仮面ライダー電王×真・恋姫無双 夢が叶うとき・・・   作:アクアマン

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最近スランプのせいか「GOD SPEED BAKA」の続きが書けない・・・


再開・・・

『待っていろ・・・。お前が望んでいるその人物を連れて来てやる・・・』

 

あの異形がそう言ってから数日が経っていた。あの日のことは夢なのかどうかわからない。気づいたら私の帰りが遅くなっていたのを心配して春蘭たちが私のもとへやってきた。何があったのかと聞いてきたので私は「あの日のことを思い出していたらついね・・・」といって誤魔化した。私の言葉に春蘭たちは落ち込んだ。やはり一刀のことが忘れないようね・・・

 

そして今日を迎えた。今日は式典の最終日。今日も祭りや張三姉妹のらいぶしょー(一刀から聞いた言葉)で大いに盛り上がって今は城の中庭で酒宴を楽しんでいた。

 

「ちびっこ!!今日こそは負けないからな~!!」

 

「望むところなのだ!!」

 

ガツガツッ!!

 

ある場所では季衣と鈴々が大食い対決をする。ちなみに結果はいつも季衣の負けだった。私はあの子ほど食べないけどよくわかる。一刀がいなくなった動揺のせいかいつもの季衣の食べ方ではないからだ。そしてあの子の親友でもある流琉も変わった。大食いに関しては疎くても味には自信がある私にはすぐにわかる。あの子の料理の一刀がいなくなる前の味と変わっていたからだ。前は一流料理店に勧誘されるぐらいの腕を持っていたけど今はその腕は格段に落ちていた。今でこそ元気にふるまってはいるがやはりやせ我慢をしているのは丸分かりね。

 

とその時

 

「か~り~ん♪」

 

がばっ!!

 

「うわっ!?」

 

突如後ろから誰かに抱き付かれ声を上げる私。この声の主は・・・

 

「何の用・・・、雪蓮!!」

 

私は少し怒気を込めた感じでこの江東の大馬鹿王に言う

 

「やはり私のことを馬鹿にしているでしょ!?」

 

「うるさい!!で、何の用なの!!」

 

「む~、つれないな~。せっかく元気づけようとしているのに~」

 

「はあ?」

 

「だってあんたたち魏の人たちって表面上は元気にふるまってはいるけどやせ我慢なのは見え見え。このままじゃ体壊すわよ♪」

 

さすが江東の小覇王。今の私たちの状態を見抜くとは・・・

 

「理由はなんとなくわかるわ・・・。あの天の御使いの子のことでしょ・・・」

 

「ええ・・・」

 

「確かにあの子はいなくなった。そして大切な子を失った悲しみは大きい。でもあの子のことにいつまでもかまけているといざというときに足元を・・・」

 

「わかっているわよ、そんなこと!!」

 

私は大声でそう言った。その大声で周りの人は驚きこっちを向いた

 

「でも・・・忘れようにも忘れないのよ・・・。だって一刀は・・・一刀は・・・」

 

私たちが本当に心から必要としていた男。そこまで言おうとしたその時

 

「曹操様!!ご報告申し上げます!!」

 

突如城の兵が大慌てで私のもとへ駆け寄ってきた

 

「何事!?」

 

「はっ!!先程城内に怪物が侵入!!一瞬のうちに警備の者を打ち倒しこちらへ向かっているとのことです!!」

 

兵が発したその言葉に私は固まった。怪物・・・?まさか・・・。私がそこまで考えたと同時に・・・

 

「怪物が来たぞーーー!!」

 

兵たちのその言葉に魏、蜀、呉の武将が一斉に武器を持つ。そして徐々に聞こえてくる足音。

 

ごくりっ・・・

 

周りの空気からそんな音が聞こえた。そして現れた怪物。それは・・・

 

「(やはりあれは・・・あの時の・・・・)」

 

そこにいたのはあの日私の前に現れた異形。そいつがここに来たということは・・・

 

「邪魔だ・・・、退け・・・」

 

そう言って異形は人間の者とは思えない跳躍力でとび私の前に降り立った

 

「華琳様・・・、貴様、華琳様から・・・」

 

秋蘭がそこまで言って言葉が途切れた。おそらく怪物の背につかまっている者の正体に気づいたのであろう。そうそれは・・・

 

「待たせたな・・・。お前が望んだ人物だ・・・」

 

そう言って怪物は背につかまっていた男を引き剥がし私の目の前に差し出した。そうその人物は・・・

 

「久しぶり・・・華琳・・・」

 

「一刀・・・」

 

私が、いや魏の人物が心から愛した男、北郷一刀であった

 

「北郷なのか・・・」

 

「北郷・・・」

 

「兄ちゃん・・・」 

 

「兄様・・・」

 

『隊長・・・』

 

「お兄さん・・・」   

 

「一刀殿・・・」

 

「一刀・・・」

 

『一刀(さん)・・・』

 

「精液男・・・ 」

 

魏のみんなもこの出来事に驚く。そして・・・私たちは抱き合った

 

「ごめんな華琳・・・勝手に消えたりして・・・」

 

「本当よ・・・バカ・・・。勝手に消えてどれだけ大変だったか・・・」

 

私はあの日と同じくらい泣きながら一刀と抱き合った。本当に会えてよかった・・・。叶えられるわけないあの望みが叶ったんだからこれほど嬉しいことは・・・

 

「感動の再開のところ悪いが少しどいてもらおう・・・」

 

