日輪の生まれ変わり   作:zzzzzz

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最終巻良かった…………………。


日輪と炎と

千寿郎と買い物を終え帰路につこうとするが変な男に絡まれてしまう。私を無理矢理連れて行こうとするが、男はその場に倒れ込む。

 

「大丈夫ですか?無事で良かった!」

 

日輪の様な笑顔と共に、耳飾りが揺れる。

 

(あの耳飾りは………………)

 

 

煉獄家は鬼殺隊、最高剣士炎柱の名を代々襲名している一族である。歴代炎柱達が残してきた書物、炎柱の書があり私は父に頼み込んでよく読んでいた。父は書物を読んで自信を無くしたとか。

 

 

私は書物に記してある、始まりの呼吸の剣士に強い憧れを持っていた。鬼の始祖を追い詰めたその強さそして誰にでも自身の剣を教えるその心の広さに。

 

書物の最後の欄には、剣士がつけていたとさせる耳飾りが模写されていた。

 

 

そして今私の眼の前には、その耳飾りを付けた少年がいた。

 

 

「あの?大丈夫でしょうか…」

 

少年は私が呆けていて反応しなかったのに心配している様だった。

 

「いえ大丈夫です、すいません助かりました」

 

私が礼を言った瞬間、先程の男の仲間だろうか八人程が私達を囲んでいた。

 

「よー其処の小僧〜何か調子に乗ってる様だな〜良くも俺の子分を!」

 

 

「お逃げ下さい!千寿郎を連れて逃げて!」

 

懇願する様に少年に頼むが。

 

 

「逃げません、それに貴女は本当は怖いんですよね?俺にはわかります。大丈夫です俺ちょっと強いから!」

 

更に言葉を続ける。

 

「怖かったら眼を瞑ってて下さい!」

 

と少年が言った瞬間、八人の男達は皆壁にめり込んでいた。

 

 

「「嘘………」」

 

私と千寿郎は言葉を失った。私達は家で良く稽古をしている父と弟、杏寿郎の打ち合いを見ているからこそ理解出来た少年の強さに。

 

 

「大丈夫です優しく飛ばしたので!では行きましょうお送りします!俺は竈門炭治郎です!」

 

「はい、私は煉獄梨火です」

 

「僕は煉獄千寿郎です!」 

 

 

 

炭治郎は二人を家まで送る事にした。

 

 

 

 

「遅い!父上!姉上と千寿郎がまだ戻りません!」

 

「杏寿郎、戦支度をしろ梨火達を迎えに行くぞ」

 

梨火の父であり炎柱、槇寿郎と弟であり槇寿郎の継子、杏寿郎は帰って来ない姉と弟を心配する槇寿郎は迎えに行く気満々になっている。そこへ。

 

 

「父上!杏寿郎!今戻りました!」

 

「父上!兄上!遅くなりました!」

 

二人の声を聞き、槇寿郎と杏寿郎は急いで玄関へ行くと其処には見知らぬ少年がいた。

 

「姉上!この少年は誰ですか!」

 

杏寿郎は梨火に問い詰める。

 

「杏寿郎この方は私と千寿郎を暴漢から助けてくれたのです、失礼の無いように」

 

「なんと!そうであったか!それは失礼した!俺は煉獄杏寿朗と言う!よろしく!」

 

「俺は竈門炭治郎です!」

 

二人が挨拶を交わしていると、横で槇寿郎はボソボソと何かを呟いている。梨火は父の様子が気になり声をかける。

 

「父上どうされたのですか?炭治郎君がつけている耳飾りが気になるのですか?」

 

「やらぬ」

 

「はい?」

 

「お前の様な何処ぞの馬の骨ともわからぬ奴に我が娘をやれるかぁ!!炎の呼吸、玖ノ型、煉獄!」

 

 

 

 

 

 

槇寿郎は子供達の中でも妻そっくりの娘、梨火を溺愛している。自身が妻を失いそして炎柱の書に記してある剣士との才能の差に心が折れた時も立ち上がらせてくれたのは梨火のお陰である。

 

 

「日の呼吸がなんです!父上は父上です!」

 

「母上に託されたのでしょう?ならばこんなところで蹲る事などこの梨火が絶対に許しません!父上は炎柱であり私達の父親です!どうか心を燃やし立ち上がって下さい!」

 

「梨火…………」

 

 

娘と愛した妻、瑠火が重なる。この日より槇寿郎は完全復活をすると同時に娘大好き親父となる。

 

 

 

 

槇寿郎は動揺していた、溺愛している娘が男を連れて来た。更にはその男はあの耳飾りを付けていたのだ、色んな感情が爆発し自身の呼吸、奥義を繰り出した。だが。

 

 

 

 

「近くに自分の娘や息子がいるのに何を考えているんだ!」

 

 

自身の最強の技を人差し指で止められていた。

 

「何と!」

 

杏寿郎もその様子を見ていたが、圧倒的だった父であり師が放った技を人差し指で止めていた。

 

「父上、炭治郎君に乱暴なさるなら父上の事嫌いになりますから」

 

「うわぁぁぁぁーごめん梨火ぁ!謝るから謝るから嫌いにならないでくれぇ!」

 

 

炭治郎はその様子をただ黙って見ていた。其処へ杏寿郎が話しかけてくる。

 

「炭治郎殿!貴殿は凄い!凄すぎる!どうだろうか姉上炭治郎殿に夕飯を馳走するのは!」

 

「まぁ!いい提案ですね!杏寿郎!」

 

「いえ、俺は家に」

 

炭治郎は断ろうとするが。

 

「帰っちゃうんですか?炭治郎さん」

 

粒らな瞳で炭治郎を見つめる千寿郎。千寿郎は末っ子だ炭治郎は長男だ。ここで断る事は出来なかった。

 

 

 

 

「いや!一緒に食べようか!千寿郎君!」

 

 




次回

「炭治郎殿!貴殿を義兄と呼びたい!」





煉獄梨火

母、瑠火に瓜二つです。性格も母にそっくりで煉獄家の男達をしっかりと纏め上げています。

煉獄槇寿郎

妻の死と自身の才能の無さにより心が折れかけるが梨火の手により復活。それ以降は超絶過保護野郎とかす。娘はまだ嫁にはやらん嫁にしたければ鬼殺隊、炎柱である俺を倒してからにしろ。

煉獄杏寿朗

姉上大好き。

煉獄千寿朗

姉上大好き。
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