皆さま、新年あけましておめでとうございますッ! seven774ですッ!
新年早々スマホがぶっ壊れ、新スマホを購入しました。fgoが出来なくなるのではと思いましたが、バックアップがあったのでしっかり復旧出来ました。本当に良かったです……。
本日は初めて一人ディズニーに行ってきました。一人で行くという、成人になって初めての挑戦に不安こそありましたが、とても楽しめましたッ!
今回はバーゲストとカリアの話です。
それではどうぞッ!
「妖精妃モルガンの名において命じる。バーゲスト……いえ、妖精騎士ガウェイン。我が
多くの妖精達が集まる玉座の間にて。
数多の妖精達が集い、様々な感情が乗せられた視線が片膝をついた私に刺さる中、目の前に立つ女性が氷のように冷たく言葉を放つ。
薄っすらと瞼を持ち上げれば、スラリとした、私のものとは比べ物にならない程に細い両足が見える。
この細い足で、体で、この國を支え続けているのか―――大切な儀式の最中だというのに、長年この國を支配し続けてきた御方に対して憐憫と尊敬が入り混じった感情を抱いていると、私の顔のすぐ隣に黒い刀身が添えられた。
まさか、今の考えを読まれたか? 一瞬そう思ったが、刀身はこの首を刎ねる事はなく、代わりに私の左右に順に添えられた後、陛下は剣を消滅させた。
「汝、太陽の騎士の力を受けた者として、その責務を果たすがいい。命が燃え尽きるその時まで、その
「……勿論でございます。この身は既に貴女の剣であり盾。必ずや御身の期待に応えてみせましょう」
一瞬でも憐憫を抱いてしまった自分が情けない。
これまで自分だけの事で精一杯だった私と、これまでの間、ずっとこの國を支え続けてきたモルガン陛下を比べるなど自惚れにも程がある。
そうだ。彼女は偉大な存在だ。彼女こそ、この國を支配するに相応しい御方だ。
ならば、彼女に選ばれた存在として、彼女の為にこの力を使おう。
下げていた頭をより深く下げると、彼女の視線をより強く感じる。まるで、なにかを見定めるような視線。この御方にはあらゆる偽りが通用しないと本能で理解されそうな鋭い視線に対し、しかし私は己が全てを差し出した。
これから先仕えていく存在に、なにを偽る必要があるのだろうか。この御方の
「……よろしい。では、早速ですが命令を下しましょう」
「は……何なりと」
「
言われるがままに顔を上げ、陛下が左手を軽く振るう。
直後、私の視界が玉座の間から、そことは全く違う場所の風景を収め始めた。
「これは……」
「現在、妖精國に出現した『災厄』です。貴女には、この『災厄』を止めてもらいたい」
視界に映るのは、砂煙を上げながら突き進む虫の大群。
緑豊か平原だったであろうその場所を徹底的に荒らし尽くして猛進する虫達の先には、現在我々がいる王都キャメロットがある。
なるほど。虫を殺すのなら炎だ。私がたった今得た太陽の騎士の力で、この大群を焼き払えというわけか。
この力を早速陛下の為に活用できる機会だ。もちろん、私に彼女の頼みを断る理由など無い。
私が頷くと、陛下は「よろしい」と重々しく頷き、自分の背後に鎮座する玉座へと腰を下ろすと、その後ろにいる龍が私を見下ろしてくる。私に対して何か考えているのか、その眼はスッと細められている。
「ですが、貴方単騎……ましてや初陣でこの数は厳しいでしょう。既に戦地にはコーンウォール領主、ファウル・ウェーザーが兵を率いて迎撃の構えを取っていますが、貴女にも助っ人が必要でしょう」
映像が遮断され、視界が元の玉座の間へと戻される。
変化した視界に対応すべく何度か瞬きをしていると、自分の隣に気配を感じた。
「やぁ、バーゲスト……いや、妖精騎士ガウェイン殿。ボクの名はカリア。そこにいる陛下の娘、妖精騎士トリスタンの御目付役さ」
