ソードアート・ベリアル   作:競馬好き

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赤鼻のトナカイ?そんな歌、俺様は知らん!そもそもクリスマスってなんだ? 2

「そういえば、私の新しい装備買うお金あるの?」

「それが、あまりない」 

「それじゃあ、チェンジしようにもできないじゃない!!」

なんだ?装備のこと話してんのか?俺様のやつに余ってたのが、やるか。

「おい、俺様の中にあるやつをやるからそれで我慢しろ」

「え!良いんですか?」

「俺様が使うのはこのギガバトルナイザーだ、それ以外は必要ないからなぁ」

「そうですか、ならお言葉に甘えて」

「ほれ、送ったぞ」

「はい、え、これって、25階層のボスのラストアタックボーナスで手に入るレア武器の!!良いんですか!?」

「あ?それレアだったのか?そんなの、俺様のストレージボックスにゴロゴロあんぞ」

「す、すげぇ」

「さすが攻略組最強のプレイヤー」

「格が違うぜ」

なんか感動してるが、ただボコってたら貯まっただけだからなぁ。

「いいからそれ使っとけ、というかやる、要らねぇから」

「あ、ありがとうございます!!!」

「礼はいい、とっとと装備してついてこい」

「わかりました!」

俺様と騒がしいギルド連中は森に来ており、今、カマキリ型のモンスターと戦っている。

「おいサチ!!怖がってたらなにもできないぞ!!!」

「わ、わかってます!!」

「テツオ!!テメぇはスイッチが遅せぇ!!」

「は、はい!!」

「ササマル!!そこでスイッチだ!!」

「了解です!!」

「後衛はボーッと突っ立ってねぇでモンスターの動きを見て前衛のサポートをしろ!!」

「すごい、言葉は荒いけど、的確かつ迅速な指示でみんなを指揮している」

そりゃあ、一時は帝国を築いたことがあるんだ、このくれぇできねぇと銀河大皇帝なんかやってられっか。

「ケイタはこのくらい出きるようになれ!!」

「わ、わかりました!!」

すると、テツオが最後の一撃を当て、カマキリ型のモンスターは光となり消えていった。

「やったぁ!!」

「このくらいで喜んでんじゃねぇアホども!」

「「「「「「はい!!!」」」」」

「俺様が鍛えるんだ、一週間でレベルは30以上行ってもらわねぇとなぁ」

「そ、そんなぁ」

「無理ですよぉ」

「弱音吐いてねぇでさっさとそこのモンスターと戦え!!」

「「「「「ひぃ!!」」」」」

悲鳴をあげながらモンスターに向かっていく五人。けっ!まぁ、後はコイツらの努力しだいだな、俺様は俺様でモンスターを狩るか。俺様はギガバトルナイザーから三日月型の斬撃を放ってそこらにいるモンスターを一網打尽にする。

「これだから下層のモンスターは、手応えなくておもしろくねぇ」

俺様はギガバトルナイザーを腰に下げ、歩き出す。夕方までモンスターを狩って、町に戻った。俺様はまだやりたいことがあったため、フィールドに残った。

「あ?」

「ベリアルじゃねぇか、こんなところでレベル上げか?」

「テメぇはクラインか、なんのようだ」

「いや、見かけたからよぉ、それでお前ギルドに入ったのか?」

「二週間だけだ」

「そうかよ、それで、攻略組のほうはどうだ?」

「マウントを取り合ってるな、たぶんだがラストアタックボーナスが欲しいんじゃないか?」

「でも、それを全部お前がかっさらってんだろ?」

「俺様はただ強いモンスターと戦いたいだけだ、それ以外には興味ねぇ」

「そうか、まっ、頑張れよ!じゃあな!!」

と言ってクラインは仲間と共にモンスター狩りに戻っていった。すると、メッセージが届いた。

「あ?」

『あの、ベリアルさんだ、サチが戻ってなくて、みんなで探してるんですが、見つからなくて、手伝ってもらえませんか?』

「あの女は世話がかかりやがるな」

俺様は何故か手に入っていた追跡スキルを使い、足跡を見つけ、それが向かう場所へ向かった。そこには膝を抱えているサチが居やがった。

「おい、テメぇこんなところでなにしてる?」

「ベリアルさんですか、えっと、その」

「話したくねぇんなら別に構わねぇ、興味ないからなぁ」

「ふふふ、それ、フォローになってませんよ」

「フォローしたつもりはねぇ」

「そうですか」

そこで会話が止まり、しばらく無言だったが、サチが話し始めた。

「ねぇ、ベリアルさん、なんでこの世界から出れないの?なんでゲームなのに本当に死ななきゃならないの?私、死ぬのが怖い」

「そうかよ、まっ、それが普通のことだ、攻略組の奴らがちとおかしいだけだ」

「怖くても良いんですか?」

「いいんじゃねぇのか?俺様は何回か死んだことがあるからなぁ、別に死への恐怖なんてもんはとっくの昔に失くなった」

「何回か死んだことがある?でも、ベリアルさんは生きて」

「俺様はそのたびに強い憎しみと怒り、復讐心と共に復活した、そしてそのたびにまた倒された」

サチは驚きながらも、話を聞いていた。

「テメぇにはそういう感情はねぇだろ?だったら俺様みたいには死なねぇさ、というか、よっぽどのことがない限り死なねぇだろ、俺様がいるんだからなぁ」

俺様はそこで言葉を止め、一体の怪獣をバトルナイザーから召喚した。

「テメぇらは俺様がモンスターと戦う時に強くなるまで守られてりゃいい、ほれ、テメぇにコイツをやる」

「この子は?」

「リムエレキングだ、使い魔にできんだろ、そいつは電撃攻撃などが得意だ」

「私、ベリアルさんに貰ってばっかりですね」

「俺様は要らねぇもんをやってるだけだ、在庫処理みたいなもんだ気にするな」

「ふふふ、でも、気にしちゃうのが人間なんですよ」

「そうかよ、ほれ、テメぇは仲間んとこ戻れ」

「わかりました」

俺様はサチをメンバーのところへ送り、またモンスター狩りに行った。

 

 

ゴジラと戦わせる?それとも共闘?

  • 戦わせる
  • 共闘
  • 陛下の意のままに
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