魔法少女リリカルなのはvivid 虹王ノ物語【凍結】   作:終わり無き夜空

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2話 別れ

村の人たちを助けて数日、敵国の兵士たちは徐々にエデンたちがいるシュトゥラ王国に向かっていた

 

「ゲホゲホ)もう時間がない……」

 

 

エデンの手にはベッタリと血が付いていた、今までは【晴の死ぬ気の炎】でなんとか維持していたがそれも効きづらくなっていた。この数十年ずっとオリヴィエやクラウス、イクスと共に戦い学んだだがそれはもうできそうにない

 

「……死にたくないなぁ」

 

『・・・・』

 

まさか、父上や母上"ユーリ"より早く死ぬなんてな親不孝者もいいとこだよな許してくれるかな?悲しんでくれるかな?泣いてくれるかな?怒ってくれるかな?ユーリは想像がつくなフフ

 

『……マスター』

 

「ごめんねユグ、私のせいで」

 

『何を言っているんですか私はマスターと居れて楽しかったですよ!』

 

「ふふ、そうかありがとう」

 

そうして、エデンは中庭にオリヴィエを呼び久しぶりに二人で過ごした。オリヴィエとは幼馴染みでずっと一緒にいた何があってもいたオリヴィエ私は君に感謝してるんだよ?もし君が私に喋りかけてくれなかったら私はずっと一人でいたと思う……いや、一人だった誰も信じずにいた両親でさえ信じていなかった君は真っ暗な闇から救ってくれた光だ。オリヴィエ……君は私のことどう思うのかな?君が平和を願って『ゆりかご』に乗るとしても私は君を止めないかもしれないそれが君の決断なら私はオリヴィエを信じるよ。

 

「あ、あのそんなに見つめられるとは、恥ずかしいですよエデン////」

 

「ごめんごめん、オリヴィエと二人きりも懐かしいなぁって思って」

 

「そうですね、最近はクラウスやイクスもいますからね」フフ

 

「オリヴィエ私はそろそろ行くよ、このあとクラウスと約束があるんだ」

 

「はい、わかりましたお気をつけて」

 

「……オリヴィエ、オリヴィエは選択を間違えちゃダメだよ?」

 

「?? よくわかりませんが承知しました!」

 

「じゃ行ってきます」

 

 

オリヴィエside

 

あぁ……エデンが行ってしまう……この胸騒ぎはきっとエデンから感じるもの、きっと彼はなにかを隠してるし何かしようとしているどうして私やクラウス、イクスになにも言ってくれないの?

 

「……エデン…」

 

私はあなたのことずっとずっと好きだった、あの時あなたに会ったのは運命と思った一目惚れと言うやつなのかしら?///でも同時に助けたいって思ったの貴方の瞳には光がなかったから…でも、その真っ黒だった瞳は光に満ちていた私は嬉しかった私は誰かを救えたんだって!大好きなエデン(あなた)を救えたんだって!!

 

でも、最近の貴方はどこか儚げで寂しそうだった。このざわつきや嫌な予感も嘘であってほしい……

 

「…どうか……お願いエデン」

 

オリヴィエout

 

クラウスside

 

あの村の件以来僕の嫌な予感が止まらないオリヴィエも同じことを言っていたけど、この予感は必ず現実になると僕は思っている確証はないけどそんな感じがするとてつもなく嫌な感じ、そうえいばエデンが僕と模擬戦したいって言ってたような??

 

「クラウス」

 

「あっ、エデンどうしたんだい?」

 

「どうしたって今日は午後から模擬戦するから開けといてって言ったじゃん」

 

「もうそんな時間かい?」

 

「あぁ」

 

もしかして、僕は数時間も考えてたのかな?午前はオリヴィエとお茶するって言っていたから時間に余裕があると思っていたのに!

