女体化した挙げ句、転生先は存在しないクリスの妹でした。   作:わらぶく

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『追記』
 最近、どうやらこの小説がランキング入りしたようで、お気に入りが今までに見たことのない伸び方を見せてくれました。読んでくださっている方々には感謝しかございません。


第八話 前半

 薬品製造を主とする工業地帯に身を潜り込ませた雪花は、サイロと工場の狭間から差し込む朝日を一新に浴びながら身を屈めていた。傍らにソロモンの杖を転がして、鉄製のサイロを背にもたれながら仰げば、見えるのは雲一つ無い快晴の空。一面に広がる淡い紺色を背にして、大きく翼を広げた鳥たちがどこかへと飛び去っていくのが見えていた。

 鳥はいつも自由で羨ましいと、僻みめいた感情を抱きながらもズボンの右ポケットに入った懐中時計を取り出す。一年前、フィーネから胡散臭い笑顔で誕生日プレゼントと渡された物だ。短針は七、長針は六を指し示していた。

 

 時間だった。左のポケットを僅かに膨らませる無線機を取り出して耳に着ければ、用意は完了。電源スイッチを『入』へと押し変えて、耳をつんざくノイズに五秒ほど耐えれば向こうから声が聞こえ始めてくる。

 目を瞑り、意識を耳だけに集中させていく。一言一句、無線から聞こえてくる言葉を聞き漏らさないように、耳を澄まして。

 

『さぁてさてさて、作戦前にもう一度だけ確認ね♪ それじゃあ弦十郎くん、お願い♪』

 

『今回、広木防衛大臣暗殺を名目に、大規模な検問を設けた街を抜けて永田町までデュランダルを輸送するのが目的だ。上空からは俺が乗るヘリが君たち輸送班を追随し、迅速な指示を飛ばすよう努める。その道中、敵は間違いなく襲撃してくるだろう。それに当たって一つ告げておく。先日、ノイズを召喚する聖遺物が確認された。了子くんの頭脳と記憶でも解析不能の正真正銘謎の聖遺物だが、召喚が出来る以上操作も出来るだろうと仮定される。

 であるからして、ノイズを使った襲撃が予測される。そこで護衛車に搭乗する君たちに告げておく。武装組織ではなくノイズが現れた場合、直ちに護衛を中止し避難するようにしろ。現状ノイズに対して対抗策を持たない俺たちは、むしろ護衛に着くシンフォギア装者である立花響、雪音クリス両名にとって邪魔になる。何よりも自身の命に大事にだ。無用な犠牲を出さず、永田町まで突っ走るッ!』

 

『閉め切った街を私たちだけが駆け抜ける。名付けて、天下の往来独り占め作戦よぉ♪ 響ちゃんは私の車に同乗して、クリスちゃんは弦十郎くんと一緒に空からパトロール。広域殲滅型のイチイバルの力、便りにしてるわね♪』

 

『ああ、あたしに出来ることならやってやる』

 

『クリスくん。ノイズを伴った襲撃の場合、恐らく敵側には妹である雪花くんが現れるはずだ。もしその時は──』

 

『気にすんな。この新しいバカに当てられたおかげで色々と吹っ切れたんだ。もし雪花が出てきたら、この手で取っ捕まえて説教してやる。その後は二度と離してやらねぇ』

 

『うん! 一緒に頑張ろうねクリスちゃんッ!!』

 

『だーかーらーッ!! あたしはお前の年上で、ちゃん付けで呼ぶなっつってんだろッ!? それに馴れ馴れしく抱き着くんじゃねぇッ!!』

 

『えぇー? だって、私たち一緒に体を鍛え、寝食を共にした特訓仲間だよ? それはもうッ、心を一緒にしたソウルメイトも同じッ! 友達だよッ!』

 

『っぅ~~……ッ、はぁ……もう勝手にしてくれ。いちいち突っ込んでたらあたしの身がもたねぇよ……ったく、何だってんだ……』

 

