幸せなバッドエンドを目指して   作:ぽんしゅー

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#80 ほないただきます

 

 11月25日 金曜日 曇り

 

 

 

 さて、やることが……………………ない。

 

 シドウパレスはあと予告状を出すだけだけど、俺は不参加だし、その後のメメントス最深部だって、もしかしたらそのまま俺は蚊帳の外で、それが終わったらもう三学期ルートに入るだろうし。

 

 つまり今の俺にできる事といえば、怪しまれないように、不幸な事故で右腕を負傷した秀尽学生として、こうしてぼんやり授業を聞いているふりをすることだけだ。

 

 ……学校側に、隠し通したかった事実やそれに通じる怪我は、何故か都合良く受け取られていた。

 合点がいったのは、自分の部屋に帰って来た後だ。扉に置き手紙が挟まっていて、丸喜先生がどう『曲解』したのか記してあった。

 

 

『この手紙を読めているということを切に願いながら書いています。

 君らのニュースを見た瞬間、しばらく何もできなかった。夢のために君を犠牲にしてしまったのかという考えが頭から離れなくて、それ以外のことを考えられなくなった。

 だけど以前君が、漠然と嫌な予感がする、と言っていたことを思い出したんだ。その時に「助けてほしい」と言ったら、僕は君のためにその力を使うと言ったことも。

 

 それが今なんじゃないかと思った。

 

 無意識にも僕が現実を()()認知して、現実の認知が変わってしまうのならば、僕は君を信じて動くことにする。君がいない前提で動くよりも、そうした方が、君が無事でいてくれる確率が上がるかもしれない……と思いたいから。これは自分のためです。

 学校と家族に根回しは済ませといたよ。君のことを都合よく解釈してくれているはずだから、不自然に思われることはないはず。学校で事情の説明を求められたら「事故にあった」と。そして親御さんには、君がいつも通りの日々を送っていることになっている。事故のことも、君が普段と違う動きをしていることも心配しなくていい。

 今の僕の力ではここが限界で、不自然を突かれれば矛盾が起こるのは許してほしい。どうやら、世界そのものを書き換えることはまだ僕の手に余るらしい。

 最後に。君が言っていた事が正しければ、十二月が終われば僕の望みが叶う段階になる。君の姿がそこにあることを願っています』

 

 

 ……頼もしさの中に、怖気があったことは否定できなかった。恐怖ではない。戦慄に近い。そして、それ以上の高揚があった。

 

「……は」

 

 小さく息が漏れた。笑いそうになって、慌てて口元を左手で隠す。

 

 だってもう、クリアしたも同然だ。今みたいに馬鹿正直に学校へ来なくてもいい。とんずらこいて、どこかで十二月が終わるのを待っていても、三学期のルートには入れる。そう思えるくらいには、場が整っている。

 

 十二月が終われば、先生の望みが叶う段階になる。その言葉を思い出すだけで、胸の奥が熱くなった。

 

 ──来る。

 

 俺は左手で口元を隠したまま、窓の外に視線を逃がした。曇り空は低く、重い。十二月の空だ。何かが終わる前の空。そして、何かが始まる前の空。嵐の前の静けさという意味を頭ではなく実感として理解した。

 

 ……先生と連絡が取れないのがもどかしいな。

 

 

 

 ***

 

 

 

 四限終了のチャイムが鳴った。

 

 その瞬間、教室の空気が目に見えて緩む。全員が同じタイミングで酸素を思い出したみたいだった。椅子の脚が床を擦る音。弁当箱の包みを解く音。購買へ向かう連中が財布を掴んで立ち上がる音。さっきまで黒板に向いていた視線が、一斉に昼飯へと切り替わっていく。

 

 平和だ。いや、本当に平和すぎる。

 

 世界がどうとか、認知がどうとか、これから年末に神様みたいな何かと戦うとか、そういう事情を全部知らない人間たちの昼休みは、あまりにもいつも通りだった。

 

「飯行こーぜ」

「購買まだ焼きそばパン残ってるかな」

「昼で課題終わらせないといけないから先行ってて」

 

 そんな声が、当たり前みたいに飛び交っている。俺は左手だけで教科書とノートをまとめようとして、早速失敗した。ノートが机の端から滑り落ちかけ、慌てて肘で押さえる。右腕が使えないというのは、思っていたよりずっと面倒くさい。

 

 ……不便だ。

 

 世界の認知を曲げられる先生がいても、俺の右腕が急に便利になるわけではないらしい。いや、そこまで都合よくされたら、それはそれで怖いが。

 

 鞄を左肩に引っかけて立ち上がる。弁当はない。そもそも、片手で弁当を食べるのは地味に難易度が高い。購買で適当にパンでも買うか。

 

「あの」

 

