ドーモ=ミナサン。
モンハンワイルズで上位モンスが強くて麻痺太刀を手放せなくなったseven774です。
投稿が遅れてしまい申し訳ございませんでしたッ! 予約日時を誤って明日の22時に設定していました……。
皆さんはワイルズのストーリーはクリアしましたか? 私はもちろんクリアしたのですが、「その設定出すのッ!?」となりましたね。従来の作品よりも自然に重きを置いた作品だと感じていたので、後半で色々出てきた時は「いやマジか、えぇ……?」という感情が常に心の中にありました。ですがとても楽しく、この作品にも使えそうな設定もありましたので万々歳ですッ!
今回は長くなったため分割して投稿しましたのでかなり短いです。
それではどうぞッ!
「なんだ……ッ!?」
それは、突然の出来事だった。
玉座の間に張っていた結界に干渉を受けた事に気付いてから即座に対応しようとしたものの、モルガン達に妨害されていたその時。
神の呪いを宿したアルトゥーラの一撃を受けたメリュジーヌが、これまで見た事のない姿となって戻ってきたのだ。
その正体がたった一片の細胞だとしても、かつては境界を司る竜の一部故に元々強力無比な存在だったが、姿を変えた彼女はその何倍もの力を有しているのがひしひしと感じられた。
(メリュジーヌ……自らの在り方を受け入れたのですね)
警戒する影に対し、モルガンは自身の
どのような経緯を経てあのような姿となったかはわからないものの、その身から感じ取れる魔力は妖精と竜種のそれが混ざり合ったもの。そこから察するに、彼女は『メリュジーヌという
「期待していますよ。貴女の力、見せてください」
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キャメロットの上空を、一つの流れ星が駆け巡る。
透き通るような青と、炎のように燃える赤を纏って動くそれを下方から無数の粒子が追い縋るが、速度が違い過ぎるためかどれ一つ流星に届く事はない。
「鬱陶しい」
しかし、奔る流星……メリュジーヌ・アルビオンにとっては、自身に届く事はなくとも追随してくる粒子は目障りなものに見えていた。
視界の端にチラチラと映り込む粒子を睨み、軌道を変え直進。瞬時に風の壁を打ち破った彼女に粒子が渦となって襲いかかるが、それを彼女の左右に浮かぶ双剣が許すはずがない。
彼女の意思とは関係なく動いたフロモンが比較的近くに迫っていた粒子を切り裂き、続くジョフロワの斬撃が残る粒子を斬り捨てていく。
双剣によって切り拓かれた道を突っ切るメリュジーヌにアルトゥーラが大きく翼を羽ばたかせて無数の鱗を飛ばすと、彼女は両腕を交差させ、小さく口を開く。
「抜剣、アロンダイト」
彼女の両手が“境界竜”のものへと変化し、爪が青い光を帯びる。
青い光は瞬く間にそのリーチを伸ばして合計十本の剣となり、メリュジーヌがそれを振るえば、彼女に突き刺さろうとしていた鱗が小間切れにされていった。
鱗による壁さえも容易く切り裂かれたアルトゥーラは咄嗟に周囲に高密度の呪詛を籠めた光の粒子の壁を展開。メリュジーヌの攻撃に備えるが―――
「無駄だ……ッ!」
十本のアロンダイトが伸びる両手を振るう。瞬間、熱したナイフでバターを切るように空間が引き裂かれ、メリュジーヌはそこに飛び込む。
そして次に彼女が現れたのは―――
「……ッ!?」
目障りな壁の中に身を隠した、アルトゥーラの目の前だった。
たとえ細胞の一欠片、本体には遠く及ばない存在であろうとも、彼女はかつて“境界竜”と呼ばれた竜種だったもの。楽園の番人であったもう一人の自分を受け入れた影響により、彼女は目の前の境界に干渉する力を得た。結果として彼女は目の前の境界に干渉し、切り開いた裂け目で自分と障壁内の空間を接続、移動したのである。
「ハァアアアッッ!!」