 

「ごめん!直ぐに用意するから先に訓練所に行ってて!」

 

「フフ)珍しいな、クラウスが時間に遅れるなんて」

 

「ぼ、僕だって時間を違えることもあるさ!」

 

エデンは笑いながら訓練所に向かっていった、基本的僕は時間を守る方だエデンはよく数分遅れることが有るけど今まですっぽかされたことも何時間も待ったこともない、でも最近のエデンは時間前には来るようになったそれはいいこと何だけどすごく違和感がある

 

「はやくいかないと!」

 

 

クラウスout

 

 

 

クラウスは急いで訓練所に向かった、そこではエデンが兵士数十人と模擬訓練をしていた

 

「兵士1くんと兵士5ちゃん反応が遅い!兵士2くんは周りをしっかいみて!兵士6ちゃん兵士8ちゃん兵士4くんは仲間の位置を即座に確認そしてすぐ回復魔法!兵士3くん兵士7くん兵士9くん兵士10くん兵士11くん兵士13くんは奥手すぎる!敵は待ってくれないぞ」

 

「エデン、お待たせ」

 

「おっ来たね。みんな相手ありがとうね」

 

『いえ!我々も勉強になりました!エデン様ありがとうございました!』

 

「ぅん、今日は他のみんなも午後は訓練なしと伝えといて」

 

『はっ!失礼します』

 

「さて、クラウスやろうか?」

 

「ぅん!」

 

そうして、エデンとクラウスが模擬戦を始めてから数時間が経っていた。

 

「ハァァ!!(エデン……どうして、君の拳から"寂しさ、悲しみ"ばかり流れてくんだい…どうしてそんな瞳をしてるんだい?)」

 

「ハァァ! これで終わりにしよう!無の呼吸:裏ノ型【左手・天刀:天叢雲剣(アマノムラクモ)牙突】ごめんなクラウス…

 

「(どうして何も言ってくれない!私たちは親友だろ!)覇王断空拳!!」

 

お互いの拳が激突すると凄まじい衝撃波と魔力が周りの建物を揺らし訓練所は半壊していたしかしそんな中立っている人物がいたそれはエデンだった、クラウスは衝撃で吹き飛ばされ壁にめり込んでいた

 

「ごめんなクラウスお前はこうしないと止まらないだろ?」

 

そう呟いたエデンはクラウスを寝室に運び最後にイクスに会いに向かったがさすが眠り姫あの衝撃波や爆発音でも起きてない

 

「……イクス、またこんな時間まで寝てたのか……ナデナデ)いずれ君の力が必要になるときがあるかもしれないな…マリアージュお前もイクスやオリヴィエ、クラウスを守ってくれ。それとイクスの言うことは聞けよ?」

 

『……ハイ』

 

「!?ふふ、よろしくな  それじゃさよならイクス、マリアージュ」

 

 

エデンside

 

 

いよいよだ、ここで決着させる!誰も死なせない例え私のしていることが間違っていてもみんなに恨まれようとも私は!!

 

「私は!!守って見せる!」

 

「【赭龍凱装】『赭天龍神の三叉龍(クリムゾン・トリアイナ・クイーン)』」

【Change Triaina move!!】

 

Boost∞BoostBoost∞BoostBoostBoostBoostBoostBoost∞BoostBoostBoost∞BoostBoostBoostBoostBoost∞BoostBoostBoost∞BoostBoostBoost∞BoostBoostBoost∞BoostBoostBoostBoostBoost∞!!!

 

「ロンギヌス・ブラスター!!  ぐっ!(ゴホゴホ」

 

鎧が!くそ!もうここまでガタが来てたなんて…

 

「【白銀龍凱装】白銀魔神龍王の原初ノ大罪(サンクチュアリ・オリヘンアルマティア)【Change 暴食なる大罪(ベルゼブブ)】」

 

Sanctuary ∞ Divid!!!

 

「ガハッ)ゴホゴホ なんで…」

 

【白銀龍凱装】の鎧も消え、その時自分の現状の悪化に気付かなかった。そして敵国は攻撃が止むと一斉に攻め混んできた、行かせないここから先は絶対に行かせない!!

 

エデンout

 

 

 

エデンは敵国約1億の兵士を殺し尽くしたそこに立っているのはただ一人【虹王】エデン・イーリス・エーヴェルヴァインその人だけだったそして【虹王】は片腕をなくし胸には穴が空いていたが立ったままそこから動かず死んでいた……

 

「エデン……いや……いやぁぁぁああぁぁあぁぁ!!!!」

 

そこにいたのは【聖王】オリヴィエ・ゼーゲブレヒト後に【聖王のゆりかご】に乗りベルか時代を終わらした最後の聖王

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