こっちは結構投稿頻度は低いです
「…Zzz…Zzz」
ジリリリリリ!ジリリリリリ!
時計がうるさく鳴り響く中、少女は少し機嫌が悪そうに寝ている
「…Zzz」
ジリリリリリ!ジリリリリリ!ジリリリリリ!
少女は目覚まし時計に手をかざすと
ガッシャァァァァン!
「どうした!?」
ドタバタと人が降りてくる、この人はこの少女の保護者でもある、名は石動惣一、宇宙人であり、自身をエボルトと名乗っている
そして今目覚まし時計を壊した少女、名を桐生戦兎、名前に反しとても可愛らしい少女である、ちなみに中3である
「んぁ?おはよぉエボルト〜」
「いや、何回目だよ目覚まし壊すの」
「ん〜…5回目?」
首を傾げながら答える、傍から見れば可愛らしい少女が首を傾げるポーズは同い年の男子ならばドキッとするだろうが、相手は大人でしかも宇宙人、効かないしまず戦兎は狙ってやってない
「はぁ…とにかく、明日から登校なんだからよ、少しは外に出て清々しい空気でも吸ってこい」
石動惣一はそのまま上に戻り仕事を再開する、ちなみに仕事はカフェ「nascita」の経営と政府の研究員と言う振り幅が凄い仕事なのだ「nascita」は桐生戦兎の両親が残した彼女への遺産であり、彼女が将来マスターになりたいとも思っているとても大事なお店である
「明日から別の中学だけどやってけそうか?」
朝食を食べながらエボルトは私に言う、なんでも私が転校するクラスは未確認生物の様なものがいるらしい、数日前にも防衛省の人がうちに来て色々と話してくれた
_______________数日前_______________
「君が桐生戦兎君か、俺は防衛省の烏間と言う者だ……早速で悪いが、君にはこの生物の暗殺を頼みたい」
「これですか?…なんかイカみたいですね」
「…普通タコだと思うが、まぁいい、そしてコレがそいつを殺すための道具だ」
そう言いながら烏間さんは私の目の前にBB弾のようなものとゴム製?のナイフを渡してきた
「なるほど、普通の武器は一切効かない生命体ですか…興味が出てきますね、是非細胞の一部を検出して実験を…」
「悪いが、そう言うのは上が禁止している」
「…なるほど、わかりました」
私は少し不貞腐れるもBB弾とそれを詰め込む銃、そしてナイフを受け取る
「あっ、あと私学校では石動戦兎って名乗りたいんですけど、いいですかね?」
「そこら辺はこっちで何とかしよう」
私は烏間さんを玄関まで送り別れる、なんだか疲れてる様子でもあったし今度相談でも乗ってみようか
______________________________
「にしてもなんで桐生戦兎って名乗らないんだよ、桐生ってお前の親の苗字だろ?」
私は箸を置き話す、何故桐生ではなく石動を名乗ることにしたのかを
「…確かに、桐生は私の苗字だけど、それを呼んでいいのは私を調べあげたあの人達や、私が信頼出来る人の前だけって決めたの、だからお店の人にも戦兎って読んでもらうようにしてるでしょ?…それにエボルトは私と親子なんだからさ私もエボルトの名前と同じにしてみたいと思ったんだ〜」
私はニコッと笑いエボルトを見る、するとエボルトはフッと笑い
「そうか、そう言えば大丈夫か?会話、とか?」
「ぐっ…だ、大丈夫だよ……多分」
桐生戦兎は人見知りである、と言っても仲良くなれば普通に喋れるのでそこまでの問題はないが…1度コミュニケーションが失敗した時のトラウマもあるのか、その人見知りはコミュ障と言っていいほど喋れない
(例)
友人などの知人
「やぁ、今日もいい天気だね!何して遊ぶ?ゲームもいいけど鬼ごっこや隠れんぼみたいに童心に帰るのもいいと思うんだ!」
初対面
「あっ…その、えぇっ…しゅみませっあ…」
まさに雲泥の差である、まぁ初対面やパニックになった時にしか起きないし、第1にエボルトがプロ顔負けの演技を教えたのもあって自己紹介などの社会人としての必要最低限の会話はできるのだ、世間話等に対してコミュ障が出てくるだけである…だが、時期としてはとても不味い、転校生である戦兎にとっては地獄を見るのと同義である
「「ご馳走様でした」」
2人は朝食を食べ終わり食器を片付ける
「じゃ、椚ヶ丘まで少し行ってくるね」
「おう、行ってらっしゃい」
エボルトに行ってくると伝え私はドアを開ける、そこまでは普通に駅に行き電車に乗り目的の駅に着いてそのまま少し歩く、ちなみに行先は椚ヶ丘中学校、名門校で名高いそうだ…実際私は名門校だろうが結局は自身の個性で左右される気がするけどね、まぁキャリアってやつは大事でもあるのか…そんな感じで思考を巡らせていると、あっという間に目的地に着いた
「ほへぇ、さすがにデッカイなぁ」
私の目の前にはThe学校と言っていいほどの学校、だが少し色が薄れている気がする…なんて言うか個性が無いというか、灰色だ、でもこう思うのは学校に失礼かな?あ、ちなみに服装はここの学校の制服だよ
「えぇっと確か理事長室だっけか」
とつぶやくと誰かに当たってしまう
「あっすみませ、 」
私は目を見開いた、私にとってその人はまるで悪魔のように見えた、自分の有無に従わぬものは排除するような冷酷非道な存在、だがその中には悲壮感を漂わせる乾いた良心も見える…要はなにかあった人だ
「確か君は、転校生の石動戦兎君ですね?私はここの理事長の浅野學峯、今後ともよろしく」