分厚い呪詛と光の壁を無視し肉薄されたアルトゥーラが怯んだ一瞬をメリュジーヌの斬撃が貫き、アルトゥーラの全身に深い傷を刻み付けた。
一つ一つがこれまでのものとは段違いの威力を有する斬撃を受けたアルトゥーラが大きく体勢を崩し、互いを包む壁も崩れていく。
「まだ終わらせない……ッ!」
純白の翼を折り畳み、急降下。
墜落していくアルトゥーラ目掛けて落ちていくメリュジーヌの翼が緋色の輝きを帯び、雷鳴の如き轟音を立てて加速。アルトゥーラとの間に開いた距離を瞬時に縮めて追撃を叩き込めば、アルトゥーラは凄まじい勢いで大地へと叩き落された。
全身を襲う激痛に呻くアルトゥーラを見下ろすメリュジーヌが両腕を広げると、左右に待機していたジョフロワとフロモンが変形。
ブレード部分が二つに分かれ、開いた中心部に高密度の魔力を充填し、放射。
二つの砲台に変化した双剣による魔力砲がアルトゥーラに直撃し、大爆発を起こす。空気を焼き、大地を砕き、周りにいた者達を吹き飛ばさんとする風圧はアルトゥーラに命中した魔力砲の威力を知らしめる。
だが―――
「ギシャァアアッッ!!」
爆発で生まれた黒煙を吹き飛ばして、アルトゥーラがメリュジーヌにブレスを放ってきた。
メリュジーヌの砲撃が命中する直前に障壁を張ったのだろう。砲撃が強力すぎた故に障壁は破られてしまったようだが、それでも威力の半分を殺す事に成功したのだ。
即座に剣の形態に戻っていたジョフロワが動きブレスを切り裂き、続いてフロモンが主目掛けて飛翔してくるアルトゥーラに向かう。
敵を攪乱するためにジグザグに動いて迫るフロモンに対し、アルトゥーラは全身から獣神の呪詛を放出する事で速度を鈍らせ、直後にブレスで撃ち払ってしまった。
ならばとメリュジーヌは片手を魔力で覆い、一本のアロンダイトへと変化させて突撃。同様に魔力で覆ったジョフロワを前方に配置する事で呪詛の壁を潜り抜けたメリュジーヌが、アルトゥーラをすれ違い様に一閃。僅かにアルトゥーラが怯むものの、大きなダメージにはならず、振るわれた尻尾が彼女の体を捉えた。
「くぅ……ッ!?」
鞭のようにしなる一撃を受けたメリュジーヌの態勢が崩れた直後、振り向いたアルトゥーラがブレスで追撃する。
咄嗟にジョフロワで作った裂け目で離れた空間を接続。自身に向かってきていたブレスをアルトゥーラの背後に移動させ、逆に命中させた。
「ギシャァ……ッ!」
「シィ―――ッ!」
メリュジーヌに当たるはずだったブレスを受けたアルトゥーラが怯んだ隙を突き、ジョフロワとフロモンを伴って肉薄。双剣による連撃を叩き込み、両足に纏わせた魔力で構成した爪で胴体を切り裂いた。
だが、攻撃を受けながらアルトゥーラは全身から光の粒子を放出。放出された粒子は直後に眩い輝きと共に爆発しメリュジーヌを吹き飛ばした。
距離が開いたメリュジーヌ目掛け、アルトゥーラが炎と龍の二つの属性を宿したブレスを放つ。メリュジーヌはすぐに先程と同じように裂け目を作ろうとするが―――
「ぅ……ッ!?」
ズキリ、と脳内に直接打撃を加えられたような痛みが走り、動きが止まってしまった。いったいなにが、と動揺したメリュジーヌをブレスが撃ち落とそうとした、その時。
「フ―――ッ!」
緋い輝きを伴った拳が、文字通りブレスを殴り砕いた。
「! アンナ……」
「あまりその力は使いすぎない方がいい。貴女はアルビオンの欠片……本体の力を行使し続けるのは負担がかかるから」
アルトゥーラのブレスからメリュジーヌを護った女性―――ルーツは拳を構えながら静かに彼女に忠告する。
“境界竜”アルビオンを生み出した存在だからこそ、ルーツはその力が如何に強大なのかを理解していた。
境界とは、世界を構築するに当たって最も重要な要素の一つだ。この世に存在する全ての事象には必ず境界が存在しており、代表的なものでは天と地を隔てる地平線が挙げられる。そのような、世界にとっての常識を根本から覆す“境界竜”の力は、使い方を誤れば容易く世界を滅ぼす事すら可能なもの。欠片である以上、自身の命を懸けない限りメリュジーヌがそれ程の規模の
