人外超人(女)の暗殺教室   作:キメラテックの旦那

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第1話 天っ才な人外

「なるほど…これじゃバレるわけない」

 

私は今山を登っている、もちろん椚ヶ丘中学校の敷地内である、私も最初はびっくりしたが、何と言うかこの暗殺の為に作られたんじゃないかってぐらい都合が良すぎる……まぁ、そんな事考えても仕方ないかっとそろそろ校舎が見えてきた

 

 

「おや?見知らぬ生徒と思ったら貴方が新しい生徒ですか?」

 

そこには黄色い大きな人?がたっていた、写真で見たけどだいぶ大きいな…2mは軽くいってる、だがしかし、私は人と見知りとコミュ障を足して2で割ったような人間だ

 

「えっ!あっそのっ…はい、転校してきました、い、石動戦兎…です、よろしくお願い…します」

 

私はしどろもどろな自己紹介…挨拶をする、今回コミュ障になった原因は恐らくこの人がいきなり現れたことによるパニックとほとんどプライベートな会話だからだろう

 

「ヌルフフフフ、石動さんはどうやら少しコミュニケーションが苦手なようですねぇ、ですが安心してください!3年E組の皆さんは貴方を大歓迎する筈です!」

 

「!…はい!私も頑張ります!」

 

何とかこの先生と打ち解けることには成功できた、この人に対しては恐らくコミュ障は発症することはもうないかな?

 

「あっそう言えば名前って」

 

「おっと、名乗るのを忘れていました、私は殺せんせー、殺せるといいですねぇ卒業までに」

 

「えぇ、もちろん、殺しますとも」

 

そう言って私は手を差し出し、握手を申し込む

 

「その調子で頑張って下さい、石動さん」

 

殺せんせーも手…というか触手を出し握手をすると、殺せんせーの触手が溶ける、というか弾け飛んだ

 

「ニュヤ!?」

 

殺せんせーは当然驚く、人で考えるといきなり腕が吹き飛んだんだから、私も私でびっくりしていた

 

_______________

 

「あの怪物はこのBB弾とナイフでしか傷を付けられない」

_______________

 

この言葉が私の頭の中で過ぎる、だが私は殺せんせーに傷をつけるための細工は一切していない、つまり、これは私自身がやったということだ

 

「えっと…鍛えてますから!」

 

「いやそんな事で納得するはずがないでしょ!」

 

さすがに殺せんせーにツッコまれた

 

「えっと、とにかくこの事は内密に出来ないでしょうか?」

 

この事に関しては私も研究対象にされても可笑しくない事をしてしまった、多分バレたら即研究所おくりだろう

 

「もちろん、石動さんに危害が加わりそうならば先生はもちろんあなたを守ります、政府はどうやっても私を殺せませんからねぇ」

 

殺せんせーは緑と黄色のシマシマ模様になった、恐らく舐めているんだろう、声色や動きでも分かる……いやこれ完璧に舐めてるな、でも守ってくれるのは本心っぽいなぁ

 

「とりあえず、教室へ行きましょう、職員室で少し烏間先生達とお話があります」

 

「わかりました」

 

 

 

 

_______________教室_______________

 

「なぁなぁ!職員室通ったらよ!可愛い子がいたんだよ!転校生かな!?」

 

チャラい見た目をしている男子生徒、前原陽斗が教室に入るや否や大きな声でみんなへ報告をする

 

「でもこんな時期に転校ってもしかして政府からだったりしてねぇ、それにそろそろ修学旅行だし、班とかはどうするんだろうね」

 

後ろの席の男子生徒、赤羽業が喋る、実際彼が言ってることは半分あってたりする

 

 

キーンコーンカーンコーン

 

「おはようございます皆ん、それでは主席をとり……前に今日は転校生をご紹介します、さっ入ってきてください」

 

 

ガラガラガラと私はドアを開ける、コツコツと靴がなりながら教卓に並び

 

「初めまして、石動戦兎です、よろしくお願いします」

 

『『可愛い…』』

 

私がニッコリと挨拶したあと殺せんせーは

 

