アークナイツRTAトロフィー『消えゆくヒカリ』取得ルート 作:イカ墨リゾット
現実で控えめに言ってハゲそうなぐらい辛い事があったので暫くペンが止まっていました。戦友の手掛かりを貪るだけだった僕を私刑にしてください……。最近は酔い止め片手に迫真パ○ル部見てました(淫夢セラピー)
あっ、そうだ(唐突)因みにイベントガチャは前回三十連してコーネリアン二体、キララ二体、クリフハート一体、インディゴ完凸です(王者の風格)
ヒュムノイの叡智では十連でケルシー先生と……新オペ誰だっけ(痴呆)まぁとにかくゲットしたので大勝利ですねぇ!
って訳で初投稿です。ジョジョーーーッ!!俺の今年最後の初投稿だァーーーッ!!受け取ってくれェーーーッ!!
レユニオンとロドスの戦闘は最終局面に達していた。
タルラの正気を取り戻す為にフロストノヴァと、地下から撤退してきたメフィストとファウストが彼女の元へと向かった。何故カイキが同行していないのか、瞬時にその理由を悟ったクラウンスレイヤーは深い悲しみに襲われたが、ならばロドスのヤツらを皆殺しにしてやると悲しみを薪に復讐の炎を燃え上がらせる。
フロストノヴァはそんなクラウンスレイヤーの様子を心配に思いながらも、地下でロドスのドクターを文字通りその身を削って足止めしていたカイキに報いる為、眼に覚悟を宿らせる。絶対に失敗はしない、幾らこの命の灯火が消えかけようと、かつてのタルラを取り戻し、必ず生きて、この戦いに勝利する、と。
一方、ロドスの方はドクターとその部隊が石棺破壊の報せを抱えて合流した事によりその士気を高め、卓越した指揮によりレユニオンを徐々に追い詰めていく。各々が得意な分野で全力を出し、龍門とウルサスの全面戦争をなんとか食い止めようと奮闘するが、それでもレユニオンに決定的な打撃を与えずじまいでいた。
最大の障壁は勿論、かつて多くの勇猛な兵士を率いて戦列を成し、数々の強敵を打ち破ったウルサス帝国の英雄、パトリオットだ。その指揮能力と戦闘力は老いる事を知らず、槍であらゆる敵を穿ち、大楯で猛攻から味方を守護し、圧倒的なカリスマで兵士を鼓舞して奮い立たせる。他の兵士達もその奮戦ぶりに応えるように立ち上がり続け、武器を手に進みだす。軍靴の音は未だに止まない。
ロドスも負けじとロスモンティスを筆頭とした瞬間火力の高い部隊を中心に遊撃作戦を展開し、敵部隊を潰そうとするが、パトリオットの直属の部下である感染者の盾が持つ要塞の如き防御により効果は芳しく無いものの、着実に出始めていた。
次第に戦闘は泥沼の様相を見せ始め、一部の人間は今にでも血と熱狂に飲み込まれそうな理性を自制心で縛り付け、誰もがこの膠着しつつある状況の打開を望んでいた。
「クソ、ロドスのゲスどもめ。いつまで抵抗を続けるつもりだ?子供を、私のカイキを殺しておいて、いつまでその希望を宿した憎たらしい目で私達を睨め付けるつもりだァ───ッ!!」
「……同じくらい、速い。」
クラウンスレイヤーの鬼気迫る攻撃に堪らず回避する赤い影。潜伏に徹していた赤い影ことレッドは、まさか狙いを定めていた標的に自身の存在を看破されるとは思ってもおらず、そのまま絡まり合う様な接近戦に持ち込まれた。レッドからしてみればクラウンスレイヤーの体術はキレこそあれど、技量は自分の方が上回っている。しかし、相手の心持ちが問題だった。その恐怖を押し殺しながらも鋭利な刃物の様な殺意を放つその心が、何処までもレッドに食らい付いて追い縋る。
これ以上追跡されては適わないと判断したレッドは、崩壊しかけた雑居ビルへと飛び込んだ。クラウンスレイヤーも迷う事無く待ち伏せを警戒しながらも突入、する寸前で思い止まった。息を素早く整え、レッドが入っていった雑居ビルを一睨みして元の場所にまで戻ろうとする。走りながら無線機を取り出し、パトリオットの部隊に付いている伝令兵へと通信を繋げた。
「おい、敵の暗殺者が入り込んでいるぞ。今追い払ったところだがな。そっちも前線を維持するのに精一杯なのは分かるが、もう少し遊撃に出れる兵士を割けないのか?」
