グラハム・エーカー…スクールアイドルの存在に心奪われた男だ!! 作:ガノタなエクセル
千歌「これで最後っと!ふぅ…これでひと段落かな?」
グラハム「お疲れ様と言ったところかな?」
善子「いままで何やってたのよあんた?」
グラハム「少し野暮用でな…そんなことよりこの調子であれば祭りもすぐに始まるだろう。君たちも早く準備を始めたほうがいいのではないか?」
鞠莉「そうよ。」
千歌「鞠莉ちゃん?」
梨子「そうよってことは…」
曜「もしかして?」
鞠莉「1時間後のオープニングセレモニーの後サマーフェスティバルスタートよ!」
―
侑「ふう…あんな目立つところで盆踊りを踊ることになるなんて思わなかったよ…」
侑「Aqoursのみんなには会ったけど…そう言えばハム先生どこだろう?」
ウワーン!
侑「あれ?子供の泣き声が聞こえる…ちょっと行ってみようかな。」
少年「いやだぁ!あれが欲しいの!」
母親「あれだけやっても取れなかったんだから諦めなさい!」
少年「やだ!やだ!やだぁ!」
侑「あの~ど グラハム「どうした少年よ?」 あ、ハム先生。」
少年「グスッ…あれが欲しいのに全然取れなくて…」
グラハム「あれ…もしかしてあのフェネクスのガンプラか?」
少年「…」コクッ
母親「すみません…この子には言って聞かせておきますので…」
グラハム「いえ、ご心配なく。なあ少年。あのガンプラ私が取って見せようではないか。」
少年「ほ、ほんとに?」
グラハム「ああ。店主!1回やらせてもらおうか!」
店主「あいよ、500円ね。」
グラハム「ではこれで…ふむ弾は全部で6発か…」
侑「あの、ハム先生大丈夫なんですか?」
グラハム「侑か、なに心配いらんさ。格闘戦のほうが得意ではあるが射撃もそれなりに訓練はしているからな。早速1発…グラハム・エーカー…目標を狙い撃つ!」パンッ
スカッ
グラハム「なんと!?ここまで落ちるのか!?そうなると…そこ!」パンッ
コツッ
グラハム「よし!当たったぞ店主!」
店主「残念だけど当たって棚から落ちないとゲットにはなんないよ。」
グラハム「なんだと!?」
―
グラハム「残弾数はあと1か…」
少年「おじちゃん…」
グラハム「フッ、案ずるな…これで決めて見せるさ。」
グラハム「揺動修正…次弾着弾…1万2000…上底よし…射撃…今ッ!」パンッ
ガタン
店主「おお!おめでとう!最後の最後で決めるなんて兄ちゃんなかなかなエンターテイナーじゃねえか!」
グラハム「別に狙ってやったわけではない。それこそ1発目で決められると思っていたんだがな。」
少年「おじちゃん!」
グラハム「さて約束だったからな。少年にこのガンプラを渡そう。」
少年「ありがとう!」
母親「ほんとうに…すみません。」
グラハム「いえ、私がやりたくてやったことなので。」
グラハム「それではさらばだ少年!そのフェネクス大事にしろよ。」
少年「うん!ありがとうおじちゃん!」
侑「ハム先生。」
グラハム「フッ、なんとか取れたからよかったがあれほど見栄を切ったのにまさか一発で取れないとはな…」
侑「けど、かっこよかったですよハム先生。」
グラハム「そう褒められるとすこしむずがゆいものがあるな…そろそろAqoursのライブが始まる。私たちも行こうではないか。」
侑「そうですね。」
―
千歌「ステージの前人でいっぱいだよ~!」
梨子「屋台の人も見に来てくれてるみたい。」
曜「もう開始時間まで待てないよ~。フライングで出ちゃダメかな?」
鞠莉「それならマンザイなんてどうかしら?」
