ヨコヅナのヒーローアカデミア   作:ニッケン

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ヨコのヒロアカ 3話①

 場所は雄英高校、ヒーロー科1-Bの教室。

 

「皆、次の体育祭で見せつけ様じゃないか、観客やスカウトのプロヒーローにぼく等B組の実力を!」

 

 物間寧人がクラスの皆に聞かせるように話す。

 

「そしてA組に教えてあげようじゃないか、君らは唯の(ヴィラン)に襲われた被害者だって事を!」

「おう!その通りだ物間、この前話聞こうと思って隣行ってみたけどよ。エラく調子づいちゃってだよ!!」

 

 呼応するように、鉄哲徹鐵もデカい声をだす。

 

「自分達が(ヴィラン)追い返したと勘違いしているんだろうね。追い返したのは先生達だと言うのに!」

「本番じゃ俺が伸びた鼻っ柱をへし折ってやるぜ!!」

 

 そんな盛り上がってる二人に、

 

「あんたら五月蠅い!」

「「うぎゃっ」」

 

 チョップを喰らわせる、B組委員長、拳藤一佳。

 

「何をするんだ拳藤?、折角皆を鼓舞していたのに」

「そうだぜ、体育祭に向けて気合上げてんだ」

 

 いきなりの暴力に文句を言う物間と鉄哲、入学して三か月と経ってないのだが、B組ではいつもの光景になりつつある。

 

「鼓舞や気合と、A組への妬みを煽るのは違うでしょうが!「勘違いしてる」とか、「調子に乗ってる」とか、そんな不確定要素はいらないの!」

 

 拳藤は頭の回転も速く、勢いに流されることはない。

 

「重要なのは、A組は実践を大きな被害もなく乗り越えた経験がある。その事実よ」

 

 物間や哲徹が言ってる事は主観でしかない。

 

「A組は注目されてるかもしれないけど、本番で大切なの普段の実力を出せること。多すぎる注目は逆に足枷でしかないわ」

 

 拳藤の言葉にクラスメイトから「あぁ、なるほど」「確かに…」と声が上げる。

 

「だから私達は自分のベストを尽くせばいいの、A組なんて関係ないわ」

 

 おおぉぉ~!とB組の皆は拳藤の意見に納得する。

 

「確かに拳藤の言う通りだ。A組なんて関係ぇ、俺は俺の全力を体育祭で出し切るぜ!!」

 

 単純な鉄哲も五月蠅いのは変わらないが、素直に納得する。

 だが、物間は性格がひねくれてるので、

 

「全く拳藤は、暴力的な上に真面目過ぎるな~、そんなことじゃ彼氏の一人も出来ないよ」

 

 と、全く関係のない嫌味を返す。

 

「大きなお世話よ。ヒーロー志望なんだから恋愛なんて、そもそもしてる暇ないでしょう」

 

 物間の嫌味を全く意に介さない拳藤。

 しかし、

 

「でも、一佳ちゃん、恋人いますけどね」

 

 小森希乃子が爆弾発言を投下し、

 

「「「「「「えええぇぇ!!!??」」」」」」

 

 B組は先ほどまでよりも、もっとうるさい状況になってしまう。

 




 小説投稿サイト『カクヨム』にて、

 ヨコヅナが主人公のオリジナル小説、

『なんでオラ、こんなとこにいるだ?』を投稿しております。

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054922126022

 こちらも読んで頂ければ幸いです。
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