テイルズオブフィナーレ2   作:モニカルビリッジ

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第2話

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

運転手「ん………?」

 

 

助手席の男「どうした?」

 

 

運転手「今なんか後ろの方で音がしなかったか?」

 

 

助手席「音?

 どんな音だ?」

 

 

運転手「なんか………何かが上に落ちてきたような………。」

 

 

助手席「そんな音したか?」

 

 

運転手「した気がするんだが………。」

 

 

助手席「ちょっと止めろよ。

 俺が見てきてやるよ。」

 

 

運転手「あぁ………。」

 

 

 トラックを運転していた男がトラックを止めて助手席の男がトラックから降りトラックの周りを確認した後にトラックの上まで確認する。

 

 

助手席「………何かが乗ってきたってことはないか。

 枝にでも当たったんじゃないか?」

 

 

運転手「そんな音じゃなかったと思うが………。」

 

 

助手席「って言っても何も無いぞ?

 気にしすぎなんじゃないか?

 それよりもさっさと荷物運び込もうぜ。」

 

 

運転手「………あぁ。」

 

 

 男達はその後何事も無かったかのようにトラックを発進させる。密かにトラックの()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悠人「(意外に勘のいい奴がいたな。

 音は殆ど立ててなかったんだが………。)」

 

 

 車輪と車輪の間に掴まった悠人を乗せたトラックはそれから工場の中へと入っていく。一先ずは工場への潜入を果たす悠人。悠人のことを運転手達は最後まで気付くことはなかった。悠人は隙を見てトラックを離れて工場内を人の目を掻い潜って散策を開始する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……………………………………………………………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悠人「(外からじゃ分からなかったがここは工場と言うよりも何かの研究施設みたいだな………。

 一体何を研究してるんだ………?)」

 

 

 悠人が建物の中を見た結果の感想はそんなものだった。外観は工場を装ってはいるが中の造りはオフィスや実験室と思われる部屋が占めている。

 

 

悠人「(ここは………気象観測………?

 こっちは………科学実験………。

 ………全く統一性が無いし別にこんなところでもやらなくていいようなことばかりだな………。

 ………多分だがここはまだ外と同じで()()()()()()()()()に違いない。

 

 

 本命はまだこのどこかに………。)」

 

 

 悠人は工場の秘密を探っていた。悠人のここまで来た目的は二つある。

 

 

 一つは十年前に保泉市に何が起こったのかを調査することだ。過疎化していたとはいっても保泉市には町民を管理する役場があった。しかし十年振りに訪れたこの島にはそれが無くなっていた。ここは既に一般人が住むことは出来なくなっているのだ。外国の企業に買い取られてからはその企業に属する者しかここには出入り出来なくなっている。悠人はここでその企業が何をしているのかを調べに来た。

 

 

 そしてもう一つが()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。実質それが一番重要な目的で十年前から父を含めた保泉市の住人達の行方が分からなくなっていた。叔父に訪ねても叔父は保泉市に関わるなと言われ何も教えてはくれなかった。人が大勢行方不明になったというのに叔父は警察に捜索願いも出さずに知らんぷりを通した。後で分かったことだが悠人と同じく上京していた同郷の者がいたらしいのだがその人物も保泉市について調べていたことまでは分かったがその後行方が消えた。今その人物が生きているのかさえも分からない。

 

 

悠人「(間違いなくここには何か秘密がある。

 国もここに関してだけは何故か監査の目が甘い気がする。

 ………国もここのことについては一枚噛んでるんだろう。

 

 

 保泉市のことは俺が直接調べてみるしかない。)」

 

 

 警察も頼れない以上は悠人は独自に調べあげるしか手はなかった。悠人は保泉市の住人達がどうなったのかを調べるために住人達が最後にいたとされるこの島に戻ってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悠人「(………それにしてもこの建物………それなりに大きくて広い割りには人が全然いないな………。

 これだけの建築物を建てて何でこんなに人が………、

 

 

 ………!)」カツカツ…、

 

 

 悠人が建物の中を徘徊し人の気配の少なさに疑問を抱いていた丁度その時に廊下の奥から二人程の足音が近付いてくるのが聞こえてきた。直ぐ様悠人は物陰に隠れてやり過ごそうとする。

 

 

悠人「(…ここの職員か………。

 鉢合わせするのはまずいな。

 あの二人が通り過ぎるのを待って………、

 ………!?)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タタタッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 悠人は何を思ったか二人の職員の元へと走り出す。自らが不法に侵入している身であることを忘れて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん?

 何だ君は?

 どこから入ってきた?」

 

 

「勝手に入っちゃ駄目じゃないか。

 どこの子「()()()()!()!()()()()()!()!()」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悠人「俺のこと覚えてませんか!?

 俺鈴木悠人です!

 昔この辺りに住んでた“鈴木陽人”の息子で加藤さん達のことを探しに来たんですよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 廊下から歩いてきた二人は悠人の知る人物達であった。彼等は十年前に保泉市に住んでいた町人達だったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

加藤・服部「「………」」

 

 

 

 

 

 

悠人「御二人はこんなところで何をしてるんですか!?

 他の保泉市の人達もここで働いてるんですか!?

 一体十年前にここで何が「君は………。」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

加藤「………ただの不法侵入者じゃなさそうだね。」

 

 

服部「その口振りだと保泉の()()()()か。

 それなら黙って帰すわけにはいかなくなったな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メキメキメキメキ………!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悠人「なっ………!?」

 

 

 目の前で加藤と服部の体が変化していく。肌色の皮膚が青白くなっていったかと思えばどんどん今度は黒色に染まりやがて半液状になった。

 

 

 

 

 

 

加藤?「君も馬鹿だなぁ………、

 こんなトころにたった一人で乗り込ンデクルナンテ………。」

 

 

服部?「十年前ぐらい前はまだ結構イタけどね。

 もうココに来るヤツなんてイナクなったんだト思ってたヨ………。

 でもそれもコイツデサイゴカナ………。」

 

 

 液状の体がやがてまた人のような姿を形成していく。しかしその体格は最初の人の体格から二まわりは大きかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悠人「………何だこれ………。

 一体何でこんな………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 悠人の目の前でまるで映画のワンシーンのような人が怪物へと変身するシーンが繰り広げられていた。悠人はそれを呆然と眺め続けることしか出来なかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

異形の怪物達「「ブオオオオアアァァァァァッッッ!!!!!!」」

 

 

 

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