システムの障壁にぶつかり、それでも先に行こうとするキリト。
「おい」
俺様はキリトの肩を掴み一発ぶん殴った。
「落ち着けボケなすが」
「でもっ!!」
「でももクソもあるか!この上に行けんのは、グランドクエストを達成したやつだけだ!ここからは行けねぇんだよ!!」
「うっ!くっ!」
キリトの体から力が抜ける。ユイは障壁に手をつきながらママと叫び続けている。すると、何かが、樹の上から落ちてくる。俺様はそれを掴み、キリトに見せる。
「こいつはなんだ?」
ユイがカードに触れ、説明してくれた。
「これは、システム管理用のアクセスコードです!」
「ほう」
カード型ってことは対応するコンソールが必要だが、使えるは使えるなぁ。いいもん持ってやがったなぁ、アスナ。
俺様達は、リーファのところへ降りていく。
「リーファ、世界樹のなかに続いているゲートはどこにあるんだ?」
ついて早々リーファにそう聞くキリト。
「えっと、樹の根元にあるドームのなかだけど、で、でも無理だよ!!あそこはガーディアンに守られてて、今まで、どんな大群でも勝てなかったんだよ!!」
「それでも、行かなきゃ行けないんだ」
リーファの手を取り、別れの挨拶をするキリト。
「ここからは、俺一人で行くよ」
「おい、俺様は一緒じゃねぇのかよ?」
「ベリアルも、ここまでありがとな、もう大丈夫だ」
「はぁ、まったく、これだからこういう奴らは」
俺様は正義の塊であるあいつらのことを思い浮かべながらため息をつく。
「言っとくけどな、そうやって一人で抱え込んだ結果バカを見た奴らがいるんだ、少しは人を頼れボケが」
「っ!?わかった、ありがとう、ベリアル」
「腐れ縁だ、最後まで付き合ってやるよ」
「私だって!!もう友達でしょ?」
「ああ!!なら、最後まで頼む!!」
キリトを踏み止めさせ、最後までこの事件に付き合うことを約束した。
「そういえば、キリト君が会いたがっている人って誰なの?」
「アスナだよ」
「っ!?」
リーファが目を見開き、キリトを見た。
「どうした?」
「お兄、ちゃん?」
「え!?」
「お兄ちゃんだよね?」
「ま、まさか、スグ!?」
「やっぱり!!お兄ちゃんだ!!!」
なんだこいつら、兄妹だったのか。
「すごい偶然だなぁ!!」
「うん!まさか案内している人がお兄ちゃんだったなんて!」
「おい、兄妹で和んでんのはいいが、サクヤってやつから連絡来たぞ、もう向かってるってなぁ」
「ほ、本当ぉ?」
「ああ」
俺様が嘘ついたことねぇだろうが。
「なら、あとは待ってればいいんだな」
「よし!なら腹ごしらえにしよう!」
俺様達は、サクヤとルーの共同戦線舞台が来るのを飯を食いながら待つことになった。
ゴジラと戦わせる?それとも共闘?
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戦わせる
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共闘
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陛下の意のままに