【エリアA-2鹿目家 1日目 深夜】
気がつくと彼女、福丸小糸は誰かの私室にいた。
薄ピンクの壁紙にぬいぐるみもあり、彼女と同じ少女の部屋だろう。
しかし彼女にとってはどうでも良かった。
(人が、人が死んじゃった……)
バタバタと毒で倒れていく男達を見て平常心を保てる程彼女は血生臭い事柄に縁があるわけでは無いのだ。
縁があってもダメな人はダメだろう。
むしろ風摩キリトの様な者やこの状況を利用しようとする図太さやこの状況で冷静に振る舞えるフォラスらの様な奴らが異常とさえ言えよう。
(兎に角、兎に角どうしたら…)
身体をキツく抱きしめると制服の上着に何かが入ってるのに気付いた。
恐る恐る取り出してみる。
(ケータイに、おもちゃにキーホルダー?)
1つは参加者全員に支給されてるCCM。
もう2つはドリアンの模様の描かれた錠前、ドリアンロックシードと西洋剣型のキーホルダーだった。
(これを渡して何をさせたいの!?)
本当に分からなかった。
だがケータイが有るなら連絡は出来るか?と思いCCMの中身を調べる。
『名簿』『速報』『地図』と並んだ中で迷わず『名簿』を選択する。
どうやら五十音順ではなく関係者同士ごとに一括りにされている様だ。
「円香ちゃん…」
樋口円香。彼女の幼馴染のうち1人の名前があった。
こんな場所に呼ばれたことを嘆くべきか、それても誰か知ってる人間がいる事を喜ぶべきか。
他の3人、小宮果穂、芹沢あさひ、黛冬優子にも言える事だが、彼女に今あまり関わりのない3人を気にする余裕はない。
「行かなきゃ…円香ちゃんのところに…。」
なけなしの勇気を振り絞って立ち上がり、ドアの前に立つ。
かなりの時間を使って震える手と高鳴る心臓を落ち着かせてドアノブを捻って外に出た。
その瞬間、
「ちょこまかとうぜぇんだよ!」
「ぴゃ!」
派手な金属音と共に2体の小さな何かが部屋に入って来た。
それは手の平に乗れるサイズで有りながら人型で驚く程動き回っている。
片方は黒とダークブルーの細身の姿で、もう一体は白いロシア兵を思わせるコートの様な姿をしていた。
そしてその後ろから黒い制服、見る人が見たらドラキュラ城で見たことあるとか言いそう、を来た無造作な短髪の男が入って来た。
「こんのぶった斬ってやる!」
男のケータイ操作に合わせて短剣、ベリアルエッジを振るう白いLBX、ガウンタ。
しかしダークブルーのLBX、ダークパンドラは軽快にそれを避けると部屋から出て行った。
「ちっ!逃げたか。」
男はガウンタを回収すると苛立ち気にCCMをしまった。
そして小糸の方を見る。
「おい。」
「ひっ!……な、なんですか?」
「俺は真選組の土方だ。少しいいか?」
恐らく、最悪に噛み合わない2人が考えうる限り出会いをしてしまっている。
幸か不幸かダークパンドラが干渉することは無かった。
そしてそのダークパンドラを操っていた本人は
「………」
死んだ目のまま無感動に機体を回収。
その首にはスレイブチョーカーが月明かりを受けて鈍く光っていた。
【エリアA-2鹿目家 1日目 深夜】
名前:土方十四郎@銀魂
状態:正常、苛立ち
装備:CCM@ダンボール戦機シリーズ
道具:ガウンタ@ダンボール戦機WARS
?????@??
思考
基本、このクソな状況を作ってくれた奴を逮捕する。
1、あの青いの(ダークパンドラ)は必ず倒す。
2、このガキ(小糸)から情報を得る。
名前:福丸小糸@アイドルマスターシャイニーカラーズ
状態:混乱、動揺、緊張
装備:なし
道具:CCM@ダンボール戦機シリーズ
ドリアンロックシード@小説 仮面ライダー鎧武外伝
キーホルダー@牙狼VR
思考
基本、円香ちゃんを見つける。
1、この怖い人(土方)大丈夫かな?
名前:川村アミ@ダンボール戦機W
状態:スレイブ状態
装備:スレイブチョーカー@ダンボール戦機W
CCM@ダンボール戦機シリーズ
道具:ダークパンドラ@ダンボール戦機W
思考
基本、他のスレイブプレイヤー以外の参加者を排除する。
1、???????????
備考
※スレイブ状態はダークパンドラがロスト、またはブレイクオーバーすれば解除されます。