いつの間に隣に立たれたのか、言葉をかけられるその時まで気付く事の出来なかった彼女は、若干大袈裟な動きで自己紹介をしてくる。
「今回は君の補佐兼助っ人として行動させてもらおうか。よろしく」
「こちらこそ、よろしくお願いします」
「む、堅苦しい口調だな。別に崩してもらってもいいのだが……あぁ、今はその時ではないか」
「カリア」
常に余裕を湛えた、悪く言うならばあまり場の空気を読んでいない苦笑と共に周りを見渡している彼女に、陛下からの冷たい視線が刺さる。
それに「申し訳ありません、陛下」と恭しく頭を下げて謝罪するが、やはり本気で謝っているようには感じられない。本当にこの女性が、あのモルガン陛下の娘にして後継者のトリスタンの御目付役なのだろうか。雰囲気からして、遊び人の方が似合っているような気がする。
「言うだけ無駄だぜ、ガウェイン。だって、そいつは昔っからそういう
陛下の隣で今まで黙っていたトリスタンが笑う。
心底呆れた、そして「こいつなら仕方ない」と言いたげな諦観が少しだけ含まれたその笑みが、彼女がこれまでこの女性に苦労させられた事をありありと伝えてくる。
残酷、残忍―――そういった性格の持ち主であり、噂もそれに相応しいものを多く聞く彼女にこのような顔をさせるあたり、このカリアという女性はかなりの問題児のようだ。
「着名したばかりの初陣だが、まぁ、愉しもうじゃないか」
「生憎だが、戦を愉しむ趣味はない」
これから向かう戦場へ思いを馳せているのか、吊り上げられた唇の端がヒクヒクと動いている。……ウッドワスが設けたマナーを守っていない“牙”の氏族のようだ。
私からの返答に対して「なんと」と驚いたように目を見開くが、彼女の態度から、私が自分の言葉に対してどう返答するのかを見抜いているようだった。それをわかっていながら質問したとしたら、この女性はかなりの物好きなのかもしれない。
「ところで陛下?」
「なんだ」
「この戦が終わってからについてなのだが、この新たなる妖精騎士が素晴らしい戦績を残した場合、定期的にボクと模擬戦をするようにしてもらっても?」
「なんですって?」
いきなりの陛下への言葉に、思わず素の口調になってしまう。
まさか、これからこの城に向かってくる虫の大群との戦闘を控えているというのに、その後の事を話し始めるとは思わなかった。今日ここであったばかりの私がそれほどの力を持っていると確信しての事だとしたら、彼女は余程の馬鹿なのだろうか、それとも本当にこの短時間で私自身気づいていない力に気がついたのか。
しかし、今この玉座の間で行われているのは私がある騎士の霊基を着名した事を知らしめる儀式だ。
(如何に陛下といえど、彼女からのこの申し出には―――)
「いいだろう」
「良いのですかッ!? ……あっ、も、申し訳ございません……」
思わず叫んでしまったせいで集まった周囲からの視線に反射的に謝罪する。
隣にいるカリアに至ってはクツクツと笑い声を漏らしている。貴女が変な事を言うから、私は今恥ずかしい思いをしているのですが?
私が羞恥で顔を赤らめている間に話は進んでしまい、カリアの申し出は受け入れられてしまった。
「妖精騎士ガウェイン。その燃え盛る炎を以て、妖精國に仇なす敵を焼き尽くしなさい」
「―――ハッ!」
改めて陛下からの勅命を戴き、周りの妖精達に見送られて部屋から出る。
なんとも誇らしい気持ちだ。
生まれた時から災厄を招く者として忌み嫌われてきたが、まさか女王より憧れの円卓の騎士の霊基を着名し、こうして彼女の為にこの
……だというのに。
「ではよろしく、ガウェイン卿。君の実力に期待しているよ」
(こいつとは絶対仲良くなれませんわッ!)
