ドーモ=ミナサン。
今年のクリスマスイベントがクリスマスイベントの皮を被ったフォーリナー奏章の前日譚的ストーリーだった事に驚いたseven774です。
自分はストーリーをプレイしていた時はなにも思わなかったのですが、後にXで「これフォーリナー奏章の前日譚じゃないか?」という考察があったため調べてみると、本当にその可能性が出てきたので、「流石fgoだな……ッ!」と思いました。いずれ来るかもしれないフォーリナー章が今から楽しみですッ!
本日の話はクリスマスifストーリーですが、ここで皆様に謝罪があります。
本当なら明日本編を更新したかったのですが、コツコツと執筆していたこの話を途中で大きく書き直す事態に見舞わた事で時間を大きく割かれてしまったため、本編更新は来週になるかと思われます。書き直して文字数約14000文字は流石に大ボリュームでした……。
それではクリスマス特別編、どうぞッ!
クリスマス。
それはキリスト教において、救世主であるイエス・キリストの降誕祭を意味する言葉。新約聖書においても彼の誕生日がいつであるかは不明だが、彼が存在したという事実を再確認する為に設けられた『イエス・キリストの誕生を祝う日』は、現在では家族や友人らと豪華な食卓を囲い、賑やかに時を過ごすイベントとなっている。
そして、クリスマスといえばと訊ねれば誰もが真っ先に思い浮かべるのが、サンタクロース。
キリスト教の聖人、聖ニコラウスの伝説を起源に誕生したその概念は、一年を良い子に過ごした子ども達の下へ彼らが望むプレゼントを配るという、クリスマスの代表格である。
それは多種多様な人種、種族、概念が集うカルデアでも変わらない。
毎年この時期になれば、我こそはと手を挙げたり、突発的な出来事により変化したりしたサーヴァントがその年のサンタとして、カルデアを楽しませてくれる。
―――だが、今回のクリスマスは一味違った。
そう、それは突然の事だった。
ハロウィンも終わり、次に来たるはクリスマス。毎年誰かが必ずサンタとなり一悶着起こすこの時、今年は誰がサンタになるのだろうと話す職員とサーヴァント達の中で、我こそはと名を挙げた者がいた。
『クリスマスはハロウィンのすぐ後に来る……つまり、クリスマスはハロウィンなのよッ!!』
こんな訳の分からない戯言を当然のように叫んだのは、エリザベート・バートリー。彼女はこれまでのハロウィンを通して増えた
彼女の独断と偏見により集められた、世間一般の連想するそれとは掛け離れた世にも恐ろしく悍ましい血みどろのクリスマスプレゼント。その数々を真っ白な袋に詰め込み、ついでにどこかから引っ張ってきた後にトナカイに任命した学士に作らせたソリに飛び乗り、タイミング良く発生してしまった特異点に直行。
放っておいてもすぐに消滅すると見られていた特異点だったものの、しかし途中で派手に爆発したソリから彼女が落下した事により、彼女の用意したプレゼントもまた特異点中に落下。
結果、放っておいても問題なかった特異点は、放ってしまえば世界を滅ぼしてしまう極大特異点へと成長。
無限増殖するエリザベート・バートリー。彼女一人一人の為に用意されてしまった大小様々な
最後にはカルデア所属のエリザベート・バートリーが無限増殖した自分達諸共にマントルへと飛び込む事で事態は解決されたものの……カルデアのマスター達は彼女の消滅に対して然程哀しみは覚えていなかった。
決して薄情な訳ではない。ただわかっていたのだ。
奴は戻ってくる、と。
そして、彼女は帰ってきた。合体していた他クラスの自分達を伴って、笑顔と共にサムズアップしながら。
『最悪だ……あの最高最低の無能がこんなにも……ッ! エラトステネスにでも押し付けたい……ッ!』
彼女達に引き摺られる形でカルデアに召喚されてしまった学士の弁である。生前の親友に押し付けたいと思ってしまう程、当時の彼は自身の周りを固めるエリザベート・バートリーの集団に心を追い詰められていたようだ。
現在、彼は自分用に割り当てられたマイルームに籠っている。一応は召喚者である立香とコミュニケーションを交わし、必要であれば他の者達とも言葉を交わしているが、それ以外はマイルームで過ごしているようだ。
なにはともあれ、世界を滅ぼしかけたクリスマスイベントは無事に終了し、今は誰もが普通にクリスマスという行事を楽しむ時間となった。
「いやはや、今年も楽しかった。これが人理焼却中でなければ万々歳だったのに」
「でもそうじゃないとこんな出来事は起こらなかったからね。喜ぶかどうかは少し悩んじゃう……」
「確かにその通りだが、今はただ、あのトンチキ特異点の事を楽しく振り返ろうじゃないか」
華やかに飾り付けられた廊下、サーヴァントや職員達が賑やかに会話する中を歩くのは、二人の男女。
