魔法少女リリカルなのはvivid 虹王ノ物語【凍結】 作:終わり無き夜空
「んー、ここどこ?」
現在、ヨゾラ・エヴァーガーデンは山で迷子になっている。何故ならヨゾラが朝から人気のない山……【ミッドチルダ西部山林地帯】に来ていたこの時期なら人はあまり来ないと聞いたからなのだが山に入って数時間全くひらけた場所につかない
『マスター進まずに戻ってはどうですか?』
「いや、なんかこっちから人の気配がするんだよ。それも懐かしい感じの……」
『……?』
「おっ!やっと森を出れる!」
そして、そこにいたのは絶賛キャンプ中の全身黒色の女の子だった
「あっ」「ん?」
「前々回大会のチャンピオン【ジークリンデ・エレミア】」
「そう言う君は予選優勝の【ヨゾラ・エヴァーガーデン】くんやな」
「まさか、こんなところで会えるなんて“黒のエミリア”」
「っ!?」
ジークはすこし警戒して構えたがすぐに警戒をといた。それは彼の魔力波長と姿が唯一エミリアの記憶として温かく安らぐ記憶だったからジークはその身にエミリアの500年分の記憶と経験が心と身体に刻み込まれていると。ヨゾラがジークを見ると瞳には涙を浮かべていた
「あなたはエデンなの?」
「そうですよ、私は【虹王エデン】記憶を持ってます。あたな……エミリアのことも知ってますよ」
すると、ジークはヨゾラに抱きつき泣きながらお礼を言っていたヨゾラはなんのことかわからなかったがすぐに察しはついた彼女は震えていているエミリアの記憶のことで何度も何度も辛い目の合ってきたのだとその分ヨゾラは実験の三年を省けばかなり充実しついた
「大丈夫だ、“リッド”もう安心しろ私がついてるから」
と、ヨゾラは震えながら泣いてるジークを抱き締めると安心したのか眠ってしまった、ヨゾラはジークをテントの中に寝かせて起きるまで鍛練をすることにしたそして数分後ジークが起きてきてなんだか恥ずかしそうにしていた。まぁ年上の自分が年下のヨゾラに慰められることが恥ずかしかったのだろう
「もう大丈夫ですか?」
「うん、ありがとうな」
「いえ、あっ改めて私は【ヨゾラ・エヴァーガーデン】です。ヨゾラでいいですよ」
「あ!私は【ジークリンデ・エレミア】ジークでええよ!」
「それじゃ【ジーク姉】と」
「ジーク姉!?」
「ダメですか?」
「ううん!呼んで!そう呼ばれたいわ!」
ジークは姉と呼ばれたことがないからなのかニヤニヤしながら【ジーク姉】と嬉しそうに呟いていた。そしてヨゾラはジークにここに来た理由を話すとジークが一緒にトレーニングするか提案してきたのでヨゾラはそれの提案により共にトレーニングすることにした。ちなみにジークとアインハルトが試合するのは一週間後である
「それじゃ
「(ヨーくんって……)私は川で食材の確保兼剣術をしておきます」
「ヨーくん料理できんの?!」
「え?はいそれなりにはジーク姉は出来ないの?」
「うっ!お、おでんなら…」
そんな他愛もない話しをして二人は別々のトレーニングをし初めてから数時間が経っていたヨゾラは川で捕まれた魚14匹をジークが帰ってくる前に捌き料理を進めていた。調味料とかはヨゾラとジークのを合わせているそしてジークが帰ってくるとすぐに食べれるようにしていたヨゾラの手さばきに驚いた
「すごいわぁ!ヨーくん。エドガーより美味しい料理なんて初めてや!」
「そのエドガーさんはわからないけどありがとう。まだおかわりはあるからね」
そんなこんながあったこのキャンプトレーニングはあと1日になった。ジークはこの日1日はなにもしないらしいからヨゾラはちょうどいいと思いジークにあるお願いをした、それは【痣】を自由に出すためのトレーニングの監視のお願いだ。
「
「そこは慣れかも知れないけど、あの試合で出たときは何も感じなかったけど終わってからは苦しかった」
「…わかったヨーくんを信じてやるよ。でも!様子がおかしいと思ったらすぐに止めるからね!それとデバイスちゃんの言うことも聞くこと!」
「は、はい」
そして、ヨゾラは呼吸を整えてから【全集中の呼吸】から【常中】へと切り替えて自信の血流を速くさせ体内温度と心拍を徐々に上げていく
『体内温度37.6 心拍数167』
「(まだ足りない。あの時は先に体温が39度を越えていた)だったら…!」
ヨゾラは【全集中の呼吸・常中】をしながら走り始めた、心拍数が体内温度に追い付かないなら走って心拍数を上げればいい
『っ!?体内温度39.5度 心拍数216』
すると、ヨゾラの身体にはあの試合と同じ【痣】が現れていた。それを確認したヨゾラは大きな滝に向かって、剱の呼吸 壱ノ型【天地冥慟】を放つと大きな滝が割れていたそれを見たジークはかなり驚いた。ここの滝が流す水の重さは最大で50トンぐらいそれを割るなんて普通の人間なら無理である
「すごい何だか頭がスッキリして技が出しやすい…この感覚は覚えた」
そして【痣】の条件体内温度と心拍数だ、だけどヨゾラはまた【痣】の状態に慣れていないからか【動かない】と【痣】は出現しない。止まっていると体内温度だけが速く上がりすぎて身体の負荷がバカにならない、が走っていると心拍数が上がり身体がすこし楽になった。
「今なら行けそうかな……まずは【全集中の呼吸"須佐之男"】」
【全集中の呼吸"須佐之男"】は攻撃・防御特化の呼吸法 呼吸は強く深くすると突然【痣】が消える。それは【全集中の呼吸"須佐之男"】の呼吸法が【痣】の条件に当てはまってないからだ。
『マスター、体内温度と心拍数が下がってます』
「え?どうして?まだ体が呼吸法に追い付いていないのかな?」
『みたいですね、ですが【痣】の感覚は掴めたようですね』
「………」
まだジークはヨゾラの技に驚いていて唖然としていた。