからなぁ、科特隊の一部と、国の上層部しかこの事は知らねぇ」

「それで、そのナイザーに入ってる怪獣達も、その一部なのか?」

「いいや、こいつらは別世界の怪獣だ、まぁ、ゴモラやゴメスやらは居たらしいがなぁ」

「へぇー」

その後、この世界にいる怪獣達の一部の情報、そして、ある王についてをキリトに教えた。

 

 

「あーん」

「行かなきゃ!ってベリアル!?」

リーファが突然起き、立ち上がりながらそういった。

「あ?どうした?」

「え、えっとね、あたし、急いで行かなきゃいけない用事できちゃった、説明してる暇もないし、ここにも、帰ってこれないかもしれない」

ほう、コイツは。

「そいつは戦闘になるか?」

「え、ええ」

「なら俺様はついていく、こんなところにいてもつまんねえからな」

「そう、でも命の保証は」

「俺様の命は俺様が何とかする」

「わかった、キリト君は?」

「なら、俺も行くよ、事情は行きながら聞こう」

「え!」

「どっちにしろ、ここを抜けるには足出てなきゃいけないんだろ?」

「わかった」

俺様達は、来た道を戻り始める。橋に差し掛かり、大体の事情はわかった。

「それで、40分後の蝶の谷を抜けた辺りで、シルフとケットシーの領主の階段が始まるの」

「そこをサラマンダーの大群が襲うと」

「なるほど、いくつか聞いて良いかな?」

「どうぞ」

「シルフとケットシーの領主を襲うことで、サラマンダーにはどんなメリットがあるんだ?」

「まず、同盟を邪魔できるよね?シルフ側から漏れた情報で領主を討たれたらケットシー側は黙ってないでしょう?」

「そうだな!」

「下手したら、シルフとケットシーで戦争になるかもしれない」

そいつはそいつで面白そうだな。

「あと、領主を討つと、領主館に蓄積された資金の三割を入手できて、十日間町を占領できて、自由に税金をかけられる」

「そんなことが出きるのか」

「だからね、キリト君、ベリアル、これはシルフ族の問題だから、これ以上付き合ってくれる必要はないよ、たぶん、会談場からは生きて帰れないだろうし、またスイルベーンからやり直しだろうし」

「ハッ!テメぇ、誰にそんなこと言ってんだぁ?俺様は戦闘が好きなんだよ、そんな面白そうなところ、行くに決まってんだろうが」

「うええ!?」

「俺様は俺様のやりたいようにやる、ただそれだけだ」

「そうだ、俺は、リーファを助けたいからやるんだ、ベリアルだって本当はそうだろう?」

「んなわけねぇだろうが」

「照れちゃって」

「ぶっ殺すぞテメぇ」

「おおこわ、まっ、てなわけで行こうぜ」

「うん!」

俺様達は、その中立領域へと急いだ。

 

 

ゴジラと戦わせる?それとも共闘?

  • 戦わせる
  • 共闘
  • 陛下の意のままに
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