今回はかなりショッキングな内容となっております。
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【グロ注意】焼き付く景色は無い目に浮かぶ
バキリ。
虚空にゲートが浮かぶ。
日本から3045km離れた国家、中華人民共和国。復興しかけているデカくてアカいガキ共の国だ。
その上空にある男がいた。
ウルトラマンアバドンである。
「……」
アバドンはゲートを開く。
「行ってこい」
そこから降りてくるのは無数のゼットン軍団。
アバドンは宇宙恐魔人 ゼットを呼び出したのだ。
「ゼットンたちなら殲滅してくれるだろうよ」
アバドンは、右目のあった場所がむず痒くなってきた。義眼を外した。すると、そこからどす黒く粘性の高い液体がボトボトと流れてきた。
それはゼットン達に降り掛かる。
ゼットン達はどんどん強化され、その力を最大限発揮する。
「
「
「
「
「
エトセトラ、エトセトラ。
口々に喚く中国人を見て、アバドンはゲラゲラ笑った。
俺の目を抉ったアイツらが悶え苦しんでいる!
アバドンは笑いながら思い出していた。
嫌韓・嫌中へと傾いたあの時の事を。
自身がここまで歪んだ原因の一つを。
あれは何年前だったか。
そうだ、あれは約70年近く前だ。
第二次世界大戦に参加した彼は、確かに戦果を上げていた。
ジリ貧ではあった。しかし、アバドンは、いや慎太郎は着実に敵兵を殺し続けていた。
……そして待っていたのは、終戦。
互いの痛み分けで終わったが、両者の中にはある懸念が残っていた。
その数ヶ月後、アメリカ合衆国は実験出来なかった核兵器を何とかして実験しようと、結局は沖の方で爆発させてしまう。
そこに巻き込まれた日本人は皆死んでしまった。
慎太郎は悲しんだ。
両眼から涙を流した。
慎太郎は、失意のまま町をフラフラと歩いていた。
「……美味しいものが食べたい」
数ヶ月くらい前までは焼け野原であった日本国は、だがしかし人々の熱意をもって蘇りだしていた。闇市はまだあるが、しかし人々には活気があった。それはまるで不死鳥のようだった。
慎太郎はそれを見て、感心していた。
日本人にここまで根性があるとは思っていなかった。
戦争の終結で消えたはずだったろうに、そう思っていた。
そうして、慎太郎はひとつ曲がり角を間違えた。
道を考えていればよかったのやもしれない。いや、そういう運命だったのだろう。
かくして、慎太郎の不運が始まるのだった。
「……うげ」
酸っぱい匂いがした。漬け込まれたキムチの匂いだ。中国と韓国の匂いだ。溜まりに溜まったストレスの匂いだ。
慎太郎は足早に抜け出そうとした。
慎太郎は飛ぼうとした。
その時、慎太郎は後頭部を何かで殴られた。
ゴキャッ。
そんな音がして、慎太郎の意識は刈り取られたのだった。
「
うう。
慎太郎は目を覚ました。
チョェ……なんだ? ぷももえんぐえげぎおんもえちょっちょっちゃっさっ?
韓国語には疎いのだ。
「……! おい、何をする気だ貴様! このっ、外せ!!」
慎太郎は身をよじらせて逃げようとした。
力を使えばいいと言うのに。だけれども、何故か慎太郎は動けない。
慎太郎は気付いた。
両腕が折れたことに。
「っぐ、ぅ、!! てめぇ──ッ……アガァッ!?」
「
「何が目的だ!」
「
その手にはスプーンのようなものが握られていた。
勢いよく突き出される。
慎太郎は何とかして回避した。
そのうち、慎太郎の頭はしっかりと掴まれた。
慎太郎は抵抗しようにもできなかった。念力を組み、何とか吹き飛ばそうとした。しかし。
「ウルトラ念力が使えないっ」
特殊な結界でも張られているのか、慎太郎はウルトラ念力を使えなかった。
スプーンのようなものが慎太郎の眼窩に侵入する。
「い゛ぃっ!!!」
慎太郎の目はカッと開かれた。
グリグリと視神経をえぐる感覚がして、慎太郎は吐きそうになった。
何分も苦しめられ、慎太郎は抵抗の意を失った。
ぐぼっ。
そんな音と大量の血液とともに、慎太郎の右目は抜き取られた。
慎太郎は思った。
まだはめ込めば行けると、そして取り返せると思った。
それは無駄な思考であった。
目の前で慎太郎の目玉が喰われた。
慎太郎は思い出した。
中国人は『四本足の物は椅子と机以外、二本足なら人間であろうとも食う生命』ということを。
そして、大日本帝国海軍時代の慎太郎の戦友の娘が、韓国人に嫐られ、殺されてしまったことを。
「あっ……」
慎太郎は、右の眼窩から血液をどばどばと流しながら折れた腕を伸ばそうとした。
ふつふつと湧き上がる怒り。
そして慎太郎の中で、ある等号が成立した。
中国人=忌むべき悪=殺していい
朝鮮人=忌むべき悪=殺していい
日本人=守るべき光=殺してはいけない=保護対象
慎太郎の頭の中に黒が侵食していく。
身体が熱い。燃えるようだ。
それは自身に課せられた鎖を容易く引きちぎった。
「う……お……!」
「??」
「殺してやら゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ゛!!!!! このド腐れキチガイ下衆土人共゛め゛がぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ゛!!!!!」
そこに居たのはウルトラマンなんかじゃあない。
復讐鬼だ。
友の娘を殺した種族への復讐。
許せない。
これは、本人からしたら正当なる反撃である。
ウルトラマンによく似た悪魔は、まず真っ先に中国人の左腕を引きちぎった。
ぐちゃぐちゃと音を立て、その悪魔は腕を食った。そして、不味いと言わんばかりに顔に肉塊をぶちまけた。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
その悪魔は、次に男の目玉を手で抉ろうとした。
ぐぢゅっ、という嫌な音が鳴り響く。
果たして男は目玉を抉られ、首の骨を折られて死んだ。
逃げ出そうとした女の背中に何度もナイフを突き立てた。
更に悪魔は空間を歪めた。
逃げようとした男のまたぐらを噛みちぎって吐き捨てた。
奇跡的に男性の象徴は無事だった。代わりに、韓国人の脚から先は消えた。
そしてその脳髄めがけ、鋭くなった舌を刺した。
こっそりと逃げようとした男の身体をぶん殴る。
そしてバランスを崩したところに、悪魔は九四式拳銃を放った。
殺人鬼だ。
あとには、血の匂いが立ちこめる部屋でしかなかった。
悪魔の右目は無くなった。
仕方が無いので、平行世界へと飛んだ。
科学の発展した世界線で、その悪魔は義眼を注文した。
その義眼はその悪魔専用の物となった。
そうしていく内に、その悪魔は人らしい意識を取り戻した。
義眼を隠すために髪を長く伸ばした。
そうして、慎太郎は日本贔屓へと変貌した。
「キャッハハハハハ!! ゲッハハハハハハハハハハハ!! ああぁ──────懐かしいなぁ──────!!!! ざまあねえぜ劣等民族がよォ──────ッ!!!!」
アバドンは笑った。
復興しかけていたハズの国は焼き払われた。
周りからはアバドンは漆黒の闇の塊にしか見えていない。例え長年連れ添った親友にもだ。
「ゲッハハハハハハハハハハハ!!!!」
悪魔の哄笑が響き渡った。