「……わかった」
「みんなを護る為に、自分一人で戦おうとしたんだよね? 嬉しいけど、私達にも戦わせて。お互い護り合いながら戦おう?」
アルトゥーラへの警戒をそのままに言うルーツに、メリュジーヌの視線が自然と下に向けられる。
「おいメリュジーヌッ! いきなり戻ってきたと思ったら一人で戦ってんじゃねぇぞッ! 私達にもやらせろッ!」
妖弦を手にした右手を大きく振ってアピールするバーヴァン・シーを始めとした者達を視界に収め、「……そうだね」と小さく頷く。
「ごめん、一人で突っ走ってた。君達の手を貸してほしい」
「もちろん。―――さ、行こうか、アルビオン」
「―――はい、ルーツ様」
ルーツの隣に並び、双剣を構えたメリュジーヌ・アルビオン。彼女達の空気が変わった事に気付いたアルトゥーラが咆哮と共に呪いを帯びた粒子の渦を放ってくるが、その瞬間には二人は左右に分かれて行動を開始していた。
自分を追ってきた渦を緋雷で打ち消したルーツが「援護お願いッ!」と叫ぶと、彼女の隣に一つの影が上昇してきた。
「任されたッ!」
上昇してきた男―――Kが掌を翳せば、彼の頭上に出現した巨大な光球が弾け、無数の光線となって粒子と激突していく。だが光線が全て粒子と相殺する事は出来ず、残った粒子がルーツとKを呑み込もうと迫ってくる。
「行くわよ、虞美人タイフーンッ!!」
瞬間、そこへ現れたのは虞美人。彼女は自身の体を破裂させて血と臓物が混ざり合った巨大な竜巻と化しルーツ達を護った。そこへ即座に地上から項羽が光線を飛ばし、粒子の壁が薄れたアルトゥーラに攻撃を仕掛ける。地上からの攻撃に対し、アルトゥーラは光線が当たると判断した場所の粒子の密度を上げる事で防御し、反撃のブレスを放つが、それは項羽の背を踏み台に跳躍した蘭陵王によって両断された。
「行くぞバーゲストッ!」
[もちろんですわッ!]
続いて地上から天空へと跳び上がったのは、魔犬形態に変化したバーゲストに跨ったバーヴァン・シー。周囲の大気から吸収した魔力から次々と足場を作って空中を駆け上っていくバーゲストが黒い稲妻を放ち、自分達に向かってきた呪詛の光を迎撃する。その隙にバーヴァン・シーが妖弦を奏でれば、ぶつかり合う粒子と稲妻の間を縫うように飛んでいった斬撃がアルトゥーラを護る壁に当たった。
なにも出来ずに消えていくだろう一撃に、アルトゥーラはなにも反応しないが―――
「弾けろッ!」
「―――ッ!?」
バーヴァン・シーがそう言った瞬間に、壁に阻まれた斬撃が眩い光を放った事に僅かだが動揺した。
威力の高さに驚愕したのではない。アルトゥーラが動揺したのは、その光が生前己が打ち倒した者達が有していた忌々しい絆石の輝きと同質のものだったからだ。
閃光のように瞬いた光は粒子によって瞬時に塗り潰されるが、己の力を弱体化させる光を発生させたという事実だけでも警戒に値する。アルトゥーラの意識がバーゲストと共にこちらへ向かってくるバーヴァン・シーに向けられるが、その直後に流星が突っ込んできた。
「切り裂け、ジョフロワ、フロモンッ!」
主の指示に合わせて動き出した双剣がアルトゥーラを護る粒子の壁を切り裂けば、メリュジーヌが露となった巨体アロンダイトで攻撃を仕掛けようとするが、アルトゥーラもそう何度も攻撃を貰うはずもない。
「ギシャァアアアッ!!」
「く……やっぱり防がれるか……ッ!」
アルトゥーラの全身から放出される、あらゆる属性と呪詛が混ざり合った衝撃波がメリュジーヌを吹き飛ばし、続けて開かれたアギトから撃ち出されたブレスによる追撃が行われる。
しかし、ブレスが直撃する寸前、メリュジーヌの前へ飛び出してきたボレアスが双剣を振るい、両断した。
「ボレアス様……ッ!」
