バトルロワイアルVR   作:伊勢村誠三

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言葉と信頼の壁

【エリアA-1映画館シアター1観客席 1日目 日の出前】

 

「ここまで来れば…」

 

衛宮士郎は誰も追いかけて来ないのを確認して日本刀を納刀して息を吐いた。

まだ身体全身を駆け抜ける痛みに歯を食いしばる。

英霊の、アーチャーの力をほとんど使ってないのに、日本刀と鞘を少し強化しただけでこれだ。

 

(どのくらいだ?俺はあとどのくらいなら戦っていられる?)

 

ギリギリと自分の限界が近い事を感じながら桜を探さなければと思うのだがまだ、身体がちゃんとは動いてくれそうにない。

 

「はぁ……ん?」

 

そんな士郎の元に一人の少女が現れた。

黒に金色のボタンや装飾の軍服のような服を着ていて、

髪型は遠坂凛と同じツーサイドアップ。

色は青に、先の方が赤くなっている。

 

「■■■■!■■■■■■■■■?」

 

「え、えっと、ナイストゥーミーチュー?」

 

「?」

 

話しかけてきた少女に唯一使える外国語で話しかけてみるが、彼女はただ首を傾げた。

どうやら英語は出来ないらしい。

 

「えっと、参ったな…。」

 

「■■、■■■■■■■■■■■■■■■?」

 

少女も困惑したような表情を向けてくる。

敵意が無い事だけでも伝えようと士郎は日本刀を地面に置いて両手を広げる。

 

「……■■■■■■■■■?」」

 

どうやらやや怪しまれながらも敵じゃ無い事は伝わったらしい。

士郎は次に自分の名前を教えることにした。

 

「俺は衛宮士郎。」

 

「エミヤシ、ロウ?」

 

「あー、違う。衛宮、士郎だ。」

 

「エミ、ヤシロ?」

 

「それじゃあ笑み社だ。言いにくいなら士郎でいい。」

 

「シロウ?」

 

「そう。士郎だ。」

 

「■■、シロウ■。■■クトリ。

クトリ・ノタ・セニオリス。」

 

「よろしく。」

 

二人は握手を交わす。

取りあえずいつまでも目立つところに居るのは良くないと思ったので奥に行こうとすると

 

「スクリーンの方に行くのはお勧めしませんよ映画が始まると何が有ろうと一時間三十分は拘束されますから。」

 

スクリーンの方から白いシャツとジーパンをはいた酷い猫背の男が出て来た。

ぼさぼさの黒髪に白い肌。隈の上に隈が出来てるんじゃないかと思うほど深く刻まれた隈。

一言でその印象を述べるなら、妖怪。

その妖怪が桃色の髪の少女を連れている!

 

「■■!クトリ!」

 

「コロン!?」

 

どうやら知り合いらしくてコロンは妖怪男の後ろからクトリの元まで走って来た。

そして彼の方を指さしながら何やら話している。

 

「えーっと、アンタは?」

 

「私は竜崎名簿ではLとなっていますお見知りおきを。

そういうあなたは?」

 

「俺は衛宮士郎。」

 

「よろしくお願いします。」

 

会釈程度に頭を下げると竜崎はコロンの方に向き

 

「お知合いと合流で来たようで何よりです。」

 

「リューザキ!■■■■クトリ!」

 

「クトリさんですかご紹介預かりました竜崎です。」

 

「……■■■■。」

 

やや警戒されてるようだが最初から信頼されるとは思ってなかった竜崎は気にせず続けた。

 

「皆さんに確認しておきたい事が有ります私はこの殺し合いを1つの事件とみて捜査し犯人を司直の元に捌きたいと考えています。」

 

「司直の元に?相手はたぶん魔術師なのにか?」

 

「ええ魔術師だろうと呪術師だろうと人なら法で裁けます何よりそうだからと言って人を殺したり集めて監禁して殺し合わせていいなどという理由にはなりません。」

 

竜崎の言い分は最もだが魔術師とはどういうものか知っている士郎からすれば異様に、だが彼の父親(あこがれ)とはまた別の正義の味方なのだろう。

 

「でも、方法は有るのか?」

 

「奴らが我々のこのような腕輪を付けておくという事はこの事態をひっくり返されない何かを封じるためですこの腕輪さえ外す方法を見つけしまえば殺し合いに積極的な物も交渉次第では味方に引き込めます。」

 

「その前に殺されるとは?」

 

「この殺し合いの参加者はは殺し合いに積極的な者とそうでない者の二つに分かれます前者の中でも戦闘が有る程度できる者を護衛に出来れば可能です例えばあなたの様な。」

 

「俺がその殺し合いに抗う参加者だって?」

 

「ええあなたは支給された武器が日本刀にもかかわらず服に返り血は見られません汗と疲労具合から考えて戦闘行為を行ったのにもかかわらず。

加えて!私とコロンさんが出て来るまでこちらに気付いた様子が無かったつまりやろうと思えばクトリさんを殺害して肢体を目立たない場所に隠すことも出来たのにしていないこれが証拠になりませんか?」

 

「これは参ったな…。」

 

士郎はあきらめたように大きく息を吐く。

 

「いいぜ。桜たちを探すついでだ。」

お前の護衛、引き受けるよ。」

 

「よろしくお願いします。」

 




【エリアA-1映画館シアター1観客席 1日目 日の出前】

名前:衛宮士郎@ Fate/stay night
状態:魔術回路の浸食(小)軽度の疲労
装備:土方の日本刀@銀魂
道具:CCM@ダンボール戦機シリーズ
   不明支給品×1
思考
基本、この殺し合いを止めて桜たちと生還する。
1、あの男(奏風)の事を多くの人に伝える。
2、桜と合流する。
3、竜崎たちと情報交換する。
備考
※桜が黒化したと知る直前からの参加です。
※奏風大が魔剣でしか倒せないと気付きました。

名前:L@DEATHNOTE
状態:正常
装備:なし
道具:CCM@ダンボール戦機シリーズ
   LBXナイトメアフィアー@ダンボール戦機W
   ドーナツ(現地調達、5個ほど消費)
思考
基本、この事件を解決する。
1、夜神月の処遇は保留。
2、とりあえずはコロンと行動する。
3、コロンや衛宮士郎、クトリと情報交換を行う。
備考
※ヨツバ編終了から死亡までの間からの参戦です。

名前:コロン@終末何してますか?
状態:正常
装備:なし
道具:CCM@ダンボール戦機シリーズ
   不明支給品×2
思考
1、よくわかんないけどお菓子くれたリューザキはいいやつ!
2、映画面白かった!
3、クトリとも会えたしティアットも探す!
備考
※あまり深くものを考えていません。
※参戦時期は不明です。

名前:クトリ・ノタ・セニオリス@終末何してますか?
状態:正常
装備:なし
道具:CCM@ダンボール戦機シリーズ
   不明支給品×2
思考
基本、元の場所に帰る。
1、このリューザキって男大丈夫なのかしら?
2、シロウと情報交換する。
備考
※参戦時期は浸食が進みだしてからです。
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