でも私の技術だとこれが精一杯です。
それと、みなさんは美術館に行ったことはありますか?私は1回か2回だけですがあります。今なら昔より楽しめるだろうからまた今度行きたいですね。(隙自語Part2)
では、どうぞ。
「ふーん。ここが美術展会場か。」
普段だったら来ないであろう美術館。そこで美術展は開催されていた。正直どこかのホールを借りてやるものだと思っていた俺は、チケットを確認した時は驚いたものだ。
なんてことを思いつつ時計を見ると、9:50くらいを指していた。開場まであと10分ほどあるし、いの一番に入って作品を見たい訳でもないのでのんびりと外観を見て回ることにした。ネットで調べた限り小〜中規模な美術館のようだが、周りの公園のようなところにはオブジェやベンチが置いてあり、のんびりと大分できそうな場所のようである。
程なくして自販機を見つけたのでどんな飲み物があるか覗いて見た。ラインナップはよくある自販機と変わらないが、塗装がモノクロの漫画のような絵がびっしりと描かれている、あまり見た事のないものだった。そんな自販機に驚きつつ俺は紅茶とお茶、それにスポドリの3本を買う。正直ドラッグストアやスーパーの方が断然安いが、まぁ思い出料金ということでいいだろう。
「しかし、飲み物三本追加は少し重いな……。つい買っちゃったけど大丈夫か?これ。」
普段ならこんなに買わないであろう飲み物を持ちながら、俺はついに美術館の中へと向かう。
初めて見に来たとは言え、いや初めてだからこそ他の人の迷惑にならないように気をつけねば。これで変に注意をされたりでもしたら親に迷惑をかけるかもしれないからな。
なんてことも思いながらフロントの人にチケットを渡してどこへ向かえばいいか聞く。
話を聞くと、どうやら1階と2階を展示スペースとして使っており、1階に入口があるようだ。チケットはそこの受付に渡してくれと返された。そこまでの道もそう遠くないらしく、目の前の道を真っ直ぐ歩くと大きな立て看板が置いてあり、そこが入口らしい。それでそこの看板に書かれているのは
【ワイズ・ゲルテナ展】
「ここが……入り口か。」
俺の目の前にはそこそこ大きな扉が静かにその口を開いている。この奥に様々な美術品が飾ってあると考えるとこの大きさなのも頷ける。
しかし、それ以上にこの扉から感じるプレッシャーは大きいものがある。まるでここから引き返せと最後通告をされている気分だ。それ以上進むと俺にとって良くないことが起こるぞ……と。
だけどここで止まる訳には行かない。なんでかは分からないが、止まっては行けない。そんな気がする。
そんなこんなしていると中の受付の人が訝しげにこちらを見つめてくる。その視線になんだかいたたまれなくなり、俺は会場入口を……くぐった。
急いで受付に向かうと、先程こちらに視線を投げていた初老くらいの男性が物腰柔らかな対応を見せていた。
「ようこそおこしくださいました。こちら、【ワイズ・ゲルテナ展】の会場となります。チケットはお持ちでしょうか?」
「あ、はい。」
始めて来る、あまり来慣れていない雰囲気の場所に少しビクビクしつつも俺は受付にチケットを渡す。チケットはちゃんと使えるものだったようで、チケットの半券と栞のようなものを受け取った。
「あの……。こういうところに来るのは初めてなんですが、禁止事項などは有りますか?」
俺がそう聞くと受付の男性は懇切丁寧に説明をしてくれた。
どうやら、基本的にどこの美術館も飲食及び美術品の写真撮影は宜しくないらしい。
まぁ、メインとなる美術品が痛んだり美術品の価値を損なわないようにするためだろう。
ただ、
「初めてだからといってそんなに肩肘張らずに、リラックスすると楽しめますよ」
と言われた時には入口前で固まっていたことを暗に言われていると思い、とても恥ずかしくなった。本当は
「違うんです。本能が警告していたんです。ここには立ち寄るなって。」
と否定したかったが、それを言ったところでまた痛い子みたいな反応が帰ってくるだけだろうから、曖昧な相槌を返した。
何やかんやがあって、漸く美術展会場の中に入ることが出来た。ここにはゲルテナが生涯にわたって作り上げてきた彫刻や絵画などが多数展示されているらしい。パンフレットにはそう書いてある。
どうやらパンフレットを見る限り1階は絵画中心、2階はそれに加えて彫刻なども展示されている様なのでまず1階を見て回ろう。
イヴたゃと出会うどころか原作本編のいっちばん最初で終わっている事実
コンナハズジャナイノニ-
美術館の禁則事項は適当にこれだろうと書きました。全て憶測です。それと作品に触っては行けないのは常識だと思ってこの主人公は触れていません。皆も作品には触っちゃダメだゾ!イヴちゃんとの約束だ!
ちなみに私は、どこかにあるどの作品でも触っていい美術館に行きたいです。どこにあるか忘れたけど。(隙自語Part3)