朽ちぬ花の花言葉   作:ゆゆゆ民

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ゴメンナサイ......ゴメンナサイ......
ダクソ2とFGOとラクガキキングダムが楽しすぎてサボってました......
ゴメンナサイ......ゴメンナサイ......


七話

真っ白な光が消え、目の前に広がるのは星一つ無い漆黒の夜空と極彩色の無数の根で彩られた樹海。

そして壁の方に目を凝らすと......見つけた、星座型は乙女座(ヴァルゴ)牡牛座(タウラス)水瓶座(アクエリアス)、そして......胸に星空のような暗い穴が開いた、人間大の白い人型が一体。

 

「なに、アレ......?ちーちゃん、早く逃げなきゃ!」

 

恐怖を湛えた目を見開き、こちらの手を引いて逃げようとする友奈。

本当に良い子だ。掴まれた手からは震えが伝わってくる。

一人ででもすぐに逃げ出したいだろうに、それでも私を心配して一緒に逃げようとしている。

自分よりも誰かを優先できる、いや、してしまう。まさに勇者と言うべき精神性だ。

 

世界を守るため。

そう心の中で唱え、掴まれた手を両手で包み込み友奈に目を合わせる。

 

「友奈、よく聞いてよく考えてから答えて欲しい。」

 

私が彼女に示すのは、二つの選択肢。

でも、それは質問ではない。むしろ、その片方を完全に断ち彼女の未来を固定するものだ。

 

「あなたは神樹様から世界を守る勇者の役目を与えられた。勇者はあの怪物達と戦って、絶対に勝たなきゃいけない。」

決して報われることの無い戦い(勇者 榊友奈)の道か。

 

「でも、それは絶対じゃない。あなたには戦わない選択をする権利がある。」

目を背け幸せに生きる(人間 榊友奈の)道か。

 

「友奈、どうする?あなたはどうしたい?」

 

俯いて酷く悩んでいる様子の友奈。でも、私は彼女の選択は分かっている。

 

「私は......私、は......」

 

全く、自分に反吐が出そうになる。

 

「......戦う。私が戦って、みんなが守られるなら、やる。私は、勇者になる!」

 

友奈に微笑み、彼女のポケットから端末を取り出し画面を見せる。私の顔は引きつっていないだろうか?

 

「このボタンに『戦う意思』を持って触れればあなたは勇者になれる。」

 

「友奈、お願いだ(ごめんなさい)。私と一緒に勇者として戦って(地獄へ堕ちて)くれ。」

 

友奈の指が端末へと伸び、黒と赤の二つの光が吹き上がった。

 

 

 

 

                       

 

二人で樹海の空へ飛び上がり、簡易な作戦を告げる。

 

「友奈はあそこの大きい奴三体の気を五分くらい惹いておいて。私はあの人型をやる!」

 

「それぞれピンクが爆弾、緑が音、青いのが水、後ろは任せる。絶対に生き残って!」

 

そう早口に言って、瘴気を使って背後に作り出した円盤状の縦を足場に瞬間に加速。

こちらを見つけた人型、否、『天使型』の裂け目のような口だけがついた顔に拳を叩き込み粉砕、地上に吹き飛ばす。

更に重力に任せて自由落下し、土煙の中にいる天使型を踏みつけ、胸の星座盤を殴り砕こうとして     

「っぅ!」

 

私の首を落とす軌道の手刀を回避、続けて繰り出される機関銃のような打撃を飛び退いて避けて、立ち上がり、砕けた顔面が既に修復されつつある天使型に向き直る。

 

「まぁ、そう上手く行かないかっ!」

 

背中に背負った『生太刀』を抜刀、再び構えて相手を見ると、胸の星座盤に点々とまるで星座のように光が浮かぶ。

浮かび上がったのは......天秤座(ライブラ)

 

天秤(ライブラ)......初見の相手か、嫌だなぁ全く!」

 

 

 

 

 

                      

人型の怪物の方へと飛んでいったちーちゃんを後目に、私は三体の怪物の方へと近づいていく。

さっきまで私を縛り上げていた恐怖はあまり感じない。

きっと勇者の力のサポートなんだろう。

でも、もう一つ。『後ろは任せる、絶対に生き残って!』ちーちゃんに言われたこの言葉が今この瞬間も私を奮い立たせている。

今の私なら、なんだって出来る気がする......!

 

......?あいつら、どこを狙ってるんだろう?

よく見ると、怪物達は接近している私じゃなく、地面の方に向いて攻撃している。

 

「何かそこに......えぇっ、人ぉ!?」

 

目を凝らして見た地表には、中学一年生くらいの子と、それを抱えて逃げる女の子がいた。

いけない、何とか爆弾や水の玉を上手く避けて逃げているみたいだけど長くは持たないはず。

私が助けなくちゃ!

 

「こっちを、見ろぉぉぉぉ!」

 

ジャンプの勢いを乗せてピンク色の怪物を蹴りつけ、ガァンッ!と轟音と共に体制を崩したのを見届けてから二人の女の子の前に立ち、叫ぶ。

 

「讃州高校一年、榊友奈!」

 

自分の中の最高のヒーローの姿を想い、自分を重ねる。

 

「私は、勇者になるっ!」

 




出来るだけ更新感覚縮めたいなぁ......なんて考えつつPS4に伸びる自分の手が憎い......!
でもっ、止"め"ら"れ"な"い"ッ"ッ"!(反省の色無し)
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