グラハム・エーカー…スクールアイドルの存在に心奪われた男だ!!   作:ガノタなエクセル

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今回の話を泣きながら書きました


第5話 君は私のプリマドンナ!エスコートさせてもらおう!

グラハム「侑よこれは誰のもとへ向かっているのだ?」

 

侑「元々のメンバーの1人の桜坂しずくさんに会いに行ってるんです。」

 

かすみ「しず子は同好会に入ってた時も演劇部と兼任してたんです。なんならスクールアイドル活動をゆくゆくはお芝居に活かしたいと言ってたんで…けど高校の間はスクールアイドルに専念するって言ってたのに…ぐすっ…」

 

歩夢「かすみちゃん…先生も侑ちゃんも先行ってるよ…」

 

かすみ「なっ!2人ともちょっとはかすみんに構ってくれてもいいじゃないですか!」

 

劇場―

 

侑「芝居の練習をしてるようだね…邪魔しちゃ悪いから見とこうか。」

 

歩夢「うっ…ぐすっ…」

 

かすみ「あ、歩夢先輩どうしたんですか!?なんで泣いてるんですか!?」

 

侑「きっと感動してるんだろうね。歩夢ってすごく感受性豊かだから。」

 

かすみ「あ、そうなんですね。あれ?そういえばグラハム先生は?」

 

侑「たしかにどこに…あ、いた。」

 

グラハム「素晴らしい演技だ少年少女達!!」パンパン

 

部長「えーと…あなたは?」

 

グラハム「グラハム・エーカーだ。練習を中断させてしまってすまないな、だが中断させてでも君たちの演技を称えたかったものでな。」

 

部長「いえ、別に構いませんよ。なんならそれほどまでに私たちの演技を気に入ってくれてうれしいですから。せっかくですし先生も演劇の体験してみませんか?」

 

グラハム「む、いいのか?」

 

部長「別に構いませんよ。それじゃあちょっと台本変えようか、なんかいいのある?」

 

部員「それじゃあこれとかどうでしょうか。」

 

部長「お、いいね。それじゃあこのシーンをやろうか…先生は主人公役やってもらうとして…しずく!ヒロイン役やってもらってもいいかな?」

 

しずく「はい!大丈夫です!えっとグラハム先生でしたよね?桜坂しずくですよろしくお願いします。」

 

グラハム「ああ、こちらこそよろしく頼む。」

 

侑「なんかよくわかんない感じになってきたね。」

 

かすみ「もうかすみん知らないです…」

 

歩夢「わたしも先生のやってることにツッコむのつかれたよ…」

 

部長「それじゃあ先生演じる朋也としずく演じる渚は夫婦。今回はその渚が娘となる汐を出産するシーンをやるよ…それじゃあ、アクション!」

 

 

朋也「渚…しっかりしろ渚!」

 

渚「はあ!はあ!んんん!」

 

朋也「渚ぁ…」

 

渚「…大丈夫です…わたしちゃんとしおちゃん生みます…朋也くんとしおちゃんと3人で暮らすんです…」

 

~省略~

 

汐「おぎゃあ!おぎゃあ!」

 

朋也「渚…なぎさ?…渚…なぎさ!」

 

渚「朋也…くん…」

 

朋也「渚…こ、ここにいるぞ…!聞こえるだろう俺たちの子供の泣き声…ほら、最初に抱いてる俺…!俺たちの子だぞ…汐だ…女の子だ…元気な女の子だぞ!」

 

渚「しおちゃんをお家で生んであげられてよかったです…けど少し疲れてしまいました…ちょっとだけ…休ませてください…」

 

朋也「渚…待ってくれよ渚!もう少しは、は、話をしよう…!きいてくれるだけでいいから…!渚…?なあほら汐のほっぺただ…すごく柔らかくてさほら…な!」

 

朋也「渚…なぎさぁ!!」

 

 

グラハム「これが芝居…演劇というものか…このようなこと普段はやらないからな。とても貴重な体験になった。礼を言う…皆どうしたんだ黙って下を向いて?」

 

グラハム以外「ウウッ…ぐすっ…」

 

歩夢「すっごく感動したよ…ウッ…」

 

侑「ハム先生の演技が凄すぎて…お話も素晴らしいし…ひっく」

 

かすみ「グラハム先生のお芝居なんかで泣きたくないのに涙が止まらないです…うえ~ん」

 

しずく「私…芝居中に演技以外で泣くのなんて初めてです…ぐすっ」

 

グラハム「桜坂しずくよ。私たちは君に話があってきたのだが。」

 

しずく「すみません…今話を聞ける状態じゃないのでちょっと待ってもらってもいいですか…?ぐすっ」

 

5分後―

 

しずく「はい、お待たせしました…私は桜坂しずくです初めまして…かすみさんは…久しぶり…というよりごめんなさいですよね…」

 

かすみ「しず子…どうして同好会に来なくなったの…?」

 

歩夢「かすみちゃん…!そんないきなり!」

 

しずく「いえ、大丈夫です…」

 

しずく「私はお芝居が好きでした…でもそれと同じぐらいスクールアイドルへのあこがれがあったんです…」

 

しずく「だから、スクールアイドル活動ができるこの間はそれに集中したくてここに編入しました。」

 

しずく「そこでせつ菜さんに出会ったんです。あの人が導いてくれたほうに進めば皆が望むスクールアイドルになれる…そう思っていました。」

 

侑「けど違和感があったとか?」

 

しずく「はい…せつ菜さんが導いてくださる方向はたしかに正しいです。ですが私はそっちではなくこっちの方向に行きたい。そう思っていましたがその提案ができなかったのです。」

 

しずく「そんな自分の未熟さに悔しさを感じてしまい…せつ菜さんにそれを感じ取ってもらえるための表現力を付けるためにここで修業させてもらっていたんです。」

 

かすみ「じゃあ…しず子はスクールアイドルを捨てたわけじゃないの…?」

 

しずく「それはもちろん!だってスクールアイドル活動がしたくてこの学校に編入したんだよ?」

 

かすみ「だったら今すぐ戻ってきて!今同好会がピンチなんだよ~。」

 

侑「うん、今のままだと生徒会長に廃部にされちゃうんだ。」

 

しずく「そんな…!ごめんなさい私が勝手なことをしていたばかりに…この特訓で自信は…今さっきの先生の演技を見てなくなってきたんですけど。背に腹は代えられません!桜坂しずくスクールアイドル同好会に戻らせていただきます!」

 

侑「もちろん!大歓迎だよ!」

 

かすみ「けど、かすみんはまだちょっと怒ってるんだからね…!けど同学年のしず子がいないのはさびしいから…。」

 

しずく「かすみさん…ありがとうございます!」

 

グラハム「これで3人目だな侑よ!」

 

侑「はい!この調子で10人あつめてみせるぞ~!」

 

 

菜々「ウッ…ぐすっ…なんで渚さん死んでしまうのですか…せっかく汐ちゃんを生めたのに…」

 

この調子でその後1時間ほど泣き続けていた生徒会長なのであった。

第2章の最初らへんは

  • オリジナルの話で
  • スクスタのストーリー準拠で
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