両者共に腰まで伸ばした長髪や綺麗な輝きを持つ瞳が特徴的だが、男性の方は金髪で青目なのに対し、女性の方はそれと対を成すような銀髪に赤目。服装も異なり、男性はいつもと変わらぬ服装の胸元にクリスマスを象徴する植物の一つである月桂樹の飾りをつけ、女性は赤と白のサンタ服を着ている。
男性の名は、カルデアが誇るAチームのリーダーであるキリシュタリア・ヴォーダイム。
女性の名は、そのメンバーであるアンナ・ディストローツ。
仲間達と共に特異点中を駆け回って疲れた肉体を一晩ぐっすり眠って回復させた彼らが廊下を歩いていると、彼らに気付いた少女が「あ、いたッ!」と駆け寄ってきた。
「あら、立香ちゃん。ふふっ、その恰好、楽しんでるみたいだね」
「もちろんッ! どう? 似合ってるかな?」
いつものカルデア式制服はお休みで、本日彼女―――藤丸立香が纏うのは赤と白のサンタ服。女性である彼女に合わせたミニスカートをふわりとさせながら綺麗なターンを決めた彼女に、「うんうん、とっても似合ってるよ」とアンナが拍手をした。
「君自身の活発さも相まって、より明るく見えるよ。よく似合っている」
「ありがとうございます、キリシュタリアさんッ! ……あ、アンナもいるなら―――」
少し待っててください―――そう言って離れていく彼女の後ろ姿を眺めながら、キリシュタリアは少し寂しそうに笑った。
「相変わらず、私には敬語か……。そろそろタメ口でもいいと思うんだが」
「君はAチームのリーダーだからね。立場的な意味とかで躊躇ってるんだと思うよ」
「そう言う君もAチームのメンバー……あぁ、そっか」
「ふふっ、私、リーダーじゃないもんね」
「……臨時でもいいから交代しないかい?」
「緊急時以外お断りします♡ ……それにしても」
誰かを探しているのか、視線を彷徨わせたり周りにいるサーヴァントや職員達に声をかけている彼女に、アンナは称賛の意を込めた視線を送る。
「あの子は本当に頑張ってるね。必死に私達に食らいついているし」
「それだけじゃない。時折見せる彼女の根性は、我々としても驚愕に値する。彼女、本当に一般の出かい?」
「経歴は調べたけど、その通りだね。過去に先祖が魔術師と交わった記録も、魔術に触れた記録もなし。突然変異ってやつだね」
「そんな彼女が今や我々と行動を共にするマスターの一人、か。……素直に喜べないな……」
それは、焼き尽くされた人理修復の旅を開始する直前の話。
レフ・ライノールの仕掛けた爆発により、本来世界を救うはずだった48人のマスター候補生達はその大半が冷凍保存を余儀なくされた。なんとか無事だったのは、Aチームのマスター達と、居眠りにより退室していた藤丸立香の九名のみ。
彼女は瀕死の重傷を負い、デミ・サーヴァントとなったマシュ・キリエライトと契約してマスターとなった。当時はまだ爆発により活動する事も出来なかったキリシュタリア達に代わり、マシュと共に冬木に発生した特異点を攻略した彼女は、その功績や本人が希望した事により、それからの人理修復の旅にも同行。
魔術の「ま」の字も知らない故に足を引っ張ってしまう事もあったが、それでも必死に周りに食らいつく為に知識を吸収し、訓練を重ねていった。
今では、まだ充分とは言えないものの、Aチームを相手にしても追いつける程に成長した。裏表のない彼女の人柄もあり、チームメンバーとも良好な関係を築けている。
だが、それで本当に良かったのかと、心のどこかでキリシュタリアは思っていた。
話を聞く限り、彼女は拉致にも等しい形でこのカルデアへと招かれ、世界を救う旅に駆り出されてしまった。生まれながらに魔術師としての教育を施されたわけでもない、二十歳にも満たない少女がだ。
我ながら魔術師らしくないと思っていると、アンナが口を開いた。
「そうだね。でも、それでもあの子は頑張ってる。それなら私達は口を出すべきじゃないよ。私達に出来るのは、立香ちゃんと一緒に戦って取り戻した世界に、あの子を無事に送り返してあげる事だけ」
「……そうだな。うん、気持ちが引き締まった。ありがとう、アンナ」
状況が状況なため仕方がなく、運が悪かったとしか言いようがないが、それでも無事にこの旅を終えられたら、彼女が安心して元の世界で過ごせるようにしなければと心に誓った直後、立香が一人の女性を連れて戻ってきた。
「いきなりどうしたの立香……って、アンナ?」
「あ、オフェリアちゃん。そうか、立香ちゃんが探しに行ったのは君だったんだね」
「そうみたいね」
立香が連れてきたのは、アンナやキリシュタリアと同じくAチーム所属の魔術師であるオフェリア・ファムルソローネであった。
立香とオフェリアは、この旅の中で他の者達と比べても上位に位置する程に仲が良い。
