仮面ライダー電王×真・恋姫無双 夢が叶うとき・・・   作:アクアマン

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以前考えていた小説の一つです。とりあえず試作兼連載します。


プロローグ

「さようなら・・・・・・誇り高き王・・・・・・」

 

「一刀・・・・・・」

 

「さようなら・・・・・・寂しがり屋な女の子・・・・・・」

 

そして一刀は消えた。

 

そしてあれから私は一刀が消えたことを皆に話した。ある者は泣き、ある者は絶望しうなだれる。ある者はやせ我慢をしてこの場を耐える。そして夜自分の部屋で泣き明かした・・・

 

 

 

あれから1年・・・

 

一刀がいなくなった魏は変わった。表面上は真面目だが皆あの日と比べて何か抜けている感じがした。やはり最愛の人との別れによる動揺は1年たっても抜けられないのであろう・・・。そしてこの私曹孟徳も・・・

 

 

今日は三国の平和を祝う式典の日

 

魏のみんなもこの悲しさを他国の者にしれないため元気なふりをしながら祭りを楽しむ。

 

「華琳~。こっち来なさいよ~。おいしいお酒あるよ~」

 

そう言って孫呉の酔っ払い王孫策こと雪連が私に酒を進める

 

「なんか今ちょっとひどいこと言わなかった・・・?」

 

勘の鋭さも相変わらずね・・・

 

「お誘いありがとう。でも私は行きたいところがあるの。だからまたあとで・・・」

 

そう言って私は式典の会場から外へ出た。

 

そして歩いて何分かしたところに私はいた。ここはあの最愛の人と別れたところ・・・

 

「一刀・・・。あなたのおかげでこの国は平和になった・・・。見える・・・?」

 

そういって私は振り返る。そこにはかすかに見える平和な町があった

 

「でもね・・・。あなたがいなくなってからみんなは変わったわ・・・。あなたがいなくなって皆抜け殻のようになって普段はそれを隠すように仕事をしているのよ・・・。あの桂花でもね・・・」

 

そこまで言ったあたりで私は涙をこぼす

 

「一刀・・・、バカ・・・。なんでいなくなったの・・・。みんなあなたが必要としていたのに・・・」

 

そして私は泣き出す。あの日と同じように・・・

 

「一刀・・・、会いたい・・・」

 

それが私の望み・・・

 

 

・・・

 

・・・・・・

 

・・・・・・・・・

 

 

 

 

少女が森で泣いている頃とある場所で異変が起きていることは誰も知らなかった

 

それは華琳が森へ足を踏み入れたあたりからさかのぼる・・・

 

三国から少し離れた場所。その空に謎の穴が現れた。そこから謎の光が次々と現れそれらは各所に散っていッたのであった

 

・・・・・・・・・

 

・・・・・・

 

・・・

 

「一刀・・・、会いたい・・・」

 

私のたった一つの望み。そして決して叶わぬ望み。私が涙ながらにその望みを呟いた。でもできるならば叶えてほしい・・・。私がそう思ったその時

 

ドォンッ!!

 

突如私の中に何かが入った感じがした。同時に私の体からあふれる無数の砂。

 

「なんなの、これは・・・!?」

 

私は涙をぬぐうと私の周りに起きた異変を見る。しかし異変はそれだけではなかった。突然私の周りからこぼれ落ちた砂がまるで意志を持つかのごとく動き出し一つに集まっていく・・・。

 

そして砂がどんどん異形の形へと姿を変えていった

 

「何奴!!」

 

私はすぐに絶を構え化け物の前に向ける

 

『まあ、そう身構えるな・・・。』

 

「何奴と聞いている・・・」

 

『やれやれ・・・。何を言っても無駄か・・・。まあ、いきなりこんな状況になったら無理ないか・・・。』

 

「ふざけないで・・・。この妖が!!この曹孟徳に牙を剥けようとしたらどうなるか・・・」

 

『だから俺はあんたに何かしようとは思っていない!!。むしろお前の力になるだけだ!!』

 

「力だと・・・。ふざけな・・・」

 

『お前の望みを言え。どんな望みもかなえてやる。どんな望みでもだ』

 

その言葉に私の動きが止まる

 

「私の望み・・・?」

 

『そう。あるだろう。お前が心から求めている望みが・・・』

 

私の望み・・・それは・・・決して叶わないと言っていたあの望み・・・

 

「私の、いや私たちが心から愛した男、北郷一刀を再びこの世界へ戻して・・・」

 

異形の言葉に私は操られているように望みを言った。

 

『わかった・・・』

 

そう言うと上半身が地面に、下半身が宙にあった異形が姿を変え人のような形へと変えた。そして異形が私の頭に手を置きしばらくすると・・・

 

『こいつか・・・。』

 

今ので私は悟った。こいつは私の記憶から一刀の姿を記憶したのだろう。そして異形は私から数歩離れると・・・

 

『はあっ・・・!!』

 

突然空に向かって謎の光を飛ばすとそこから空に謎の穴が出現した

 

『待っていろ・・・。お前が望んでいるその人物を連れて来てやる・・・』

 

そう言って異形は飛び立ち穴へと消えていった。同時に穴は消えた・・・

 

 

しかしこの時の私は知らなかった。私が安易にあの異形に望みを言った出来事がこの次に待つ大きな戦いの序章であることに・・・




今回はここまで次回一刀&電王登場(予定)
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