ソードアート・ベリアル   作:競馬好き

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ボス戦

町から出発して、森の中を歩く俺様達。すると、キリトが声をかけてきた。

「確認するぞ、あぶれ組の俺達の担当は、ルインコボルトセンチネルっていうボスの取り巻きだ」

「わかってる」

「知るか!俺様は俺様のやりたいようにやる」

「あ、あんたなぁ!はぁ、俺、選択間違ったな」

キリトがため息をつき、文句を言ってくる。俺様は人の命令なんて聞くか!

「はぁ、ならアスナさん、俺がポールアックスを、ソードスキルで跳ね上げさせるから、すかさずスイッチして飛び込んでくれ」

「スイッチって?」

「え?もしかして、パーティ組むのは、これが初めてなのか?」

すると、キリトが立ち止まり、心配そうな表情でこちらを見たあと、項垂れる。

「なにしてんだキリト?さっさと行くぞ!」

「はぁ、わかったよ」

キリトが追い付き、歩き出す。目指すは、俺を楽しませてくれそうな、ボスが待つ塔の頂上だ。

 

 

 

頂上につき、休憩に入る。俺様は隠れて詩乃が作って渡してくれたタッパーに入った唐揚げを食べる。すると、ティアベルが剣を地面につき、話を始めた。

「聞いてくれみんな、俺から言うことはたったひとつだ」

すると、他の連中が息を飲む。俺様は別に聞く必要がないので無視しておくか。

「勝とうぜ!」

ティアベルがボスのいる部屋のドアノブに手をかける。

「行くぞ!」

ゆっくりと開かれる。中は暗く、奥には、赤い光が二つある。あいつがボスかぁ、なかなか楽しめそうだなぁ。すると、急に部屋が明るくなり、イルファングザ・コボルトロードがこちらへ、跳んでやってくる。コボルトロードさ咆哮を上げ、そばに三体のコボルトセンチネルを召喚すると、こちらへ走ってくる。すると、ティアベルが剣を前に向ける。

「攻撃、開始ぃ!!!!」

ティアベルの合図と共に攻略隊が突撃していく。なら、俺様も行くとするか。俺様はギガバトルナイザーを取り出し、コボルトセンチネルを電撃で倒すと、コボルトロードへ向かって突貫していく。

「これ、俺達いるか?」

「い、要らないと思う」

一瞬でコボルトセンチネルを倒されてしまい、担当するはずだった奴らがそんな声を漏らす。

「いひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!おいおい、もうちっと気合い入れてくれやぁ!!」

俺様はギガバトルナイザーでロードの武器を弾き飛ばし、打撃やら光弾やらを浴びせ、どんどんどんどんHPを削る。おいおい、コイツも楽しませてくれそうにねぇとはなぁ、コイツがボスってのは嘘なんじゃねぇのかぁ?

「おい、なんだよあれ・・・」

「なんじゃ、あの戦いかたは」

「て、手慣れてやがる」

「アイツ、ビギナーなんだよなぁ?」

なにやら後ろでなにか言ってるみてぇだが、無視しとくか。俺様は攻撃の手を休めず、ちゃくちゃくとHPを削る。そして、ロードのHPバーの色が赤色になる。すると、ロードは持っていた武器を放り投げる。

