やれやれだわ。
こんな、凄い学校で、やっていけれるかしら?
アタシ、仮釈放の身なのに、
大丈夫かしら、ホントに。
徐倫が希望ヶ峰学園に入学してから、
早、7か月が経過していた。
正直、言って、凄いところだから、
何がどうなっているのか…はぁ…やれやれだわ…
今日も、徐倫は大和田紋土と、暇そうに話をしていた。
先に口を開けたのは、大和田紋土の方だった。
「なぁ、徐倫」
「どーしたの?大和田」
「俺、好きな人が出来たんだよ」
「誰なの?」
「不二咲って女だ」
「アイツ?あの、ちっちゃい女の子?
ひょっとして、大和田って…?」
「るせぇー!俺は不二咲の事が、好きなんだ!
俺は…その…ソイツに告白してーんだよ」
「まさか、大和田が、あーゆー子がタイプだったとはね…」
「実際、不二咲も、俺の事、好きみてーらしい、
朝日奈曰くだがな」
「あの、スポーツ女が?
よく、あの、ちっちゃい子と、関わっているみたいだね、
トレーニングを一緒にしているところ、よく見かけているわ」
「俺、自分で言いたいんだ、不二咲が好きってこと」
「いいと思うわ、人を好きになることは、
そんなに、悪いことじゃないわ」
「そりゃ…そうだけどよ…でも、どーしたらいいんだよ…」
「俺、手紙書いてみたんだ、不二咲宛てによ」
「ラブレターってやつ?へーやるじゃん?」
「…不二咲の下駄箱に入れておこうか?」
「それで、いいんじゃない?」
「ホントか?わかった、もう、ここまで来たんだ。
後戻りはできねー!」
「頑張ってね、失恋10連敗さん」
「余計なお世話だっつーの!」
それから、数日が経ち、
大和田紋土は、空条徐倫に伝えるのだった。
「俺、不二咲と付き合うことになったわ」
「おぉ!おめでとう!よかったじゃん!」
「あぁ…俺は決めたんだ、不二咲を一生守ってやるって、
誓ったんだ、んで、幸せな家庭を築いていって、
兄弟や兄貴に、恥ずかしくないような、人生を送ってやるってな」
「アンタ、我ながら、立派じゃん」
「あぁ、早速、兄弟と兄貴に伝えねーとな…」
「きっと喜ぶわよ、お兄さんも、石丸も」
「おう、あんがとよ」
「アタシは、ほぼ、何もしてないけどね…」
「もし、俺と不二咲が結婚したら、
徐倫を真っ先に招待してやるからな!」
「えぇ、期待しているわよ?」
「あぁ、任せておけ!」
「アタシ、卒業したら、どーなるんだろう、
もう、留年している身だしな…」
「桑田とバンド組むとか、言っていたじゃねーか?」
「って、言われてもな…
それで、メシが食べられるわけじゃないからな…」
「それも、そうだな…」
空条徐倫と大和田紋土は、将来の事を考えるのだった。