 廊下に出たところで、背後から控えめな声がした。振り返ると、教室の出入り口のそばに志帆さんが立っていた。

 

「あ、志帆さん」

「うん。久しぶり……ってほどでもないか」

 

 志帆さんは少しはにかんで、それから俺の右腕に視線を落とした。

 

「腕、大丈夫?」

「まあ、見た目ほどではないよ」

 

 そんな俺を見て、志帆さんは一度だけ視線を泳がせた。迷っている。踏み込んでいいのか、ただ声をかけるだけに留めるべきなのか。その境界線を、彼女なりに測っているようだった。

 

「あのさ、お昼どうするの?」

「購買でパンでも買おうかと思ってた」

「その腕で?」

 

 柔らかい声だった。責めるというより、心配を少しだけ冗談の形に変えたような声。俺は返す言葉に詰まる。志帆さんは小さく息を吐いて、廊下の向こうを見た。

 

「今から購買は混むと思う。押されたら危ないし……よかったら、何か買ってこようか?」

「いや、そこまでしてもらうのは」

「購買に行くついでだから」

 

 けれど、ほんの少しだけ困った。

 

 親切にされると、どうしていいかわからなくなる。特にそれが事情を何も知らない相手から向けられたものだと余計に。

 志帆さんは知らない。俺がどこで怪我をしたのかも。丸喜先生が現実をどう曲げたのかも。

 

「でも、活動中の怪我なら、あんまり一人で無理しない方がいいと思う」

 

 ……ん? 

 

「え、志帆さん。まさか知ってる? これの原因」

 

 周囲を見渡し、俺が一歩、志帆さんの方へ寄る。志帆さんもそれを察したのか、半歩だけこちらへ寄った。肩先が、とん、とぶつかった。そこまで近づかなくとも聞こえるだろうに。

 

「……近くない?」

「聞かれたら困る話でしょ」

「まあ、そうだけど」

「活動でしょ? 言わなくても察せる」

「……どの活動?」

「そうやって聞き返す時点で、答え合わせになってると思う」

 

 正論だった。俺は一瞬、言葉に詰まる。志帆さんは得意げな顔をしているわけではなかった。むしろ、言ってしまってから少し困ったように眉尻を下げている。

 

「杏たちが何をしてるのか、詳しくは知らないよ。でも、普通に見てればわかる。みんな、隠し事が下手だから」

「いや、そうじゃなくて……なんで事故で済んでないのか、って話で……いや、そうか」

「……?」

 

 なぜ『事故で怪我をしているという曲解』が効いていないのかと思ったが、志帆さんは元々、俺たちが何かをしていることを知っている。

 

 だから彼女の中では、たぶん矛盾していないのだ。けれどそれは、ただの交通事故や階段から落ちたようなものではなく、杏たちの“活動”に関わる何かで起きた事故。

 そういう形で、現実が都合よく繋がっている。活動そのものはバレてても、この怪我を不自然に思われてはいない。なら、曲解が効いていないわけじゃないっぽいな。

 

「じゃあ……頼も」

「あっ、先輩!」

「……すみれ?」

 

 言いかけた言葉が、廊下の向こうから飛んできた声にかき消された。振り向くと、昼休みの人の流れを縫うようにして、すみれがこちらへ小走りで向かってきていた。

 そして、到着するなり。

 

「あれ」

 

 すみれの視線が、俺と志帆さんの距離をなぞった。

 

 肩が触れるくらいの距離。声を潜めるために近づいただけの、極めて合理的な位置取り。怪盗団の秘匿性を守るための、やむを得ない距離調整。なのだが、第三者からどう見えるかは別問題だった。

 

「……お話中でしたか?」

 

 すみれがにこりと笑う。いつもの笑顔だった。礼儀正しくて、明るくて、後輩らしい笑顔。ただ、なぜか声音がよそ行きの丁寧さがあった。

 

「うん。少しだけ」

 

 志帆さんも、穏やかに答えた。こちらもいつもの声だった。柔らかくて、相手を責めない声。

 

 ただ、肩はまだ離れていない。

 

「怪我のこと心配で。購買、混むから何か買ってこようかって話してたの」

「ああ、そうだったんですね」

 

 すみれは納得したように頷き、なぜか一歩近づいた。

 

「それなら、私が行きますよ。先輩の分なら、好みもだいたい分かりますし」

「好み?」

 

 思わず聞き返す。すみれは当然みたいにこちらを見る。

 

「はい。先輩、甘いものよりしょっぱいものの方が好きですよね。あと、飲み物はお茶か水で済ませがちです」

「……まぁ、今はその気分だけど」

「ええ。“”は先輩の右腕なので、わかりますよ!」

 

 俺がそう言うと、すみれは少しだけ胸を張った。すると、志帆さんはやっと肩同士を離れさせる。

 

