徐倫の奇妙な学校生活   作:アッシュクフォルダー

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第六部 第十話 大和田紋土の恋

やれやれだわ。

こんな、凄い学校で、やっていけれるかしら?

 

アタシ、仮釈放の身なのに、

大丈夫かしら、ホントに。

 

徐倫が希望ヶ峰学園に入学してから、

早、7か月が経過していた。

 

正直、言って、凄いところだから、

何がどうなっているのか…はぁ…やれやれだわ…

 

今日も、徐倫は大和田紋土と、暇そうに話をしていた。

 

先に口を開けたのは、大和田紋土の方だった。

 

「なぁ、徐倫」

 

「どーしたの?大和田」

 

「俺、好きな人が出来たんだよ」

 

「誰なの?」

 

「不二咲って女だ」

 

「アイツ?あの、ちっちゃい女の子?

ひょっとして、大和田って…?」

 

「るせぇー!俺は不二咲の事が、好きなんだ!

俺は…その…ソイツに告白してーんだよ」

 

「まさか、大和田が、あーゆー子がタイプだったとはね…」

 

「実際、不二咲も、俺の事、好きみてーらしい、

朝日奈曰くだがな」

 

「あの、スポーツ女が?

よく、あの、ちっちゃい子と、関わっているみたいだね、

トレーニングを一緒にしているところ、よく見かけているわ」

 

「俺、自分で言いたいんだ、不二咲が好きってこと」

 

「いいと思うわ、人を好きになることは、

そんなに、悪いことじゃないわ」

 

「そりゃ…そうだけどよ…でも、どーしたらいいんだよ…」

 

「俺、手紙書いてみたんだ、不二咲宛てによ」

 

「ラブレターってやつ?へーやるじゃん?」

 

「…不二咲の下駄箱に入れておこうか?」

 

「それで、いいんじゃない?」

 

「ホントか?わかった、もう、ここまで来たんだ。

後戻りはできねー!」

 

「頑張ってね、失恋10連敗さん」

 

「余計なお世話だっつーの!」

 

 

それから、数日が経ち、

大和田紋土は、空条徐倫に伝えるのだった。

 

「俺、不二咲と付き合うことになったわ」

 

「おぉ!おめでとう!よかったじゃん!」

 

「あぁ…俺は決めたんだ、不二咲を一生守ってやるって、

誓ったんだ、んで、幸せな家庭を築いていって、

兄弟や兄貴に、恥ずかしくないような、人生を送ってやるってな」

 

「アンタ、我ながら、立派じゃん」

 

「あぁ、早速、兄弟と兄貴に伝えねーとな…」

 

「きっと喜ぶわよ、お兄さんも、石丸も」

 

「おう、あんがとよ」

 

「アタシは、ほぼ、何もしてないけどね…」

 

「もし、俺と不二咲が結婚したら、

徐倫を真っ先に招待してやるからな!」

 

「えぇ、期待しているわよ?」

 

「あぁ、任せておけ!」

 

「アタシ、卒業したら、どーなるんだろう、

もう、留年している身だしな…」

 

「桑田とバンド組むとか、言っていたじゃねーか?」

 

「って、言われてもな…

それで、メシが食べられるわけじゃないからな…」

 

「それも、そうだな…」

 

空条徐倫と大和田紋土は、将来の事を考えるのだった。

 

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