魔術師の家系ではない、一般的な家庭が出身の藤丸立香。これまでの戦いの中で魔術世界の掟や常識の知識を有しても、それに囚われる事がない彼女の存在は、思いの外オフェリアに強く影響したようだ。
魔術世界においては重要なステータス、場合によっては他の魔術師に狙われかねない魔眼を見ても「かっこよくて綺麗」の一言で終わらせる彼女と幾度となく言葉を交わしていく内に、オフェリアは彼女のいた魔術の存在しない世界を知り、心を通わせていった。今では魔術の知識の乏しい彼女に、オフェリアが定期的に教室を開いてわかりやすく教えている事もあるらしい。
本人は「自分よりも魔術の知識も技量も上のサーヴァント達に教えてもらった方がいいのでは?」との事だが、立香からすれば相手が誰であろうと魔術について教えてくれる相手は先生であり、同じ人間だからこそ逆に緊張しなくて済むらしい。
「おや、オフェリアもサンタ服を着ているのか。似合っているよ」
そんなオフェリアは、先程キリシュタリアが指摘したようにアンナや立香同様にサンタ服を着ている。デザインは彼女達と変わらないものの、オフェリアは二人と違ってタイツを着用していた。
「ありがとうございます、ヴォーダイム。ですが少々、足が気になってしまって」
「君、普段はタイツを履いてるもんね。そりゃ気になるよね~。私は素足でも全然いいと思うけど」
「それはちょっと恥ずかしくて……私にはちょっと難しいわ」
「でもとっても可愛いよッ! でもね、そんな可愛いオフェリアちゃんだったら、これが似合うと思うんだ」
そう言って立香がポケットから取り出したのは、クリスマスツリーを模したヘアピン。
「少し前から作ってたんだ。気に入ってくれると思うんだけど……」
「ありがとう、立香。早速付けてもいいかしら?」
「もちろんッ!」
立香に促されてヘアピンを付けてみる。すると真っ先に反応したのはアンナだった。
「わ、とっても可愛いッ! 似合ってるよオフェリアちゃんッ!」
「そ、そうかしら……?」
「あぁ。小物であろうとも、それがあるとないとでは話が違う。良く似合っているよ、オフェリア」
「絶対似合うと思ってたけど、作ってよかった……ッ!」
三人から揃って高評価を受けたオフェリアが照れくさそうに頬を搔きながら笑っていると、「お、いたいた。お~いッ!」と遠くからの声が投げかけられた。四人がその声の聞こえてきた方向へ目を向けると、こちらに手を振りながら歩いてくる職員の姿が見えた。
「ここにいたのか、探してたんだよ」
「ムニエル? どうしたの?」
「食堂でパイ当て大会をやってるんだ。良かったらお前達も参加しないかと思ってな。どうだ?」
「パイ当て大会……面白そうッ!」
「パイ当て大会? どんな大会なの?」
「パイというよりはケーキなんだけど、それを相手の顔面に当てる大会かな? もちろん、安全は充分に守られてるよね?」
「当たり前だろ? それと、なんでパイ投げじゃないかというと……ま、簡単に言えば掃除がやりやすいからな。投げまくってちゃ後が面倒だろ?」
「面白そうだな……ッ! 是非とも参加したい」
「私も気になるな。オフェリアちゃんはどうする?」
「そうね……みんな参加するんだったら、私も参加しようかしら」
「決まりだな。それじゃあ早速来てくれ。パイ当て大会マスター部門の開始だッ!」
ムニエルに連れられ、アンナ達は食堂へと向かうのだった。
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パイ当て大会マスター部門。
魔術を得意とするサーヴァント達によって作られた、パイが飛び散ったり衝撃波が飛ばないように作られた魔力のリング内で執り行われる、一発でも顔面に受けてしまえばそれで終わりな、小細工なしの1on1の試合。なぜマスター部門なのかといえば、いくら弱体化させたところで身体能力が桁違いなサーヴァントとマスターでは、勢い余ってマスターが殺されてしまう危険があるからである。
サーヴァント部門の優勝者は、オフェリアのサーヴァントであるシグルド。戦士王とも讃えられる彼は元々優勝候補に数えられており、決勝戦では同じく優勝候補に挙がっていたベオウルフと対決。激闘の末、凄まじい覇気と共にベオウルフの顔面へとパイを叩きつけ、彼の優勝となった。
その後執り行われるマスター部門では、女性側の主張もあり男女別に執り行う。体は男性かつ心が女性のペペロンチーノが本人希望により審判役となり、試合を進める形となる。
男性部門参加者はキリシュタリア、カドック、デイビット、ベリル。
女性部門参加者はアンナ、オフェリア、虞美人、立香。
男性部門は的確な分析と行動によってカドックが勝利。現在開催中の女性部門決勝戦で対決するのは、オフェリアと立香である。