 案の定、二課の戦力には姉である雪音クリスが加えられていた。ヘリからということは、恐らく即応戦力。こちらがノイズを召喚し足止めをくらった時、いつでも援護に回れるようにするためだろう。嫌らしいことこの上ない。互いが互いをカバー出来る二人組ほど、今回の襲撃計画で厄介なものはないだろう。

 であれば飛行型で空を封じ、手っ取り早く立花響に歌わせる他無かった。今回は時間との勝負だ。風鳴弦十郎を近付けないようにノイズ召喚を行いながら、フォニックゲインを稼ぐため適度に戦闘を行いつつ機を見て撤退。姉を傷付けないためにはこれしかないと頭の中で算段をつけながら、傍らの杖を手にとって立ち上がった。

 懐中時計をポケットの中にしまい、組んだ両手を天高く伸ばしながら大きく息を吐く。体をアーチ状に逸らせたことで胸を大きく強調するような形になってしまったが、ここには誰もおらず気にする必要はない。

 

 そんなことよりも、姉に友達というものが出来ていたのを知って、雪花は胸の奥が暖かくなっていくのを実感していた。言葉こそ嫌がっているものの、声音を聞けば分かる。少し裏返り、黙ってから発せられる籠るようなボソボソ声は、照れ隠しの証だ。今頃無線の向こうでは顔を赤らめながら押し黙っている姉の姿があるのだろう。

 以前見たときの不安定さはどこへやら。あの様子なら二課でも元気にやっていけるはずだ。

 

「さてと」

 

 手を空へと翳してネフシュタンの鎧をその身に纏う。

 不気味に脈動する紫光はどうにも目立っているが、人気が無いこの場では気にすることもないだろうと無視して立ち上がる。嫌なことだが慣れとは恐ろしいもので、実戦のみにあらず訓練で何度も身に纏い続けていると段々と鎧の機能が雪花の体に適応し、先のフィーネから施された点滴と相乗してか人間離れした能力をより引き出しやすくなっている。

 手近なマンホールのふたを容易く開けて、下水道の中にノイズを流し込んでいく。

 

「準備は出来ました。いつでもどうぞ、フィーネ」

 

 聞こえる訳もない呟きを風に乗せて、雪花は脚力を活かし工場の上に飛び移った。

 

 

 

 

==========================================

 

 

 

 

 人が居なくなった空っぽの街並みを、六つの影が駆け抜ける。

 その正体は車だ。五台の車が円を描くように陣形を組み、その中央には護衛対象である櫻井了子のコンパクトカーを据えていた。法定速度なんて知ったことかと言わんばかりの車両速度を添えて、無人の道路を突っ走っていた。

 というのが、弦十郎たちが搭乗したヘリからの景色である。副機長席ではヘッドセットを着けて弦十郎が細かに指示を飛ばし続けていた。クリスは機体の後部、ドアを開けて手すりに掴まりながら眼下で走る車列を見据えている。

 

 飛行中のヘリはあまりにもうるさい。

 飛行のために回り続ける四羽のプロペラは休むことなく、周囲一帯に騒音を鳴らし続ける。もちろんそれは機体の中で待機しているクリスも同じ。むしろプロペラとの距離が近いため、頭部に着けたヘッドセットなしではまともな会話が行えないほどだ。

 迅速な戦力展開のためとはいえこれはどうなんだと、体を叩く強風に抗いながら胸元で納まっているギアペンダントを握り締めた。

 

『来たぞッ、前方から敵襲だッ!!』

 

 ヘッドセットから弦十郎の聞こえる怒号。

 覚悟を胸に機体から顔を出すようにして前方を望めば、空に群がるのは五十を超える色とりどりの飛行型のノイズ。エイの様にも見えるそれは翼を大きく広げて、こちらを通さないよう一糸乱れぬ動きで大きな壁を作り上げていた。