「それじゃぁ石動さんは1番後ろの彼、カルマ君の隣です」

 

私は殺せんせーに言われた通りの席へ座り

 

「よろしくね…えっと、カルマ君」

 

「こっちこそよろしくね石動さん」

 

私がカルマ君と軽い挨拶を交わすと殺せんせーはホームルームを始めた

 

「それではホームルームを始めます、日直は前原君でしたね、挨拶を」

 

「起立!」

 

私も席を立つ、なるほどさすがに学校生活はふt

 

「気をつけ!」

 

気をつけと言った途端みんなが銃を構える

 

「ファッ!?」

 

「礼!」

 

ダダダダダダとライフルだったり拳銃だったりの弾幕が殺せんせーに向かって吹き荒れる……暗殺ってこんなオープンだっけ?

 

 

 

 

_______________数分後_______________

 

「皆さん揃っていますね、それじゃぁ先生京都まで言って生八つ橋買ってきます」

 

ビュン!っと殺せんせーは窓を開けるのと消えるように飛んでくのを同時にこなす

 

「なるほど…5分間の時間を自分なりに使うのにはマッハ20は便利なのか……」

 

『『なんか変なこと考えてる』』

 

「そう言えばさぁ、石動さんってどっから来たの?」

 

カルマ君に質問される…だがしかし、彼とはまだ挨拶を交わした程度のなか、つまり私のコミュ障が

 

「あっ、わたっいや、その……すみません」

 

「「「なんで謝る!?」」」

 

「ひっ!?す、すみませ…あぅ…」

 

完全にやらかした…誰か助けてくれぇ……

 

「そこら辺で勘弁してくれないか?」

 

!この声は!!

 

「惣一さん!」

 

エボルトを惣一さんと言うのは混乱を防ぐ為であるが、少し違和感が、いやだいぶ私としては違和感がある

 

「悪いな家のコミュ障娘が迷惑かけて」

 

「いや、まだ迷惑はかかってないですけど」

 

確か彼は磯貝悠馬君だったっけ、爽やかな人だなぁ

 

「まずは、自己紹介だな、俺は石動惣一、一応カフェ『nascita』の経営者でマスターだ、戦兎はいわゆるコミュ障でな、でも安心してくれ、仲良くなれば普通に喋るからな、なぁ戦兎」

 

「う、うん…みんな、その……よろしく…」

 

その挨拶によってみんなから何故か怒涛のラッシュの様に話しかけられた

 

「さっきカルマ君が言ってたけどどこから来たの?」

 

「えっと…ここから結構離れてるとこからかな…えっと、私もそこまで覚えてにゃ……ないんだ」

 

思いっきり噛んだりしどろもどろになってしまう、さすがに初対面の人との会話にまだ抵抗がある、だが私が会話に慣れるようにするためなのか間髪入れずに次の質問が飛んでくる

 

「石動さんってなにか得意料理ある?」

 

「ヴッ…料理は…その…出来ないと言うか…材料と量の調整、その他諸々出来るのに、暗黒物質しか出来なくて」

 

『『可哀想すぎる…』』

 

「あっ、でもコーヒーは上手に作れるよ!惣一さんより上手に作れる自信はあるし…それに惣一さんコーヒー作れないから私が作れるようになったんだ」

 

「「「それカフェのマスターとして致命的すぎるだろ!!」」」

 

「あはは…だってさ惣一さん」

 

エボルトは少しムッとなりながら

 

「出来なくて悪ぃな、お礼に後で戦兎にコーヒー奢ってやるよ」

 

「やめてくださいしんでしまいます」

 

『『そんなにやばいのか!?』』

 

そんなこんなで幾つかの質問に答えることで私はE組のみんなとのコミュニケーションはある程度取れるようになるのを見るとエボルトは帰宅し、殺せんせーが戻ってきて授業となった

 

 

「そうえばカルマ君」

 

「ん、何?石動さん」

 

「職員室に女の人っている?」

 

「いるけど、何で?」

 

カルマ君は私の質問に対しての疑問を向ける、私は素直に答える事にする

 