「ふーん。好み、よく知ってるんだね」

「はい。お世話になっていますから」

 

 すみれがにこりと笑う。志帆さんも、にこりと笑った。

 

「そっか。偉いね」

 

 偉いね。その言葉だけなら、普通に先輩が後輩を褒めているように聞こえる。実際、志帆さんの声は柔らかかったし、表情にも刺々しさはなかった。

 ……ただ、なぜだろう。褒め言葉のはずなのに、背筋が少しだけ伸びた。

 

「……ありがとうございます」

「でも、この人、怪我してる時は無理するから。昔から」

「昔から?」

「うん」

 

 志帆さんは、さらっと言った。さらっと言ったくせに、こちらを一度だけ見た。まるで、言ってもいいよね、と確認するような目で。

 ……ていうかそれ今の話に脈略と関係はある? 昼食買ってきてくれるって話だったよね?

 

「転んでも平気なふりするし、風邪ひいても大丈夫って言うし。右手が使えないなら使えないで、片手でなんとかしようとするタイプだから」

「志帆さん」

「なに?」

 

 大人げないよ。と言いたい気持ちはあった。けど、それを言えば「何に対して?」という話になる。で、その答えは俺を巡るマウントの取り合いで……つまり自分が取り合われていると自分で認める形になるわけで。それを口にするのは、まあ、気恥ずかしいというか。

 

 すみれもすみれで怪盗団の関係者じゃない人間に対しての圧が強すぎるし……。

 

「へぇそうなんですか昔から」

「うん。そうなんだよ」

 

 ……よし逃げよう。俺がここにいると、話がややこしくなりそうだし。俺は無言で踵を返し、パレス攻略で培ったカバーや隠密を駆使してその場を後にした。

 

 なんで『曲解』してても学校に居づらいんだよ。

 

 

 

 ***

 

 

 

「あ」

「あ」

 

 そして逃げるように訪れた購買にて、芳澤かすみと遭遇した。

 

「あれ、すみれと会いませんでした?」

「会いはしたけど、志帆さんと話込んでるから、先に来た」

 

 まぁ嘘は吐いていない。

 そしてかすみは俺の右の腕をちら、と見て「代わりに買いますよ」とパンが置いてある場所を指差した。

 

「じゃあ何個か好きなの選んで。奢る」

「マジですか」

「マジ。ほら前のほら……アレで」

「ああアレ。じゃあ遠慮なく選んじゃおっかな」

 

 何となく察したみたいで、棚に並んだパンを、鼻歌を口ずさみながら選んでいる。五つ目あたりを取ったあたりで隣に並んで声を掛けた。

 

「多くない?」

「すみれの分と、部活終わった後にこっそり食べる用です」

「昼飯限定で食べられる量って言わなかった俺のせいかこれ?」

「そうですね。後悔してください!」

 

 やけにキラキラした笑顔で言われ、指の間にパンの袋の端を抓んで選んでいく。このままだと手のひらで掴める分も含めて10個程度……いや指の関節も使い始めやがった。

 

「なんか楽しそ」

「奢ってもらえる買い物って、なんかテンション上がりません?」

「わからなくはないけど、パンでそこまで上がる?」

「上がりますよ。パンですよ。炭水化物です。青春です」

「そういうもん?」

「……なんかすみれから聞いてた印象違いますね。「おーわかるわー」て言って、こういうの盛り上がるタイプだと思ってました。アガる人選んでます?」

「奢る人間からしたら、遠慮なさすぎてビビってんの」

「それもそうですね。あ、ドリンクはセットで付いてきますか?」

「……好きなの選びな一本までな」

「すみれと私は水で、先輩は何がいいです?」

「一人一本て意味じゃねぇよ」

 

 ……結局、レジで志帆さんの分の昼まで買ってしまった。袋を持つのはかすみで、俺は隣を歩いている。右腕が使えないと、こういうところで妙に情けない気持ちになる。

 

「あのさ」

「はいなんでしょう。流石に頼みすぎて後から罪悪感湧いてきたので、何個かは譲ってもええですよ」

「ええんよ年の若いもんは遠慮せず貰っとき。それよりも、その……アレをどう思って、その、グループに入る気ある?」

 

 隠語だらけだが訳すと『怪盗活動をどう思って、怪盗団に入る気があるか?』という意味だ。前に先生のパレスに侵入した際に、似たようなことを聞いてみたことがあったけどその時は『新体操に集中したいから』という意味で断られた。

 だけどシドウパレスに一人で入ってペルソナを行使したのは自分の意思だ。あの時と心変わりをしていないか聞いておきたかった。

 

「……ふむ」

 

 かすみは意図を読み取って、顎に手を当てる。正直あやふやな言葉だらけで伝わると思っていなかったけれど、なんだかんだ聡いなと思う。そしてそういう言い方をしたことに対してツッコまないのも。

