元モンド最強騎士はそろそろ彼女を作りたい   作:白琳

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以前途中まで書いて続きを悩んでいましたが、久し振りに投稿してみました!続きを待っていた方は申し訳ありませんでした!


第20話

作戦会議を終えた次の日の正午──────俺達5人(とパイモン)は星拾いの崖に集まった。一番先を歩くウェンティの手にはジンから渡された天空のライアーが握られている。表向きには西風騎士団本部にて保管されてる事になってるライアーだが、バレずに持ち出せて良かった。“天空のライアーが盗まれた“となれば色々と問題が出てくるのは必然だからな。

 

「じゃあ、始めるよ」

「おう。みんなも準備はいいな?」

「ああ。始めてもらって構わない」

「き、緊張してきたぞ……」

 

崖の端へと移動したウェンティは天空のライアーの弦に指を掛け、ゆっくりと奏で始める。かつて人と龍、お互いを繋ぎ合わせる為、そしてモンドの脅威から人々を守る為に龍を召喚した詩を。

 

「~♪~~♪♪~♪~……」

 

ウェンティの詩はこの場を吹く海風と高台の風により遥か遠くまで届いてるはず。それはトワリンがいる風龍廃墟にも。その詩にトワリンは必ず応える。邪悪な龍に堕ちようともかつては風神の眷属だった龍だ、理解されずに苦しんだ自らを救った主の詩を忘れるとは思えない。

 

「…………」

「……こ、来ないな……?」

 

しかしウェンティの詩が奏でられるだけで、何も起きずにただ時間だけが刻々と過ぎていく。その事実に誰もが訝しみ、パイモンが疑問を口にした。

 

だが俺には分かる──────()()()()

 

「全員、そこで固まってろ。ディルック、ウェンティ投げるから受け取ってくれ」

「なに?」

「兄さん、何をっ!?」

 

ジンの驚いた声も気にせずに俺は一気に足を踏み抜いた。そして崖にいるウェンティの横を通り過ぎると同時に、あいつをディルックの方へとぶん投げた。

 

「えっ────」

「ここからは俺の番だ」

 

突然の事に唖然とした表情を見せるウェンティにそう告げ、俺は崖の端から上空を見上げた。厚い雲のせいで姿こそ見えないが、間違いなくいる。

そう思ってると雲が渦巻き始め、何かが迫ってくる音が聞こえる。そして──────

 

「っ、兄さん!!」

 

厚い雲を裂き、上空から強力な風元素のブレスが俺目掛けて向かってきた。このまままともに受ければ威力的に間違いなく丘は崩壊するだろうし、蛍やディルック達も無事では済まないだろう。だから落下地点からウェンティを遠ざけ、俺が代わりに来たんだが。

 

「雷極術 必殺撃────雷閃刃(らいせんば) 斬壁(ざんへき)!」

 

俺達がいる真上に無数の雷刃を放ち、それは半円形の壁となって風元素のブレスを受け止めた。刃である以上、防ぐのではなくブレスを雷刃が細切れにしてるわけだが、ブレスは雷刃の壁を貫く事は出来ずに次第に消滅していくのであった。

 

「みんな大丈夫か?」

「……ああ。ありがとう兄さん」

「相変わらずの強さだな……君は」

 

西風大剣を降ろし、後ろにいるみんなの無事を確認すればジンは西風剣を、ディルックは龍血剣(りゅうけつけん)を構えて他の3人を守るように立っていた。仮に俺が今のブレスを受け止めきれなくてもどうにかなっていただろう。ここにいるのはモンドでも屈指の実力者なのだから。

 

「な……なんだよ今の!?空から今、凄い風の塊が落っこちてきたぞ!?」

「パイモン、落ち着いて。ウェンティ、今のって」

「今に分かるよ」

 

慌てるパイモンを蛍が宥めながらウェンティに尋ねるが、あいつの言う通り今の攻撃の主はすぐに分かるはずだ。雲に空いた穴を中心に風が渦巻き、突風が吹き荒れる。しかもこの風……どことなくピリピリと痺れるな。ただしだからと言って雷元素なんかじゃない。これはまるで元素を拒絶するような……そう、トワリンが流した涙に含まれていた不純物……まるでドゥリンの“黒い血“のような穢れた力が。

 

「……おい、ウェンティ」

「なにかな、アレン?」

「トワリンがどんな龍になろうが、必ず戻すぞ。お前の大切な友達なんだろ」

「……うん。力を貸してくれるかい?」

「おう」

 

俺とウェンティの話が終わった頃を見計らったように、上空の雲から何かが飛び出す。それは崖の下に見える地面を掠めながら飛び────そして崖の前で舞い上がり、俺達の目の前へと姿を現したのだ。

 

「──────ッ!!」

「っ……トワリン」

 