グラハム「殺陣なんかやるのもいいかもな。」
ダイヤ「ダメに決まってるでしょう。」
果南「本番前だからこそ落ち着いていかないとね。」
侑「衣装凄く似ってる!みんなかわいいよ!」
梨子「うふふ、ありがとう♪そう言われるとなんだかてれちゃうわね。」
鞠莉「これも曜&ルビィのおかげね♪」
ルビィ「えへへ…そう言えばみんな衣装の着心地とか大丈夫?」
善子「私はもちろん問題ないわ…けどずら丸はお腹周り大丈夫なの?なんかいろいろ食べてたけど…」
花丸「心配ご無用ずら。ライブのことを考えてちゃんと量は調節してるずらよ。」
ルビィ「よかったぁ…それじゃあ今日はウエストの心配をする必要はなさそうだね。」
花丸「えっ…ルビィちゃん…?」
ルビィ「へ…?ち、違うよ!花丸ちゃんよくいっぱい食べるからお腹周りがいつも心配とか別に思ってないよ!」
花丸「ずらぁぁぁぁ…!」
グラハム「ルビィ…君もなかなかキツイ性格をしているんだな…」
ダイヤ「『も』って誰と一緒にしているのでしょうか?」
グラハム「似た者姉妹ということさ。」
ダイヤ「それは私の性格がキツイってことですわよね!」
侑「けどこうやってAqoursと一緒にライブの開始を待ってるなんて。沼津に来た時には思いもよらなかったよ。」
梨子「そもそもライブが出来るかどうかもわからなかったもの。」
ダイヤ「一度は中止が決定していたものを覆したんですからそれを予測できたものなんておりませんわよ。」
曜「ほんと人生何が起こるかわからないよね~。」
千歌「お祭りを愛する沢山の人の想いといくつもの奇跡が一つになってこのサマーフェスティバルは開催できたんだよね。」
グラハム「人の心の光…それは時に人知を超えた力を発揮する。このサマーフェスティバルもその結果だ。」
善子「人の心の光って逆シャアじゃない…あんたほんとにガンダムが好きね…」
果南「みんなそろそろ時間だよ。」
千歌「あれ?ほんとだ。それじゃあ 侑「ちょっと待って!」 どうしたの?」
侑「ステージに上る前に1枚写真を撮ってもいいかな?」
鞠莉「オフコース☆それじゃあカメラ貸して?」
侑「え?うん…」
鞠莉「タイマーはこれで…カメラの場所は…ここでいいかしら。みんな~集まって~♪」
みんな「は~い!」
曜「3列になったほうがいいよね?」
千歌「侑ちゃんは千歌の隣ね!」
果南「ハム先生は私の隣にでも来る?」
侑「え?え?なんで私も?」
グラハム「今更遠慮する必要はないだろう。私たちも入ろうではないか。」
鞠莉「そうそう♪それじゃあ笑って~。はい、アークア♪」
パシャ
フェルト「スメラギさん。あの時MS使ってよかったんですか?」
スメラギ「ん~?ダメに決まってるじゃないそんなの。」
フェルト「え?」
スメラギ「まあけど大丈夫でしょ。そのためにわざわざガンダムじゃなくてフラッグを使わせたんだし…それに、皆の笑顔の為にMSを使うってなんだかいいじゃない?」
ラッセ「確かにこんなに最高なイベントなら俺たちが体を張った意味があるな。」
フェルト「だけど…」
ラッセ「たく…お前も隣のやつみたいに少しは楽しめよ。」
フェルト「隣って…」
ミレイナ「キャー!Aqours~!みんなかわいいですぅ!」
フェルト「ミレイナ…」
イアン「あそこまでは無理だろ…」
スメラギ「ミレイナは彼女たちのファンな上に初めての生のライブだからあそこまでなっても仕方ないでしょ。」
イアン「とはいえ…けど…わしも聞いててあの子たちのこと好きになりそうだしな。」
スメラギ「そうね。彼があそこまで推してくるのもよくわかったわ。」