レーザー銃の傭兵とダボールスナイパーな人形 作:ジャック・アヴェンダドール
そんな事を思いながら投稿します
暫くして、ジョセフの怪我は治り、拠点としてビルの一角が充てがわれた。そこでIOPに出した銃が戻ってくる事になっていたのだが……
「あの、ジョセフアンバーさんはいらっしゃいますか?」
「俺がジョセフだが、君は誰だ?」
「よかった!今日からお世話になります。ダボールスナイパーです。よろしくね」
そこに居たのは自分の銃を担いだ戦術人形だった。どうしてこうなったのか、ジョセフには一切理解が出来なかった。それもそうだろう、何せ銃を預けたら人形がセットになっていたというのは経験がある人がいる方が可笑しいレベルだ。
「世話になるって…っていうかその銃俺のじゃねぇか」
「ペルシカさんの話って本当だったんだ」
「誰だよそいつは」
「私…というよりもグリフィンの戦術人形の開発者さん」
ジョセフにとって人形と関わる時は大半が任務の関係でしか無い為、人形開発の第一人者のうちの1人であっても彼にとって知るべき情報では無い。
「はぁ……それで、アンタもグリフィンの戦術人形なんだろ?ならそっちに行くべきじゃ?」
「私はグリフィンじゃなく貴方の直属になりました」
「待てよ買った記憶は無いぞ?」
IOP製の人形の値段はかなり高く、一個人が所有出来るのはそれこそグリフィンの指揮官クラスでないと無理だろう。それを一介の個人傭兵であるジョセフが買う何てことは無理な話だ。
「その事に関してはメッセージが入っているので、そちらを確認して下さい」
ダボールスナイパーが一つのUSBメモリーをジョセフに渡す。彼はそれをパソコンに繋いでファイルにウィルスが無いのを確認してから閲覧する。
これを見ているなら既に届いているね、唐突なんだが君には今日からテスターをやってもらうよ。
代金は運用データで十分だよ。維持費もグリフィンやIOPで持つので安心して使って欲しい。
本来ならグリフィンで運用されるべきなのだろうが、銃の改造主と一緒の方が、面白いデータが手に入るだろうという事で君にやって貰うよ。
記憶データはIOPの専用サーバーに保存させているので撃たれて破壊されても心配はしないでね。
因みに拒否すると以下の金額を請求をします。
1438000コイン
ペルシカリア
どいつもこいつも選択肢を潰しやがってと思いながらメッセージを閉じる。
「はぁ……分かったよ。君を歓迎するよ。それでなんて呼べば良いんだ?」
「ダボールスナイパーとでも呼んで頂ければいいですよ」
「長いし呼びづらいな……他に呼び名は無いのか?」
「いえ、これしかありませんね」
ジョセフは頭を抱えた。人の名前どころかペットの名前すらつけた事が無い彼にとって悩ましい事この上なかった。とりあえずパソコンからダボールライフルの事を検索してそこから色々見ていく事にすると一つの記事が目に止まる。そこから思考が巡り、名前が浮かんだ。
「ビリア……じゃ女の子らしく無いか。ピリア・タージスっていうのはどうだ?」
「ピリア・タージス……良い名前です!でも良いんですか?」
「そっちのが呼びやすいだろう、それと敬語はいいぞ。これから一緒に暮らす事になるしな」
「ありがとうござ、ありがとう!」
「人の名前なんて考えた事無かったし、自信は無かったが気に入ってくれたようだな」
「うん!あ、そういえば貴方はどう呼べばいいの?」
「ジョセフでいい。それ以外だと違和感が凄くてな」
「ジョセフね、分かった!」
ジョセフから新しい名前を貰えて満面の笑みを浮かべるピリアに、彼はいつの間にか微笑んでいたのを本人は気づいて居ない。
まぁ3話では終わらないんですけどね!
えぇあと1から2話で終わる……筈です。
ここで思い出して欲しいのはIOPに送られた銃は2丁あるという事
まぁコレが結構問題児かもしれないです
そんなのはおいといて次は暫くお待ち下さい。