青く彩られた巨体の半分近くが頭、右翼、尾に生える3つの紫色の結晶を中心に黒く染め上げられ、青い炎が灯るようだった目は赤く輝き、全てを拒絶するかのような雰囲気が醸し出されている。

モンド城を襲撃した時に腐敗した黒い血の塊を半分破壊したにも関わらず、明らかに以前よりもドゥリンの毒に呑まれつつある。それはあの言葉にもならない叫び声からも分かる。

 

「お、おい……なんかこの前よりもヤバそうになってる気がするぞ……」

「確かにヤバいな、こいつは」

 

パイモンの言う通りである。アビス教団の仕業に違いないだろうが、何らかの方法でドゥリンの黒い血の力を増幅させ、トワリンの体を侵食させたのだろう。しかし……これはいくらなんでもやり過ぎだろ。

 

「ぐっ……!」

「な、何だこの痛みは……?」

「ジン団長!?ディルックさん!?」

 

すると突然、後ろでジンとディルックが苦しみだした。そうだ、あの黒く染まった体が黒い血が増長した事によるものなら、この風に混じって飛んでくる穢れた力にも説明がつく。つまり今のトワリンはこちら側の人間にとって、大きな毒の発生源となりつつあるのだ。

 

「神の目の力とトワリンが放つ穢れた力が相殺し合ってるせいだ。ジン、ディルック、お前らは一旦離れてろ」

「な、なら……何故兄さんは平気なんだ……?」

「兄ちゃんはな、ちょーっと()()なんだよ」

 

本当は騎士団本部で蛍が出したトワリンの涙の結晶も触る事は出来たが、リサに突っ込まれて怪しまれるのも面倒だったしな。それに別に何もないわけではなく、穢れた力による影響力が少ないだけで痛みは多少あるのだ。

 

「くくくっ……どうだ?モンドに見捨てられた哀れな龍が成り果てた姿は?」

「ア……アビスの、魔術師か……!」

 

膝をつくジンが睨む先にいるのは、トワリンの背後から現れたアビスの魔術師。人類と敵対し、七国を混乱に陥れようとする教団の手先がそこにいた。

 

「この龍は、真の主に従う我らが傀儡となった。もう貴様らにこの龍を救う手立てはないと思え!」

 

かつてバルバトスの召喚に応じたトワリンはドゥリンと戦い、死闘の末に葬り去るも奴の毒血を口にしてしまい、500年もの間、苦しみ続けてきた。その苦しみから解放しようと方法を探しに出た風神バルバトスに見捨てられたと嘘を吹き込み、挙げ句の果てにはトワリンをドゥリンと似た毒龍へと変貌させたこの龍災の元凶。

 

「……蛍。最後は頼んだぜ」

「な、何をするの?アレンさん」

「決まってるだろ?」

 

このふざけた龍災をとっとと終わらせるぞ。

 

「ぎゃひっ!?」

「その為にはまず騒動の根元を潰しておかねぇとなぁ?」

 

跳躍した俺はアビスの魔術師の顔面を鷲掴みにし、トワリンの体を足場にして奴の背後へと飛び出す。とにかくここから早くトワリンを遠ざけないと、ジンとディルックが最悪命の危険に晒される事になるからな。

 

「たっ……助けろ、風魔龍!こいつを殺せ!」

「──────ッ!!」

 

アビスの魔術師に助けを求められ、憎むべきウェンティよりもこちらへと狙いを定めて動き出すトワリン。寧ろその方が好都合だ、わざわざトワリンをここから離す手間が省けるからな。

 

「じゃっ、お前はもういらねぇや」

 

左腕に雷元素が迸り、左手に力が込められていく。ひとまずこいつを叩き潰しておけば余計な事はされないだろう。

 

「まっ、待て待て!?やめろっ!私をどうするつもり──────」

「うっせ、とっとと消えろ」

 

体を捻り、勢いを付けてアビスの魔術師を下へとぶん投げる。雷元素を纏いながら一筋の光と化したアビスの魔術師は、そのまま轟音と共に砕け散った地面の中へと消えていった

 

「──────ッ!!」

「おっと」

 

消えたアビスの魔術師を気に掛ける事なく、トワリンは俺に向かってきた。その巨体を身を捩る事でかわし、背中へと降り立つ。まず狙うは頭に生える結晶からだ。最終的な毒血の浄化は蛍に頼むが、体外に出現したあの腐敗した血の塊をどうにかしなければ、完全な浄化も無理だろうしトワリンを大人しくさせるのも難しいだろう。

 

「っ……!」

 

全身に激痛が走る。おそらく俺が持つ元素の力とトワリンが放つ穢れた力が相殺されてる影響だが、なかなかに厳しいものである。ただの傷や怪我の方がまたマシだ。俺がこれだと元素の力を操る存在はトワリンに近付けばみんな揃って死ぬぞ。