「女の人が使う香水の匂いがしたから…結構キツいの」

 

「ブハッ!!」

 

カルマ君が急に笑い出す、私はキョトン?とすると

 

「カルマ君!授業中私語は良くても先生の授業で笑わないでください!」

 

私語はいいのか

 

「いやぁ、石動さんが面白いこと言うからいけないんだよ…フハハッ!」

 

一体何が面白いのかよく分からないが、そして私は誰かの地雷を思いっきり踏んだ気がした

 

 

 

「ブァクショイ!」

 

「くしゃみをする時は口で押えろ」

 

「うるさいわね、なんかいきなり鼻がムズムズしたのよ」

 

 

 

 

 

―――しばらくして―――

 

「……」

 

「あら、あんな奴いたかしら」

 

「転校生の石動戦兎さんだよ、ビッチ先生」

 

「へぇ、って!まさかあんた達ソイツに変なことをしえてないでしょうね!?」

 

ヤバい、カルマ君が笑った原因が分かってしまった、私がキツいと言ったのは恐らくあの先生の匂いだ、と言うか絶対あの人だ!だってあの時嗅いだ香水の匂いが凄い充満してるんだもん!

 

「はぁ、まぁとにかく授業するわよ」

 

「石動さん、気を付けた方がいいよ」

 

「え?なんで?」

 

私はカルマ君が気を付けた方がいいと言う意味が分からなかったので、何故か聞こうとしたが

 

「あんた達、私の授業で喋るなんていい度胸ね…転校生!私の質問に日本語を使わずに答えなさい、いいわね?」

 

そう言われてその先生は英語で私の名前と特技は何があるかを聞いてきた、まぁ英語ならまだ分かる、だがどう返すべきか、同じ英語?いやもう少し趣向を凝らした方が……!

 

「……これでいいでしょうか?」

 

「あ、あんた凄いわね、まさか中国語で返されるとは思わなかったわ…」

 

「まぁ、実は用があってしばらく中国に居た時にマスターしたんです、他にも豆腐を買いにパリまで行ったり、オーストラリア、ドバイにロシア…色んなところに行きましたね」

 

『『『なのに何であんなコミュ障なんだろう…』』』

 

「へぇ、まっとにかく私の質問に正解したご・褒・美・に」

 

先生は近づいて私と先生の顔が近づく…その瞬間、

私は左手で先生の口を抑え右手で先生の首をトンっと突いた

 

「っ!?」

 

先生は驚いて私を押す、私も先生から数歩ほど離れる

 

「…アンタ、私の事嫌いなの?」

 

『『『いやそうはならないだろ!?』』』

 

クラスメイトのみんなは先生に対して目を見開く、多分心の中でツッコミをしたのだろう

 

「いや、まぁ…嫌いと言うか…警戒心ってやつです」

 

「そう…ならアンタが警戒心を解いた時…もっと凄いのあげるわ…ね?」

 

なんだかとんでもない人に目をつけられた気がする

 

 

 

 

―――放課後―――

 

「あっ」

 

「どうしたの?石動さん?」

 

私の声に隣の席のカルマ君が反応する

 

「あの女の先生の名前聞くの忘れてた」

 

「あぁ〜あの人ビッチ先生って名前だから」

 

「そうなんだ、ありが…ん??ビッチ先生?それなんかアウトじゃないの?」

 

「あぁ大丈夫、ビッチ先生公認だから」

 

それ妥協したの間違いなんじゃ…

 

「まっビッチ先生でいいと思うよ、俺らだって言ってても問題ないし」

 

「そうなんだ…おっ?もうこんな時間なんだ、急がなきゃ」

 

「石動さんなんか用事でもあんの?」

 

「うん、私惣一さんのカフェの手伝いしてるから」

 

私が急ぐ理由を話すと

 

「ふぅーん、そうなんだ、頑張ってね!」

 

カルマ君が笑顔でそう言うので、私も頑張ろうという気になれた、だが私は知らなかった…彼が生粋のイタズラ好きで…悪魔と言っていいほどの人間だと…

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