星7評価:りんご食べたいさんありがとうございます!
正直評価を貰えるどころかまずUA5000超えるとは思ってませんでしたし、なんならここまで話が続くとは思ってませんでした。
これからも頑張って執筆していくのでよろしくお願いします!
では、どうぞ。
俺はなんとも誇らしげにギャリーの方へと向き直ると彼はとても悔しそうな顔を隠す素振りも見せずに此方を睨んでくる。……うん、確かに対立してた時は売り言葉に買い言葉だったけど俺としてはパスを打ち込み終わって結果が出た時点で少々終わってる話だし、ちょっとイキってドヤ顔を見せたけどそこまで根に持つようなことだとは思ってなかったからただただ驚いている。あまり大きな年齢の差は無いのかもしれないけど仮にも高校生相手に大人気ないぞギャリー。
まぁ取り敢えず両方とも鍵が開いたという事でどちらから先に探索するか考えるがどうせ両方とも入る訳だしそれならばどちらから入ってもきっと同じだろうという事で、まず先に開けた右側の扉から入って色々と見て回る事に。
「この部屋には何があるかねぇ。……めぼしいものは何も無いか。まぁ花瓶があることがわかっただけ御の字って所かな。ギャリー、あの張り紙なんて書いてある?」
「わざわざアタシに聞かなくてもいいじゃない……。全く、見てくるからちょっと待ってなさい。」
『作品にはお手を触れぬよう お願いいたします 万が一 美品や作品に何らかの損害を 与えた場合は あなた をも 賠 させ ます』
「……所々の文字が抜けてるけど、あまりいい内容が書いてある訳では無いわね。まぁ物とか壊さないように行きましょ?」
ギャリーはそう言うとこちらに戻ってくる。その時の表情は流石に今まで通りに戻っていたが、俺と交わす言葉の節々にはまだ不機嫌さが滲み出ているのは俺の気の所為なのだろうか?
あとこの部屋に残っているものはそんなに大きくない本棚がひとつくらいだろう。この部屋の家具の少なさを見ていると、なぜこんな部屋が存在しているのかがわからなくなる。まぁ今まで通ってきた部屋にあった小部屋全てに意味があったかと聞かれるとちょっと首を傾げざるを得ないが。
「お兄さん、わたし本棚見てくるね。だからお兄さんとギャリーは休憩してて。」
「いや流石にイヴちゃん1人に任せる訳には行かないよ。俺も手伝うからぱぱっと終わらせちゃおうか。」
「流石にこの大きさを3人で物色とかは出来なさそうね。アタシはのんびりと待ってるわ。2人とも頑張ってちょうだいね。」
ギャリーからの言葉を背に受けながら本棚を覗いてみると、そこには背表紙に何も書かれていない本がズラっと並んでいた。その中にもなにかないだろうかと再び探し始めると1冊だけ背表紙にタイトルの書いてある本が見つかる。
「えーっと……『楽しい毎日』?これは何について書いてあるんだか……あまり欲しい情報はせられなさそうなタイトルだ。」
俺はそう思いながらゆっくりと読み進めていく。
『美術館は ちょっと不気味な遊園地 おかしなものが たくさんあるのよ』
『ここで遊んでいると あっという間に 1日が 終わってしまうの』
『とっても 素敵でしょう? だからあなたも ここにいれば?』
『大丈夫 みんなが いるから』
あー……またこういう奴ね。これもどうせイヴちゃんに向けて書かれたものだろうけど残念ながら本人は外に出たがっている上に、俺的には今まで楽しい事が一回もない事からきっとイヴちゃんは今でも帰りたいと思っているんじゃないかと考えている。
とりあえず2人が本を読んでいる間部屋の壁になにかギミックや隠しメッセージがないかを念の為確認してみるが、やはりそんなものはある訳もなく。俺達は早々に隣の部屋へと向かうのだった。
これから当分は金曜日がお休みなので週一にしようか迷ってます。ただ以前も書いたかもしれませんがそうした場合10周年までに終わらないだろうと言う確信があるので迷ってます。
どうしましょうかね。