「武器を変えるのかぁ?」

「ベリアルさん!下がれ!俺が出る」

「あ?知るか!!俺様に命令するなぁ!!」

「なっ!?」

俺様は構わず突貫していく。すると、ロードが後ろに手をまわし、一本の刀を取り出す。

「ベリアルさん!下がって回避しろ!!」

「だから!俺様に命令するなぁ!!!」

突如、ロードが飛び上がり、柱を踏み台にして高速で動き出す。

「ふひひひひ、おもしろくなってきたじゃねぇか!だったら俺様も本気を出してやる!!」

俺様は闇のエネルギー全身に巡らせ、元の姿に戻る。

「おい、ありゃなんだ?」

「なんだよアイツ!す、姿が変わって!!」

「ハッハッハッハッハッ!!!真の俺様降臨!!!」

俺様は、こちらに突撃して、刀を振るってきたロードの刀を闇のエネルギーを貯めた手でつかみ取り、へし折る。

「止めだクソ犬!!」

俺様はロードを蹴りで吹き飛ばし、左手の手のひらに闇エネルギーを貯め、十字に組む。

「デスシウム光線!!フアッ!!」

手のひらから赤黒い光線が飛び、ロードを貫く。光線を出し終わると、ロードは爆発していった。

「へっ!大したことなかったなぁ!!」

俺様は横に突き刺したバトルナイザーを抜きとり、ロードが座っていた椅子の後ろにある階段へ向かう。

「おい、ベリアルはん、いったいそれはなんや!!」

あのクソキバオウがなんか言ってきやがる。

「あ?これか?これは俺様の真の姿だ」

「んな嘘こくなや!!なんだよそれ!!チートじゃねぇのか!!!」

『いや違うよ、プレイヤー諸君』

「なっ!?茅場明彦!?」

なんかおっさんの声が聞こえてきやがる。すると、半透明なフードを被った男が現れた。

「おい!キリト!!コイツ誰だ?」

「茅場明彦、このゲームを作ったゲームマスターだ!!!」

「コイツが始めたってわけか」

『そうだベリアル君、私がこのゲームの製作者、茅場明彦だ、ようこそ、我が世界へ』

胡散臭ぇ野郎だなぁ。

「はっ!んで、なんのようだ」

『君についてだよ、ベリアル君』

「俺様について?」

『ああ、知っての通りプレイヤー諸君、彼はこの世界にない武器、技、それに人間ではない姿をしている。それには訳があるのだよ』

「ならコイツはなんなんだ!!説明してくれ!!」

『すぐにするさキリト君、彼、ベリアル君は、信んじられないかもしれないが、地球外生命体なのだよ』

「な、なんやて?」

「地球外生命体!?」

「う、宇宙人なのか?」

『到底信じられないかもしれないことだがね、しかしこれは本当のことだ、いま彼は、自分の能力で体をデジタル化し、現実世界の体でこの世界にダイブしている』

「「「「なっ!?」」」」 

皆一様に驚き、言葉を失っている。

『だからこそ、彼は先程の技などが使える、現実世界での力をそのままこの世界で使うことが出きるからねぇ。それと、彼の武器についてだが、それは私が君にプレゼントしたものだ』

「コイツをどこで見つけた?」

『何故か私のパソコン内にデータとして入っていてね、それを一度はSAOの武器やレア武器として出そうかと思ったのだが、それは私としても手に余る代物だったので、やめたのだよ。だが、君がこの世界にログインしてから、それがものすごい反応をし始めてね、もしかしたらと思い、君にあげたのさ』

「そうかよ、どこから来たかは謎って訳か」

俺様はバトルナイザーの持ち手を短くして、腰に下げる。

「んで、話は終わりか?」

「んな簡単に終われるわけないだろう!!おい!茅場明彦!彼が本当に地球外生命体なのか、本当に現実世界の体でこの世界に来ている証拠はないのか!!」

『あるともキリト君、これを見たまえ』

すると、俺様達の前にモニターが現れた。

『それは彼の生体反応を写し出しているものだよ』

「マジかよ、これ、心臓の鼓動と一緒だよ!俺、医者だからわかるんだ!!」

「ほ、ほんとか!!!」

「なら、本当にベリアルはんは、現実世界の体でこの世界にダイブしているっちゅうのかよ!」

まぁ、俺様はもう聞かなくても良いか、先に行くとするか。あ、そういえば、ティアベルってやつ、さっきでしゃばってきやがったが、何がしたかったんだ?

『私が伝えたかったことはこれで終わりだ、それではプレイヤー諸君、引き続き、SAOを楽しんでくれたまえ』

そう言って半透明の製作者は消えていった。さて、俺様は行くとするかね。ん?なんだ?これ?ラストアタックボーナス?レアアイテムか?コートオブミッドナイト。ほう、俺様にぴったりのアイテムだなぁ。俺様はそれを装備し、階段を歩いていき、第二層へ降り立った。

 

 

 

ゴジラと戦わせる?それとも共闘?

  • 戦わせる
  • 共闘
  • 陛下の意のままに
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