このあからさまな上から目線で話しかけてくるカリアが、この時は本当に煩わしかった。
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「―――ト? バーゲスト?」
「……え? あ、はいッ!」
愛しい
パチパチと何度か瞬きをした後に周囲を見渡すと、「大丈夫?」と心配そうにこちらの様子を窺っている青年と目が合った。
短く切り揃えられた栗色の髪に、暖かな優しさをたたえた顔立ち。テーブルの上に並べられた色鮮やかなお菓子類の上にあるその顔を見るだけでも、私の心が満たされていくのを感じる。
「……アドニス」
「どうしたの? 君がぼーっとしているなんて、珍しいね」
「彼女にもそういう時はあるさ。なにについて考えていたのかね?」
紅茶で満たされたカップから口を離し、ソーサーに戻しながらそう訊ねてくるのは、先程まで私が記憶を振り返っていたカリアだ。
「貴女の事を。初めて会った時の事を思い出していました」
「おや、恋人の前でボクとの過去を思い出すとは。それは些かアドニスに失礼ではないかな?」
「僕は大丈夫だよ、カリアさん。友人の事を思い出すのは別に変ではないからね。……そういえば、二人が初めて会った時の話は聞いた事が無かったな。よければ聞かせてもらおうかな?」
「と言われましても……あれは私が勝手に彼女に反発していただけでして……」
「軽薄で傲慢な女と思われていたのさ。お陰でサポートに徹するのが大変だった」
「本当に申し訳ございません……」
素直に頭を下げる。
確かに彼女は言動や性格こそあれなものだが、その根底には他者を重んじる礼儀が確かにある。それを見抜けなかった私の責任だ。
「いや、いいさ。この口調、性格のせいなのはボクがよく知っている。生前も、それでよく同僚から勘違いされていた。しかしこれは性分でね。変える事は出来ないのさ」
「性分?」
「……まぁ、生まれ育った家庭への反発さ。ボクを外へ連れ出してくれた、あの赤い外套の男―――世の全てを愉しみ、気の向くままに生きていた彼への憧れ故のものだよ」
昔を懐かしむように空を見上げるカリア。彼女にとっての憧れの存在……一度会ってみたいものですわね。
「……ボクの性分についてはこの際どうでもいい。……そういえば、最近ノリッジで『厄災』が発生したらしいな。遂に『厄災溜まり』が弾けたようだ」
「当然です。妖精騎士たるもの、妖精国の状況は常に把握しておくべきですから」
なんでも、今は亡きエインセルが遺した予言に伝わる『予言の子』が現れたらしい。しかし、弾けた厄災は陛下の『水鏡』によって消滅し、彼女もまたそれに巻き込まれたように姿を消したと聞く。
『予言の子』がどうなったのか、誰にも分からない。ただ一人、この國を統べる女王モルガンを除いて。
しかし―――
(陛下は、私達妖精を護るつもりがあるのかしら……)
陛下に仕えて数百年。その間に彼女の多くの姿を見てきたが、彼女はあくまでこの國を救いたいだけで、そこに住む妖精達については微塵も考慮していない気がするのだ。
恐怖統治による妖精達の支配。一定期間毎に令呪によって奪われる魔力。もし保有している魔力量が足りなければ消滅してしまうという圧政。どこかしらの街へ行けば、決まって妖精達が彼女に対する不満を口にしているのが聞こえてくる。
果たして、このまま彼女に仕え続けていてもいいのだろうか。國のみを救おうとするより、妖精達を救おうとする『予言の子』こそ、私が真にこの
そこまで考えて、私は自分の不甲斐なさに首を横に振った。
(い、いけませんわ。私は陛下より妖精騎士の位を戴いた身―――陛下への忠義が揺らぐなど、あってはならない事ですわ)
「バーゲスト?」
「あっ、いえ、なんでもありません。ごめんなさい、色々考え事をしてしまって……」
いけない。今はアドニスとカリアとのお茶会なのだ。
今だけは陛下の事や、この國の事を忘れて、このお茶会に集中しよう。愛する恋人と、共に戦場を駆けた戦友と他愛も無い話をして笑い合おう。
