俺と言う名のサイヤ人 リメイク(書き直し中)   作:厄丸

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いろいろ修正するためにもリメイクすることにしました。


ドラゴンボールZ 時を越えた復讐のサイヤ人

 ここはとある宇宙のとある星。名前は惑星ベジータ、種族名サイヤ人達が住んでいる少し荒れ果てた星である。

 そんな星の中にある施設からオギュア!オギャア!と泣く声が聞こえる、今し方生まれたばかりの新しい命の産声だ。

 

「やはり戦闘力は低いな」

「まぁ下級戦士の子だ、仕方があるまい」

 

 2人の異形系宇宙人がそう呟く、下級戦士とはサイヤ人のおける位のことを指す。

 サイヤ人には下級戦士、中級戦士、上級戦士と階級が別れており、上級戦士は超エリートと言われるほど強力な戦闘力を有している。

 今生まれた子の戦闘力は2……とてもではないが中級戦士とすら言えない落ちこぼれのレッテルを貼られる数値だ。

 

「お、バーダックの子供はこの子か。名前は確か……そう!カカロットだ!」

 

 そんな中一人の青年が部屋に入ってくる、どうやらその青年もサイヤ人でずっと泣きわめいていた子供をそっと抱き上げてよしよしと慰めている。

 

「全く、ギネさんのこともあるのにバーダックやつは自分の息子に興味がねぇんだな」

「仕方がないだろうラカノン、お前やギネの様に戦闘意欲が少ないサイヤ人の少ないからな。むしろバーダックはサイヤ人としては普通だ」

「だよなぁ、ただ勘違いすんなよ?俺は戦闘意欲が無いんじゃなくて基本どこにも制圧しに行かせてくれねぇんだ、むしろ戦いたくてウズウズしているぐらいだぜ」

 

 そんなことを話していると全身がボロボロになり血だらけとなったサイヤ人の運ばれてきた。

 

「おっと、また派手にやられたなバーダック。しかも気絶している状態で運ばれてくるなんて珍しい」

「だろ?油断しててカナッサ星人から一撃食らっちまってよ、おかげでこのザマだ」

「まぁこんな状態じゃ次の星の制圧にはいけないな。それにフリーザ様に次の星の制圧を命令されちまってもういかないといけないんだが……」

「いいんじゃねぇか?あ、だったら俺を連れてってくれよ!全然制圧に行けなくてマジでつまんねんだよ!」

「あんたは出撃命令出ていないだろう?戦闘力は確かに大したもんだがそれで連れてったらアタシ達が大目玉くらっちまうよ」

「ちぇ、本当の事だからなんも返せねぇ……」

 

 ラカノンは口を尖らせて拗ねる、そんな事を話していいるうちにカカロット。のちの孫悟空は落ち着いたのか寝息をたてて眠ってしまった。

 

「カカロットも本当に元気に泣くな、隣の子も釣られて泣きそうになっちまってるじゃねぇか」

 

 隣のブロリーと書かれたサイヤ人はカカロットと同じ日に生まれた子である。

 カカロットがあまりにも泣くのでかなり迷惑そうにしており、今にも泣きそうになっていた。

 それを見かねたラカノンがブロリーを抱き上げて落ち着かせる、原因のカカロットも泣き止み、抱かれて安心したのか泣くことなくブロリーもまた眠りについたようだ。

 

「さて、俺ももう行かないとな。ギネさんにこの事を報告しにいかないと」

「あぁ、またなラカノン」

 

 そういってラカノンは部屋を出ていく、目的であったカカロットはもう泣き止んでいるので安心して部屋を出ることが出来た。

 そんなラカノンの後ろ姿を2人の研究員は見ながらまた話を続ける、話題はカカロットからラカノンの事に切り替わったようだ。

 

「本当に勿体ない、戦闘力だけなら決して弱くはないんだが何故出撃命令が降りないんだろうな」

「まぁあの性格だからな、きっと戦闘には向かないと判断されているんだろう」

 