と怪物がそう言った瞬間一刀を引っぺがし後ろへ放り投げた

 

「うわっ!?」

 

「一刀!?貴様何を・・・」

 

「お前の望みはこの男を再びお前の前に呼び寄せること。その望みは果たした・・・。契約成立だ・・・」

 

そう言って怪物は私の前で両腕を突き出すとまるで扉を開けるような動作をして私の意識はそこで途切れた・・・  

 

・・・

 

・・・・・・

 

・・・・・・・・・

 

怪物が華琳の前に両腕を突き出し扉を開ける動作をした瞬間華琳の体から左右に開きそこから怪しげなものが現れた

 

「華琳様!?貴様、華琳様に何をした!?」

 

春蘭が怒りを込めた声で怪物に問う

 

「案ずるな・・・。俺がここに入ったらこれは閉まる。なぜならこの先に続くのはこいつが強く思う時間なのだから・・・」

 

「今の話から察するにお前はそこに入り華琳様が最も強く思う時間のもとへ行くということだな?ならお前はそこで何をするつもりだ?」

 

「破壊する」

 

怪物がそういった一言に周りの空気が変わった

 

「破壊とはどういうことだ・・・」

 

凪が殺気を込めた声で怪物に言った

 

「そのままだ・・・。折角だから教えよう。俺が破壊したものは現在でも影響を持つ。そこらへんの木を壊せば現在でその木を材料としたものは消え、過去の人物を殺せば現在の人物は消える。当然俺が過去のこいつを殺せば今のこいつも消えるということだ・・・せっかくの再開なのにもうお別れとはせつないな・・・」

 

怪物がそこまで言って華琳のもとへ行こうとしたその時

 

ビュゴッ!!

 

突如怪物のもとに気弾が飛び突然のことで怪物は後ろへ飛びのった。その隙を狙い春蘭が華琳を抱える

 

「そういうことを言われて貴様をその時間とやらへ行かすわけにはいかないな・・・」

 

「せっかく兄ちゃんに再会できたのにそんなのはないよ!!」

 

「兄様をこの世界へ戻したことであなたには感謝しますと思っていましたが撤回します。あなたは最低です!!」

 

「桂花、華琳様を頼んだぞ・・・」

 

そう言って魏の武将は怪物を取り囲む。いや魏の武将だけではない

 

「助太刀いたす。こやつの話が本当ならこやつを過去へ行かせるわけにはいかない!!」

 

「貴様が行くのは過去ではない。あの世だ!!」

 

蜀や呉の武将も怪物を取り囲んだ

 

「ふん・・・。貴様ら如き1分で片づけてやる・・・」

 

怪物が言った勝利予告。怪物は余裕の表情だった

 

「1分で片付くのは貴様だ!!」

 

「いくぞ!!皆の衆!!」

 

『おお!!』

 

その言葉が戦いの始まりだった。だが怪物はコマのように回転すると怪物を中心とした竜巻が発生し徐々にみんなは吹き飛ばされていく

 

「がぁ・・・!!」

 

「ごばっ・・・!!」

 

そして1分が立つ頃にはすべての武将が倒れていた

 

「掃除は終わりだ。さあ、行くか・・・」

 

そう言って怪物は桂花に抱きかかえられている華琳のもとへ向かう

 

だが・・・

 

「行かせない!!」

 

おれはそう言って怪物を止めようと抑えるのだが・・・

 

「邪魔を・・・するな・・・!!」

 

簡単に引き剥がされはじき出される

 

「面倒だ・・・。貴様を殺してから過去へ飛ぶか・・・。どうせ貴様をここへ連れてきた時点で用済みだしな・・・」

 

そう言って怪物は両腕を俺の前に突き上げる。だ、ダメだ・・・殺られる・・・

 

「死ね!!」

 

そう言って怪物は俺にとどめを刺そうとした。だがその瞬間・・・

 

~♪~♪~♪~

 

突然空から電車のアナウンスみたいな音を鳴り響きわった。そしてそれは徐々に大きくなっていた

 

「な、なんなの。この音は?」

 

「次から次へとなんや?」

 

皆も困惑気味であったがただ一人、そうあの怪物がこの音を聞きさらに怒りをあらわにした

 

「この音・・・。ここまで来るか・・・!!」

 

怪物が怒りをあらわにした瞬間空にあるものが見えた。それはこの世界では存在しないもの。いや、俺の世界でもないだろう。形自体は似た物がある。でも俺は知るそれは決してそこを走っていない・・・。

 

「な、なんや、あれ!?」

 

「もしかして龍!?」

 

それが存在しないこの世界の人はあれを龍だと思うがあれは違う。そうあれは・・・

 

「空を走る電車・・・?」

 

空を飛びながらこちらへ向かってくる赤い色をした電車だった。そしてそれは徐々に降りて来て中庭を通過した。そして電車が通過し終わり再び空に舞い戻ったが通過する前にはいなかった人物がそこにいた。それはあの時学園であの怪物と戦ったあの人物・・・

 

「どこまで俺を追うつもりだ!!『電王』!!」

 

電王と名乗るあの男

 

「てめえを倒すまでだ。このイカ野郎・・・」

 

そう言いながら電王は親指で自分を指さしながら・・・

 

「俺・・・再び参上!!」

 

お決まりなのかさっき学園で見せたポーズを怪物に見せるのであった

 

 




次回恋姫勢大混乱(理由?察してくれ)
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