『これ以上は本格的にヤバくなるから無理だ、パトリオットの大旦那への負担がデカすぎる。勿論、暗殺者への警戒ぐらいは伝令するが(激しい雑音)……ゲホッ、ゴホ!!遊撃はクラウンスレイヤー、お前に任せるしか無さそうだ。』
「……なら、私のアーツで敵の観測手を無力化する。お前達が梃子摺っている攻撃の殆どが野砲や迫撃砲と謙遜無いものなのだろう?なら敵の観測手がいる筈だ。幾ら強力な遠距離攻撃を持っていても、それを補佐する存在がいなければ碌に集中出来ないからな。」
『待て、観測手だな………ああ、いるぞ、確かにいる!どうも一番厄介なフェリーンの小娘には付いていない様だが、それでも無力化出来れば一気に楽になる。しかし、お前のアーツで出来る事なのか?』
「問題無い。私のアーツは撹乱に特化しているからな……多少視界は悪くなるが、それでもいいか?」
『大丈夫だ。歴戦の俺達を舐めるなよ。相手が出鱈目に撃って来たところで、狙いの定まっていない攻撃は簡単に対処出来る。伝令を終え次第、許可を出す。』
了解の意を伝えてから通信を切り、目的地に向かう事に集中するが、それでもある事が脳裏にチラつき、ついそちらの方に思考を傾けてしまう。
メフィストとファウストが言っていた、カイキがやられたという事実。どうも全身を焼かれて再生力を奪われた隙に頭部に巨大な矢を撃ち込まれたらしく、今はフィーアが何とかしようともがいている最中だという。しかし、そのフィーアも半分匙を投げた様な事を言っており、良くて植物人間、悪くて死亡、もしくは終わらせる必要がある、らしい。
終わらせる、が一体何を意味するのかは正確には不明だが、それでも何となく想像が付く。それよりも、カイキが決して前のように喋ったり動いたりが出来ない未来が確定している事が、何よりも深い悲しみをもたらした。まだ、話したい事が数えきれない程あった。やりたい事もだ。スカルシュレッダーという友も出来ていた。あの子には、幸せになる権利が、あった。
その権利が奪われて、その権利を奪ったヤツらがまだ生きている事が、許せなかった。
密かに殺意を固めていると、無線機から通信がきた。どうもパトリオットが直々に許可を出したらしい。そうとなれば話は早い。目的地に急行し、即座にアーツの準備を始める。
深呼吸で肺の中いっぱいに空気を送り込み、意識を口内の感染器官に集中させる。独特な感触と共に両の頬が膨らむのを確認してからマスクを下げ、敵の存在する方向に向かって一気に吐き出した。
肺の中の空気は濃霧へと変化を遂げ、爆発的に大気中に蔓延していく。クラウンスレイヤーの霧を生み出すアーツは、その戦局をレユニオン側へと傾けた。
パトリオットの獣染みた鼓舞の声が上がるのを切っ掛けに、兵士達は瞬く間に戦線を押し上げていった。クラウンスレイヤーも更なる敵の指揮系統の混乱を招こうと動き出そうとした時、無線機から通信がきた。
『おお!最初はキミに繋がったかクラウンスレイヤー君!』
「その声はフィーアか!?おい、カイキは、カイキはどうなったんだ!!ほ、本当に……」
『ああ大丈夫さピンピンしてるとも!石棺って凄いねホント。って、今はそんな事はどうでもいいんだよっ!なるべく手短に言うから鼓膜張り替えてよく聴いてくれよ?』
「あ、ああ……どうした?カイキは、無事なんだろう?」
『その無事なカイキ君なんだがねぇ、今現在、猛スピードでそっちの戦場に向かってるんだよ!頼むから全力でカイキ君を止めてくれ、もしそれが出来なかったら、今度こそ!本当に!!死ぬぜ!?』
あけおめ!!そしてことよろ!!(フライング)
ボカロを参考に小説を書くのはOK?
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構わん。書け(寛大)
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他人の作品参考にしなきゃ書けねぇのかクズ