「先輩、頑張ってくださいッ!」
「オフェリアちゃんも負けないでッ!」
パイを乗せた皿を片手に向かい合っている二人に声援が絶え間なくかけられる中、その一員となっていたアンナの下へ近寄る者が一人。自分に近づいてくる気配に気づいたアンナが視線を動かすと、こちらを見ていた女性と目が合った。
「あぁ、ぐっちゃん。どうかした?」
「別に。お疲れ様って言いに来ただけよ。……惜しかったわね、アンナ」
「そうだねぇ。あと一歩ってところだったよ」
アンナの隣に座った虞美人の言葉に小さく笑いながら、アンナは手に取ったチキンに口を付けた。
それぞれ立香、オフェリアに敗れた二人だが、その表情は暗いものではない。元々、そういった真剣勝負ではないのだ。敗北したら世界の終わりに直結してしまう特異点での戦いと比べれば遥かに気を抜いて行えるものだからこそ、二人は心の底からリラックスできていた。
「それはそうとして、ぐっちゃんは項羽のところに行かないの? クリスマスだからずっと一緒にいると思ってたけど」
「クリスマスじゃなくても一緒にいるわよ。だけどずっと一緒にいるわけじゃないわ。離れて別々に過ごす時もあるわ」
ここに来る前によそっていた食事に手を付ける虞美人だったが、「そういえば」と、始まった立香とオフェリアの対決を見ていたアンナに小声で話しかける。
「貴女、まだ正体明かさないの? そろそろ明かしてもいいと思うし、貴女もそうした方がいいんじゃない?」
「タイミングがわからなくてね……君みたいにすぐカミングアウト出来たらよかったんだけど」
最初こそ虞美人―――芥ヒナコも自らの正体を明かさずにマスターとして活動していた。しかしある日、特異点攻略後にサーヴァントの召喚を行った際に項羽が顕現してからというもの、彼女は芥ヒナコという偽名をかなぐり捨て、彼女の本来の姿である虞美人として行動し始めた。
彼女の正体が人間ではなく精霊種である事を知ったキリシュタリア達は最初こそ驚いていたものの、今では受け入れ、彼女が芥ヒナコだった頃と変わらぬ様子で接している。オフェリアやカドックらは彼女が自身の真名を明かした後も変わらず芥ヒナコとして扱っているが、彼女はあまり気にしていない。
自分が受け入れられたのだからアンナもきっと受け入れてもらえるのでは―――そんな考えの下の言葉だったが、アンナは「そんな単純な問題じゃないんだよ」と困ったように眉をハの字にした。
「ボレアス達も召喚されて、生前私と出会った子達も召喚されてる。あの子達は私の気持ちを察してか深くは踏み込んでこないけど……私自身がいつ正体を明かすかを決められてないからね。あの子達には申し訳ないよ。君みたいに、ボレアス達を召喚した時に正体を明かせればよかったんだけどね……」
まぁ、いつかはその時が来るよ―――そんな言葉で締めくくり、アンナは観戦を続ける。
両者共にパイを落とさずに動き回りながらいつ相手の顔面にパイを叩きつけるかと隙を伺い続けているが、アンナはそろそろ決着が付きそうだと感じ取る。
そして、遂にその時はやって来た。
「そこ―――ッ!」
「しまっ、ぶ―――ッ!?」
右側からの攻撃に見せかけたフェイントに引っ掛かってしまったオフェリアの顔面にパイが押し当てられ、歓声が上がる。
リングから出た立香が自分を応援してくれた者達に満面の笑みで手を振って応えていると、「おめでとう、立香」と近くにいたサーヴァントからタオルを受け取っていた、同じくリングから出てきたオフェリアが声をかけた。
「さっきのフェイント、完全に騙されちゃったわ。最初から考えていたのかしら?」
「違うよ。あの時咄嗟に思いついて、イチかバチかで突っ込んだんだ。上手くいったけど、失敗してたら私の負けだったよ」
「そんな作戦を実行に移したの……? 相変わらず凄いわね」
「そうでもしなきゃ勝てそうになかったからね」
「先輩ッ! お疲れ様ですッ!」
「あ、マシュッ! 応援してくれてありがとうッ!」
「マスター。敗北こそしてしまったが、良い戦いだった。貴殿のサーヴァントとして誇らしい」
「シグルド……えぇ、ありがとう」
駆け寄ってきた後輩にして自身のファースト・サーヴァントであるマシュ・キリエライトの言葉に笑顔で返す立香。そして、同じく労いの言葉をかけに来たシグルドから料理が載せられた皿を受け取ってはにかむオフェリア。
勝利こそ逃してしまったが、オフェリアは先程の戦いを楽しめていた。もちろん、その前の虞美人との戦いもだ。始めはどうしようかと思っていたが、誘いに乗って参加してよかったと、今では思えていた。
そこへ新たに「お疲れ様」とアンナ達が声をかけ、その輪に加わる。
「アンナさんッ! 虞美人さんもッ!」
「君はいつも元気だね、マシュ。やっぱり立香ちゃんが優勝して嬉しい?」
