希望ヶ峰学園の卒業まで、後、3週間になろうとしていた。
徐倫は進路で、非常に悩んでいるのだった。
「アタシ…結局、どーしたら、いいのかしら?」
「徐倫くん!お悩みのようだね!」
「徐倫、俺たち、ダチだろ?
困っていたら、相談に乗るぜ?
俺らで、よければな!」
「そうだ!徐倫くんは、決して一人じゃない!
僕たちがいるぞ!」
「ありがとう。大和田、石丸。助かるわ」
「それで、何に悩んでいるんだ?」
「進路よ。ほら、アタシ達、
後、3週間くらいしたら、卒業じゃん?
大和田は大工、石丸は市議会議員。
でも、アタシは考えていなかったわ…」
「徐倫くんは、何かやりたいことは無いのか?」
「そうね…」
と、徐倫は、しばらく、考えるのだった。
「アタシ…やっぱり、考えても、
わからないわ…」
「徐倫くん…」
「じゃあ、俺たちも一緒に考えてやるぜ!」
「ありがとう。石丸、大和田」
三人は、しばらく、悩みこむのだった。
「アタシ…決めたわ。石丸と付き合うわ」
「それって…」
「アンタのような、セージツそうな奴だったら、
父さんも、認めてくれそうだわ。
それに、アタシは、そんなに、詳しくないけど、
市議会議員、石丸だったら、なれそうだわ」
「僕と結婚してくれるのか!?」
「まだ、決まった訳じゃないわ。
それに、結婚なんて、まだ早いわ」
「そ、それもそうだな…」
「徐倫も、卒業して、数カ月たったら、
二十歳だぞ?」
「それも、そうね…大和田や石丸より、
アタシは、一個上だったわ」
「徐倫くん、僕を支えてくれるのか?」
「えぇ、アンタのような奴、
嫌いじゃないし、気にいったわ」
「本当か!僕も…その…前から、徐倫くんのことが好きだった…
だから!受け取ってくれ!好きです!
好きです、ビーム!」
「兄弟!?」
「十分な愛を受け取ったと感じたわ」
「そうか!」
「そんじゃ、決まったことだし、
卒業旅行でも行くか!」
「僕は徐倫くんのご両親に、挨拶しに行きたい!」
「父さんは…忙しいから会えないけど、
ママなら、アメリカにいるから、
アメリカに来たら、会えるかもね?」
「徐倫くんは、アメリカから、やって来たんだった!」
「来日後に、騒ぎを起こして、
俺と同じ鑑別所に、ぶち込まれて、
そんで、俺が超高校級の暴走族、
徐倫が超高校級の幸運として、入学したんだな」
「そうね」
「卒業旅行、僕はアメリカに行って、
徐倫くんのお母様に、ご挨拶がしたい!」
「ちょっと、卒業旅行とアタシのママの挨拶、
混ざってない?」
「観光も兼ねてだ!」
「やれやれだわ…」
こうして、徐倫達は希望ヶ峰学園を卒業するのだった…