 

「まぁ、させるつもりはねぇけど!」

 

出現させた西風大剣に雷元素を溜め、大雷刃を放つ。それはトワリンの背中を掠めながら飛び、奴の頭に生える結晶を根本から断ち切ったのである。

 

「──────ッ!?」

「うおっ!?」

 

モンド城を襲撃した時よりもより強い突風が吹き荒れ、俺の体は耐えられず宙へと舞った。トワリンはというと、俺を吹き飛ばしたまま、この場から離れようとしている。向かう方角は……っ、まさかモンド城!?……いや、それだとまるで迂回するような感じだ。もしかしてモンド城を迂回して、風龍廃墟に戻ろうとしてる?だが何故?トワリンにとって、モンドは憎むべき存在じゃなかったのか。

 

「くそっ……」

 

追い掛けたいが、ここは空中であり俺は空を飛ぶ手段を持たない。山嵐に乗って空へと飛び出す事は出来るが、あれで空中移動は流石に出来ないからな。なら飛雷脚と西風大剣を使えばどうにか……。

 

(────ボクが力を貸すよ)

 

「ウェンティか」

 

頭の中にあいつの声が響いてくる。力を貸すと言うが、何をするのか?そう思っていると、周囲に強い風元素が発生して俺を包み込んでいく。すると俺の落下は止まり、空中で自由に動く事も可能としていた。

 

(千年の龍風を君自身に掛けたんだ。限られた時間しか使えないけれど、君なら間に合うだろ?)

 

「ああ」

 

(それに()()にも力を貸した。たぶんそろそろそっちに……)

 

「アレンさん!」

 

ウェンティとの話の途中に名前を呼ばれ、真下を向けば星拾いの崖から飛んでくる蛍とパイモンが見えた。蛍が背後に展開する風の翼にもウェンティから千年の龍風の力が授けられてるようで、本来滑空する事しか出来ないその翼で上昇している。

だが……ウェンティの奴、大丈夫か?七神とはいえ、あいつはモンドの民から信仰を集めてないせいで昔と違い、本来の実力を出す事は出来ない。にも関わらず、俺や蛍に力を貸すという事はあいつの少ない力を削る事になってしまう。声を聞く限りは大丈夫そうに思えるが……。

 

(君達はトワリンを追いかけてくれ。ボクもジン達と一緒に追い掛けるから)

 

「……分かった」

 

ウェンティやジンとディルックの様子は気になるが、今はトワリンを止めなければならない。あの状態のままモンド城や隣国に向かえば、間違いなく悲惨な事態が起こる。それだけは絶対に阻止しなければならない。

 

「蛍、パイモン。トワリンを追うぞ!」

「うん!」

「おう!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「うっ……」

「だ、大丈夫かウェンティ殿!?」

 

後ろによろけるウェンティをジンが背後で受け止め、そのまま崩れるように座り込むウェンティ。その様子に慌てるジンだったが、当人は彼女を落ち着かせる為に手で制した。

 

「心配ないよ……ただ力を使い過ぎただけさ。自分で使うよりも……他人に力を貸す方がよっぽど疲れるんだ」

「な、なるほど」

 

ジンにそう説明したウェンティはこれからどうするべきか考え始めた。トワリンがあのような状態になっていたのはウェンティにとっても想定外であり、蛍の力だけで果たして浄化する事が出来るのか?と、そんな不安を抱えていた。しかし一旦それを振り払い、今自分が出来る事、やるべき事をウェンティは模索するのだった。

 

「ジン、僕はアレン達を追い掛ける。今のトワリンに僕が出来る事はないだろうが、アビス教団が動き出さないとも思えない」

「頼む、ディルック!」

 

そう言って星拾いの崖から立ち去っていくディルック。ジンもディルックと共に行くべきだとは思っていたが、ウェンティをここに残すわけにはいかなかった。西風騎士団の代理団長として、そして風神バルバトスの信者として。

 

「……ジン、君に頼みがあるんだ。ボクを……英雄の象徴の元へ連れてってほしい」

「英雄の……分かった、任せてくれ!」

 

立ち上がれそうにないウェンティをジンは背負い、英雄の象徴の元──────かつてヴァネッサが天空へと旅立ったあの場所へと急ぐのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

根城とする風龍廃墟へと飛んでいくトワリンを俺と蛍、それから彼女にしがみつくパイモンは追い掛けていた。トワリンは迫る俺達に気付き、前方から風元素を収束させた弾をいくつも撃ち出してきてる。それを俺達はかわしたり、それぞれの武器で叩き落としながらトワリンとの距離を縮めていっま。

 

「アレンさん!このままトワリンが風龍廃墟に辿り着いたらまずいんじゃ……!」

「そ、そうだぞ!確か暴風のせいでアレンも吟遊野郎も入れなかったって!」

 

