どうやら、その原因は自分にあるみたいで。
しずくちゃんは、演劇部での演劇の配役が原因だった。
では、かすみちゃんの方の原因は?
中須かすみちゃんは、自分とは同学年で、隣の家に暮らしている。
小さい頃から遊んでいる、いわゆる幼馴染というやつである。
かすみちゃんが作るパンの試食をさせられることはあるが、一緒にお出掛けたりする、仲でもある。
自分が寝坊しそうな時に、起こしてくれるのは、かすみちゃんである。
かすみちゃんが、あんな風になってしまった原因は、間違いなく自分である。
ある朝、自分は目覚ましでは、起きられてなかった。
その一方、隣のかすみちゃんは起きていた。
既に、朝の支度を済ませていた。
かすみ「あっ、響君は起きてるかなぁ?あの子、朝に弱いもんなぁ。」
かすみ「SNSへの反応もない、電話してみようかなぁ?」
(響一は、電話にも、出なかった。)
かすみ「これは、かすみんが起こしに行くしかないですね。」
インターフォンを鳴らしてから、響一の親が応対して、家に入った。
幼馴染とあって、かすみちゃんが響一を起こす役割になっているらしい。
(スヤ―、スヤー。)
かすみ(響君、幸せそうな顔してるなぁ。)
かすみ「ずっと、寝顔を見ていたいけど、かすみんが起こさなきゃだよね!」
《耳元で》
かすみ「響君~!朝だよ~!かすみんの声、聞こえないんですか~!」
(聞こえてすらいない様だ。)
かすみ「起きないですね。じゃあ、揺さぶってみますかね。」
かすみ「響君、いい加減、起きて下さい!」
(それでも、起きない。)
かすみ「ここは、最終手段ですね。」(早く起こしたいから。)
かすみ「これでどうですか!」
(ベットで寝ている響一の上に馬乗りになった)
「う~ん?何かが乗っているなぁ?って、かすみちゃん!?」
かすみ「そうだよ~!響君が、ちっとも起きてくれないもん!」
「起きないとって、顔が近い。」
(体を起こしたら、目の前にかすみちゃんの顔が)
かすみ「響君、顔近いよぉ!」(響君の顔、カッコイイなぁ。)
「あれ?かすみちゃん、顔赤くない?」
かすみ「き、気のせいだよ~。きっと。」
《響一の上から移動して》
かすみ「そうだ、起きて一緒に、朝ご飯食べようよ~!」
「そうだね。さっさと準備するから待っててね。」
かすみ「はーい。かすみん、リビングで待ってるからね。」
【朝食】
「あれ~?もしかして、このコッペパンって?」
かすみ「はい。もちろん、かすみんが作ってんだよ~♪」
「だよねぇ(;^ω^)」(薄々察していた。)
かすみ「さぁ、響君も食べようよ~?」
「うん。食べようか。」
「おぉ!このコッペパン、めちゃくちゃ美味しいよ!」
かすみ「えへへ。そう言ってくれるの、嬉しいなぁ。」
かすみ「さぁ、早く食べてかすみんと、学校行こうよ~!」
「分かったよぉ~。」
「それにしても、照れるかすみちゃん、可愛かったなぁ。」
かすみ「もう~!そんなこと言わないでよぉ!照れちゃうから~!」
その後、かすみと仲良く2人で、学園へと向かったのだった。
まさか、この後に、あんな事になるとは、予想もしていなかったけど。
いやぁ、かすみんのタメ口の口調に苦戦しました。
同級生同士なら、タメ口だろうなぁと思いました。
タメ口の使いどころに悩みました。
今後もストーリーは続いていきます。
感想等を下さると嬉しいです。