 今まで無差別に人を殺してきたノイズが行う統率された動き、それは弦十郎が言った聖遺物の存在を証拠付ける物だ。並々ならぬ相手になるだろう。それが妹であるならば尚のこと。

 しかし、二課という暖かい場所で荒んだ心を癒され続け、護衛車に乗る立花響というお人好しに触れたクリスは、容易く折れるほどの心なんてもってはいない。眼前に広がるノイズに対して沸き上がるのは闘志のみ。ヘッドセットから聞こえてくる弦十郎の『いけるか?』という問いに対して、クリスは口角を上げながら胸に浮かぶ聖詠を歌い上げることで答えとした。

 

──Killter Ichaival tron(銃爪にかけた指で夢をなぞる)──

 

 その身に纏う深紅の鎧、イチイバルのシンフォギア。

 クリスが戦いたいと願えば、それに答えるように手の甲に装着されていたアームドギアが形を変えていく。現れたのはクリスの身の丈程のガトリング砲だ。長い三連装の銃身を二門備えたそれを、両手にそれぞれ一挺ずつ。総じて十二に及ぶ銃口を立ちはだかるノイズへと向け、フォニックゲインと体力がある限り無尽蔵の銃弾を雨のように放ち続けた。銃身が回転し、ヘリのプロペラ音にも負けない銃声を撒き散らす。

 

「雁首揃えて出てきやがれノイズどもッ! あたしが全部灰に変えて捨ててやらぁッ!!」

 

 胸に浮かぶのは、愛する妹を取り戻す心情が紡がれた歌詞。それをシンフォギアのヘッドパーツから流される音楽にのせて歌い、自身の力へと変えていく。

 そうして放たれる銃弾の雨は、カラフルなノイズの体をいとも容易く引き裂いて端から端まで、全てを灰に変えていった。広域殲滅型のイチイバルにとって、障害物が一切無い広大な空は正に独壇場。分と経たずに灰と変わるノイズの姿を横目に、副機長席から笑みを湛えこちらを覗き込む弦十郎に対して、得意気な顔を見せつける。

 

「あたしが本気を出せばこんなもんだッ! おらおっさん、パッパと次に行くぞッ!」

 

『頼もしい限りだ、クリスくんッ! パイロット、ヘリを車列の前方に向かわせろッ! 俺たちの命、クリスくんに預けるんだッ!』

 

 簡単なやり取りだけを交わして、機体を傾けて前方に加速するヘリから振り落とされないよう、一度右手のアームドギアを解除し手すりに掴まる。その間にも、車列はぐんぐんと速度を上げて陸と陸を結ぶ橋に突入していた。

 車列が橋の中腹に差し掛かったとき、橋の左側の一部が崩落を始めた。櫻井了子の荒々しくも卓越した運転技術は易々と回避したものの、左脇を守っていた黒塗りの護衛車が避けることができず落下し爆発する。クリスが悲嘆に呻くのも束の間、崩落した場所からは無数のノイズが橋脚を登り、護衛車に取りつこうと活発に動き始めていた。

 

「クソッタレッ!」と叫びながらも、その左手に握るガトリング砲にて弾幕を張った。一挺だけと言えどその制圧力は凄まじく、ノイズは全て登りきる前に灰へと変えられていった。

 

『クリスちゃんすごい、すごいよッ!』

 

「当たり前だッ! このあたし様だからなッ!」

 

 シンフォギアのヘッドギアから聞こえてくる響の称賛に口をにやけさせながら、次の獲物を待つ。

 車列はそろそろ橋を渡り切ろうというところ。

 弦十郎が、『護衛車はすぐに離脱ッ! クリスくんの射線を確保しろッ!』と無線越しに叫んでいたが、それを呼んでいたかのように橋の末端から繋がる十字路の左右は、海から這い出たノイズに塞がれてしまった。

 

 クリスがガトリング砲を向けるものの、空から地上のノイズを排除となる場合、ヘリが傾き右手は手すりを掴むためどうしても一挺での処理となる。もちろん、地上からもノイズが跳躍して襲いかかる可能性もあるために静止は不可。そしてここは機内。腰部ユニットから展開できるミサイルの使用などもっての他だった。