「当然ですッ!」
「ふふっ、とびっきりのファンがついてていいね、立香ちゃん」
「それを言うならアンナだって。ボレアス達に凄い応援されてたよね」
「そうね。もうお礼は言ったけど、後でもう一度やっておこうかしら」
「オフェリアも頑張ったわね。惜しいところで負けたけど、楽しめたかしら」
「えぇ、惜しかったけれど悔いはないわ。満足よ。そっちはどう?」
「まぁまぁね。こういった行事にはあまり参加していなかったから、いつもよりは楽しめたわ」
「よかった。……あ」
普段あまりこういった行事には参加しない虞美人から中々良い返答が出た事にオフェリアが嬉しく思っていると、遠くから虞美人を見つめるサーヴァントの存在に気付く。
「芥、項羽がこっちを見ているわよ。行ってあげた方が……」
「なんですってありがとうオフェリアそれじゃあね」
「それじゃあマシュ、私達も行こうか。もうお腹減っちゃって」
「そうですね。では皆さん、失礼いたします」
「うん、楽しんできてね」
項羽がこちらを見つめている事を伝えた瞬間、まくし立てるように答えて虞美人が離れていった後、立香もマシュと共にテーブルに揃えられた食事を取りに向かっていった。
「残されちゃったね、どうしよっか」
「そうね……。シグルド、貴方はこれからどうするの?」
「今夜は我が愛と共に過ごしたいと考えている。良いだろうか」
「もちろんよ。行ってらっしゃい」
「感謝する」
深々と頭を下げ、遠くで待っている妻の下へ向かっていくシグルドの背を見送りながら、オフェリアはぽつりと呟く。
「奥さんと過ごしたいのなら、許可なんて取ろうとしなくてもいいのに……」
「律儀な性格だからね。君に剣を捧げたサーヴァントとして許可を取るべきだと考えたんだと思うよ。立派な人だね」
「流石は神話に名高い戦士王ね。彼が私のサーヴァントで本当によかったわ」
「ブリュンヒルデも君のサーヴァントだって事、忘れてない?」
「忘れるわけないのだけど、あんまり意識するとプレッシャーが凄くて……」
北欧神話に語られる伝説的な英雄であるシグルドとブリュンヒルデ。カルデアのバックアップありとはいえこの二騎のトップサーヴァントを従えていると考えてしまうと、凄まじいプレッシャーを感じてしまう。食事をしながらオフェリアがそう苦笑すると、「そんなに気にしなくてもいいのに」とアンナが言う。
「確かに彼らは北欧神話に登場する英雄達の中でも上位に位置する存在だけど、今は君のサーヴァントである事を受け入れて、君を心から信頼しているんだよ? プレッシャーを無視しろ、とは言わないけど、少しは気持ちを楽にして接してみればどうかな」
「……そうね。ありがとう、アンナ」
「どういたしまして。……ん? ふふっ、あの子達ったら……」
「どうかしたの?」
不意に自分から視線を外し、口元に手を当てて笑い出したアンナに訊ねてると、彼女は「あそこ」と自身が見ている先を指差した。
オフェリアがその方角を視線を向けると、試合関係なしにまたやりたいと言い出したキリシュタリアがカドックとデイビットとベリルを誘っており、そこへ自分もやりたいと言い出した立香も含めてリングに入っていくのが見えた。
「あの子達、まだやるみたい。オフェリアちゃんはどうする?」
じゃんけんで誰がチームを組み、相手になるかを決め始めたキリシュタリア達を眺めながら訊ねる。
「私はいいわ。今は貴女と話をしたいし」
「よし、チーム分けは完了だな」
「は? おい待て、こりゃ不公平じゃないか? オレ単独でお前らに勝てって?」
「その通りだが?」
「『その通りだが?』じゃないんだが?」
「……すまないベリル。ここで反対されてしまっては、君にはここで永遠に眠ってもらう必要が出てくるんだが……」
「怖すぎだろッ!? わかったよやればいいんだろチクショーッ!」
一発でチーム分けが完了したようだが、なにやら様子がおかしい。どうやらキリシュタリア、カドック、デイビット、立香が同じチームとなり、一人負けしてしまったベリルが彼らと戦う羽目になったようだ。
「……あれ、大丈夫なのかしら。四対一は流石に……」
「でもベリルはやる気みたいだよ。どこまで粘れるか見ものだね」
「カドック、デイビット、立香ッ! ベリルにジェットストリームアタックを仕掛けるぞッ!」
「はいッ!」
「任せろ、ヴォーダイム」
「僕を巻き込まないで―――おい押すな藤丸ッ!」
「なにかしら……なんか四人が一列になってベリルに突っ込んでいってるんだけど」
「あぁ~……うん、ベリル負けたかも」
「え、さっきの言葉は……」
「いや、あれやられたらベリル生き残れないよ。ほら見てなって」
「ちょ、おいッ! それって三人でやるやつじゃ―――ぶっ!?」
