魔法少女リリカルなのはvivid 虹王ノ物語 作:終わり無き夜空
「………んぅ、ベッド?腕が治ってる…それに初代魔神王が言っていた“気を付けろ”ってこう言うことか……」
それは、ヨゾラには“元々感情がなかった”そんなヨゾラに感情を与えた少年少女がいた【一人は“喜び”】を【一人は“悲しみ”】を【一人は“怒り”】を【一人は“愛”】を与えたそれからヨゾラは自身ので感情を膨らませあらゆる感情を表現出来るようになった。それが自身の感情ではなく他人から貰った物だったから
「なんで、忘れてたんだろ……こんな大事なこと…だからこそ私が地獄から解放してあげる」
ヨゾラはアルハザードにいる【ラプラス・ミラ】と【ラプラス・ナノ】に連絡しヨゾラやミラ、ナノと共に【
「【夜刀神】やっとお前の力を全力で使えるかも知れないな」
『……』
そして、ユーフィミアたちはヨゾラが目覚める二時間前に遡る
「…ヨルくん……ごめんなさい。私がもっとしっかりしていれば…こんなことにならなかったのに……ごめんなさい」
「母上…/お母様…/母さん…」
「だから……ね、アイツを私の手で殺すわ」
「「「「っ!?」」」」
ユーフィミアの体から“黒い”魔力と殺気溢れていた。それはディアーチェたちもユーフィミアの迫力の押されるがそれはディアーチェたちも同じである。ただ一人の弟であるヨゾラを殺されたのだから、だからディアーチェたちはユーフィミアと共にヨゾラを殺したフィル・マスクウェルの元へと向かった。
「待っててね?」
そして、ユーフィミアたちは再びフィル・マスクウェルのいる瘴気エリアの中に入りマスクウェルを探すが見つからず、いるのは瘴気の魔物と元人間の魔物だけだった
「どうして!どうしていないの!マスクウェル!出てきなさいヨルくんを殺した罪死んで償いなさい!」
すると、ユーフィミアたちの元に突然マスクウェルが現れた
「フフ、そうか0号は死んだのか。だったら彼の死体を渡して貰おうか!彼の身体は君たちが思っている以上に役立つのだから」
「誰がヨゾラをお主何ぞに渡すものか!」
「そうです!それに我々はヨゾラが死んだなどと思っていません!」
「そうだぞ!ヨゾラは強いんだ!絶対に死なない!」
「お兄様は必ず帰って来ます!」
ユーフィミアたちはマスクウェルと戦闘に入るが、マスクウェルに一撃すら当てられないユーフィミアたちは魔導士の中でもトップクラスである。それもなのはやフェイトやはやて達よりも上位の実力者なのだが攻撃が当たらない
「【インフェルノ】!」「【ブラストファイアー】!」「【光翼斬】!」「【ヴェスパーリング】!」
「甘いね! 【アクセラレーター・オルタ】!!」
ディアーチェ、シュテル、レヴィ、ユーリはマスクウェルに魔法を放つがマスクウェルはその場から消え……いや、超スピードで移動しディアーチェたちを戦闘不能まで追い込むそしてユーフィミアは
「ありがとう、ディア、シュテル、レヴィ、ユーリ時間を稼いでくれて!」
ユーフィミアはマスクウェルに気付かれないように超高度まで上がり、魔力を収束し槍状に変形させる。そしてそのままマスクウェルに向かい投げた
「死になさい!フィル・マスクウェル!!【クォス・ヴァディス】!!」
「なにっ!?」
ユーフィミアの超広範囲収束砲撃の【クォス・ヴァディス】が【アクセラレーター・オルタ】状態のマスクウェルに確実に当てた。マスクウェルは血だらけで巨大なクレーターの中央にいた、するとマスクウェルの体から“闇の力”が溢れ傷を癒す。
「そ、そんな……私の全魔力を収束した魔法を受けて…たったそれだけの傷なの」
「フ、フフハハハハハハハハ!!!!遂に!遂に私は!」
「な、何なのそれは」
そこにはマスクウェル“ではなく”一人の灰と赤の魔神がいた
「ありがとう、これで私の実験は成功した!お礼と言っては何だがこの手で殺してあげるよ」
「母上!!/お母様!!/母さん!!」
「ごめんなさい、ヨルくん今そっちにいくね……」
そして、マスクウェルがユーフィミアに魔法を放つがその魔法はユーフィミアに当たることなく何処かに消え去った
「お母さん、大丈夫?」
そこにはユーフィミアたちが死んだと思っていたヨゾラがいた