徐倫の奇妙な学校生活   作:アッシュクフォルダー

1 / 16
本編
第六部 第一話 希望ヶ峰学園の入学式


私立 希望ヶ峰学園

様々な分野に秀でた才能を持つ少年少女を迎え入れ、

更なる高みへ導いていく事を旨としており、

日本中から『超高校級』である生徒を集めている。

ただ高校レベルを超えていればいいという類のものではなく、

高校レベルどころか超プロ級、超人類級とも呼べる

レベルの化け物もゴロゴロ集まっている。

卒業生は皆、各界における超一流の存在となっており、

学園は政界等の業界において太いパイプを持ち学園名自体が

極めて強力なステータスとなっている。

 

入学は完全にスカウトのみで一般的な入試は行っておらず、

通常の生徒は入学を希望しても入ることは出来ない。

このスカウトの腕前も『超高校級』で、

個人情報の無い人物をも探し出せる。

例外として、学園内でも研究が進んでいない

『幸運』の正体を突き止めるべく、

毎年1名のみ無条件で入学を許可する抽選が存在し、

この抽選に選ばれた者は『超高校級の幸運』とされ、

一般人であろうとも学園での生活を手に出来る。

 

そんな、超高校級の幸運に選ばれた、

人間の一人が、空条徐倫だった…

 

「ここが、希望ヶ峰学園が…

正直 留年している身だけど、

こんなスゴイ、学校で、アタシ

だいたい、やっていけれるかな…?」

 

と、徐倫は期待と不安を胸に抱いて、

学校の門を潜るのだった…

 

 

「確か、あたしの教室は、1年A組だったような

気がするわ…」

 

徐倫は、教室の中にやってきた…

すると、徐倫と同じ、入学してくる、生徒が、

徐倫を含めて、17人いるのだった。

 

「キミも新入生?」

 

「これで、17人 揃いましたね」

 

「えっと…アンタの名前は?」

 

「僕? 僕は苗木誠だよ、

超高校級の幸運で、何も取り柄がないけど、

よろしくね」

 

「あたしは、空条徐倫よ、

あたしも、超高校級の幸運って、形で、

入学してきたのよ」

 

「へぇ~一緒だね」

 

「せっかくだし、他の生徒たちにも、

話しかけてみたらどうかな?」

 

「最初から、そのつもりでいるわよ」

 

 

徐倫は、さっそく、色んな、生徒に話しかけるのだった。

 

「やぁ! キミも、新入生か?

僕の名前は、石丸清多夏!

一緒に、学業に切磋琢磨して、頑張ろうではないか!」

 

「はぁ…こーゆー堅苦しい人、苦手なんだよね…」

 

「キミ! その言い草は何なんだ!

堅苦しいとは、よく言われるが、

口に出すようなことではないぞ!」

 

「やれやれだわ…

気になる人が、いたわ…」

 

「おめぇ、どこかで、見覚えがあるような…」

 

「あっ、アンタ、ひょっとして、大和田?」

 

「オウ! そうだぜ! 大和田紋土!

アンタ、確か、空条徐倫だよな?」

 

「そうよ! あたしは、空条徐倫

超高校級の幸運よ」

 

「それで、スカウトされたって訳か…」

 

「そーゆーこと、それと、次は…」

 

「俺か? 俺は桑田怜恩

アンタ、結構、イケてるな?」

 

「わかる?」

 

「わかるぜ? なんか、分かり合えそうな気がするぜ!

よろしくー!」

 

「あーよろしく、んで、次は…」

 

「山田一二三です、ボクは、超高校級の同人作家

で、色々、同人誌を書いているんですよ」

 

「同人誌? エッチな本の事?」

 

「エッチな本とは、失礼な!

僕は、売れっ子の同人作家ですぞ!」

 

「やれやれだわ…それで、次は…」

 

「どうも、葉隠康比呂でーす!

俺の占いは、三割当たる!」

 

「三割? 少なっ、それで、次は…」

 

「十神白夜だ」

 

「こいつ、近寄りがたい雰囲気だわ…」

 

「お前に、言われたくない」

 

「やれやれだわ…」

 

個性豊かな、生徒たちに、囲まれている気がした…

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。