徐倫の奇妙な学校生活   作:アッシュクフォルダー

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第六部 第十三話 徐倫と大和田と桑田

大和田は桑田に声をかけた。

 

「おう、桑田…ちょっと面ァ貸せや…」

 

「は?お…オレがなんかしたか?」

 

「い、いいからオレの話聞けってんだコラァ!文句あんのか、あァ!?」

 

「な、なんだよいきなり!」

 

「わ…わりーな。なんて切り出すか迷ってて、つい怒鳴っちまった…」

 

「さすが怒鳴り慣れてんな…ちょっとだけビビっちまったぜ。

そーいうの、野郎の集団だと意味あんのかもだけど…女子とか引いちまわねー?」

 

「ぐっ…!」

 

「あ…ぶっちゃけさー、オメーってモテんの?そこんとこどーよ?」

 

「じ、実はよ…緊張してくっと怒鳴っちまうから、告っても失敗しちまうんだよ…

不二咲と付き合う前まではな…

 

「は?なんだよそれ?

じゃあ、もしかして…さっき怒鳴ったのも緊張してたとか?」

 

「し…仕方ねーだろうが!こんなダセー事、ヘラヘラと相談できっかよ!」

 

「そ、相談!?オメー、あれで相談しに来たつもりだったのかよ!?」

 

「だ、だから悪かったっつてんだろ!?

はぁ…ま、いいわ。なんかキレ返す気も失せるっつーの?

それに…へへっ、そーいう相談の相手にオレを選ぶなんて見る目あんじゃねーか!

告白なら、するのもされんのも慣れてるからよ。

どうしたらいいか教えてやってもいーぜ!不二咲と、どーやって、上手くいくのかをな!」

 

「ほ…本当か!?恩に着るぜ!この借りは必ず返すからよ!」

 

「そんな重っ苦しく考えなくてもいーって!軽くいこーぜ、女子が引かねーようにさ!」

 

「お、おう…頼んだぞ!」

 

…怒鳴らずに告白する方法を一緒に考えた!

 

 

 

「にしてもよーまさか、大和田が千尋ちゃんと付き合うことになるとはな…

正直、ビックリしたぜ?」

 

「不二咲も、俺も、お互いが好きだったからな…」

 

「この二人が、相思相愛…マジで、受けるんですけど?」

 

 

すると、徐倫がやって来た。

 

「大和田に桑田じゃん」

 

「おっ!徐倫じゃねーか!」

 

「徐倫、聞いてくれよ、大和田がな、

千尋ちゃんとの、関りについて、悩んでいるみたいだから、

一緒に考えてくれねーか?」

 

「アタシでよければ、いいわよ」

 

「おう、徐倫と俺はな、鑑別所で知り合って、

同じ族連中と、関わってきた、仲だからな」

 

「徐倫と大和田って、そーゆー関係だったんだ…」

 

「まぁ、唯一の女のダチって、言うべきだろうか、

ま、んなところだ」

 

「アタシも、大和田の事は、大切に思っているわ」

 

「あんがとよ、徐倫」

 

「千尋ちゃんって、さやかちゃんと、同じくらい可愛いしな…」

 

「桑田、それって、いわゆる…たらしって奴?」

 

「だって、この希望ヶ峰学園って、可愛い子は、

マジで、可愛いしな!」

 

「まぁ…それは、否定しないけど…やれやれだわ…」

 

こうして、三人で大和田と不二咲の恋について、

考えるのだった。

 

 

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