理事長先生は私に手を配る、要するに握手を求める、もちろん断る理由も無いためその握手に応える
「早速、理事長で少し話をします」
「はい」
_______________理事長室_______________
「…君には私の質問に答えてもいます、嘘は通用しないと思っておいてくださいね」
「さて、まずは君にはこの学校はどう見えるかい?」
早速私が最初にこの学校に思ったイメージを言わないといけない質問が出てきてしまった、とにかく正直に答えよう
「…この学校は個性、という物が薄れている気がします、要するに灰色です、すみません、通わせていただく学校にこのようなイメージを持ってしまって」
よし、最初の会話(?)は何とか成功した、コミュ障は出てきてないな、けどパニックになった瞬間出てきちゃうからね、とにかく集中しよう
「…構いません、では次にこの怪物にどような感情を抱きますか?」
「…!?」
そこにあったのは白を基調としたデザインに真っ黒な…まるで深淵の様な瞳に金色の装飾が腕や脚にもあり、そこには謎の古代文字のようなものが浮かび上がっている…そして最も目立つ頭の角…だがその怪物の雰囲気はとても…
「こ、この怪物は……えぇっ、その、とても…悲しそう、です」
…まずい少しパニクってしまった
「そうですか、では最後に、私の教育概念をどう思いますか?」
…なるほど、そう来ましたか…多少は聞いていたからね、この質問の答えはとうに決めている
「…確かに理事長先生の教育概念はとても合理性があり、結果も出ています、ですが…教育者としての倫理には多少外れていると思います」
私は思ったことを言った、まぁ演技に近い状態のため本心+建前の様なものだが…それに対しての理事長の反応は
「…なるほど、君はとても賢い…A組に来る機会があればぜひ来てれると嬉しい」
「…ご好意感謝致します、ですが私は明日から何があっても3年E組です、例え理事長が私を引き抜こうとしても、私は決してE組から抜けることはありません、それでは失礼しました」
私はそのままの勢いで理事長室から出る、その時の理事長は少し驚いていたが、同時に面白いものを見るような目をしていた
_______________自宅_______________
私はうちに帰りベットに寝転んで枕に顔を埋める、そして
「やっちゃったァァァァァ!!??」
私は叫んだ、思いっきりやってしまった、多分理事長に目をつけられた気がする…とっても悪い意味で
「はぁ…最悪だ、私は今日という日を一生後悔するだろう…」
「そこまでのことか?」
「んぁ?おかえり」
「おう、ただいま」
どうやらエボルトは私の様子を見に来たらしい、だから私はやってしまったことを話すと
「ハッハッハっ!お前まじかよ!?そりゃ完全に悪い意味で目ェ付けられたろ」
「やっぱりか〜…はぁ〜不安だなぁ」
どうするか考えてるとパソコンからビービーっとアラームがなる
「…きたか、戦兎」
「うん、行ってくるね」
私はスマホでアラームがなった原因の場所へと向かう、さすがにバイクとかじゃなくて自転車でね
そこには蜘蛛のような頭をした人型の怪物が人を襲っていた
「っもぉー!何時もいつも人ばっか襲って!たまには平和に過ごせないのかな!」
私はストレスをぶつけるために自転車を持ち上げ、勢いよく蜘蛛の怪物にぶつける
「グギャァァァ!?」
怪物にクリーンヒットした自転車は予想通り大破、まぁ直せるから問題ないけどさ、少しして怪物は立ち上がると
「!キサマ、クウガ!?」(グロンギ語)
「はぁ、まぁ正解でもあって不正解かな?」(グロンギ語)
*ここから先はしばらくグロンギ語で会話が続く体でお願いします
「不正解?どういう事だ?」
「まっこういう事」
私は体が変化し、理事長に見せられた怪物の姿へと変化した、そう、あの写真の怪物は私だからこそ一瞬パニックになったのだ
「なっ!?ダグバだと!?」
「私はクウガであり、そしてン・ダグバ・ゼバでもある…さぁ、ゲームを始めよう」
そこからはあっという間であった、蜘蛛の怪物は為す術もなく戦兎に殴られ続ける、時には体内を発火させられ、雷を落とされる、まるで悪魔、闇そのものと言って良いほどの極悪非道な戦い…いや、虐殺が繰り広げられた
「いや、だ…死にた……く、ない」
蜘蛛の怪物は這いつくばって逃げようとする、だがそんな事を戦兎は許すはずが無い、戦兎は怪物の顔を踏みつけ、グリグリと地面にすり潰す様に踏む
「お前が襲った人間もそう言ってたり思ってたはずだよ?なんで自分だけ助かろうとするのかな?」
「ダズ…ゲ……」
蜘蛛の怪物は動かなくなる、私は大破した自転車を担ぎ、そのままその場を去る、私が離れると蜘蛛の怪物は爆発四散し、その場から消えた
_______________翌日_______________
「あぁ〜あ、やっちまったな」
エボルトは私に言う、まぁニュースの内容が内容だからね
『昨晩現れた謎の蜘蛛型の怪物を白い怪物が殺害、警察、及び政府はこの事件に関し早急に対処を初め…』
「バレたら絶対烏間さんになんか言われるよぉ、これ」
「まっ頑張れよ、ほらっ昼飯」
「うん、ありがと…行ってきます!」
「おう、行ってらっしゃい」
私とエボルトは手を振って行ってきますと行ってらっしゃいを言う、そして私にとって奇妙で大切な新しい生活が始まる
私の名前は桐生、石動戦兎…人外で怪人で仮面ライダーだ