 

「最初に謝っておきますごめんなさい」

「うん?」

「以前、五人でカフェでそれについて話したことです」

 

 ああ、いつ頃だったか、明智と芳澤姉妹、蓮と俺でカフェで怪盗団に対しての考えを言ったときか。

 

「言ったこと訂正します。()()()()()は必要な時は必要ですね」

「素直だな」

「ふふ。人は考えを認めることで前に進める生きものなのですよ」

「強いな」

「ええ最強です」

 

 きっとかすみの芯は柔らかいのだ。その芯が固いと貫くか折れるかしかなくなる。そういうのを最近身をもって理解した。

 

「それにすみれには必要なものだったと思うし」

「その心は?」

「うーん。オフレコであることを願って話すんですけど、私らって()()()()んですよ。普通の人よりも見られる人間の母数が多いって言うのかな、だからその分褒められることも多いけど、悪意に晒されることも多いっていうか」

「それは……」

「でもそれは自分がしっかりしてたらいい話なんですよ。人に影響されない確固たる自分を持つ。丸喜先生が言うには私は……ジタキョウカイ? がしっかりしてるねって言ってました」

 

 自他境界。確か自分と他人の線引きだっけか。

 

「でもすみれは周りの目を気にしてる節があるから。……私が原因なのも、あるんでしょうけど」

 

 何かを誤魔化すように声が一瞬平坦になった。

 

「そしてあの船に乗って思い知ったんです『ああ、思ったより悪意って形あるな』って。ああいやあの化け物たちのことを言ってるわけじゃないですよ?」

「分かってるよ。善意に比べて輪郭がはっきりしてるってことでしょ」

「……! ええ、そうですそうです。それに量も多いなって。でもそこでふと思っちゃったんですよね」

 

 かすみは空いている手を握ったり開いたりして、それを眺めながら言う。

 

「──素直で生きられること自体が報酬で、私は恵まれているのかもって」

「報酬?」

「あまり言葉にしたくないですけど、『ガチャ』って言葉があるじゃないですか」

「……ああ。そうね」

 

 言いたいことは伝わった。『親ガチャ』『環境ガチャ』なんて言われるものの類で、割とどうしようもないもので、だとしてもあまり口に出すのは憚られるワードだ。まぁ、それを言われてきたんだろうというのも伝わった。

 

「ひどい言葉だと思うと同時に、それをひどいと思えるのは私は恵まれている環境にいるからで。そしてそれを口にしたくないのは、口にしてしまったら私の何かが歪められそうなのかもなって思っていて。だから素直に生きていけるって、正しくない道を選択しなかった自分に対する報酬なのかもなー、と」

「……最初から歪んでしまっている人は?」

「そういう人達のために怪と……あのグループは必要なのかもなというお話に着地させたかったのです」

「なるほどごめん。着地先を奪ってしまって」

「いえ、でもすみれに必要だった理由は終わってませんし。なんとなくわかると思いますけど、正しい選択を取り続けるには強さが必要で、その強さにも自信が必要なんです。

 ……だからあの世界での、あの力はすみれにとって自信そのものなんじゃないかなって」

「だから必要だった、か」

「綺麗に着地しましたね」

 

 かすみは、ポニーテールの茶髪をいじりつつ首の後ろを触る。

 

「あはは。なんかおセンチな話になっちゃいましたね。こういうキャラじゃないのにな~」

「……蓮の影響?」

「な、なっなんで雨宮先輩が出てくるんですか⁉」

 

 あ、やっぱ好きなんだ。顔あっか。

 

「でも、っぽい感じした」

「えーどこがですか。それともすみれがなんか言ってました~?」

「表現者っぽいところと、あと姉なんだなと」

「……ライバルだから見てる、というのもありますけどね」

 

 かすみは少しだけ照れたように笑った。

 

「あ。言い忘れてましたけど、私はグループには入りませんし、一区切りしたら、すみれを返してくださいね」

「リーダーに言ってくれ」

「ちぇー」

 

 話しながら歩いていると、いつの間にか分かれ道まで来ていた。袋からこちらの分を取り出して、渡してくれる。

 

「じゃあここで。私、教室戻りますんで」

「ん。サンキュー。……まぁ、アレだ」

「………………どれです?」

「約束はしかねるけど、一区切りついたらすみれは新体操に集中するだろうから。……二人が正々堂々競い合って、正しい評価が下るように願ってる」

「そうですね。私もそう願ってます」

 

 かすみは袋を抱えたまま、踵を返した。昼休みの廊下に混じって、すぐに背中が小さくなる。……そろそろ消えるか、というタイミングで。

 

「あ」

 

 かすみが振り返った。

 

「ごちになります!」

 

 にっと笑って、また前を向いた。人混みに紛れて、今度こそ見えなくなった。

 

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