蛍とパイモンが叫び、それを聞いた俺は思案する。2人の言う通り、風龍廃墟にはアビスの奴らが仕掛けた面倒な障壁が存在する。奴らとトワリンのみがその出入りを可能とし、俺達は障壁に阻まれて侵入できない。つまり障壁が存在する以上、俺達がトワリンに接触できるのは風龍廃墟に辿り着く前までという事だ。

 

「その前にあいつを撃ち落とす!」

「撃ち落とすって……あっ!?」

 

西風大剣を背後に放り投げた俺は剣身の平らな部分に片足を置き、それを足場に見立てる事で飛雷脚を使って一気に飛び出す。今までよりも凄まじい勢いで周りの風景が後ろへと飛んでいき、俺は瞬く間にトワリンへと追い付き頭上へ飛び上がった。

 

俺とトワリンが今飛ぶ場所は望風山地を越えた先にあるシードル湖の北側だ。南側、つまり左側にモンド城が見えるがトワリンがそちらに向かう様子は見られない。やはりモンド城を避けて通ってるのか。

 

「────……ワレを……コロ、せ……」

「トワリン!?」

 

真下から息も絶え絶えな様子でトワリンが俺に喋り掛けてきた。意識が戻ったのかと思ったが、飛行を止めず、苦しそうな様子からして一時的なものと考えるのが妥当か。どうして突然にと思ったが、アビスの魔術師が側からいなくなった事が関係してるんだろうか。

 

「ワレが、ゴカイしてたコトは……リカイ、してる。だがもうアトには……モドれ、ない……」

「心配すんな!俺やディルック、ジンがみんなに説明すれば──────」

「それに……ワレのイノチは……もう、ツきカけてる……ならばこれイジョウ……ダレかにキガイを、クワえるマエに……」

 

ただでさえドゥリンの黒い血により苦しんでいたのに、更に追い討ちが掛けられたとなればトワリンの体はもうもたない事は明白だ。トワリンを戻すチャンスは今しかない。これを逃せばトワリンを元に戻す事は出来ず、おそらく次会った時は殺すしかなくなる。

そんな事は絶対にさせない。ウェンティの友達を殺すなんて未来は、実現させちゃいけないんだ。

 

「トワリン、諦めるんじゃねぇ!お前が死んだら友達が悲しむだろうが!」

「トモダチ……バル……バト、ス……」

「お前は俺と蛍が救う!だから────っ!」

 

その瞬間、横から迫る気配に気付き俺は西風大剣を薙ぎ払った。刃にぶつかるのは強力な氷元素の斬擊。その一撃を放ったのは近くにいれば冷気を感じるような冷たい鎧を身に纏った怪物。魔術師よりも更に危険なアビス教団の一員であり、アビスの使徒である落霜がこの空中にどこからともなく現れたのだった。

 

「あの龍の事は諦めろ、モンドの守護者。貴様が我々にとってどれだけ異常な存在だろうと、ここまで堕ちた龍を救う術はないだろう?」

「それは……どうだろうな!?」

 

落霜が持つ双剣を弾き、その勢いを乗せた雷脚を回し蹴りの要領で放つ。しかし相手が頭を下げた事でその一撃は紙一重で避けられてしまい、その隙を狙った落霜が双剣を持つ腕を左右に大きく広げるように構えた。

 

「我が王子の妹君を使う気か」

 

俺を挟むように放たれた一撃を真上へ飛び出す事でかわす。なるほど、予想はしてたがあちらはモンド側に蛍がいる事を既に知ってるのか。まぁ、だからと言ってこの状況が好転するような感じはないが。

 

「はっ、人聞き悪い事言うんじゃねぇよ。そもそも悪いのは、全部お前らアビスの力のせいだろう……がっ!」

「ぐっ……!?」

 

足を振り上げ、稲妻の如く落とし雷斧脚をお見舞いする。交差させた双剣で直撃は防がれたもののその一撃の威力を弱める事は出来ず、一気に押し込まれて真下に見えるシードル湖の中へ水飛沫を上げながら消えていったのだった。

 

「アレンさん、大丈夫!?」

「い、今何か落ちていかなかったか?」

 

俺が落霜と戦ってる間に蛍とパイモンに追い付かれたようで、蛍から心配の声が上がる。西風大剣を消し、手を上げて大丈夫である事を伝えると蛍は安堵したような表情を見せた。

 

「ト、トワリンはどうしたんだ?」

「悪い、邪魔が入ったお陰で……な」

 

俺が見つめる先にある風龍廃墟に蛍達も視線を向ける。その場所を覆う暴風は依然健在だが、トワリンはその暴風をもろともせずに侵入していく。落霜の邪魔がなければ防げたかもしれないが……今となっては考えるだけ無駄か。

 

さて……ここからどうするかな。

 

 

 

 

 

 

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