「そういえば、私の新しい装備買うお金あるの?」
「それが、あまりない」
「それじゃあ、チェンジしようにもできないじゃない!!」
なんだ?装備のこと話してんのか?俺様のやつに余ってたのが、やるか。
「おい、俺様の中にあるやつをやるからそれで我慢しろ」
「え!良いんですか?」
「俺様が使うのはこのギガバトルナイザーだ、それ以外は必要ないからなぁ」
「そうですか、ならお言葉に甘えて」
「ほれ、送ったぞ」
「はい、え、これって、25階層のボスのラストアタックボーナスで手に入るレア武器の!!良いんですか!?」
「あ?それレアだったのか?そんなの、俺様のストレージボックスにゴロゴロあんぞ」
「す、すげぇ」
「さすが攻略組最強のプレイヤー」
「格が違うぜ」
なんか感動してるが、ただボコってたら貯まっただけだからなぁ。
「いいからそれ使っとけ、というかやる、要らねぇから」
「あ、ありがとうございます!!!」
「礼はいい、とっとと装備してついてこい」
「わかりました!」
俺様と騒がしいギルド連中は森に来ており、今、カマキリ型のモンスターと戦っている。
「おいサチ!!怖がってたらなにもできないぞ!!!」
「わ、わかってます!!」
「テツオ!!テメぇはスイッチが遅せぇ!!」
「は、はい!!」
「ササマル!!そこでスイッチだ!!」
「了解です!!」
「後衛はボーッと突っ立ってねぇでモンスターの動きを見て前衛のサポートをしろ!!」
「すごい、言葉は荒いけど、的確かつ迅速な指示でみんなを指揮している」
そりゃあ、一時は帝国を築いたことがあるんだ、このくれぇできねぇと銀河大皇帝なんかやってられっか。
「ケイタはこのくらい出きるようになれ!!」
「わ、わかりました!!」
すると、テツオが最後の一撃を当て、カマキリ型のモンスターは光となり消えていった。
「やったぁ!!」
「このくらいで喜んでんじゃねぇアホども!」
「「「「「「はい!!!」」」」」
「俺様が鍛えるんだ、一週間でレベルは30以上行ってもらわねぇとなぁ」
「そ、そんなぁ」
「無理ですよぉ」
「弱音吐いてねぇでさっさとそこのモンスターと戦え!!」
「「「「「ひぃ!!」」」」」
悲鳴をあげながらモンスターに向かっていく五人。けっ!まぁ、後はコイツらの努力しだいだな、俺様は俺様でモンスターを狩るか。俺様はギガバトルナイザーから三日月型の斬撃を放ってそこらにいるモンスターを一網打尽にする。
「これだから下層のモンスターは、手応えなくておもしろくねぇ」
俺様はギガバトルナイザーを腰に下げ、歩き出す。夕方までモンスターを狩って、町に戻った。俺様はまだやりたいことがあったため、フィールドに残った。
「あ?」
「ベリアルじゃねぇか、こんなところでレベル上げか?」
「テメぇはクラインか、なんのようだ」
「いや、見かけたからよぉ、それでお前ギルドに入ったのか?」
「二週間だけだ」
「そうかよ、それで、攻略組のほうはどうだ?」
「マウントを取り合ってるな、たぶんだがラストアタックボーナスが欲しいんじゃないか?」
「でも、それを全部お前がかっさらってんだろ?」
「俺様はただ強いモンスターと戦いたいだけだ、それ以外には興味ねぇ」
「そうか、まっ、頑張れよ!じゃあな!!」
と言ってクラインは仲間と共にモンスター狩りに戻っていった。すると、メッセージが届いた。
「あ?」
『あの、ベリアルさんだ、サチが戻ってなくて、みんなで探してるんですが、見つからなくて、手伝ってもらえませんか?』
「あの女は世話がかかりやがるな」
俺様は何故か手に入っていた追跡スキルを使い、足跡を見つけ、それが向かう場所へ向かった。そこには膝を抱えているサチが居やがった。
「おい、テメぇこんなところでなにしてる?」
「ベリアルさんですか、えっと、その」
「話したくねぇんなら別に構わねぇ、興味ないからなぁ」
「ふふふ、それ、フォローになってませんよ」
「フォローしたつもりはねぇ」
「そうですか」
そこで会話が止まり、しばらく無言だったが、サチが話し始めた。
「ねぇ、ベリアルさん、なんでこの世界から出れないの?なんでゲームなのに本当に死ななきゃならないの?私、死ぬのが怖い」
「そうかよ、まっ、それが普通のことだ、攻略組の奴らがちとおかしいだけだ」
「怖くても良いんですか?」
「いいんじゃねぇのか?俺様は何回か死んだことがあるからなぁ、別に死への恐怖なんてもんはとっくの昔に失くなった」
「何回か死んだことがある?でも、ベリアルさんは生きて」
「俺様はそのたびに強い憎しみと怒り、復讐心と共に復活した、そしてそのたびにまた倒された」
サチは驚きながらも、話を聞いていた。
「テメぇにはそういう感情はねぇだろ?だったら俺様みたいには死なねぇさ、というか、よっぽどのことがない限り死なねぇだろ、俺様がいるんだからなぁ」
俺様はそこで言葉を止め、一体の怪獣をバトルナイザーから召喚した。
「テメぇらは俺様がモンスターと戦う時に強くなるまで守られてりゃいい、ほれ、テメぇにコイツをやる」
「この子は?」
「リムエレキングだ、使い魔にできんだろ、そいつは電撃攻撃などが得意だ」
「私、ベリアルさんに貰ってばっかりですね」
「俺様は要らねぇもんをやってるだけだ、在庫処理みたいなもんだ気にするな」
「ふふふ、でも、気にしちゃうのが人間なんですよ」
「そうかよ、ほれ、テメぇは仲間んとこ戻れ」
「わかりました」
俺様はサチをメンバーのところへ送り、またモンスター狩りに行った。
ゴジラと戦わせる?それとも共闘?
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戦わせる
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共闘
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陛下の意のままに