徐倫の奇妙な学校生活   作:アッシュクフォルダー

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第六部 第十五話 徐倫の誕生日

それから、数か月後、今日は空条徐倫の誕生日だった。

 

「今日は、アタシの誕生日だけど…

ここまで、盛大にお祝いされると、

ある意味、幸せ者だわ、アタシ」

 

「徐倫っち!誕生日おめでとう!」

 

「徐倫くん!素晴らしい一年にしてくれ!

特に留年しているから、年長者として、

僕たちに、お手本を示したまえ!」

 

「徐倫とは、鑑別所からの仲だからな…

だから、これからも、ずっといてーな、

こーゆー風に、いてくれたら、俺も幸せだ!

まぁ、誕生日おめでとうな!」

 

「空条徐倫殿、お誕生日おめでとうございますぞ!」

 

「徐倫、誕生日おめでとう!

俺も、幸せだぜ!」

 

「全く…こんな、下品な女をお祝いしなければ、

ならいとはな…まぁ、俺から祝ってくれるんだ、感謝しろよ?」

 

「葉隠、石丸、大和田、山田、桑田、十神…

みんな、ありがとう、嬉しいわ」

 

「それじゃあ…プレゼントの贈呈だな、

まず、俺からだ、ほらよ」

 

「僕もだ!」

 

「僕もですぞ!」

 

「俺からもだ!」

 

「俺もべ!」

 

「ほら、喜べ、俺からもだ」

 

「みんな、ありがとう、後で確認するわね」

 

「という訳で、質問タイムだ」

 

「何それ?」

 

「新聞部の連中に頼まれているんだ、

質問に答えるだけで、いいから、

さっさと、終わらせるぞ?」

 

「わかったわ、で、質問って?」

 

「徐倫にとって、一番大切にしている人は?」

 

「大和田よ、でも、大和田には千尋がいるから、

次点として、石丸かしら?」

 

「ぼ、僕なのか?」

 

「えぇ、お堅い風紀委員さんだけど、

何だかんだと言って、親しみやすくなったわ」

 

「そ、そうか…ありがとう」

 

「んじゃ、次の質問、

無人島に一緒に行くなら、誰がいい?」

 

「そうね…十神かしら?」

 

「なんで、俺だ?」

 

「だって、財閥の御曹司が、無人島に漂流されたら、

まず、執事や、側近が黙っては、いられないから、

救助活動に、全力を尽くすはずだわ。

十神と一緒にいたら、最長で、6日で終わりそうだわ」

 

「全く、徐倫の奴は…おめでたいな…

だが、俺も無人島に漂流したら、

退屈で仕方がないから、そこらの、財閥関係者が、

見つけてくれるだろう、6時間以内にな」

 

「だとしたら、なおさら、助かるわね」

 

「じゃあ、最後の質問だ、

えーと、もし、一つだけ、願いが叶えられるなら、

何をお願いしたいですか?だってよ」

 

「そーね、アンタ達と、ずっと、

これからも、一緒にいられたら、それでいいわ」

 

「俺も、そう思っているべ!」

 

「こんな、やかましい連中と関わるのは、

こっちから、願い下げだが…まぁ、悪くないだろうな」

 

 

そして、いよいよ、パイ投げの時間になり…

 

「じゃあ、徐倫っち!いくべ!」

 

「徐倫くん!お誕生日…」

 

(おめでとう!)

 

と、6人は一斉に、徐倫に対して、パイを投げた。

 

「アタシ、生クリームまみれだわ…でも、舐めたら、

本当に甘いわ…やれやれだわ…」

 

こうして、徐倫の誕生日は、終わりを迎えた!

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