「顔面ヒットだッ! デイビット、カドックッ!」
「オレは左胸を貰う」
「くっ、悪いなベリルッ!」
「ふぉごっ!?」
「見事な三角形だぞ二人共ッ!」
「もう顔面に貰ってるのに、もう二発喰らってるんだけど。しかも胸に……」
「勝敗無しだからねぇ~。純粋に楽しんでるだけだよ」
「ラストだ立香ッ! 派手に決めてくれッ!」
「はいッ! 喰らえッ!」
「ア゜ッ!!」
「「「あ……っ」」」
「ご、ごめんッ! 勢い余ってこ……股間にッ!!」
「あれはクリーンヒットだな、カドック」
「パイとはいえ、想像したくないな……」
「……とりあえず合掌しておこう。彼と、その……彼の子ども達に」
「「「そうだな/ですね」」」
「ふふっ、楽しそうだね、色々と」
「……流石に同情するわ」
顔面、両胸、そして股間―――凧型にパイを直撃させられて崩れ落ちたベリルを囲み合掌するキリシュタリア、デイビット、カドック、立香の四人。彼らの様子にアンナはくすりと笑い、オフェリアは苦笑いを浮かべる。
男性のベリルが股間に受けたダメージの重さを、女性のオフェリアは想像できない。しかし、子孫を残す為に重要な器官に手痛い一撃を貰った事だけは理解できたため、それに関してはオフェリアはベリルに同情した。
すると、アンナが「よかった」と小さく呟いているのが聞こえたので、「どうして?」と訊ねてみる。
「ほら、立香ちゃんって初めて私達と会った頃はガチガチに緊張してたでしょ? それが今はあんなに溶け込めているのが嬉しくてね」
「……そうね。でも、任務中にもふざけるのはどうかと思うのだけれど」
「たまにはいいと思うよ? 特に立香ちゃんはキリシュタリア達と違って、元々なにも知らずにここに連れてこられた子だから、
「……そうね。けど、『たまには』は少し違うと思うわ。あの子、少し前から特異点でもふざけるようになったのだけど」
冬木をマシュや現地で出会ったサーヴァントと共に攻略した後に始まった、次々と復帰していくAチームのメンバー達との特異点攻略。
最初こそ、本来の予定通りであれば率先して人理修復の為に行動するAチームに委縮していたが、特異点内やカルデアでの交流を経てからというもの、任務中でもふざけるようになってきた。それを後押ししてしまっているのが、まさかのAチームのリーダーであるキリシュタリア・ヴォーダイムなのが悩ましい問題だ。
「確かに真面目な時にふざけられると困るけど、あの子もキリシュタリア達も、その時には自分達が出来る事を全力でやってるでしょ? それにふざけてるって事は、この状況下でも余裕を持てるようになった証拠だよ。いつも気を張り続けるよりは全然いいと思う」
「まぁ、その通りなのだけれど……あっ」
右手に持ったフォークで皿に乗せた料理を刺そうとするが、そこに肝心の料理がない事に気付く。
「ごめんなさい、食事をよそってくるわ」
「わかった。行ってらっしゃい」
食事をよそいに歩いていったオフェリアの背を見送っていると、「アンナ」と隣から声をかけられる。そちらに目を向けてみれば、そこには料理が盛り付けられた皿を持ったペペロンチーノが立っていた。
「ペペロンチーノ? どうかした?」
「オフェリアが離れたものだから、お話ししようかと思って」
「二人だけで話したいって事?」
「ヤダ、校舎裏の告白じゃあるまいし、そんなんじゃないわよ。とっても楽しそうに話しているものだから、お邪魔虫にはなりたくなかっただけ」
近くの壁に置かれていた予備の椅子を用意し座ったペペロンチーノは小さく息を吐き出し、近くを通りかかったマタ・ハリから受け取ったグラスに口を付けた。
「たった四回だけでも、審判って大変ね。ルール違反がないか注意深く確認しなきゃいけないもの」
「君だったらそれぐらいの事、楽に出来るかと思ってたけど、そうなの?」
「楽と言えば楽よ。けど一つ一つの動きを見るのは少し大変よ。シャンパンが身に染みるわね」
もう一口とシャンパンを飲む。瞬時に口内を満たす炭酸飲料特有のシュワシュワとした感覚を飲み込んだペペロンチーノは、「ねぇ」とアンナに声をかける。
「オフェリアとはいい感じ? 最近はいつにも増して仲良しじゃない」
「……まぁ、そうかもね」
「あら、曖昧な答えね。なにか不安な事でもあるのかしら。私で良ければ聞くわよ?」
ペペロンチーノの言葉に、同じくマタ・ハリから受け取っていたシャンパンを一口飲んだアンナは、「はぁ……」と溜息を吐きながら自分の目元を覆った。
「あの子、立香ちゃんと一緒にいる時間が増えてるの……。付き合ってもないのにこう思うのはアレなんだけど、ちょっと嫉妬しちゃってね」
アンナ・ディストローツは、オフェリア・ファムルソローネを愛している。親友としても、一人の女性としても、彼女に恋をしてしまっている。
