テイルズオブフィナーレ2   作:モニカルビリッジ

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第7話

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

妖怪(モルモット)「ゴアアアアッ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイナ「鉄砲雨。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ズドンッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

妖怪「クギャッ…!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドサッ!

 

 

 

 

 

 

 レイナが妖怪と呼んでいた怪物をレイナはあっさりと最初に見せた水の弾で撃ち抜き殺す。

 

 

 

 

 

レイナ「………さぁ、

 進みましょう。」

 

 

悠人「………」

 

 

 上階に向けて進み出す悠人とレイナ。二人が上階に進むにつれて妖怪達の出現する頻度が増えていく。レイナはそれらの障害をまるで羽虫を振り払うかのように瞬殺していく。

 

 

レイナ「………どうしたの?」

 

 

悠人「………お前は本当に何者なんだ………?

 どうしてお前にそんな力が………。

 ………ここにいる奴等とお前は同じ妖怪ってやつなのか?」

 

 

レイナ「さっき言わなかったかしら?

 ここでそんなことを説明している暇はないって。

 ここから出たら教えてあげるから今は先に進むことだけに集中しなさい。」

 

 

悠人「………」

 

 

レイナ「………そんなに気になるなら一つだけ答えてあげる。

 

 

 ()()()()()

 ここにいる奴等と同じ。

 私の場合は元はハーフエルフって種族だったけどここの奴等とは別に他に始祖精霊ウンディーネと同化しているおかげでウンディーネとしての力も扱えるの。

 他の奴等には精霊の力は無いわ。」

 

 

悠人「そのウンディーネってのが何なのか分からん………。

 ゲームとか漫画とかの創作物でよく聞く名前だがそれが本当にお前の中に………?

 それにモルモットってのも………。」

 

 

レイナ「精霊は実在するわ。

 貴方みたいな普通の()()()()には精霊を認識することが出来ないだけでこの世界にも精霊はいるの。

 私と同化しているウンディーネはこの地球上で生まれた精霊じゃなくて()()()()()()()()()()()()()()()()()()だけどね。」

 

 

悠人「アッ、アインス………?

 ヒューマ………?」

 

 

 レイナと話していると次々と専門用語が飛び交い余計に訳がわからなくなる悠人。

 

 

レイナ「ヒューマは貴方達人間のことよ。

 私はエルフである父とヒューマの女の人の間に生まれたの。

 だからハーフエルフ。」

 

 

悠人「エルフについてはなんとなくゲームとかでは知ってるがあれだよな………?

 寿命が人の数倍はあるっていう………。」

 

 

レイナ「そうね。

 貴方達ヒューマが百年前後しか生きられないのに対してエルフは寿命がその十倍の千年はあるわ。

 ハーフエルフである私もね。」

 

 

悠人「エルフってのはお前の父親以外にもこの地球のどこかにいるのか?

 今までエルフが実在するなんて聞いたことが無かったが………。」

 

 

レイナ「私がこうして実在してるんだからいるって思わないの?

 

 

 ………って言っても数はそんなに多くはないわ。

 精々()()()()()()()()ってところね。」

 

 

悠人「精々十人?」

 

 

レイナ「私も正確な数は把握してないの。

 会ったことは無いけど私の父には兄弟がいるの。

 王位継承権第一位から第八位までね。」

 

 

悠人「アインスってのもそうだがその王位継承権ってのは何だ?

 エルフに王がいるってのか?」

 

 

レイナ「さっきから質問ばかりね。

 あんまり煩いようなら貴方を置いて私一人で進むけどいいの?」

 

 

 質問攻めをする悠人にとうとう面倒になったのかレイナは一人で先に行こうとする。それを悠人は追い掛けた。

 

 

悠人「悪かったよ。

 もう質問はしない。

 これでいいか?」

 

 

レイナ「宜しい。」

 

 

 それからは悠人もレイナも黙ったまま建物の中を突き進み出口へと向かった。道中怪物………もとい妖怪達の襲撃があったがそれらは全てレイナが捌いていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……………………………………………………………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

保泉市 林道

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイナ「ここまで来れば大丈夫そうね。」

 

 

悠人「………」

 

 

 悠人とレイナの二人は無事に外まで脱出することが出来た。門にも警備の者らしき人物がいたが悠人達を見付けた途端妖怪に変化したためレイナが撃退した。門の外に出て先ず二人は追跡を避けるために林の中へと身を隠した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ズキ………ズキ………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悠人「………ッ………。

 ………ハァ………ハァ………。」

 

 

レイナ「どうしたの?

 そんなに息を荒くして。」

 

 

悠人「ハァ………何でも………ねぇよ。」

 

 

レイナ「………そうは見えないけど。」

 

 

悠人「ハァ………………ッッ!

 ………。」

 

 

 

 

 

 

 悠人は苦しげに顔を歪める。建物に入ってからというもの悠人は急に体調を悪くしていた。より正確には()()()()()()()()()()()()()()()悠人は自身の体に違和感を感じていた。

 

 

 

 

 

 

悠人「(…何だ………。

 体が思うように動かしにくい………。

 風邪をひいた時のように熱もある感じだな………。

 さっきの化け物に突き飛ばされたせいでどっか痛めたのかと思ってたがそうじゃないらしい………。

 俺の体はどうなってるんだ………。

 腕の痛みもだんだん酷く………。)

 ………ハァ………ハァ………!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイナ「………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガササ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 悠人が苦しみに呻いていると二人の近くの茂みから何かが蠢く音が聞こえてきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悠人「!」

 

 

レイナ「ねぇ………貴方もしかして「グオオオオオオオオオオアァァァァァァァァァァァァッッッ!!!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドゴォンッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 何かの雄叫びが聞こえたと思った時にはレイナの姿が消えていた。代わりにそこには何かの毛深い動物の腕らしきものがあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ズザザザザザ………!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悠人「!

 レイナ……!?」

 

 

 

 

 

 

 一拍遅れて悠人の後方で何かが引き摺られるような音が聞こえた。見るとそこにはレイナが地面を抉るようにして倒れていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ガウゥゥアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悠人「……!!?」ビリビリビリ……!!

 

 

 

 

 

 

 いつの間にか悠人の側には象程もある大きな体の()()()()()()()が立っており腕を振り上げながら島中に聞こえるような咆哮を響かせていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ズキ………ズキ………!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悠人「(………こんな時だっていうのに体が………、

 この状況を常人の俺がどうやって切り抜ければいいってんだよ………。)」

 

 

 

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