 そんなことはいざ知らずラカノンはサイヤ人の集落へと戻っていく。そしてラカノンが去ってから数分後、メディカルマシンへと突っ込まれていたバーダックが目を覚ます。

 しかし明らかに焦ったような顔をしておりメディカルマシンを壊し何処かへと飛び去ってしまった……

 

 同刻でラカノン視点、飛んでいると集落の方からダンディーな浅黒い肌のサイヤ人が飛んできているのが見えた。

 

「お、パラガスのおっさん。どうしたんだそんなに急いで」

「おぉ!ラカノンではないか!今しがた私の息子も生まれたと報告があってな!様子を見に行くしかない!」

「まぁおっさんも嫁さん死んじまって大変だよな、せっかくの息子何だから大切にしろよ?」

「大丈夫だ、私はブロリーの事を決して見捨てたりしない、それでは先を急ぐのでな!」

 

 ブロリーと名前を聞きラカノンはピンとくる。そしてカカロットの隣にいた子供の名前がブロリーだったことを思い出し、また話をし始める。

 

「あぁ、あの子おっさんの子供だったんだな。泣きそうになってたからあやしといたぞ」

「なんだと!可愛い息子が泣きそうになってるなら尚のこと急がなければ!!!」

 

 パラガスは急いで飛んでいってしまった、その後ろ姿を見てラカノンは笑いながら集落へと戻る。ラカノンがあやしたって言ってんだろ親父ィ!

 

「ただいまギネさん、カカロットは可愛かったぜ!」

「本当かい?!ほら、バーダックはあんな男だから……悪い奴ではないんだけどあの性格だからね」

「まぁバーダックはなぁ……」

 

 嫁と親友からそんな扱いをされていいのかバーダック……そんなこともありギネとラカノンはご飯の準備をしていたが突如家の前から爆発音がする。

 何かと思い2人は外に出るがそこには血だらけのバーダックがそこにいた。明らかに焦った顔をしておりラカノンの肩に掴み掛かって話をし始めた。

 

「ラカノン!今すぐサイヤ人共に伝えろ!」

「おぉいちょっと待て!話が見えないって!」

「そうだよバーダック!いきなりどうしたんだい!」

 

 あまりにも焦っており主語が抜けているバーダック。基本冷静沈着な彼がここまで焦っているのも珍しくまずは落ち着かせて話を聞く事にした。

 

「どうしたんだいバーダック、メディカルマシンで回復していたんじゃ……」

「時間がねぇ……!今すぐみんなに伝えろ!フリーザ達は俺らを裏切った!!!

「はぁ?!何言ってんだよバーダック?!」

 

 息も絶え絶えのバーダックから放たれる言葉は主人の裏切り、んな馬鹿なと切り捨てたいところだが……身体中血だらけの親友の剣幕は嘘を言ってないと直感してしまう。

 

「いや、お前がそう言うってことは本当のことなんだな……分かった、信じるぞ!」

「礼は言わねえぞラカノン……!」

「気をつけて行くんだよ!」

 

 そしてラカノンとバーダックは飛んでいってしまう、ギネは集落のサイヤ人達に伝えるために残り2人は仕事をしている仲間達に伝えるべく宮殿へと飛んでいく。

 しかしどんなに話しても周りのサイヤ人達が信じることはなかった、むしろ笑い飛ばされこちらが心配されるレベルだ。

 

「くそ、誰も信じやがらねぇ……!」

「いきなり信じろって言う方が無理なんだろ……くっそーもう時間もなさそうだ……!」

 

 そしてラカノンは上を見上げる、バーダックもつられて上を見るがそこにはフリーザ達の巨大な宇宙船がこちらに向かっているのが目視できた。

 

「ちくしょう……ッ!フリィイイイイイイザァアアアアアアッ!!!!!」

「ちょ、待てよバーダック!行くしかねぇか……!」

 

 二人は宇宙船目掛けて飛んでいく、そしてあと少しというところで宇宙船から大量のフリーザの部下が降りてくる。

 どうやらサイヤ人達のスカウターを通して2人が邪魔をしにくるのに気付いたからだろう。

 

「邪魔だァ!」

 

 バーダックは叩き上げの戦闘センスでスピードを落とさず全て叩き落として行く、そして──

 