時計塔で出会ってからカルデアに所属し、共に人理を修復する旅路を歩む中で、アンナは彼女への恋心を自覚していた。オフェリアが『彼女』と関わりのある存在だから、といった理由はない。ただ純粋に、彼女という人間と関わっていく内に、親愛が恋慕へと変わっていったのだ。
もちろん、アンナ自身少しずつ彼女へアプローチをかけてきた。それに対する彼女からの返しは良好なものだが、それがこちらの抱くものと同じ感情なのかがわからない。それに加え、彼女が立香の魔術のトレーナーを務めている事もあって、自分との時間が中々取れないという事も挙げられる。
アンナとて、立香が魔術に対する知識を学ぶのは良い事であり、他者に知識を与える事はオフェリアにとっても良い経験になるからと納得しているが―――それでも心のどこかでは、立香に対する嫉妬があるにも確かだった。
「アラ、ジェラシーッ!? そういうところ、ミラオスにそっくりね。好きな相手との時間が取れないと、その人と一緒にいる相手に嫉妬しちゃうところ」
「あの子の嫉妬は殺意も同然なんだけどね……。暴走しないよう言いつけてあるから問題ない……はず」
「そこは断言してくれると嬉しかったわね~」
「ねぇペペロンチーノ。私、どうすればいいかな。いや、単純に『私との時間も作ってほしい』って言えばいいんだろうけど、ちょっと言い出し辛くてね」
「そうねぇ……。でも、いいんじゃないかしら。自分との時間をお願いしても」
「ホント?」
「ホント。貴女からの言葉なら、オフェリアも聞いてくれると思うわよ?」
「そ、そうかな……そうだといいな……」
「……貴女、変な時にヘタレが発動するわよね。『このタイミングッ!』ってところで言い出せなさそう」
「……否定できないかも。でも……うん、頑張ってみる」
「お、決めたわね? それなら頑張ってッ! 命短し恋せよ乙女……と言いたいところだけど、貴女にこの言葉は似合わないかしら?」
「かもねぇ〜。私、死ぬつもりなんてないし、歳も地球とほぼ同い年だし」
「あら、『恋せよ乙女』って部分は否定しないのね?」
「私はいつだって恋してるよ。乙女については……ちょっと怪しいけど」
「フハハハハッ! 若作りの老婆がなにか言っておるわッ!」
「ギルガメッシュ、後で言峰君と激辛麻婆作るから待っててね♡」
クリスマスに似合わぬ死刑宣告でからかってきたギルガメッシュの顔色を瞬時に青くさせていると、丁度話題となっていたオフェリアが戻ってくるのが見えた。
「それじゃあ頑張りなさい。応援してるわよ」
「う、うん……頑張る」
ひらひらと手を振ってペペロンチーノが離席すれば、それと同時にオフェリアが自分の席に腰を下ろした。
「今のペペロンチーノよね? なにを話していたの?」
「ク、クリスマスを楽しんでいるかって話だよ。そっちは少し遅かったよね? 誰かと話でもしてたの?」
「立香と少しね。また明日魔術の勉強をしたいらしくて、その確認をしに来たのよ」
「…………」
「え、なに……? なにか私変な事言った……?」
突然むすっとしたアンナに、オフェリアは訳が分からず狼狽える。なにか変な事を言ったかと即座に先程の発言を振り返るが、なにもそういった要素はなかったはずだと思っていると、小さく息を吐いたアンナが口を開いた。
「えっと、その……また立香ちゃんと一緒にいるんだなぁって、思っちゃって……」
「え?」
「ほら、オフェリアちゃんって、よく立香ちゃんに魔術の勉強をしてあげてるでしょ? それが少し、その……」
上手く言葉に出来ないのか、それとも言葉に出せないのか。視線を彷徨わせるアンナに、「もしかして」とオフェリアが訊ねる。
「……寂しかったの? その、私が立香のところに行って?」
オフェリアからの質問に、アンナはしばらく黙った後、小さく頭を上下に動かした。
普段の彼女からは想像できない弱気な姿にオフェリアは思わずぽかんとしてしまい、そして、「ふふっ」と小さく笑った。
「え、なんで? なんで笑ったのオフェリアちゃん?」
「貴女にそんな子どもっぽくて可愛らしいところがあるなんて思わなくて、それがなんだかおかしくて……ふふふっ」
「なっ、わ、笑わないでよッ!? こっちは結構恥ずかしかったんだからねッ!?」
「わ、わかったから叩かないで……。でも、ありがとう。素直に答えてくれて」
「……まぁ、ね。ここで言わなかったら、また立香ちゃんとの時間を作っちゃいそうだったし」
ほんのりと赤く染まった頬をそのままにそっぽを向いてしまった親友にまた笑い出そうになってしまうが、すぐにそれを呑み込み、「それなら」と提案する。
「一緒に教えるっていうのはどうかしら。貴女は魔術の知恵もあるし、私が教えられない要素を立香に教えられるでしょう? それだったら立香との時間もそのままに、貴女とも一緒にいられるわ。それが終わったら、シミュレーションルームや部屋で一緒に過ごしましょう?」
