新解釈?ハイスクールDxD   作:挫梛道

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最初に…
①~③は、其々が全く別の、繋がりの無いストーリーですので、それを踏まえて読んで下さい。
それと、タグでも表しましたが、この作品はアンチ仕様ですので、そういう作風が好みでない人は、直ぐに引き返して下さい。
 
それから…②と③の序盤が何となく話が似てる気がしますが、それは気のせいです。
…絶対に気のせいなのDEATH!!
 



【スーパーリアル?ハイスクールDxD】
それが、現実。(笑)


【話の①】

 

「兵藤一誠君、元浜志寛君、松田沢利君。

君達3人を退学処分とする事が決まった。」

「「「な、何でですか?!

俺達が何をしたって言うんですか?」」」

「ハァ…もう良い、分かった。

君達が全く反省してない事が、良く解ったよ。」

その日の昼休み時間、駒王学園の理事長室にて、学園理事長直々に3人の男子生徒に退学処分が言い渡された。

その理由は、女生徒に対する更衣室での覗き行為や、学内での猥談等のセクハラ行為である。

 

どん…

 

「これは…?」

3人の内の1人、やや茶髪の少年が、理事長が机に置いた紙の束を見て質問。

 

「君達3人の迷惑行為に対しての、退学処分を求める嘆願書だよ。

学園殆んど全員の女生徒から出された物だ。

『君達を処罰しないのなら、自分達が学園を辞める』という内容の、ね」

「「「…………!!」」」

その答えに、学園にて『変態3兄弟』という不名誉な二つ名を冠している3人は、驚きで何も言えない。

 

「分かっているかい?

君達に着替えを覗かれ、ショックで不登校になっている生徒も居るんだ。

既に それ程の話になっているのに、加害者を擁護して、被害者を追い出す訳にも往かないだろう?」

「「「………………………。」」」

「確かに今まで厳重注意等だけで、停学等の重い処罰をしなかった学園側にも落ち度は有ったが、それを差し引いても君達の度重なる行為は酷過ぎる。

君達は『高が覗き程度で…』等と思っているかも知れないが、元より覗きという行為が、問答無用の一発退学でも おかしくない事柄だ。

とりあえずは君達は暫く、自宅謹慎してもらう。

後日 正式に、親御さんと共に処分について話す場を設けるから、異議申し立てが有るなら その時に言いたまえ。」

マンモス学園の理事長としては余りに若い外見の、紅髪の男が冷たく微笑んだ。

 

≫≫≫

 

トボトボ…

 

午後からの授業が始まる前、理事長から死刑宣告に等しい言葉を受けた兵藤一誠は無言で俯き、重い足取りで家路に着いていた。

既に学園から自宅に、退学処分の連絡が入ってるのは明らかな筈。

どの様な顔をして、どんな言い訳をすれば良いかを思考中だった。

 

「あちゃ~?

最高にorzってるっスね、あれ。」

「退学とやらになったから、仕方有るまい。」

そんな兵藤を、空の上から見下ろす4人の男女。

 

「…で、どうする?

これじゃ放課後に他校の生徒に化けて声を掛けるって計画は、失敗ね。」

「…今から声を掛ければ良んじゃないっスか?」

「お馬鹿!今の時間帯に声を掛けたりしたら、流石に怪しまれるわよ!…多分。」

「ぅ…」

背中から黒い翼を生やした男女が、兵藤を見ながら話す。

 

「ふん…そもそも恋人ごっこな茶番、最初から必要無かっただろう?

悪趣味なヤツめ。」

「クス…それもそうね。

もう さっさと…いや、町中は目立ち過ぎるか。」

「ならば催眠術を仕掛けて、人目の無い場所に誘導して殺れば良いでしょ?」

 

≫≫≫

…数日後、この町の外れに在る廃屋敷内にて、()()()()()をした少年が発見された。

これは少年が退学処分を言い渡されての苦悩からの決断と公式発表される。

そして その退学に至る経緯がインターネットでの匿名投稿等から明らかになり、少しの間 全国で話題となるが、直後に この町で起きた猟奇殺人事件、そして その数日後、やはり同じ町の廃教会から外国人少女の変死体発見の報道に関心が向けられ、忘れ去られていく。

そして それ等は実は全て、人に非ず者達が関与していた事とは誰1人として…以前から この町に住んでいた、別の人に非ずな者達すら…気付かぬ事だった。

 

 

 

【話の②】

 

ボワッッ!!

 

「ぎゃっ…

「「「「「イッセー?!」

       君?!」」

       さん!?」

       先輩!?」

駒王学園の旧校舎。

その一室の中で突如 一瞬、巨大な火柱が起ち、1人の少年 そのが獄炎に包まれた。

そして炎が消えた後に残ったのは、床の僅かな焦げ跡…それと8ヶの紅い兵士(チェス)の駒。

 

「ライザー!!

貴方、よくも可愛い私の下僕を!?」

それを見た この部屋の主である紅髪の少女が、ワインレッドのスーツを着崩しこなした、金髪の青年に詰め寄る。

 

「ん?リィ~ィアスゥ?見て解らないのか?

下級の転生悪魔の分際で、純血の貴族(オレ)に対して舐めた口を利いてくれたので、不敬者として処分してやっただけだが?」

それに対して金髪の青年…ライザー・フェニックスは、事無気に話す。

 

「で、でも!」

紅髪の少女…リアス・グレモリーが更に詰め寄ろうとするが、

「リアス…お前は下僕への教育が、全く出来ていない様だな。

名乗る前のヤツの態度は、大サービスで目を瞑ってやった。

しかし、俺が何者かを知った後も全く変えない あの振る舞いは、決して看過出来る事では無いぞ。

いくら何でも、『焼き鳥』は完全にアウトだろ?