「オラオラオラァ!」

「くっなんだこいつ!」

 

 バーダックの死角から攻撃をしようとするアプール達をエネルギー弾で的確に撃ち落としていく、そしてバランスを崩した所を更にバーダックが潰していくためほぼ無傷でフリーザの元へと辿り着くことが出来た。

 

「フリーザァ!出てきやがれぇええええええ!!!!!」

 

 フリーザが乗っている宇宙船に向かって大声で叫ぶバーダック。そんな彼にまた一撃を入れようとフリーザの部下が寄ってくるが烏合の衆である、統率の取れてない軍団などその程度ものだ。

 

「俺は貴様が許せねぇえええええ!!!!!」

「おーらよっと!!!ひっつこうとしてんじゃねぇ!

 

 そしてラカノンもまた周りの敵を殴り、蹴り、エネルギー弾を駆使して撃ち落としていく。

 戦闘経験の少なさゆえに動きは荒削りだが今この状況では問題ない、そう、今のこの状況では──

 

「うるさい猿共がいますねぇ……私はあなた達に用はないのですが?」

「俺達はあるんだよ!何故サイヤ人を滅ぼそうとするんだ!」

 

 ラカノンに言われフリーザは考える素振りを見せる。少し経ったあとその口角を上げていやらしい笑みを浮かべながら言い放つ。

 

「そうですねぇ……貴方たちはもう用済みです。これで満足でしょうか?」

「な……?!」

「そんな理由で……!」

 

 火に油を注ぐように、挑発するように宇宙の帝王は言葉を発する。

 そしてその挑発はまさに成功してしまう……バーダックの額には青筋が、ラカノンの腕には余りの怒りに血管が浮き出るほどの力が込められるのが見て分かる。

 

「ふざけやがって……!」

「貴方たち猿は扱いにくいんですよ、ドドリアさんやザーボンさんを見習って欲しいものですねぇ?」

 

 

 

「これで・・・全てが変わる・・・!」

「バーダック・・・?」

 

「この惑星ベジータの運命・・・」

 

手に大きなエネルギーの玉を作り出す

 

「この俺達の運命・・・」

 

更に密度が増してギュルギュルと大きな音が鳴り響く

 

「カカロットの運命・・・そしてーーー」

 

一気に質量がが増してそのエネルギー弾は輝きを増す

 

「貴様の運命もッ!!!」

 

「合わせるぞ!バーダックッ!!!」

 

ラカノンも両手にエネルギーを貯めて前に突き出す

 

「「これで最後だぁあああああああッ!!!!!」」

 

ラカノンとバーダックの合わさったエネルギー波は巨大なパワーとなってフリーザへと飛んでいく、しかしーーー

 

「ふふふ・・・ホーッホッホッホッ!!!」

 

「ん、なに・・・?!

 

「クソが・・・まさかフリーザの野郎これ程までに・・・ッ!

 

なんとフリーザが作った巨大な光球が2人の放ったエネルギー波をかきけしてしまった!

 

「へへっ・・・カカロットよぉおおおおおおおおおお!!!!!」

 

「くそ、こんなところで・・・っ!!!」

 

ラカノンとバーダックが巨大なエネルギー弾に飲み込まれてしまう、このままでは本当に死んでしまう、と思った矢先にーーー

 

「な、なんだこの黒いのは?!」

 

「ば、バーダック?!う、うわぁあああああああ!!!!!」

 

なんと後ろに発生した黒い渦の中に2人とも巻き込まれてしまう、しばらくたっただろうか?ラカノンの肩を優しくたたく影がうっすらと見える

 

「うぅ・・・バー・・・ダック・・・?」

 

「ばーだっく?もしかしてオラの事誰かと勘違いしてんのか?」

 

山吹色の胴着に身を包み特徴的な髪型の青年がそこに篭をしょって立っていた

 

「あ、あんたは・・・?」

 

「オラか?オラの名前は悟空!孫悟空だ!」

 

これがラカノンの物語、そしてバーダックの敵、フリーザを倒すまでの物語であるーーー

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