申し訳ないが、立香と約束してしまったためそれを反故にする事はできない。だが、そこにアンナも加われば、彼女が求めている自分との時間を過ごせるし、その後は特に予定もないため一緒にいられる。
これならばどうかと提案してみれば、アンナは少し考えた後に頷いた。
「……それなら、いいよ。でも、勉強が終わった後はずっと一緒ッ! それでいいよねッ!?」
「もちろんよ。それに……」
「……?」
「私も、その……貴女と一緒の時間が欲しかったから、丁度良かったわ」
「ッ! オ、オフェリアちゃん……ッ!」
まさかの嬉しい言葉に感激したアンナがオフェリアに抱き着こうとした、その時。
「―――えっと、二人共。そろそろいいかな? そろそろ改めて乾杯したいのだけれど……」
「「え?」」
遠慮がちに二人に声をかけてきたのは、グラスを片手に持つ青年。
オレンジ色の髪の毛をまとめ、白いカルデアの制服に身を包んだその男―――ロマニ・アーキマンの言葉に周囲を見渡してみると、自分達以外の者達の温かな視線が向けられている事に気付いた。
「二人きりの世界を邪魔する気はなかったんだけど……ごめんね?」
「「いえ、それはこちらのセリフです。ごめんなさい……」」
「見事にハモったね。それだけ仲良しって事か。うんうん、いいね~青春だねぇ~」
「ダ・ヴィンチ、あまり
にやにやと赤面するアンナとオフェリアを揶揄うダ・ヴィンチに釘を刺し、「ごほん」と咳払いをしたロマニは、静かになった食堂で静かに続ける。
「え~……今年も色々とあったけど、特異点攻略は順調に進んでいる。みんなもう充分にリラックスしているけれど、これを機にさらにリラックスして英気を養ってほしい。けれど厄介事は起こさないようにお願いするよッ! それじゃあみんな、グラスを持ち上げて―――」
正邪を問わず世界にその名を刻み、現代の危機に駆け付けた英雄達。
自分達の生きる世界を取り戻すべく活動する、今を生きる者達。
そして彼らを見守る、
全員が仲間達の顔を見やり、満面の笑顔でグラスを掲げる。
『メリークリスマスッ!』
それは、あり得たかもしれないいつかの風景。
世界は今も焼き尽くされたまま。これから先も、彼らの前には幾多の困難が待ち受ける事だろう。
それでも、だとしても、この一瞬。このひと時だけは―――。
・『この世界線のカルデア』
……レフ爆弾により戦力の大半を失うも、立香が冬木を攻略した後にAチームが次々に復帰している。それによって立香の負担が大幅に軽減されており、同時に彼女はAチームとの絆を深めながら、そのメンバーであるオフェリアから魔術の講義を受けている。今年のクリスマスを機にそこにアンナも加わった。
また、特異点攻略中は各々が別行動を取る事が多いため、それぞれが複数のサーヴァントを召喚、使役している。例えばオフェリアの場合は、シグルドに加えてブリュンヒルデ、そして彼女を縁に喚ばれたワルキューレ達を召喚している。
・『この世界線のアンナ』
……ボレアス達“禁忌”、そしてハンター達を召喚しているが、自分が“祖龍”である事はまだ仲間達には話していない。いつかは正体を明かすべきだと考えているが、それがいつになるかは不明。能力は本編と比べるとかなり弱体化しており、得意とする緋色の雷撃もただの威力の高い攻撃手段に留まっている。オフェリアが立香の講師になっている事に寂しさを覚えていたが、このクリスマスを経て共に立香の講師を務める事になった。
可能であればアンナと他のマスター全員の会話を書きたかったのですが、それをしてしまうと本当に長くなってしまうので、敢え無く断念となりました……。流石にアンナ含めて八人分の会話を用意するのはキツ過ぎる……ッ!
皆さんは今回のボックス周回、どれぐらい回しましたか? 私は今回初めて約150箱開けて、ピースや秘石がホクホクになりましたッ! さらに嬉しい事に、ずっとチームに入れていたザビ子が遂に絆レベル10&レベル120を迎える事が出来ましたッ! 宝具レベルは実装当時に即マックスにしているので、残るは金フォウとアペンドと絆レベル15ですッ! 金フォウはもうすぐで終わりますので、残り二つ、頑張って達成しますッ!
そして本日、日付が変わった瞬間にまた新たなイベントが始まりましたが、今回のガチャは見送るしかないですねぇ……正月サーヴァントが誰なのか全然わからないですが、今回の新規サーヴァントを見るに主人公かもう一人のヒロインが来そうな気配はしますが……。とにかく、今回のガチャはロウヒで石をそれなりに持ってかれて200個しかないので、見送りですッ!
それではまた次回ッ! 来週こそ本編更新しますッ!