ハイキュー!!〜超強力なバネを持つ烏の戦士〜   作:ただの麺

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烏野高校排球部

遂に来たぞ…烏野高校!!

「ふぅ、入試、簡単だったな!!翔陽!!」

「おう!!勉強教えて貰ってて良かったよ!!ホント」

「おう!!クラスは別になるけど、週末の勉強会は毎週やるからな!!」

「いいよ!!っていうか無いとか落ち着かないし!!」

「ハハハ!!そうかそうか!!でも、授業で寝るなよ。」

「フフフ…去年の秋から授業で寝てないぜ!!」

「なら安心だな。」

「おう!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

色々終わって

「おーい!!和杜!!」

「遅いぞ!!翔陽!!」

「ゴメンゴメン…じゃぁ行こう!!」

「おう!!」

 

 

 

 

体育館

「たのもー!!」

「道場破りかよ!!」

「ってあぁ!!お前は!!北一の!!」

ジャンプサーブを打ちかけて、翔陽の声のせいでミスした影山がいた

「お前ら…なんでココにいる!?」

「ハハハ!!あの時と一緒じゃねぇか!!…あの時と一緒だ!!バレーがしたいからココにいる!!」

「…そうか」

「んで、お前はなんでココにいるんだよ」

「…白鳥沢受けて…落ちた」

「ブフォwwプププ」

「笑うな!!」

「マァマァ、影山、俺のサーブ…捕ってくれよ」

「…なんでだ?」

「俺より強いサーブを打つヤツは沢山いる。なら、少しでも強いサーブをお前が止められるようになる為」

「…わかった…打ってこい」

「いくぜ!!」

「和杜!!…ファイ!!」

「オラァ!!」

「クッ…」

宙に上がるそしてこっちのコートに落ちる

「まだまだだね」

「オォ!!やってるなぁ!!」

「久しぶりだな!!」

「お久しぶりです!!」

「知り合いか?」

「ん?あぁ、バレー部の先輩だよ。前にココに来るって宣言したから受からない訳にはいかないから頑張った」

「ふーん」

「あっ、えっと」ガサゴソ

鞄から1枚の紙を出す

「入部届けです。」

「俺も!!」

「俺もです。」

「おぉ、ちゃんと入ってくれるのか」

「いや…まぁ、そりゃぁねぇ」

「入るって言ったからな」

「そもそもバレー以外の選択肢あんのかよ」

「「ないです」」

「仲良いなお前ら」

「あざっす!!」

「そうだ!!影山!!トス上げてくれ!!」

「おう!!」

「んじゃ、俺も…」

「なぁ」

「はい?」

「お前の名前の呼び方って…」

「あぁ、難しいっすよね。俺は『大狼和杜(おおがみやまと)』です。改めて、よろしくお願いします」

「おう。んで、この前、ウチのマネージャーを助けてくれただろ?」

「あぁはい、そっすね」

「それで、お前に御礼をしたいから、部活の後に来いって」

「因みに拒否権は…」

「『逃げる様なら捕まえろ』だとよ」

「あぁ、わかりました。」

「まぁ、彼奴からしたら命救われてんだから、少しくらい御礼されとけ」

「…そこまで言うなら」

「お前ホント御礼されたくないのな」

「…なんというか…ただ御礼をしたいって思ってるなら、次からあんな事をないようにするのが1番って思ってしまうんですよ」

「なるほどな」

「それに…」

「うん?」

「これからマネージャーとしてサポートして貰うんです。それで足りると思いませんか?」

「お前も、誰かに恩を返したいって思ったらわかるよ」

「そういうもんですかね?」

「俺はそういうもんだと思う」

「…」

「まぁ、お前も何時かわかるよ」

「…はい、まぁ、素直に受け取る気は無いんですけどね。」

「そうか…」

そう話していると、後ろから足音が聞こえてくる

「…やっぱり来てた」

「こんにちは!!」

「ねぇ、えっと…」

「『おおがみやまと』です」

「うん、大狼、ちょっといい?」

「はい、なんでしょう」

「助けてくれた御礼、何がいい?」

「別にいらないですよ。強いて言うなら次から足元気をつけるのと、マネージャーの仕事をしっかりしてくれたら」

「ふーん…でも、それじゃあこっちの気が済まないから、今度の休み、何か奢ってあげる」

「えぇ…だから、いらないです」

「テーピング用のテープ買うから、荷物持ちお願い」

「…ハア、わかりましたよ」

俺の高校生活はどうも…波乱万丈のようだ

 

 

 

 

 

次回、決闘 IN 烏野


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