そう思った直後、重々しい獣の唸り声のような音が私の腹部から聞こえてきた。
それが自分の腹の虫が鳴いた音だと気付いた瞬間、私は咄嗟に両腕で腹部を抑えつけていた。
そんな私を見て、アドニスは「ぷっ」と噴き出した。
「まだお腹が減っているのかい? バーゲストは食いしん坊だね」
「も、もうっ! 私だからいいですが、他の女性にそのような事を言ってはいけませんからね」
「あ、そうだね。次からは気をつけるよ。……そうだ。良ければこれ、どうかな」
そう言って彼がテーブルの下から取り出したのは、二つのバスケット。蓋を開ければ、そこには色鮮やかなマカロンが入っていた。
「これは……」
「前にアルム・カンパニーの……えっと、サンタムさんだ。彼から教えてもらったんだ。良ければどうぞ」
言われるがままに、一つ手に取って口に運ぶ。
然程力を入れずとも噛み砕かれたそれは、瞬く間に口内に程よい香りを放出し、同時にしつこくない優しい甘さが広がり始めた。
「……美味しい……」
「良かった……。秘密にしてた分、気合を入れて作ったんだ。全部食べていいからね」
「……ッ! これを全部、ですかッ!?」
「もちろん。君の為に作ったんだからね」
「〜〜〜ッ!! ありがとう……アドニス」
その言葉が嬉しくて、もう一つ手に取って食べる。
あぁ、美味しい……。胃袋ではなく、心が満たされていくような充足感。ただ食事をするだけでは得られない幸せ。それを今、私は噛み締めている。
「美味しいですわッ! パクパクですわッ! マカロンパクパクですわッ!」
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幸せとは、尊いものだ。
誰であれ、形はどうあれ感じるそれは、あらゆる生き物に与えられた心身を癒やす万能の薬だ。
生憎と、ボクの感じる幸せとは酷く限定的なもので、それを感じる時、決まってこの体は傷付いている。
……でも正直、ボクの幸せ云々はどうでもいい。ぶっちゃけてしまえば、私のような者が感じる幸せなど、あってよいものではないのだから。
だからこそ、ボクは他者の幸せがより強く、より尊く見えるのだ。
だからこそ、ボクは彼女の
「カリア」
「カリアさん……」
「陛下とアドニスはボクの後ろに。貴女の助けは、最後のその時に借り受けたい」
並び立とうとしたモルガン陛下と、背後で俯くアドニスの前に立つ。万が一があってはならないから。特に、目の前にいる
「グ、ウゥウウ……」
あの茶会から数十分間ほど経った頃、ついに抑えきれなくなった飢餓は、その主を呑み込まんと暴れ出した。
腹が空くだろう。
本能から来る飢えが、絶え間なく己を苛み続けているのだろう。
苦しい。
苦しい。
苦しい。
今すぐ、この飢えから解放されたい。
いつかはきっと、耐え切れなかったであろうその誘惑。いつかは意識さえも奪い、気づけば悲劇を目の前に作り上げる卑しき
かつては陛下の言葉でしか知る事の出来なかったそれだが、しかし今となっては、
辛いだろう、苦しいだろう。
今すぐにこの腹の虫を泣き止ませて、楽になりたいだろう。
しかしそれを、ボクは―――いや、ボク達は許さない。
「バーゲスト」
唸る獣に言い聞かせるように告げる。
「安心したまえ、君は大丈夫だ。もう、■■を喰らう事はない。その前にボク達が抑えつけるから。ボクはこの腕っ節でしか役立てないが、なぁに、陛下であれば、君に再び蓋をするのも造作もない事さ」
ファウル・ウェーザーの時はどうしようもなかった。その時、ボクは別の要件があってそこにはいなかったから。
獣が首を傾げる。
なにを言おうとしているのかを瞬時に理解し、ボクはいつもの笑みを浮かべる。
「実現しない未来を想像するなんて、君も酔狂だね。ボクを誰だと思っているんだい? 最強の狩人……モンスターハンターだよ。君は確かに強力で、強大で、強敵だけれど……
君なんかに、負けるはずがない。
