徐倫の奇妙な学校生活   作:アッシュクフォルダー

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第六部 第八話 徐倫と男たち

空条徐倫は、

大和田紋土と石丸清多夏と、デートするのだった。

 

「徐倫」

 

「徐倫くん!」

 

「なぁに、気安く呼んでんのよ!

徐倫ちゃんって、呼びなさいよ!」

 

「なんでだよ!」

 

「ちゃん付けは、少し…」

 

「はぁ~?本当に、石丸や大和田は、

品が無いわね、何照れてんのよ!」

 

「だって、俺たちクラスメイトだろうが!」

 

「僕自体、風紀委員だし…」

 

「恥ずかしいだろうが…」

 

「童貞臭いわね…本当に…

いいわ、呼び捨てで」

 

「ど、童貞だと!?」

 

「あら、何か間違ったことでも、

言ったかしら?」

 

「まぁ、捉え方は、人それぞれだ、

まぁいい、とにかく、今日は今日の為に何かするぞ!」

 

「さすが、兄弟だぜ!」

 

「アンタ達って、似ているのか、似てないのか、

わかんないのよね…全く…」

 

「まぁ、そうだな、俺は暴走族の№2

兄弟は、風紀委員だぜ?」

 

「石丸、アンタ確か、風紀委員だったけ?」

 

「今ごろ、気づいたのか!僕は風紀委員だぞ!」

 

「やれやれだわ…」

 

「今日はどうするんだ?兄弟?」

 

「じゃあ、バイクに乗って、どっか行く?」

 

「僕は運転できないのだが…」

 

「じゃあ、後ろに乗れ」

 

「じゃあ、そうしておこう!」

 

「まぁ、アタシも一応、運転できるし、

ドライブにでも、行きますか!」

 

 

大和田は石丸を後ろに乗せて、

徐倫は一人で、バイクを走らせた

 

そして、着いた先は、バスケコートだった。

 

「んじゃあ、どーしようかな?

バスケでも、するか?」

 

「うむ、そうしよう」

 

「負けないわよ?」

 

「僕が相手だ!」

 

「じゃあ、俺が、審判するぜ?」

 

「アンタ、風紀委員なのに、出来るの?

いいわ、かかってきなさい」

 

「僕を見くびるな!こう見えても、筋肉があるんだぞ!」

 

「バスケに筋肉は、必要だったかしら?

まぁ、いいわ、シュート対決とか、どうかしら?」

 

「では、一度でもシュートを決めたら、勝ちってことで、

決着を付けよう!」

 

「いいわよ」

 

「受けて立つ!」

 

「じゃあ、始めるぞー」

 

しかし、空条徐倫と石丸清多夏は、

お互いに、シュートを十回やっても、

なかなか、決められなかった。

 

「やれやれだわ、疲れたわね…」

 

「僕も少しだけ」

 

「じゃあ、お昼ご飯にするか?

焼肉でも、食いに行くか?」

 

「そうね、そうさせてもらうわ」

 

「よし、じゃあ、行くか!」

 

三人で、焼き肉屋に行って、

豚肉、鶏肉、牛肉を食べるのであった。

 

 

「ふぅ~お腹いっぱいだわ」

 

「じゃあ、ドライブの続きでも、やろうか?」

 

「交通違反は、くれぐれも、起こさないように!」

 

「わかってるぜ!任せておいてくれ!」

 

「んじゃあ、行きますか!」

 

大和田と石丸は、二人でバイクに乗り、

徐倫は、一人でバイクに乗り、

ドライブを楽しむのだった。


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