 それこそ降りれば火力が増し、爆発物での一挙殲滅など容易いものではあったが、目的地まで止められぬ車列に追随しながらの護衛は今のクリスの技量ではあまりにも酷。現状、無用な身の危険をシンフォギア装者に負わせるのは、愚策と考えられた。

 

 ならば、どうするか。

 クリスが出来ることは弦十郎からの指示を待ち、その間街の物陰から飛び出してくる飛行型のノイズを殲滅していくことだ。

 

「どうすんだ、おっさんッ!」

 

『ぬぅ……ッ! 狙いがデュランダルなのであれば、この方法に賭けるしか他あるまいッ! 了子くんッ!』

 

『……大方、この先の薬品工場地帯に逃げ込む、って言ったところかしら?』

 

『分かるか』

 

 雑音混じりに聞こえる、了子の溜め息を吐く音。

 続けて口を開く了子の声はどこか、呆れているようにも聞こえた。

 

『もう何年の付き合いだと思ってるの。でも分かってる? 工場の爆発に巻き込まれたら、いくら完全聖遺物でも無事では済まない。それこそ、下手打つと何が起きるか分からないわよ?』

 

『敵の狙いがデュランダルであれば、その狙いを逆手に取りあえて危険地帯に突入するのが目的だ。ノイズの包囲が徐々に狭まりつつある今、何もしなければ我々はただ刈り取られるのを待つのみ』

 

『なら聞くけど、勝算は?』

 

『──思い付きを数字で語れるものかよッ!』

 

『そうでしょうね。良いわ、ということで響ちゃん、ここからは一気に荒ぶるからしっかりと掴まっていなさいッ!』

 

 他の選択肢を選んでいる暇はないと、意識の片隅で二人の会話を聞いていたクリスは断じる。

 それまでどこからか出現し続けるノイズの数は明らかに増す一方であり、建物の屋上から奇襲をかけようと待機するノイズまで現れる始末。地上だけならまだ良いが、ダメ押しとばかりに飛行型が多数現れヘリを始末しようと距離を詰めてきていた。

 一飛行型対処のために地面と平行になったヘリの機体の中で、クリスは対地支援を諦め、両手にアームドギアを握り締めながらぶっぱなす。

 

 間近に迫る体力の限界にクリスは冷や汗を流していた。

 ガトリング砲による砲撃という形でフォニックゲインの放出を行うクリスのイチイバルは、近接型の立花響、風鳴翼両名に比べて体力の消耗が著しい。

 頭から滝のように流れ続ける汗を、肩に顔を近付けて拭う。そんな時、視界の下部に映ったのは宙を舞う黒塗りの護衛車だ。そちらへと意識を向ければ、マンホールの蓋を吹き飛ばして噴水のごとく飛び出しているノイズの数々。そちらへと銃口と向けようとするが、宙を舞う護送車が壁になって狙えない。

 

「はぁ……はぁ……ッ。チッ、駄弁るのは良いが、あたし一人じゃこんな大量のノイズを捌ききれねぇぞ。体力も割りと削ってんだ。やいバカッ! お前はいつガングニールを纏うんだよッ! 首にかけたギアペンダントは飾りかッ!?」

 

『えぇッ!?』

 

「お前の爆発力があれば、この数のど真ん中ぐらい抜けれんだろッ! こっちはいい加減厳しいんだよッ!」

 

『でもでも、こっちはそれどころじゃ──わ、わわッ!?』

 

「お、おいッ!?」

 

 クリスの善戦虚しく、ノイズによって作り出された包囲にまんまとかかってしまった車列は一台、また一台と潰されていき、残されたのは了子のコンパクトカーのみ。百は超えていようかという速度で、卓越された運転技術から産み出されるドリフトは見事なものだった。