聞くものが聞けば激昂しかねない言葉に、しかし彼女は僅かに口角を持ち上げて応えた。
「君の中の獣は、ボクらに任せたまえよ。だから今は」
背中に担いだ操虫棍を構える。
「……本気でかかってきたまえ」
「グ……オォアァアッ!!」
獰猛な雄叫びを上げ、獣は目の前の餌へと飛びかかった。
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流星が降り注ぐ妖精國。
王都キャメロットに鎮座する城内にて、二人の女性が会話している。
「本当にありがとうございます。毎度毎度、苦労をおかけしますわ」
「なに、これも我が務め。君が気にする必要は無いよ」
深々と頭を下げるバーゲストに対し、カリアはなんでもないようにひらひらを手を振る。
「体の調子はどうかな? なにか不調でもあるかい?」
「特に何も。むしろ絶好調ですわ。あの飢餓感も少しずつ無くなっているような気がしますし」
「そうか。それは上々。陛下に感謝しなくてはな」
「えぇ。ですが、それは貴女にもです。本当にありがとう、カリア」
「止したまえ。ボクはただ、君を止めただけに過ぎないのだからね」
さて、そろそろ散歩に―――と、カリアが背を向けて歩き出す。
しかしその直後、背後からかけられた言葉に足を止めた。
「そういえばカリア、またウッドワスが貴女用に用意した食料庫を空にしたそうですわね」
ピタリと足を止めたカリアは、僅かに顔を動かしてバーゲストを見やる。
「はて、なんの事やら」
「惚けないでくださいまし。ウッドワスが毛を逆立てて貴女を探してましたよ。短い間に二つも開けられたのですから、ああなるのも当然ですわね。……あっ、ここで彼に恩を売っておくのも悪くないかもしれませんわね……」
「…………」
スゥっと目を細めたバーゲストの視線がカリアを射抜く。
それに対し、カリアは「ふぅ~……」と長く息を吐いた後―――
「さらばだバーゲストッ! また会おうッ!」
ドンッ、と轟音を響かせ、一気に走り出した。
しかしそれを読んでいたバーゲストも、また同時に走り出す。
「待ちなさいカリアッ! 悪気があるのなら謝罪すべきですわッ!」
「申し訳ないねバーゲストッ! ボクはこれから用事があるのだよッ!」
「どうせ逃げる為の嘘でしょうッ!? 逃しませんわッ!」
左腕から伸ばした鎖をのらりくらりと躱しながら走る友を、全速力で追いかける。
(あぁもう、本当にどうしようもなくて、しかしとても頼り甲斐のある友人だ。本当に疲れる)
廊下を駆け、咄嗟に壁際に退避した妖精達の視線を受けながら思う。
(ですが、今私がこうして在れる事には―――)
「なっ、ウッドワスッ!?」
「見つけたぞカリアァッ!! 神妙にお縄につけッ!」
「隙ありですわッ!!」
―――本当に感謝しておりますわ。
鎖でぐるぐる巻きにされた状態でウッドワスに担がれていくカリアを、バーゲストは満面の笑顔を向けるのだった。
・『バーゲスト着名時にバー・ヴァンシーがいた理由』
……トネリコ時代に遭遇した、『大穴』の底にいる存在(獣神が塞いでいるもの)とは違う、別の脅威に直面したモルガンは、もし彼女が“それ”の犠牲になってしまったらと気が気でなくなり、政務そっちのけで妖精國中を捜索した。結果、バー・ヴァンシーは原作よりも100年以上早くモルガンの下へ招かれ、トリスタンの霊基を着名している。それによって彼女が原因で起こったダーリントンでの『蘇り』の厄災はなくなったが、後にその街は突如地下より現れた巨蟲によって滅ぼされてしまった。
・『パクパクですわッ!』
……コンディション獲得(太り気味)。
この先、彼女が■■を食べる事は二度とないだろう。幸せを噛み締め、耐え難い欲望は戦友と女王が持ち去っていく。その行き先を、この先彼女が知る事はないはずだ。
・『またしても食料庫を空にされたウッドワス』
……亜鈴のパワー全快でカリアを捜索中、バーゲストに追われる彼女を発見。バーゲストとの挟み撃ちで捕獲に成功した。