「怪我はないか、アルビオン」
「あ、ありがとうございます……。……ッ! あれは……」
自分を護ってくれたボレアスに頭を下げていると、アルトゥーラの攻撃を搔い潜りながらなにかをしているバーヴァン・シーの姿が見えた。
足でバーゲストの体を小突いて指示を出しているのか、彼女にアルトゥーラの迎撃を任せているバーヴァン・シーと視線が交わった瞬間、「なるほどね」と納得した。
「ボレアス様、少し手を貸してくれますか? アルトゥーラの壁を剝がします」
「わかった。―――バルカン」
ボレアスがその名を呼べば、「おう」と小さく答えてバルカンが彼の隣へやって来た。
「お前も手を貸せ。同胞の頼みに応えるぞ」
「任せろッ!」
メリュジーヌ、ボレアス、バルカンがほぼ同時に動き出し、紅蓮と青の煌めきが走る。
次々と入れ替わり、それぞれを護りながら着実にアルトゥーラを護る粒子の壁を攻撃していく彼らを見たルーツ達もまたそれに参加していき、遂に壁が破壊される。
「今だッ!」
瞬間、バーヴァン・シーがフェイルノートを消滅させて自由になった両腕を勢いよく交差させる。すると、先程アルトゥーラの攻撃を搔い潜りながら全方位に張り巡らさていた魔力の糸が絆石の光を帯び、アルトゥーラの全身に絡みついた。
「ギシャァアアアッ!?」
「チャンスだ、やれッ!!」
絆石の力を纏った糸に拘束されては、さしものアルトゥーラも容易く動けない。身体強化の魔術で拘束の手を緩ませる事無く維持するバーヴァン・シーが叫んだ直後、ルーツ達が一斉に攻撃を始めた。
大地を蹴り砕いて跳躍した項羽と彼に跨る蘭陵王の剣、カイニスの槍が一対目の翼を切り裂いて貫く。続いてボレアスとバルカン、虞美人が二対目の翼を切断。
滞空する術を失ったアルトゥーラが墜落していく中、それを追う者が二人。
「アルビオンッ!」
「決めます、ルーツ様ッ!」
ルーツの瞳が龍の頂点に座する“祖龍”のものへと変化し、大きく深呼吸する。それだけでも彼女の心臓は膨大な魔力を生み出し、生み出された魔力は広げられた両手に注ぎ込まれていく。
アルビオンもルーツと同様に深呼吸する事で生成した魔力を、自身の前で合体させた双剣―――テュケイダイトに注ぎ込んでいく。
「「ハァアアアアアアア―――ッッッ!!!」」
腹の底からの叫びと共に撃ち出される、“祖龍”と“境界竜”の魔力砲撃。紅と青の砲撃を前に翼を失い回避行動を取れないアルトゥーラは苦し紛れに粒子による壁を再構成するが、二人の一撃の前では紙切れも同然だった。
「ギシャァアアアアアアアアッッッ!!!?」
一瞬の拮抗さえも成立せずに貫通してきた砲撃が、寸分違わずにアルトゥーラの胸部を貫いた。
「やったか……ッ!?」
二対の翼、そして胸部。防御手段である粒子の壁さえも容易く突破した一撃を受けて大地へ墜落したアルトゥーラに、Kが思わずそう言葉を零す。
しかし―――。
「ギシャァアアアッ!!!」
まだ、破滅の翼は滅びていなかった。
起き上がったアルトゥーラが轟かせた一際甲高い咆哮は、超高密度の呪詛を孕んでいた事から、今度こそトドメをと迫っていたルーツ達の動きを止めさせる。
そして、アルトゥーラの身に異変が起こる。
項羽と蘭陵王、カイニスによって破壊された一対目の翼が、ボレアスとバルカン、虞美人によって両断された二対目の翼が、そしてメリュジーヌとルーツの渾身の一撃に風穴を空けられた胴体が、ボコボコと傷口から溢れ出してきた
「そんな……」
「なんだよ、あれ……」
バーゲストとバーヴァン・シーが唖然とするのも、仕方のない話だろう。
あらゆる攻撃を掻い潜り、ようやく手にした最大の好機。絶対に逃がせないそのチャンスを掴み取り、完全に仕留めたと思っていた矢先に起こった絶望的な出来事に、彼女達は思わず得物を握る手から力が抜けてしまう。
―――だが、アルトゥーラの異変は終わらない。