 それでも猛追するノイズにより左後輪のタイヤをパンクさせられたコンパクトカーは、操作不能となり見事に横転する。

 

『了子くん、無事かッ!?』

 

『え、えぇ……何とか。でも頭を少し打ったみたいね……、ちょっと血が出てるわ……』

 

『くっ……! こうもしてやられるとは……ッ!』

 

「あたしが下に降りるッ! おっさん、指示は任せたぞッ!」

 

『クリスくんッ!』

 

 静止の声を聞き終える前に、クリスはヘリから飛び降りた。

 降下途中、足元に広がるノイズをガトリング砲で粉微塵に変えていく。風に拐われ消えていく灰を横目に流しながら、数十メートル先まで雄叫びを上げながら突っ走る。翼のように脚部ユニットにスラスターでもあれば機動力は改善されたのだろうが、その辺りは仕方がない。

 

「そこを退きやがれぇッ!」

 

 けたたましい音を立てながらノイズを引き裂く様は、正に電動ノコギリの如く。立ちはだかったノイズの壁はたちまちの内に崩れ去り、残されたのは足元に積もるか風に拐われる灰のみ。空が黒く濁っていく中、先に見える響と了子の影に安堵しながら二人の元へ向かう。

 現場に到着したのは数秒後だった。煙幕のように視界を遮る灰を抜けて見たのは、工場の壁を背もたれにして項垂れる頭部から出血した了子と、未だリディアンの制服のまま了子の介抱をする響だ。傍らにはしっかりとデュランダルを確保し、慌てていながらも自身の役目をしっかりと覚えていることが伺い知れる。

 

「大丈夫かッ!」

 

「クリスちゃんッ! 私は大丈夫だけど、了子さんが頭を打ってほとんど意識がないんだッ!」

 

「何だってッ!?」

 

 意識がもうろうとする了子の頭を揺らさぬように様子を確かめれば、呼吸はあり呼び掛けには何とか応じるものの、声を出せずうわ言のようになるばかり。直ちに命が危ないというわけではなさそうだが、それでもこの場に留まり続けるのは危ないだろう。

 それに、一つ並々ならぬ気配がこちらへと近付いている。

 それまで握っていたガトリング砲を小回りの良いクロスボウへと変化させ振り向けば、不気味に脈動する紫光を発する鎧──ネフシュタンの鎧を身に纏った妹が立っていた。

 

「……雪花」

 

「出来ることなら、極力会いたくなかったよ姉さん。そこのデュランダルを置いて、早くここから去ってほしいな」

 

「あたしよりも賢い雪花なら、シンフォギアを纏ってここにいる時点で分かってるだろ。あたしの目的も、しなきゃいけないことも」

 

「知ってるよ。姉さんが変なところで意地っ張りなところも、優しいことも。でもオレは退けない。押し通るよ」

 

「あたしは──」

 

 無理やりにでもと叫ぼうとした時、肩に響の手が置かれ後ろに引かれる。気が動転するも体勢をすぐさま立て直し、隣に並び立つ響に「お、おい!」と声をかければ、ニパッと笑顔を見せてきた。

 

「戦うのはクリスちゃんだけじゃないッ! 私たちが一緒に戦えば、クリスちゃんの思いをより強く伝えられると思うんだッ!」

 

「また訳わかんねぇことを……ッ。なら、あたしに合わせろ。雪花をこらしめて、二課で説教してやるためにな」

 

「うんッ!」

 

──Balwisyall nescell gungnir tron(喪失までのカウントダウン)──

 

 響の体が五線譜模様の極光に包まれ、やがて出てくる姿は白と橙色を基調とした装甲。特に目立つのは腕部に装着されたユニットであり、人の腕以上の太さを誇る。

 

「私が前衛ッ!」

 

「あたしが後衛だッ! 覚悟しろ雪花ッ! 絶対に連れ帰ってやるからなッ!!」

本筋が終わった時、しないフォギア的な日常パートは必要ですか? それとも不必要ですか?

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