だから、下級が貴族に上等な態度を取れば どうなるか、それを教えてやっただけだ。

それでも まだ文句が有るなら、グレモリー家として、フェニックス家に申し立ててくれ。

何なら お前の下僕の不躾を、此方から申し出てやろうか?」

「…………………………………。」

「尤も、どちらにしても『その下僕悪魔が悪い』の一言で、終わってしまうだろうがな。

それが今の冥界の、貴族社会だ。」

「………………っ!!」

それが正論なのか、ライザーの台詞に、リアスは何も言い返せない。

只々、無言で睨むしか出来なかった。

 

「ふっ、これ以上は此の場では、感情論しか出てこないだろう。

…今日は、引き上げだな。

おぃ、お前等…」

『はっ、ライザー様。』

 

ヴォン…

 

「10日後のゲーム、楽しみにしてるぜ。」

この後、ライザー・フェニックスは、同行させてきた15人の少女達と共に、魔方陣転移で この部屋から姿を消した。

 

≫≫≫

…そして その10日後の夜、この2人の婚約披露パーティーがリアスの実家で開かれ、滞りなく終了するのだった。

 

 

 

【話の③ 】

 

バゴォッ…!!

 

「な…っ?!」

 

6月の ある日のオカルト研究部部室。

怒りの形相で放ったリアス・グレモリーの滅びの魔弾が、部室に訪れていた蒼髪の少女に直撃。

これにより少女は、膝から上が完全に消滅。

只 残った2本の脚部だけが、倒れる事無く立ち尽くしていた。

 

「な…何をするのよぉっ?!!

何の心算なの? 一体 何を、考えてるのよ?!」

これに もう1人、オカ研部室を訪ねていた少女が、怒りの形相でリアスに問い詰める。

 

「何を…って、正当防衛でしょ?

先にアーシアを聖剣で殺そうとしたのは、そっちの娘よ?

私は ただ、自分の大事な下僕を護っただけ。」

「くっ…!」

それに対するリアスの応えに栗髪をツインテールにした教会から…いや、天界からの遣いの悪魔祓い(エクソシスト)の少女、紫藤イリナは何も言い返せなかった。

事の起こりは、天界の遣い2人がリアスの元に、これから駒王町で起こり得る厄介事の報せと、それに対しての悪魔側の不介入の要請に訪れたのだが、その際その遣いの内の1人が、リアスの下僕の少女に聖剣を向け、断じようとした事だった。

 

「と、兎に角これは、上に報せるからね!」

「どうぞ御自由に。

でも、きちんと『悪魔に対して一切の攻撃を加えないという神への誓いを破り、先に攻撃を仕掛けてしまいました』って言って頂戴ね?」

「~~~~~~~~っ!!」

更に去り際の負け惜しみな台詞も、簡単にあしらわれ、結局 紫藤イリナは顔を歪ませ、部室を後にした。

 

「あ、ちょっと!

この貴方の相方さんの脚、一緒に持って帰ってよ!

部室(こんなとこ)に置いて行かれても、邪魔なだけなんだけど?」

 

≫≫≫

「…それで部長、どうするんですか?」

「堕天使幹部が聖剣を持って、この町に潜伏…」

「どうするも こうするも無いでしょ!

コカビエルが何を企んでいるかは知らないけど、絶対阻止よ!!

先ずはソーナとも連携して、情報を集めるわよ!」

「「「「「はい、部長!」」」」」

 

▼▼▼

それから数日後、深夜の駒王学園。

 

「「ま、魔王様!?」」

リアス眷属、そしてソーナ・シトリーの眷属達が学園に赴いた時、彼女達を学園正面門で待っていたのは冥界四大魔王の1人、アジュカ・ベルゼブブ。

 

「何って、それは此方の台詞だよ。

天界の遣いが君達を訪ねてきた件、何の報告も無かったからね。

此方で勝手に調べさせてもらったら、コカビエルが この町で…今から学園(ここ)で、何か大事を仕掛けようって云うじゃないか?

堕天使幹部が君達の手に負える事が無いのは分かりきった事だから、俺が彼等と一緒にに出張ってきた訳だよ。」

「こ、皇帝?」「ま、魔術師!」

そう言う魔王ベルゼブブの後ろには、彼の眷属が。

そして更にはレーティング・ゲームのトップ・プレイヤー2人と、その眷属(チーム)が勢揃いしていた。

 

「…しかし、どうやらコカビエルはグリゴリとは関係無く、単独で動いていた様だね。

配下の堕天使は全く居らず、仲間は人間が2人だけか。

流石に これは、オーバーキルだったかも知れないな?」

 

≫≫≫

…その後、アジュカ・ベルゼブブの言葉通り、如何に聖書に名を記した堕天使の幹部と云えど、魔王と魔王が喚んだ精鋭には簡単に屈してしまう。

 

「さて、リアス・グレモリーとソーナ・シトリー。

今回の件…何故 上の方に、何の報告も連絡も相談もして来なかったか、聞かせて貰おうか?

まあ、あの()()()()共に知られたくなかったのは何となく解るが、それでも別の誰かに報せる事は出来た筈だ。」

「「うぅぅ…っ!」」

この後、リアスとソーナは魔王から、散々とOHANASHIされたと云う。

…結論。報告連絡相談(ほうれんそう)は、大切である。

 

 




 
あくまでも『ガルーダ』の筆休めで書いた小説だから、続きませんよ?
 
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