場所は雄英高校、ヒーロー科1-Bの教室。
「皆、次の体育祭で見せつけ様じゃないか、観客やスカウトのプロヒーローにぼく等B組の実力を!」
物間寧人がクラスの皆に聞かせるように話す。
「そしてA組に教えてあげようじゃないか、君らは唯の
「おう!その通りだ物間、この前話聞こうと思って隣行ってみたけどよ。エラく調子づいちゃってだよ!!」
呼応するように、鉄哲徹鐵もデカい声をだす。
「自分達が
「本番じゃ俺が伸びた鼻っ柱をへし折ってやるぜ!!」
そんな盛り上がってる二人に、
「あんたら五月蠅い!」
「「うぎゃっ」」
チョップを喰らわせる、B組委員長、拳藤一佳。
「何をするんだ拳藤?、折角皆を鼓舞していたのに」
「そうだぜ、体育祭に向けて気合上げてんだ」
いきなりの暴力に文句を言う物間と鉄哲、入学して三か月と経ってないのだが、B組ではいつもの光景になりつつある。
「鼓舞や気合と、A組への妬みを煽るのは違うでしょうが!「勘違いしてる」とか、「調子に乗ってる」とか、そんな不確定要素はいらないの!」
拳藤は頭の回転も速く、勢いに流されることはない。
「重要なのは、A組は実践を大きな被害もなく乗り越えた経験がある。その事実よ」
物間や哲徹が言ってる事は主観でしかない。
「A組は注目されてるかもしれないけど、本番で大切なの普段の実力を出せること。多すぎる注目は逆に足枷でしかないわ」
拳藤の言葉にクラスメイトから「あぁ、なるほど」「確かに…」と声が上げる。
「だから私達は自分のベストを尽くせばいいの、A組なんて関係ないわ」
おおぉぉ~!とB組の皆は拳藤の意見に納得する。
「確かに拳藤の言う通りだ。A組なんて関係ぇ、俺は俺の全力を体育祭で出し切るぜ!!」
単純な鉄哲も五月蠅いのは変わらないが、素直に納得する。
だが、物間は性格がひねくれてるので、
「全く拳藤は、暴力的な上に真面目過ぎるな~、そんなことじゃ彼氏の一人も出来ないよ」
と、全く関係のない嫌味を返す。
「大きなお世話よ。ヒーロー志望なんだから恋愛なんて、そもそもしてる暇ないでしょう」
物間の嫌味を全く意に介さない拳藤。
しかし、
「でも、一佳ちゃん、恋人いますけどね」
小森希乃子が爆弾発言を投下し、
「「「「「「えええぇぇ!!!??」」」」」」
B組は先ほどまでよりも、もっとうるさい状況になってしまう。
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