「ギシャァアアアアアアアアアッッッ!!!」
再生した二対の翼を広げて咆哮を轟かせた直後、アルトゥーラの背中から新たな翼が出現する。
硬い殻を破るように勢いよくそれが広がった瞬間、アルトゥーラの魔力量がこれまでのものよりさらに跳ね上がり、一瞬の嵐となってルーツ達を吹き飛ばした。
「まさか、まだ、完全に取り込めていなかった……?」
例外に漏れず吹き飛ばされながらも即座に体勢を立て直したメリュジーヌの言葉は、まさしく真実だった。
如何にかつて生きた世界を滅ぼした“破翼龍”と言えども、一万四千年もの間呪いを積み重ねてきたケルヌンノスの神核はあまりにも強大なものだった。故に神核を喰らって成体となったが、今この瞬間、破滅の龍は獣神の力を真の意味で支配したのだ。
名を定めるならば―――“破翼龍”アルトゥーラ呪神種/完全体。
遂に三対目の破滅を宿した龍が、崩壊を阻む者達に牙を剥く―――。
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昏い、暗い、地の底。
一切の光が届かぬ暗黒の淵に、身を動かすものが一つ。
重い瞼を持ち上げ、闇に満ちる世界を視界を収めたそれは次に視線を上へと向け、遥か遠くに浮かぶ空を見上げる。
ほんの少し。それこそ砂粒一つにも等しい程の小さな、しかし明らかに黒とはまた別の色を視認したそれは、己の奥底から響く声に耳を傾ける。
―――■■■ァ■・■■を、■ら■■れ■。
それは、その声がなにを意味するものかを理解する事は出来なかった。
だが、これだけはわかる―――この声には、意思には、従うべきなのだと。
力が抜けそうになる体を鞭打ったそれはゆっくりと起き上がり、混沌に歪んだ翼を広げるのだった―――。
・『メリュジーヌ・アルビオンの『ルーツ様』『ボレアス様』呼び』
……人格はメリュジーヌのものだが、■■■■■と融合した事で精神は大元に近いものとなっているため、創造主であるルーツや、彼女が最初期に生み出した眷属であるボレアスやバルカンには無意識に様付けしている。ルーツ達も彼女がアルビオンの要素が色濃く出ているためアルビオン呼びをするようになった。
・『完全体アルトゥーラ』
……成体になる際に喰らったケルヌンノスの神核を完全に制御し、支配下に置いた姿。原作ケルヌンノス同様、凄まじい勢いで湧き出る呪いが防壁の役割を果たしており、攻撃された端から塞がれしまう。本作ではバーヴァン・シーが生贄にならなかったため再稼働するはずのない神核だったが、アルトゥーラがこの國に喚ばれた理由である『ブリテンを破壊せよ』という指令がキーとなる事で再稼働してしまった。
・『深淵にて目覚めるもの』
……ある妖精達により、呪いの鎖から解き放たれた存在。心の内より響く声に従い、行動を開始する。
今回完全に空気となってしまったグリムですが、聖域維持に意識を集中させていると思っていただければ……。
そういえば今作初登場のジン・ダハドってガララアジャラよりも小さい(短い?)んですね……、戦ってる時は気にならなかったのですが、改めてガララアジャラってデカくて長い奴だったんだなと思いました。
正直、頂点捕食者モンスター達の中で最強の存在って間違いなくジン・ダハドですよね? 他のモンスターは捕獲できたはずなんですけど、あのモンスターだけ罠は効いても捕獲は出来ないそうですし、能力も他のモンスターと比べて強力ですし……。あれ、もしかしなくてもアカムウカムと同格じゃないですかねぇ?
そしてワイルズにて登場した加工屋ことジェマですが、やはり4と4Gに登場した加工屋の娘と同一人物でしたね。この作品でも数話程度登場していますが、名前は変更せずに行こうかと思います。異なる歴史を歩んだ世界が故に名前が変わった……と思っていただければ。
少しずつブリテン編の終わりが近づいて参りました。
それではまた次回ッ!